オチがつまらない、映画『市民ケーン』
オーソン・ウェルズ監督映画『市民ケーン(原題・CITIZEN KANE)』(1966年公開)を観た。巷では名作らしいから一度は見たほうがいいけど、個人的には見てもいいし見なくてもいい。
棺桶に入った後の話。つまり、死後、どのような人物だったかが語られる形式。例『生きる』(2015/1/15掲載)、『チチを撮りに』(2014/7/19)、『愛する』(2014/8/22)、『Love Letter』(2014/8/25)、『無法松の一生』(2015/10/16)、『麦子さんと』(2016/2/20)、『ラブ・レター』(2017/2/9)、『永い言い訳』(2017/3/9)など、この形式の物語は割と多い。
『市民ケーン』では、オーソン・ウェルズが謎の言葉を残し死ぬ。その言葉の意味を解明するために、関係者や過去の資料にあたり新聞王オーソンの人物像を浮き彫りにする。
映像はスタンダードサイズでモノクロ。ザナドゥーと呼ばれる宮殿。外観は特撮だとバレバレだけど、室内の撮影は独特。舞台のような巨大な居間、鏡の中の鏡の中の鏡・・・、遠近感の不思議な廊下、など合成のような実写のような奇妙な映像が見れる。
外人、悲しいことや悔しいことがあると家具に当たる(破壊する)シーンが多い。『ブラック・レイン』(2018/11/7掲載)にも出てくる。オーソンが両耳を動かせるというシーンがあるけど、動かす映像は見せない。なんでそんなエピソード入れた?。
ラスト、死に際の言葉「バラの蕾」の謎が解き明かされるけど、何?、それ。恐ろしいつまらなさ。子供の頃に遊んだアレのこと?。だから何?。
今日の英単語。
「NO TRESPASSING」立入禁止。「ROSEBUD」バラの蕾、美少女、肛門。オーソンが子供の頃に遊んでいたソリに書かれている(と思われる。子供の頃の映像には映らない)。「OBITUARY」(新聞紙上の)死亡記事。「LANDLORD」家主、地主、主人、城主。「Kubla Khan」フビライ・ハン。中国元朝の始祖。
「funeral」葬儀。「empire」帝国。「grocery store」食料品店、雑貨店。元は乾物屋の意味だったらしい。「paper mill」製紙工場。「ocean liner」遠洋定期船。「gold mine」金鉱、金山、宝の山。「BOARDING HOUSE」(食事付きの)下宿。
「I am, have been, and will be only onething an American.」私は今でも、これからもアメリカ市民だ。「bridesmaid」二番手、と訳されていた。花嫁に付きそう女性、の意。「Is that correct?」本当に?。「EL RANCHO」スーザンが入り浸る店の名。
「Can't you people leave me alone?」私を一人にしてくれませんか?。「Right here.」ここだ。サインする場所を示す時のセリフ。『トータル・リコール』(2020/1/29掲載)ではタクシーを下りる場所を示す言葉だった。「Let's shake hands.」握手しよう。「thrashing」鞭打ち、お仕置き。
「Ex-guardian」元後見人。ex-で、元という意味の接頭辞。guardianで、後見人、保護者、監視者。「You're still the college boy?」あなたはまだ大学生か?。「hauling」運搬。「It's impossible.」それは不可能だ。「editorial office」編集室。「cartoon」風刺漫画。
「housewife」主婦。「front page」(新聞の)一面。「remake」作り直す、再映画化する。「report card」成績表、通信簿。「circulation」発行部数。「Your complete attention.」最大限に注目。「overdress」着飾りすぎる、厚着して。
「a New England schoolmarm」口うるさい中年女性、と訳されていた。schoolmarmで、女教師。なぜニューイングランド地方なのかはわからず。「cigar」葉巻。「Would you sing for me?」歌ってくれないか?。「crooked politician」汚職政治家。crookedで、曲がった、歪んだ、不正な。
「candidate」候補者。「ELECTED」当選した。「FRAUD AT POLLS」投票で詐欺。「quotes」引用符。「Sell out.」完売。「jigsaw puzzle」ジグゾーパズル。「lonesome」寂しい、心細い。「snow globe」スノードーム。セリフは出てこないが、オーソンが死ぬ時、手に持っている。
棺桶に入った後の話。つまり、死後、どのような人物だったかが語られる形式。例『生きる』(2015/1/15掲載)、『チチを撮りに』(2014/7/19)、『愛する』(2014/8/22)、『Love Letter』(2014/8/25)、『無法松の一生』(2015/10/16)、『麦子さんと』(2016/2/20)、『ラブ・レター』(2017/2/9)、『永い言い訳』(2017/3/9)など、この形式の物語は割と多い。
『市民ケーン』では、オーソン・ウェルズが謎の言葉を残し死ぬ。その言葉の意味を解明するために、関係者や過去の資料にあたり新聞王オーソンの人物像を浮き彫りにする。
映像はスタンダードサイズでモノクロ。ザナドゥーと呼ばれる宮殿。外観は特撮だとバレバレだけど、室内の撮影は独特。舞台のような巨大な居間、鏡の中の鏡の中の鏡・・・、遠近感の不思議な廊下、など合成のような実写のような奇妙な映像が見れる。
外人、悲しいことや悔しいことがあると家具に当たる(破壊する)シーンが多い。『ブラック・レイン』(2018/11/7掲載)にも出てくる。オーソンが両耳を動かせるというシーンがあるけど、動かす映像は見せない。なんでそんなエピソード入れた?。
ラスト、死に際の言葉「バラの蕾」の謎が解き明かされるけど、何?、それ。恐ろしいつまらなさ。子供の頃に遊んだアレのこと?。だから何?。
今日の英単語。
「NO TRESPASSING」立入禁止。「ROSEBUD」バラの蕾、美少女、肛門。オーソンが子供の頃に遊んでいたソリに書かれている(と思われる。子供の頃の映像には映らない)。「OBITUARY」(新聞紙上の)死亡記事。「LANDLORD」家主、地主、主人、城主。「Kubla Khan」フビライ・ハン。中国元朝の始祖。
「funeral」葬儀。「empire」帝国。「grocery store」食料品店、雑貨店。元は乾物屋の意味だったらしい。「paper mill」製紙工場。「ocean liner」遠洋定期船。「gold mine」金鉱、金山、宝の山。「BOARDING HOUSE」(食事付きの)下宿。
「I am, have been, and will be only onething an American.」私は今でも、これからもアメリカ市民だ。「bridesmaid」二番手、と訳されていた。花嫁に付きそう女性、の意。「Is that correct?」本当に?。「EL RANCHO」スーザンが入り浸る店の名。
「Can't you people leave me alone?」私を一人にしてくれませんか?。「Right here.」ここだ。サインする場所を示す時のセリフ。『トータル・リコール』(2020/1/29掲載)ではタクシーを下りる場所を示す言葉だった。「Let's shake hands.」握手しよう。「thrashing」鞭打ち、お仕置き。
「Ex-guardian」元後見人。ex-で、元という意味の接頭辞。guardianで、後見人、保護者、監視者。「You're still the college boy?」あなたはまだ大学生か?。「hauling」運搬。「It's impossible.」それは不可能だ。「editorial office」編集室。「cartoon」風刺漫画。
「housewife」主婦。「front page」(新聞の)一面。「remake」作り直す、再映画化する。「report card」成績表、通信簿。「circulation」発行部数。「Your complete attention.」最大限に注目。「overdress」着飾りすぎる、厚着して。
「a New England schoolmarm」口うるさい中年女性、と訳されていた。schoolmarmで、女教師。なぜニューイングランド地方なのかはわからず。「cigar」葉巻。「Would you sing for me?」歌ってくれないか?。「crooked politician」汚職政治家。crookedで、曲がった、歪んだ、不正な。
「candidate」候補者。「ELECTED」当選した。「FRAUD AT POLLS」投票で詐欺。「quotes」引用符。「Sell out.」完売。「jigsaw puzzle」ジグゾーパズル。「lonesome」寂しい、心細い。「snow globe」スノードーム。セリフは出てこないが、オーソンが死ぬ時、手に持っている。