BenQのプロジェクターHT2550Mを使ってみる6。

 4K映像のドキュメンタリー映画『ゴッホ:天才の絵筆』(2010年公開、フランス製作)を観た。
 HT2550M+ファーストスクリーンWB-80W(ビーズ)で4K映像を見るのは初めて。期待して見た。
 油絵の絵の具のタッチの凹凸まで見える。明るい映像で、絵画も風景もくっきりしゃっきりしていてカラフル。緑の中に赤が映える補色の関係も映像として納得できる。陰影の深いフィルム風というよりもビデオ映像の特徴が出ている。
 正直言って今回は感動というところまではいかなかった。高級なテレビを見ている感覚。映像自体に深い陰影や暗さの中のかすかな光、などの場面がないため4K映像の暗闇への対応力がどのくらいかは確認できなかった。

人情噺がダラダラ、映画『ディープ・インパクト』

 ミミ・レダー監督映画『ディープ・インパクト(原題・DEEP IMPACT)』(1998年公開)を観た。バカ映画気味。見てもいいし見なくてもいい。
 ディザスタームービーに見せかけて、ダラダラした人情噺が散発的に描かれるだけ。彗星を最初に発見したイライジャ・ウッド、テレビ局のティア・レオーニ、大統領のモーガン・フリーマン、宇宙船のメンバーなどが各々描かれるけど、全然絡んでこないで、そのまんま終わる。ものすごく散漫な脚本。
 宇宙シーンがいまいち。宇宙船のデザインも悪いし彗星の接近も手に汗握らない。無重力(無重量)シーンは現代の映画と比べると格段に落ちる。逆に、現代の映像技術の進歩を感じる。
 アメリカのタイムズスクエアの大型ディスプレイはPanasonic。テレビ局のカメラはSONY。テレビ局のモニター(PVM-14L2か?)と家庭のテレビもSONY。日本製の家電が元気な頃だねえ。ティアが生放送中に使うモニターはclarity visual systems。PA用なのか箱型に取手が付いていて可搬性を考慮した作りになっている。clarity visual systemsは実在のアメリカのAVメーカーみたい。
 イライジャが彗星を発見してから一年が経過しているのに、アメリカ政府以外は誰も接近する彗星に気が付かなかったの?。イライジャが使っていたのは天体望遠鏡だよ。世界中の天文関係者はバカなのかな。
 過去実際に、ロシアで隕石が衝突した映像では衝撃波のために窓ガラスが割れたり、耳に障害が生じたりしたはず。隕石一個ですら凄まじい衝撃を残すのに、この映画の中では小型彗星が衝突しても見ているだけで誰も驚かない。彗星落下の細かいところを描く気ないのがまるわかり。
 今日の英単語。
 「Megrez」メグレズ。おおくま座デルタ星(Delta Ursae Majoris)の別名。「satellite」衛星。「It is.」そうよ。「It's not.」違うよ。「uncharted」地図に載ってない、未知の。「blah blah blah」なんとかかんとか、などなど。「Be good.」がんばって、と訳されてたい。be goodで、きちんとしなさい、ちゃんとしなさい。
 「Turn the camera off.」撮るのはよせ。turn offでスイッチなどを、止める、切る、消す。「E.L.E.」エリー。Extinction Level Eventの略。人類の滅亡、の意。「life goes on」人生は続く。「comet」彗星。隕石はmeteorite。「warhead」弾頭。
 「auto path」自動操縦、と訳されていた。pathで、経路、通路。「We've lost picture now.」映像が入りません、と訳されていた。中継が切れたときのティアのセリフ。「Noah's Ark」ノアの方舟。「martial law」戒厳令。「It's practically Japanese.」まるで日本式ね。家の中の家具がなくなったことを表現したセリフ。practicallyで、実際には、事実上は。
 「This is she.」はい私です。電話がかかってきた時のティアの第一声。「I'm not coming.」やめるよ、と訳されていた。イライジャが地下施設に入ることをやめる時のセリフ。「trajectory」軌道。

革命をおちゃらけて描く、映画『T.R.Y.』

 大森一樹監督映画『T.R.Y.(トライ)』(2003年公開、日中韓合作?)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 上海の風景から始まる。しばらく見ていると気がつくけど、リアリティーラインが低くてせっかくの海外ロケが台無し。製作側に角川とか亀山とかの名前が並んでいるので、期待するほうがバカを見る。
 刑務所?内、中庭のような場所。織田裕二の周りの咳払いがサラウンドする。ここだけめちゃくちゃリアル。
 清朝末期(1900年頃?)の上海の街並み。野外セットかスタジオセットなのか、こじんまりした中国の映画村風。清朝打倒を叫ぶ団体の隠れ家になると、舞台劇風。
 中国俳優の日本語がすごくわかりにくい。アクションシーン、何をしているのかわからないショットあり。スロー映像が無意味に長い。ラスト、色々出てきてダラダラしている。
 爆破シーンは爆風、火炎が大量に出て迫力あり。中国?のSLはレール幅が広いような気がする。
 楊若兮(ヤン・ローシー?)、日本の女優に似ているんだけどなあ、名前が思い出せない。
 エンドロールに流れる主題歌、織田の歌う「We can be Heroes」。ボーカルがすごく引っ込んで聴こえるんだけど、なんで?。撮影協力に、龍谷大学、鎌倉市役所、千葉県立房総のむら、千葉県立房総風土記の丘、横浜マリタイムミュージアム、などの名がある。
 激動の中国民衆と日本の民間人、日本軍を巻き込んだお話はスケールが大きく面白くなりそうな要素が満載なのに、製作側がいつもの邦画のノリでおちゃらけているので、映画としては箸にも棒にもかからない。
 当時は織田が主人公で行けたのかも知れないけど、今は三カ国の中で最低レベルになった。こういう内向きな映画を作っている連中が邦画界のレベルを底知れない低レベルまで落としたんだろうなあ。

財務省特別捜査官、映画『アンタッチャブル』

 ブライアン・デ・パルマ監督映画『アンタッチャブル(原題・THE UNTOUCHABLES)』(1987年公開)を観た。人材発掘から物事達成までを描く。配役もドンピシャで最後まで見れる。
 映画冒頭から音楽が印象的。担当はエンニオ・モリコーネ。
 店の爆破シーン。高架下の風景、洋画によく出てくる場所。『ブルース・ブラザース』(2018/3/21掲載)にも似たような通りが出てくる。ホテルの従業員に小人がいる。洋画に小人がよく出てくる。
 爆死した女の子の母親がケビン・コスナーに挨拶に来る。ケビンがロバート・デ・ニーロと対決する動機を補強していて、脚本、うまい。
 飛行機のシーン、殺し屋の転落シーン、どちらも合成感がすごい。搭乗シーンのみを撮ったり、カットするなり、色々方法はあるはずなのに。当時はおおらか。
 パトリシア・クラークソン、浮世離れしているような、顔が魔女っぽい。映画デビューがこの作品らしい。
 警察署長?とショーンの格闘シーン。警察署長がショーンの上着を腹のあたりまで脱がせてから殴りかかる。この喧嘩スタイル、椎名誠のエッセイに出てきたはず。喧嘩慣れしている人がやるらしい。
 駅の階段シーン。今の目で見ると、流石に母親の行動が間抜け気味。赤ちゃんを先に階段上部に運び、荷物を乳母車に入れて運べば二回で済むはず。ここの階段落ちシーンは最初予定になかったらしい。映画は何がプラスに働くのか予測不能。
 ロケ地はアメリカのイリノイ州シカゴ。
 今日の英単語。
 「Wardrobe by GIORGIO ARMANI」衣装係はジョルジオ・アルマーニ。wardrobeで、洋服だんす、衣類、衣装管理部、衣装係。「Prohibition」禁酒法、と訳されていた。「illegal alcohol」密売酒、と訳されていた。「tommy gun」トンプソン・サブマシンガンの通称。他にトムソン銃、シカゴ・タイプライターなどとも呼ばれ、禁酒法時代に有名になった銃らしい。
 「Now, shoo.」今、しっし。shooは犬などを追い払う時の掛け声のしっしの意味。「It's not just a showpiece.」お座なりではない、と訳されていた。showpieceで、立派な見本、見せ所、展示物。密売酒の取締がマスコミ向けのポーズだけではないことを言っている。
 「READY ROOM」待機室。「At ease.」休め。号令の一つ。「You got a beef?」文句か?。beefで、不平、不満、苦情。「I am just a poor beat cop.」私はただのまずしい受け持ち区域をパトロールする警官だ。beat copで、地区担当の警官。「enthusiasm」熱中、熱狂。
 「Put your man down.」(狙いを)外すなよ、と訳されていた。put downで、鎮圧する、の意味か?。あなたの(狙っている)男を鎮圧しろ。「STAIRWAY」階段。警察署内のドアに書いてある。「Would you excuse us?」席を外してもらえないか?。

元祖ノマドワーカー?、映画『火宅の人』

 深作欣二監督映画『火宅の人』(1986年公開)を観た。ロケ地やヌードにお宝映像あり。
 緒形拳との目合(まぐわい)シーンで原田美枝子のヌード多数。想像以上に豊満なおっぱいポロリが多数。眼福にあずかる。
 緒形と原田の喧嘩シーン。深作映画だけにセットを壊しながらのビンタや引き倒しなど迫力あり。
 長崎県五島列島の野崎島が出てくる。旧野首教会が出てくる。村の様子など寂れた感じがなかなかすごい。
 神社?の中で、緒形と松坂慶子の目合シーン。こちらはこぶりなおっぱいポロリが拝める。風の強い港に立つ松坂の顔がきりっと引き締まっていて美しい。凛々しい役もできるんだあ。松坂、見直した。
 緒形、いしだあゆみと子供五人(次男は身体障害者、後に死亡)を残し別宅を構え、さらに、別宅を飛び出して女と旅行。目合って書き、書きながら目合う無頼作家の鏡のような人物像。ノマドワーカーなんて小洒落た名前があるけど、これぞ元祖ノマド。
 緒形と松坂が目合う神社の中にあるラジオはNationalの2 band 8 transister T-46。
 野崎島のシーンで蛇皮線による沖縄民謡のじんとうよう節が流れる。
 壇ふみ、いしだあゆみ、原田美枝子、松坂慶子が芸能界で現役バリバリ活躍しているのに緒形拳だけが死んでいる。女性の方が長寿なことが映像と時間で証明されていて、感慨深い。

ヘッドフォンアンプHA400を使う。

HA400

 上の写真は、N-AUDIOのULTRA-COMPACT 4-CHANNEL STEREO HEADPHONE AMPLIFIER Micro AMP HA400。
 廉価な商品で全く期待しないで購入した。重量は185g。金属の筐体でガッチリしている。ボリュームの取り付けもしっかり、基盤の取り付けもしっかりしていて、期待以上の作りにびっくり。四つのボリュームの回転の重さに多少ばらつきがあるのは安っぽい感じ。内部ノイズは感じられず、BOSEのCD-M9からFix出力をHA400に入れてCD-M9のボリュームをバイパスするのに重宝している。

市街地のカーチェイス、映画『RONIN』

 ジョン・フランケンハイマー監督映画『RONIN(原題・Ronin)』(1999年公開)を観た。市街地でのカーチェイスは見る価値あり。
 大太鼓の音に深々としたホールエコーがかかっていてオーディオ的に面白い。
 フランスのニースと思われるロケ地。細い裏通りを走り回るカーチェイスは実写と思われ結構手に汗握る。逆走で走り続ける映像は長く、今の目で見ても面白い。
 アルル円形劇場が出てくる。
 武器が多数出てくる。ステラン・スカルスガルドが持っている銃はGlock 17Lみたいなんだけど、サイレンサーとホロサイト(ホログラムを使った光学照準、Bushnell Holosight 400?)が付いていてちょっと未来っぽい。ステランの腕時計はPulsarのCalculator Watchと思われる。
 スケート場で流れる曲はSarah Brightmanの「Time to Say Goodbye」。
 死者負傷者多数、交通事故多数、交通違反多数なのに、普通に街なかを出歩くロバート・デ・ニーロとジャン・レノ。警察の捜査は?。まあ、こういう映画にありがちなんだけど、もう少し緊張感持とうよ。ナターシャ・マケルホーン、小雪にちょっと似ている。
 ラストは、ケースの中身も明かされず、ロバートの氏素性もわからず、けむにまく感じ。ショーン・ビーンは前半でチームを離れる。そのまんま本当に出てこない。もう少し物語に絡ませてもいいんじゃないの?。
 今日の英単語。
 「In feudal Japan,」封建時代の日本で。「RV point」集合地点。軍事用語らしい。「They die hard.」まだ鈍ってない、と訳されていた。die hardで、なかなか死なない、頑張り抜く。「interrogation」尋問、取り調べ。「grasshopper」グラスホッパー。カクテルの名前。バッタ、の意味もあり。
 「limestone」石灰岩。「How have you been?」元気か?。しばらく会ってない時に再会しての挨拶。「explanation」説明。「You bollixed it up.」君は失敗した、と訳されていた。bollix upで、台無しにする、混乱させる。
 「the forty seven ronin」四十七士。「seppuku」切腹。ritual suicide(儀式的自殺)と説明している。「All good things come to those who wait.」待てば海路の日和あり。「Keep in touch.」またな。
 今日のフランス語。
 「ACCES INTERDIT」立入禁止。ホテルの前に置かれている移動式の立て看板に書かれている。「LA POSTE」郵便局。

色々ほどほど、映画『ヘラクレス』

 ブレット・ラトナー監督映画『ヘラクレス(原題・HERCULES)』(2014年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 紀元前の物語。アクションシーンや風景などほとんどCG合成で、可もなく不可もなし。取り立ててうまくもないし下手くそでもない。あらゆる面で凡庸。なんとも正直、書くことがない。
 ドウェイン・ジョンソン、少ない仲間と城に押し入り、すぐ捕まる。王が死ぬと兵隊たち、すぐ寝返る。など、登場人物たち、行動がわりと安直。魔法に操られているとか、幻覚がみえる設定はいったい何だったのか?。回収なし。
 今日の英単語。
 「NORTHERN GREECE」ギリシャ北部。northernだとギリシャの中の北部、だけど、north greeceだと、ギリシャと接している北。つまりギリシャの外側の北。「Any longer.」ギリギリだ、と訳されていた。助けを待つ甥がドウェインに言う。any longerで、もはや。
 「I stand corrected.」私の失言だった、と訳されていた。correctで、正確な。I stand correctedで、自分の誤りを認める。「bondage」束縛、囚われの身。「buxom」巨乳、と訳されていた。豊満な、胸の豊かな。「chariot」古代の一人乗り戦車(二輪馬車)。「heartland」中心地、心臓部。「Surrender now.」今すぐ降伏しろ。

2019年09月前半観たおすすめ映画(邦画・洋画)

2019年09月前半観たおすすめ映画(邦画・洋画)
 2019年09月前半観た映画は邦画8、洋画9、計17本。

【次点】

『オズの魔法使』監督ヴィクター・フレミング、1954年公開、2019/9/1掲載。
 今見ても実写合成が見事。モノクロと総天然色カラーの使い分けも物語と連動していてうまい。

『ファーゴ』監督ジョエル・コーエン、1996年公開、2019/9/3掲載。
 訛のある英語、妊婦の警察署長という異色の設定。雪の中でおこなわれる惨殺と落差があり、雰囲気は最高。役者は個性派で配役もうまい。

『ゴーストバスターズ』監督アイヴァン・ライトマン、1984年公開、2019/9/7掲載。
 ビル・マーレイの演技が最高。アドリブでは?と思わせるショットがちょくちょく挟まれる。ヒーローの盛り上げはアメリカ的でついつい見てしまう。

【次点の次点】

『ロボコップ』監督ジョゼ・パジーリャ、2014年公開、2019/9/10掲載。
 リメイクなので全く期待してなかったけど、意外に面白い。マーフィーがロボットの自分を受け入れるまでが丁寧に描かれている。アクションシーンは過去作を色々取り入れている。映画冒頭の市街戦は合成が見事で、この雰囲気でSF映画を一本作ってほしいくらい。

『風が強く吹いている』監督大森寿美男、2009年公開、2019/9/11掲載。
 ドラマ部分はベタベタしてどうでもいいけど、駅伝の野外シーンは大量のエキストラで本格的。林遣都は一応陸上走りをしており、それなりに見える。

【駄作】

『大怪獣モノ』
『あぶない刑事 フォーエヴァー THE MOVIE』
『まだまだあぶない刑事』
『さらばあぶない刑事』
『イースト・ミーツ・ウエスト』

アニメ映画『AFTER SCHOOL MIDNIGHTERS』

 竹清仁監督アニメ映画『AFTER SCHOOL MIDNIGHTERS(邦題・放課後ミッドナイターズ)』(2012年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 アメリカのテレビアニメに出てきそうなキャラクターと描画の女子三人。背景はシャープでくっきり。人体模型と骨格標本の動きはモーションキャプチャーと思われ、自由自在の演技を見せる。絵に関しては見る価値はあるかも。
 けどねえ、お話が、凝りすぎというか散らかりすぎ。女子三人がメダルを三個集め願い事を叶える、というのが大筋。そこに人体模型と骨格標本がギブアンドテイクで三人を補助する。ここまではいいけど、敵キャラが三つのサブジェクトごとにいるし、うさぎ三匹も邪魔するし、ハエも出てくるし、ごちゃごちゃしすぎて何のために誰と戦っているのか、途中見失う。
 あと、学校の仕組みや仕掛けをもう少し前で説明しておかないと、後出しジャンケン気味で、白ける。
 映画内の文字表示、タイトル、エンドロールなど、英語が使われていて、外国を意識しての作りみたいだけど、外している。洋画はもうアニメで日本を上回っているんだから、なんでわざわざごちゃごちゃした日本のアニメをアメリカ人が見るんだ?。

娘がバカ設定、映画『ブラッド・ファーザー』

 ジャン=フランソワ・リシェ監督映画『ブラッド・ファーザー(原題・BLOOD FATHER)』(2017年公開、フランス製作)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 断酒会のシーン。これまでいかに自分が酒に溺れていたかを車座の中で会のメンバーに告白する。洋画でよく出てくる。キリスト教の告解室と同じ心理なのだろうか。告白すれば罪は許される的な何か。
 メル・ギブソンの娘(エリン・モリアーティ)がバカ設定ですぐ飽きる。娘に対するメルの態度も甘すぎて、父娘関係がいまいち盛り上がらない。
 バイクと大型トラックが正面衝突するシーン。ここはすごい。メルが出ているので『マッドマックス』(2018/1/24掲載)を思い出した。本当に衝突しているとしか思えない。今の映像技術だとこいういったことができてしまうんだねえ。そりゃあフェイクニュースに騙されるわなあ。
 基本的にバイクはノーヘル。広いアメリカはいいねえ。『あぶない刑事』(2018/5/12掲載)シリーズ、舘ひろしのノーヘルとは大違い。邦画っていつまで紙芝居を作り続けるのだろう。
 メルのトレーラーハウスにあるブラウン管テレビは、SONYのトリニトロンだと思うけど、機種わからず。
 ロケ地はアメリカのニューメキシコ州ラグーナ、ラグーナプエブロ。
 今日の英単語。
 「Age of Disappearance」失踪当時の年齢。disappearanceで、失踪、消失、行方不明。「lbs」ポンドの複数形。Weightの単位。「Clothing」服装。尋ね人のポスターには他にeyes、hairの色が記されている。多人種国家ですなあ。
 「9MM AMMUNITION」9ミリ弾。箱に書かれている。ammunitionで、弾薬、弾丸、飛び道具。「50 ROUNDS」50発。raundで、弾薬一発分。「This is how you prove it.」本気を見せろ、と訳されていた。prove itで、証明する、示す。「Pull the trigger.」引き金を引け。
 「That is so first class.」とても助かる、と訳されていた。first classで、すばらしい。エリンがメルに電話して、二千ドル準備できることを聞いた時の感想。「Give me a week.」一週間(猶予を)くれ。「Walk-ins」予約無しでOK。walk-inで、予約無しで入れる、飛び込みの。
 「trailer park community」トレーラーパークコミュニティ。メルたちトレーラーハウスで生活している人々が集まっている場所のこと。「cocksucker」クソガキ、と訳されていた。卑しい人、フェラチオをする人。「I didn't see you, you didn't see me.」私はあなたを見たことがないし、あなたも私を見たことがない。
 「She ain't 21?」21歳以上か?、と訳されていた。酒屋の親父がエリンの年齢を確認するときのセリフ。州ごとに違いはあるが、アメリカでの酒の年齢制限は21歳以上が基本らしい。「ELECTRIC FENCE」電気柵。「BEWARE OF MINES」地雷に注意。beware ofで、注意する、気をつける、用心する。
 「Can you dig it?」わかったか?。digで、わかる、理解する。「Zapotec」ザポテク族。

わざわざアメリカロケ、映画『イースト・ミーツ・ウエスト』

 岡本喜八監督映画『イースト・ミーツ・ウエスト EAST MEETS WEST』(1995年公開)を観た。話が全然進まない、駄作。
 監督が岡本なので期待して見たけど、お話がずーっと停滞。主人公は竹中直人なのか真田広之なのか、行ったり来たりで中途半端。結局、最後まで見ても二人共何がしたいのかがわからない。脚本も岡本、耄碌(もうろく)したな。
 竹中のギャグも今となっては古色蒼然。感覚の古さだけが目立つ。
 撮影はかなり雑。竹中が馬に乗ったアンジェリック・ロームを目で追うというショットがあるんだけど、竹中の視線が全然合ってない。
 真田が殺陣でちょっと頑張っているけど、焼け石に水。騎馬シーン、銃撃シーンは多数あるのにかっこいいショットがまるでない。美術は荒野の中の江戸村っぽい感じ。テカテカした今作りましたという建物もちらほら見える。
 インディアンと日本の比較で、草鞋(わらじ)の発音に共通性があるとか、日本の木遣歌と似た歌がインディアンにあるとか、だからどうした?的設定がある。
 製作総指揮は奥山和由。亀山千広と同じで、名前を見ただけで映画のクオリティーが想像できる。アメリカまで行って、こんなつまらない映画を撮る必要あるのか?。1995年はまだ金が余っていたのかな。
 ロケ地はアメリカのニューメキシコ州サンタフェ、京都、福山。
 今日の日本語。
 「金打(きんちょう)」堅い約束をすること。侍が互いの刀や鍔の金属部分をぶつけたことに由来するらしい。武士だけではなく僧侶や婦女子にも同じ風習があったらしい。
 今日の英単語。
 「god of wine」酒の神。ローマ神話のBacchusのことを言っている。「undertaker」葬儀屋。「I watch my back.」気をつけるよ。命を狙われていことを知ったジェイ・カーのセリフ。「kentucky rifle」ケンタッキー・ライフル。18世紀初頭にペンシルベニア南東で開発された狩猟用ライフル。

テリーは尻フェチ?、映画『12モンキーズ』

 テリー・ギリアム監督映画『12モンキーズ(原題・TWELVE MONKEYS)』(1996年公開)を観た。つまらない。見てもいいし見なくてもいい。
 地下と呼ばれる施設。テリーお得意のローテク機器風美術が出てくるけど、意外に安っぽい。作り込んだ驚きがない。
 ブルース・ウィルス、初めて七階?に呼ばれるのに、防護服を着たりする手順がスピーディー。話の辻褄はどうなっているの?。
 ブルースのケツ、ブラッド・ピッドのケツが出てくる。テリー、お尻フェチなのか?。
 ウイルスがばらまかれ人類が多数死ぬ事件が具体的に示されないので、ブルースがいろいろな年代でうろうろダラダラしているだけにしか見えない。具体的にテロを阻止する行動がない。設定の肝なのに白ける。
 タイムトラベルの設定がものすごく適当。特にタイムトラベル先から元の地下世界に帰るタイミングが適当すぎ。ただ消えるだけ。場所や時間、タイムリミットなどの制限がまるでない。本当にただ消えるだけ。脚本、安直。
 精神病患者役のブラッド。キャラとしてちょっと面白い。あと、マデリーン・ストウがきれい。見るべきはこれくらい。
 TELEX 300というオープンリールデッキのような機材が出てくる。調べてみるとダビング機材のよう。
 映画館内で上映されている作品はヒッチコック監督の『めまい』と『鳥』。The Cantaysの「PIPELINE」、Louis Armstrongの「WHAT A WONDERFUL WORLD」が流れる。
 ロケ地は、アメリカのペンシルベニア州、メリーランド州、カナダのケベック州などかな。
 今日の英単語。
 「quarantine」検疫、隔離。「You two wait outside.」あなたがたは外へ、と訳されていた。you twoという表現は『ロボコップ』(2019/9/10掲載)にも出てきた。二人の人物を指すときに使う表現みたい。「NO CURE YET」まだ治療法なし。cureで、治す、治る。「Negative for drugs.」麻薬は陰性。「struggle」もがき、身もだえ。
 「It's private.」私用だ。ノートを覗き見するブラッドに、ブルースが断る時に言うセリフ。「Time to take your meds.」薬の時間だ。「Florida keys」フロリダキーズ。アメリカのフロリダ州にある列島の名。「monkey business」ごまかし、いたずら、いんちき。「He was fully sedated.」彼は完全に落ち着いた。sedateで、(鎮静剤で)落ち着かせる。
 「reel to reel tape」オープンリールテープ。「BREITROSE HALL」ブライトローズ・ホール。「cassandra complex」カサンドラ異常心理、と訳されていた。映画内では、未来の災害を予想する性癖、と説明されている。「Never cry wolf.」狼が来たと叫ぶな。
 「Could you please untie me?」解いていただけませんか?。縛られているマデリーンのセリフ。untieで、ほどく、解放する。「clues」手がかり。「WALK IN BALANCE」車に貼られているステッカーに書かれている。バランスよくあるけ、という意味か?。in balanceで、調和して。「pardon」恩赦。

エキストラ大量投入、映画『風が強く吹いている』

 大森寿美男監督映画『風が強く吹いている』(2009年公開)を観た。路上撮影が本格的で見入る。一応、最後まで見れる。
 林遣都が大学の陸上部一年という設定。走るシーンで一応陸上走りをしている。気にせず見れるレベルではある。
 東京箱根間往復大学駅伝競走の撮影はよくできている。まず、エキストラの数がすごい。飛行場滑走路?での撮影、空撮、実際の駅伝シーン、背景の人々など、違和感なく見れる。実際の競技シーンと混ぜていると思うけど。そのくらい違和感のないうまい撮影と編集。
 気になる部分は、陸上部10人のベタベタした感じがイマイチ。あと、ヒロインの水沢エレナが全然物語に絡んでこない。あと、小出恵介のセリフが、聞いているこちらが恥ずかしくなるぐらい理想主義。まあそういう役だけど、それにしてもきれいすぎて違和感あり。ラストが浪花節っぽくなるのも邦画あるあるで、きつい。タイム競争の部分がお座なり。レースの緊張感がない。
 ロケ地は福岡県北九州市、大分県大分市、神奈川県箱根町?などと思われる。

サミュエルがうざい、映画『ロボコップ』

 ジョゼ・パジーリャ監督映画『ロボコップ(原題・ROBOCOP)』(2014年公開)を観た。予想外、面白い。
 テヘラン。ロボットたちが闊歩し、地元民たちが路上に立ち止まっている。その状況をカメラとレポーターが追うという設定。ロボットと町並みと地元民との合成が馴染んでてい非常にうまい。自爆テロとロボットの市街戦は激しく見入ってしまう。この設定と映像で一本映画を作って欲しいくらい。映画冒頭、よくできている。
 研究施設が中国。中国である意味がストーリーに関係がない。強引にねじ込まれたんだろうけど、もうハリウッド映画に日本が出てくる時代じゃない。
 マーフィー(ジョエル・キナマン)がロボットの身体になったことを受け入れるまでの描き方が丁寧で感心した。
 暗闇の中での銃撃戦は『リベリオン』からの引用かな。二足歩行ロボットED-209とロボコップの対決は『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』(2014/2/28掲載)を思い出させるショットあり。
 リメイクなので全然期待していなかったけど、意外や意外、楽しめた。けど、イマイチの点も多少ある。
 まずサミュエル・L・ジャクソン司会のテレビ番組。はさみすぎ。一応、状況説明を兼ねているので不要とは言わないが、何度も何度も出てくるので、映画の展開の腰を折っているし、テンポが悪くなっている。この構成は非常にマイナス。
 あと、ヒール役のマイケル・キートンがそれほど悪人に見えない。ジョエルの妻と子供が危ない目にあうのはラストだけ。マイケルだとどうしても優しい人に見える。
 あと、映画ラストの肝、赤マーカー。前フリは一応あるけど、もっと前の訓練中や逮捕劇から見せておかないと、赤マーカーがロボコップにとって大きな足かせになっている印象が薄い。
 エンドロールにThe Clashの「I FOUGHT THE LAW」が流れる。ロケ地はカナダのオンタリオ州、ブリティッシュコロンビア州。
 今日の英単語。
 「general」将軍。「routine operation」通常任務。「NON THREAT」脅威なし。ロボットの視点映像に表示される。threatで、脅威、脅し、脅迫、危険な存在。「Incredible.」素晴らしい。「robophobic」ロボット恐怖症。
 「I don't like you as a person.」人としてあなたが好きではない。as a personで、人として、一人の人間として。「evidence room」証拠保管室。「intake paper」保管庫の係員が対応したときに書き込む用紙のことを言っていると思われる。intakeには、ソーシャルワーカーなどが行う面接、の意味があるらしい。「No signatures.」サインなし。
 「IAD」内務捜査、と訳されていた。Internal Affairs Division(監察課)の略か?。「Ph.D」philosophiae doctorの略。直訳すると、哲学博士、らしい。「Aranjuez, second movement.」アランフェス第2楽章。「beautiful piece」美しい調べ。
 「Please continue.」続けてください。「fifty caliber」50口径。0.50インチ口径のことだと思われる。文字で書くと.50 caliber。整数部は省略するらしい。「heavy duty」頑丈な、極めて丈夫な。「tin man」ブリキ男。「critical」危篤。「Aim for the head.」頭をねらえ。aim forで、目指す、狙う。
 「You stay out of our lives.」私達に構わないで。stay out ofで、かかわらない、関係を持たない、避ける。「RED ASSET」赤マーカー、と訳されていた。ジョエルはこれを身につけている人を攻撃できないようにプログラムされている。assetで、役に立つ人、役に立つ物、資源、利点、資産。「DO NOT ENGAGE」交戦不可。engageで、交戦する。
 「Stop whining.」泣き言を言うな。whineで、すすり泣く、弱音を吐く。「America is now and always will be the greatest country on the face of the Earth.」アメリカは今もいつまでも地球上で最も偉大な国である。on the face of the Earthで、地球上で。

最後も駄作、映画『さらばあぶない刑事』

 村川透監督映画『さらばあぶない刑事』(2016年公開)を観た。シリーズ共通のデタラメさ。駄作。
 柴田恭兵の登場シーン。ダンスで出てくるんだけど、この設定が最後までなんにも関係しない。こんな思いつきの場面や設定、演出が頻出する。デタラメ、いい加減、適当な製作がみえみえでただただげんなりする。
 回想が挟まれるんだけど、全く同じ場面が繰り返されるだけ。視点が変わるとか、その映像の中にその後の展開に関係するとか、何もない。一回見りゃわかるだろう。バカすぎる。
 カースタントシーン。バイクから銃撃されて横転する舘ひろしと柴田の乗る車。タイヤがパンクして横転する理由がわからない。その後、二回、車が横転するショットがある。バカの一つ覚えすぎ。飽きる。
 人物の撮影、基本、カメラ固定でずーと撮り続けるだけ。画面に動きがなく飽きる。手抜き、やっつけ仕事がまるわかり。
 アクションシーンがひどい。有名な映画シリーズで2016年でこのレベルの撮影というのが恐ろしすぎる。時代に取り残され、世界から取り残されているのがよくわかる。駄作『まだまだあぶない刑事』(2019/9/8掲載)でシリーズを終えるべきだった。『さらばあぶない刑事』は恥の上塗り、年寄りの冷水なだけ。
 会話とかギャグがつまらなすぎる。これ誰に向けて誰がありがたがって見るんだろう。
 吉川晃司が短機関銃二丁を船の中に運び込んだ方法が不明とか、狙撃銃がしょぼい(『まだまだあぶない刑事』ではRAIのmodel500が出てきた)とか、意味不明なスロー映像が多いとか、舘の号泣演技が大根すぎとか、銃器保管所を襲う賊の覆面の意味がないとか、吉川と菜々緒が知り合いである必要がないとか、舘と柴田の射撃の腕がうまくなったり下手になったり雑すぎるとか、銃を構えて全然撃たないでおしゃべりばかりしているとか、積み上げられたパレットに隠れても銃撃戦では意味がないとか、ラストの貨物列車の意味が全然ないとか、まあ、デタラメのオンパレード。
 舘と柴田が乗る車は外車が多かったのに、今回は日産のGT-R。車内映像でALINCOのDYNAMIC MICROPHONE EMS-61がしばらく映る。
 ARTEMIS HOUSE 290711 EST. 1923という渋い建物が映るニュージーランドロケも無駄だなあ。貴重な人生の時間を118分も無駄にできる人はどうぞ。

感情移入しづらい、アニメ映画『LEGOムービー』

 フィル・ロード、クリストファー・ミラー監督アニメ映画『LEGOムービー(原題・THE LEGO MOVIE)』(2014年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 被写体の粘土をLEGOに置き換えたストップモーションアニメーション(に見えるが、多くがフルCGアニメーションらしい)。動きが速く規模も大掛かり、発色はカラフルで映像として驚く部分あり。
 だからといって面白い映画かと言われると、そうでもない。まず、LEGOに対してそれほどの思い入れがないので、わざわざLEGOで造形する根本的動機に共感できない。あと、キャラクターの造形が意図的に雑なのでこれまた感情移入が難しい。あと、歴史的なキャラクターが散りばめられているけど、日本人から見るとそれほど馴染みがない。幼い造形のわりに会話のスピードが速く大人のギャグが散りばめられていて、視聴対象年齢が微妙。あと、エンドロールが長い。
 世間の評判は高い。映像や技術が優れているのは認める。この物語世界に没頭できる人はかなり感情移入能力が高いと思う。ミュージカル映画と同じで、そこまで観客が映画の方に肩入れして見る必要はない。
 【追記】日本語版も確認したが、感想は同じ。言語のせいでも情報量のせいでもない。
 今日の英単語。
 「Nothing's gonna stop me now.」もう何も私を止めることは出来ない。「Give me a break.」アホぬかせ、と訳されていた。勘弁してくれ、など色々意味があるようで、洋画によく出てくるけど今ひとつ使いどころがわかりづらい言葉。「prophecy」予言。
 「special one」選ばれし者。「What a bunch of hippie dippie baloney.」寝ぼけたこと言っているんじゃあねえ、と訳されていた。a bunch of boloneyで、嘘八百、大ぼら。hippy dippyは、サイト「辞書にない英語」に詳しく出ている。the hellなどと同じ強調の意味で使われているのかな?。
 「Comb your hair.」髪をセットしろ。「voting machine」投票機。「I'm just a regular, normal, ordinary guy.」僕は普通の正常な平凡な男だ。「Jump on.」乗って。バイクに乗るようにうながすセリフ。「STAY OUT OF HERE!」壁に書いてある注意書き。ここを避けろ、の意味か?。stay out ofで、かかわらない、関係を持たない、避ける。
 「Oh, my G・O・S・H.」オーマイジーオーエスエッチ、と発音していた。「THE OLD WEST」西部開拓時代。「permanently」永遠に。「krAZY GLUE」クレイジーグルー。北米で、東亞合成が発売した瞬間接着剤の商品名。映画の中では接着剤の商品名部分が汚れているため正確に判読できずkragleと呼ばれている。日本語訳ではスパボン(スーパーボンドの略か?)となっている。
 「I am a blind man.」私はめくらだ。「frowny face」しかめっ面。「overbearing」威圧的な、横柄な。「fubbish」ごみ、ガラクタ。「See you later, alligator.」また会う日まで。「After a while, crocodile.」会えるときまで。アリゲーターとクロコダイルは語呂合わせと思われる。
 「I made up the prophecy.」予言をでっち上げた。「It's a highly sophisticated interlocking brick system.」洗練された結合式ブロックだ。LEGOのことを言っている。「OFF LIMITS」立入禁止。「DO NOT TOUCH」さわるな。「HANDS OFF」触れるな。「MINERAL SPIRITS」ミネラルスピリット。缶に書かれている。石油系の溶剤で、映画の中で接着剤を剥がすために用いられている。

まだまだ駄作、映画『まだまだあぶない刑事』

 鳥井邦男監督映画『まだまだあぶない刑事』(2005年公開)を観た。デタラメ、適当、下手くそな駄作。
 画質がSD。邦画の画質の悪さはどういうことなんだろう?。内容がゴミな上に画質まで今時VHSビデオレベルってどういうこと?。邦画って何がしたいの?。
 映画冒頭の韓国ロケ。映画の最後までほぼ韓国が絡んでこない。海外ロケが単なる無駄金、宝の持ち腐れ、浪費なだけ。
 RAIのmodel500が出てくる。対物ライフルなのに射撃シーンで反動がない。着弾ショットが連射になっている。ものすごーくデタラメ。
 とにかく映画冒頭からラストまでえんえんと繰り返されるベロベロバアのギャグがつまらなさすぎて、映画への興味を削ぐ。素人監督、脚本家にありがち。
 会話のテンポ、射撃シーンの編集が非常に悪い。無駄に間が開く意味不明なショットも散見される。腕、ないなあ。もしくはやっつけで作っているのがばればれ。
 対物ライフルで狙われている緊張感がまるでない。ビルを逃げ出してきたのにシートベルトをしめて車を発進させる。スタジアムの屋根から人が落下したのに客が騒がない。と、まあデタラメな展開のオンパレード。残された人生の貴重な108分をドブに捨てる覚悟があるならどうぞ。
 東京U対広島SWのサッカーの試合、ロケ地はAJINOMOTO. STADIUMかな。

CG粗く使いすぎ、映画『ゴーストバスターズ2』

 アイヴァン・ライトマン監督映画『ゴーストバスターズ2(原題・GHOST BUSTERS Ⅱ)』(1989年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 最初は住民に理解されないけど、街がピンチになると呼ばれて事件を解決。という前作『ゴーストバスターズ』(2019/9/7掲載)の話の展開を踏襲。シガニー・ウィーバーとビル・マーレイの関係が微妙とか、ラストにでかいモノが登場なども同じ。新鮮味がほぼない。
 無駄な演出多め。例えば、シガニーが誘拐された子供を探しに美術館を訪れるシーン。急いでいるのだから一気呵成に玄関前の階段を駆け上がればいいものを、なぜか途中で二回カメラの方を振り返る。女優の顔を見せたいだけなのかな。こういうのいらない。
 撮影も粗い。トースターが勝手に音楽に合わせ跳ねるシーン。トースターの下に跳ね上げ用の足が出ているのが見えている。二作目になってもCGの粗さは変わりがない。当時の技術の問題でもあるから仕方ないけど、CG使いまくりでかなり白ける。
 ラストの自由の女神の俯瞰映像。奥に今はなきツインタワーが写り込んでいる。ロケ地は、アメリカのニューヨーク州、カリフォルニア州、と思われる。
 ダン・エイクロイドとアーニー・ハドソンが営業で使っているラジカセはSONYのCFS-220、自由の女神の中で使う携帯カセットプレーヤーはSONYのWALKMAN WM-B39、シガニーのアパートのテレビはTOSHIBAの19VNDP22かな。市長候補の男が見ているテレビはSONYのKV-1741Rに似ているけど、微妙に違う。機種わからず。ビルの使っているカメラはBROKKS-VERIWIDE。
 今日の英単語。
 「carriage」乳母車。「he-man」男性的な男。ダンとアーニーが子どもたちからこう呼ばれている。囃し立てているように見えるので、男っぽさを誇示したがる人、の意味かも。「full of crap」全く馬鹿げているもの。crapで、うんこ。「What a ride.」楽しかった。「How is he these days?」彼は最近元気なの?。these daysで、最近、この頃、近頃。
 「This is not some money making scheme.」これは金儲けの計画ではない。「bummer」失望。「It might have been a room on the spacecraft made up to look like a room at the Holiday Inn.」ホリデー・インの部屋に似せた宇宙船だったかもしれない。Holiday Innはホテルの名前。
 「I think that she likes me.」彼女は僕に気がある。「ditch」(恋人などを)振る、捨てる。「caucasian」白人、コーカサス人。「pupillary response」瞳孔反射。「auditory」聴覚。「ticklish」くすぐったい、気難しい。「It's a little messy.」散らかっている。
 「honey pot」蜂蜜ポット。路上で、おばけを探す機器の反応が高い場所のことを言っている。「Short but pointless.」簡にして要を得ない。「Your witness.」反対尋問を。「Janine has experience baby sitting?」ジャニーンはベビーシッターの経験があるの?。「thin」薄い。「thick」厚い。「Did you catch the number on the locomotive?」機関車の番号を見たか?。SLは、steam locomotiveの略。
 「You bastard.」この野郎。「You what?」なんだと。「Jell-O」ジェロ。米国クラフト社から販売されているゼリーの素。アメリカではゼリーの素を使ったお菓子全般を指す言葉らしい。「He'll wake up feeling like a million bucks.」彼は気分良く目覚めるだろう。feel like a million dollarsで、気分が最高だ。

BenQのプロジェクターHT2550Mを使ってみる5。

HT2550M190906

 映画『マスター・アンド・コマンダー』(2019/3/28掲載)をファーストスクリーンのMB-80W(ビーズ)に映してみる。
 海の広々とした感じがよく出る。船内の暗く重苦しい感じが音も相まって非常に良い。爆風シーンは大迫力。CG合成は船の窓越しに見える室内などで、若干わかる。
 上の写真は、HT2550Mの排気口。盛大に光漏れしているのがわかる。このプロジェクターの最大の欠点はこの部分だと思われる。コスト削減のためか、全く何の対策もされていないので光漏れとファンの音漏れがひどい。これをどう対策して使いこなすか。

印象的な劇伴、映画『ゴーストバスターズ』

 アイヴァン・ライトマン監督映画『ゴーストバスターズ(原題・GHOSTBUSTERS)』(1984年公開)を観た。最後まで面白く見れる。
 フィルムノイズ多めで残念。今の目で見ると合成はかなり稚拙。
 ビル・マーレイの芸風、時々アドリブではないかなと思わせる表情や仕草を見せる。これが可笑しさにつながっている。非常にうまい。リック・モラニスとかウィリアム・アザートンとか、この映画で顔を覚えた俳優多数。
 レストラン。窓ガラスを挟んだ店内の客とリックとのやり取り(すれ違い)の見せ方はうまい。
 音楽はシモンズの電子ドラムなど時代を感じる。当時、この映画に触発されて細野晴臣が「SFX」というアルバムを作ったのもうなずける。
 シガニーのアパート、キッチンにあるステレオラジカセはPanasonicのRX-F20、ベッドルーム?にあるテレビはSONYのKV-10P1と思われる。
 今日の英単語。
 「figure eight」8の字の形。「That's five for five.」五問中五問正解、の意味か?。「cheat」ごまかす。「It's a couple of wavy lines.」数本の波型。「It's pissing me off.」くそくらえだ。「radiation」放射線。「stimulants」興奮剤。
 「Back off, man.」口を出すな。「Look at this mess.」この散らかり様を見ろよ。「mucus」鼻汁。粘液状の物を指す言葉みたい。「Where are you form, originally?」生まれはどこだ?。図書館の書庫にいるおばけに訊いている。originallyで、はじめは、生まれは、もとは。
 「bug eyes」おばさん、と訳されていた。出目、のことか?。「I'll take Miss Barrett back to her apartment and check her out.」俺はバレットさんのアパートへ行き、彼女を調べる。その後、I'll go check out Miss Barrett's apartment.(彼女のアパートを調べる)と言い直す。
 「It's a lot of space.」広いね。「Just you?」一人暮らし?。「You're more like a game show host.」テレビのコメディアンみたい、と訳されていた。game show hostで、テレビのクイズ番組の司会。「ECTO-1」ゴーストバスターズが使う車のナンバー。
 「What are you supposed to be, some kind of a cosmonaut?」あんたら宇宙飛行士か?。ゴーストバスターズの三人がホテルのエレベーターの前で見知らぬ男性から声をかけられる。「He slimed me.」ひっかけられた。slimeで、どろどろしたもので覆う。ビルがおばけから粘液をかけられたときのセリフ。
 「Ray. Come in, please.」レイ、話してくれ、どうぞ。無線で相手を呼ぶときのセリフ。「ballroom」宴会場、ダンスホール。「On the ceiling.」天井だ。おばけのいる場所を言っている。fly on the ceilingで、天井にとまるハエ。「EPA」アメリカ合衆国環境保護庁。United States Environmental Protection Agencyの略。
 「We got work to do.」作戦開始、と訳されていた。get work to doで、仕事に戻る。「Plese have this room made up as soon as possible.」できるだけ早くこの部屋を整えてください。「BURN IN HELL」地獄の業火で焼かれろ。

映画『あぶない刑事 フォーエヴァー THE MOVIE』

 成田裕介監督映画『あぶない刑事 フォーエヴァー THE MOVIE』(1998年公開)を観た。すごく適当。駄作。
 映画冒頭に予告編風の映像が付く。エンドロールには過去作のアクションシーン。『ダブル・ミッション』(2019/9/5掲載)にも書いたけど、こういうの本当にいらない。邪魔なだけ。
 「英語の曲が流れる邦画は駄作」の格言通り、英語の曲を垂れ流し。
 銃弾の着弾は血糊多めで花火風。時代を感じる。舘ひろしのノーヘルバイクシーンはあるも、アクションはどんどん後退。
 ギャグがとにかくつまらない。リアリティーラインを下げるためだけに挿入している。志が低い。見るべきは浅野温子のキレ芸とファッションショーぐらいかな。パソコンをいじっている婦警役は実田江梨花、無線室にいる婦警役は長谷部香苗。
 現場の状況や弾痕から舘が犯人でないことは明白なのに舘に殺人容疑とか、加藤雅也の脅迫シーンがないのにすでに対策本部が設置されているとか、タンカーに舘と柴田恭兵が乗り込むシーンがないのに敵側が警戒しているとか、タンカーの乗組員はどこに行ったの?、とか辻褄の合わない雑な展開がてんこ盛り。ただただ飽きる。
 BAR POLESTARにあるステレオラジカセはSONYのCF-2580、港署の無線機はICOMのIC-970と思われる。
 ロケ地は、横浜中華街がちらっと映る。
 今日の英単語。「Easy come, easy go.」悪銭身につかず。今日の中国語。「扑街」馬鹿野郎。

大味、映画『ダブル・ミッション』

 ブライアン・レヴァント監督映画『ダブル・ミッション(原題・THE SPY NEXT DOOR)』(2010年公開)を観た。大味でつまらない。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭でジャッキー・チェンの過去作?のシーンを予告編風に見せる。こんなのいる?。視聴の妨げになっている。
 壁のフックに着ているジャケットの襟をひっかけ、そのまま服を脱ぐショット。ちょっと面白いアイディア。
 ジャッキーの運転するワンボックスカー。ヘッドレストなし。お手軽映画にありがちな撮影。学校での子どもたちの演技や演出、かなりのやっつけ。映画撮影の基本(ロケ地や俳優)がちゃんとしているので一応見れるけど。ジャッキーのスタントであることがはっきりわかるショットが散見される。撮り方、かなり荒い。
 家族描写ばかりで、前フリしている石油を食べるバクテリア?の情報に関するハラハラドキドキがまるでない。暗号化の意味も全く無し。脚本が適当。
 ジャッキーの家にある目覚まし時計はSHARPのSPC033D。悪役が乗るヘリコプターはロビンソン・ヘリコプターのR44 Raven Ⅱ。
 ロケ地はアメリカのニューメキシコ州、と思われる。
 今日の英単語。
 「underwear」下着。「He booby trap my hairdryer.」彼は私のヘアードライヤーにいたずらした。booby trapに動詞の意味があるとは、知らなかった。「It is inappropriate.」それはふさわしくない。母親が長女の短いスカートを注意するセリフ。inappropriateで、不適当な。
 「Spit out the gum.」ガムを吐き出せ。spit outで、吐き出す。「I meant in your size.」へそ出しは駄目、と訳されていた。直訳すると、あなたの(服の)サイズ内で、というつもりで言った。母親が長女のへその出たキャミソール風の上着を注意するセリフ。「We have audience.」外野がいる。三人の子どもたちのことを言っている。
 「package deal」コブ付き、と訳されていた。子持ちであることを言っている。package dealで、抱き合わせ販売、セット販売。「Wait for my signal.」合図を待て。「COMPLETE」完了。「Not my problem.」私に関係ない。「traitor」内通者。「puzzle encryption」パズル暗号化。
 「STOCKHOLM.GBH」ジャッキーのPC画面に表示される。Grevous Bodily Harm, live in Stockholm.と説明がある。GBHはイギリスのハードコアパンクバンドのことを言っていると思われる。けど、このあと、物語に全然関係してこない。脚本、デタラメ。
 「geek」オタク。IT産業などの台頭で肯定的な意味で使われるらしい。「fairy」妖精。「princess」お姫様。「ADMINISTRATION」本部。「PRINCIPAL」校長。「Who exactly are you?」つまりあなたは誰?。ジャッキーの身元を校長が確認するときのセリフ。どこの馬の骨かわからない、という意味がある(と思われる)。「neighbor」隣人。
 「gymnastics」(器械)体操。「magnificent」見事。「BLAST OFF」発射。「Night night.」おやすみ。幼児語と思われる。「Call it a hunch.」直感だ、と訳されていた。hunchで、予感、勘、直感。「stepmother」継母。
 「Mind if I chill with you?」くつろいでもいいかい?。Do you mind if I chill with you?のdo you mindが省略されている。chillで、くつろぐ。スラングらしい。この時、ジャッキーが人差し指と中指を立て二度折り曲げる仕草をする。エアクオーツ(air quartz)というジェスチャーらしい。洋画で時々出てくるけど、何度見てもニュアンスわからず。
 「soy sauce」醤油。キッコーマン?のしょうゆ卓上びんが一瞬映る。「language barrier」言葉の壁。「What are you supposed to be?」誰になっているつもり?。末っ子の変装について尋ねている。be supposed to〜で、〜することになっている。「I'm sorry. I suspected you.」疑ってすまない。suspectで、容疑をかける、疑う、怪しむ。「You may kiss the bride.」近いのキスを。結婚式で神父?がジャッキーに言うセリフ。

公開前から駄作、映画『大怪獣モノ』

 河崎実監督映画『大怪獣モノ KAIJU MONO』(2016年公開)を観た。リアリティーラインが異常に低い。駄作。
 マツダの車の中の撮り方が下手くそ。四人乗車しているように見えない。演技がオーバーアクションで飽きる。
 女装とかいらない。ベロベロバアの笑いで全く笑えない。『レオン REON』(2019/7/13掲載)での竹中直人の女装と見比べてほしい。ストーリー上必要な上、それがやり過ぎだからこそ映画だと笑えるんだろう。邦画は映画的笑いを取り違えている素人製作陣が多すぎ。
 森の中の河西美希。ものすごく唇が荒れている。なんで?。メイクのチェックとかはしないの?。
 どこかで見たような展開だなあ、と思ったら、松本人志監督『大日本人』(2015/7/28掲載)を思い出した。コンプレックスの現れなのか、単に自分で怪獣映画を再現したいのか。それにして改悪再生産なだけ。見るべきものは無し。
 あまり見ないB級俳優が多数出演している。良かったのは小田次官役ウクレレえいじ。癖のある喋り方とかしこまった演技がうまい。脇役として重宝されそう。
 ギャグが映画や脚本の不出来を覆い隠すためだけに使われている。心魂がさもしい。そんな暇があるなら、特撮と脚本に時間を裂け。
 ぬいぐるみ特撮批判を登場人物に語らせている。製作陣もわかってますよアピール。公開前から映画内で逃げを打っている。邦画って本当に精神レベルが低い。
 エンドロールに、DDTプロレスリング、科楽特奏隊の名がある。

癖のある俳優多め、映画『ファーゴ』

 ジョエル・コーエン監督映画『ファーゴ(原題・FARGO)』(1996年公開)を観た。作りが丁寧、最後まで見れる。
 主人公のキャラ設定が独特。女性で、警察署長で、妊婦。独特な訛があり会話もゆったりとしている。それなのに寒そうな雪の中での惨殺事件。対比が非常に面白い。
 妊婦の表現では、ベッドから起き上がる姿をローアングルでお腹を撮る。よく食べる。座りたがる。など、非常に丁寧で設定に違和感がない。警察署長をちょっと口の歪んだフランシス・マクドーマンドが好演。
 ウィリアム・H・メイシーは頼りなくて仕事ができない感じがすごくうまい。物事が悪い方に転がるのもうなずける。悪役のスティーブ・ブシェミ、ピーター・ストーメアと個性派揃いでドンピシャの配役。フランシスの夫役ジョン・キャロル・リンチも良い。その後、映画界でこれらの俳優が活躍しているのもうなずける。
 映画的なブラックな笑いが散りばめられている。四人の激しい目合(まぐわい)ショット、ブラックアウトして、四人が静かにテレビを見ているショット。宴のあとっぽいおかしさがある。あと、ハンバーガーを食べようとしてミミズが入っている袋の中を見せるとか。人体を木材粉砕機にかけるとか。
 ウィリアムの家にRCAの家具調テレビがあるけど機種わからず。
 ロケ地はアメリカのノースダコタ州ファーゴ、ミネソタ州、など。
 今日の英単語。
 「debate」議論。「kidnap」さらう、誘拐する。「May I be excused?」ごちそうさま、と訳されていた。中座してもいいですか?。「Pancakes Hause」パンケーキ屋。「Est. 1871」1871年設置。establishedの略。「BLUE OX」青い雄牛。モーテルの名前。
 「disparity」格差。「Nope.」いいえ。「Let's watch the language.」言葉に気をつけろ。「That's a geyser.」間欠泉だな。ピーターがほとんど喋らないことを皮肉を込めて言っている。「unguent」軟膏。「alternate number」連絡先以外の電話番号。alternateで、代わりの、交互の。
 「serial number」通し番号、シリアルナンバー。アメ車などの固有識別コード。日本では車台番号がある。「tags」車のナンバープレート。「I'll take care of this.」ここは任せておけ。「temporary tags」仮ナンバー。「TROOPER」州警察官。
 「Prowler needs a jump.」バッテリーを充電して、と訳されていた。調べても、全く出てこない。jumpは、ジャンプスターターを使うことを考えれば予想は付くけど、prowlerは浮浪者。もしかして、クライスラーのPROWLERのことを言っているのか?。それにしてもアメリカ、車にネガティブな名前つけるなあ。
 「Thanks a bunch.」ありがとう。「execution」処刑。「big fella」でかい男。「footprint」足跡。「It's a real shame.」気の毒に、本当に残念だ。「citation book」パトロールメモ、と訳されていた。行動記録日誌と思われる。citationで、引用、引用文。「DLR」dealerの略。販売業者、ディーラー。
 「How was everything today?」ご満足いただけましたか?。レストランのレジの女がウィリアムに声をかける。「nightcrawler」大ミミズ。ジョンが釣り餌に使うミミズ。「Arby's」アービーズ。ジョンがフランシスに持ってきたハンバーガーの店の名前。
 「kinda funny looking」変な顔、と訳されていた。へんちくりんな顔の種類。kindaは、kind of。funny lookingで、変な格好の、へんちくりん。「Oh, yah.」尻上がりのイントネーションが独特なミネソタ訛の喋り方が特徴的。
 「Plug me into the ozone.」スティーブが映らないテレビを叩きながら文句を言っている。セリフの意味は不明。plug A into Bで、AをBにつなぐ。ozoneで、オゾン、新鮮な空気。直訳すると、俺を新鮮な空気につなげろ。「You fucking shit box.」壊れている、と訳されていた。このセリフもテレビを叩きながら言っている。
 「Blood has been shed.」血は流された。shedで、(血や涙を)流す。「A deal's a deal.」約束は約束だ。「real good」すごくいい。「reservation」予約。「Main Term.」メインターミナル。Term.はterminalの略。「40MPH」40マイル。制限速度の標識と思われる。MPHは、Miles Per Hourの略。
 「minimum charge」最低料金。「Limited Engagement」限定公演。コンサート会場の案内板に書かれている。「Whaddya do?」仕事は何しているの?。whaddyaは、what do youの略式表現。「You little punk.」青二才め。「Sierra」シエラ。フォードのシエラか?。「tan」黄褐色。
 「Are we square?」俺達は対等か?。squareで、公平で、五分五分で、貸し借り無しで。「You fuckin' mute.」だんまりか。muteで、無言の、沈黙した。「loudmouth」おしゃべりな人、大口をたたくやつ。「wood chipper」木材粉砕機。「Just a sec.」ちょっとまって。「mallard」真鴨。「Two more months.」あと二ヶ月。出産予定日までの残り期間を言っている。「footstep」歩幅、足音。

場所と時間が決まっていると便利、映画『燃えよ剣』

 市村泰一監督映画『燃えよ剣』(1966年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 モノクロ、シネスコ。画質は普通だけど、音声に奇妙なノイズが乗る。
 既婚女性はお歯黒。これだけでもインパクトあり。時代劇、という感じがする。
 男女部分はメロドラマ風。目合(まぐわい)シーンはあるも、おっぱいポロリはなし。
 しばらく見ているとどこかで見たような内容とお話。新撰組の話なのだ。日本史について暗いので、正直言って飽きる。忠臣蔵同様、なぜこの手のお話が何度も何度も焼き直されて再生産されるのか、理解できない。
 暗闇祭りのシーン。かがい?と言われる男女無礼講(あちこちで目合)の場面で急にソラリゼーション映像になる。それにしても良い仕組み。場所と時間が決まっているのだから、性交前のめんどくさい手続きが省かれて効率的。動植物は昔っからこの手法だけど、ヒトだけがどんどん面倒臭い方向へ。
 特に引っかかるところも琴線に触れるところもないので、書くことがない。こういう作品が最も困る。

今見ても映像に驚く、映画『オズの魔法使』

 ヴィクター・フレミング監督映画『オズの魔法使(原題・"The WIZARD of OZ")』(1954年公開、米公開1939年)を観た。今の目で見ても実写映像に驚きの部分あり。最後まで見れる。
 ミュージカル映画なれど、オールスタジオ収録のためリアリティーラインが低く、歌って踊っての部分が気にならない。
 その後の映画や文化に影響を与えたと思われる映像が多数出てくる。
 まず、竜巻に飲み込まれた農家の窓に映る人々。これアニメ映画『クリスマス・キャロル』(2017/12/25掲載)で、責苦を負わされた人々の登場シーンとよく似ている。
 あと、ブリキのダンスシーン。マイケル・ジャクソンの「スムース・クリミナル」で見せたあの前傾姿勢が、ここで見れる。
 さらにすごいのは、実写映像のはずなのに撮影方法が今の目で見てもわからないほど精巧にできている。前に書いたブリキの前傾姿勢はワイヤーなども全く見えないし、ショットのつなぎもなく連続した映像になっている。
 悪い魔女が登場したり消えたりするシーンは、スモークが焚かれその中から現れたり消えたりするのだけど、これまた実写で継ぎ目がなく実に自然な映像。いやはや、今の目で見ても驚く。
 でまあ、決定的にうまいのが、映画冒頭のカンザスの映像はセピア色のモノクロ、ドアを開けた途端、総天然色になる。映像技術と物語展開がうまくシンクロしていて、当時話題になったのもうなずける出来栄え。
 ジュディ・ガーランド他の出ずっぱり役者はそれぞれうまい。ガウチ兼悪い魔女役のマーガレット・ハミルトンがキングコングの梶原雄太に似ていて顔が個性的。これも映画の面白さに貢献している。
 ちなみにアスペクト比はスタンダードサイズ。『七人の侍』(2014/10/10掲載)のときにも書いたけど、昔の映画はスタンダードサイズがオリジナルなんだよねえ。
 今日の英単語。
 「munchkin」小人国の住人の名。転じて、小柄な人、小人、子供、などの意味があるみたい。「incubator」孵卵器。「Take it easy.」落ち着け。「straw」藁。「pigpen」豚小屋。「destroy」破壊する。
 「Christian woman」キリスト教を信仰する女性。慎み深い、という意味で使われていると思われる。「professor」教授。「PAST-PRESENT AND FUTURE」過去、現在、未来。「crowned head」国家の支配者。複数形で、国王と女王。「crystal」水晶。「acclaimed by」御用達。「sleight of hand」手品。
 「running away」家出。「And so on.」など。調べると、口語で使うと失礼な感じがする、との説明がある。「We'll gaze into the crystal.」水晶を見つめる。gaze intoで、見つめる、凝視する。「a polka dot dress」水玉模様のドレス。「measles」麻疹。「aunt」叔母。
 「I've a feeling we're not in Kansas anymore.」ここはカンザスじゃないみたい。anymoreは否定文で、もはや〜ない。直訳すると、もはやカンザスではない、という感じがする。「witch」魔女。「Who, me?」私?。Are you a good witch, or a bad witch?と訊かれたジュディが、まさか私に訊いているの?、と問い直している。
 「I'm not a witch at all.」まったく魔女ではない。not〜at allで、まったく〜ない。「I beg your pardon.」ごめんなさい、と訳されていた。他に、恐れ入りますがもう一度おっしゃってください。「Certificate of Death」死亡診断書。小人が持っている巻物に書かれている。
 「slippers」スリッパ。死んだ魔女が履いていたルビーのヒール。スリッパには見えないけど、日本語と英語には意味の上で差があるのかも。「Give me back my slippers.」スリッパを返して。「Just follow the yellow brick road.」ただ黄色いレンガ道をたどりなさい。brickで、レンガ。
 「Does it hurt you?」怪我はない?。「I can't make up my mind.」決心できない。make up one's mindで、決心する。「except a lighted match」火の付いたマッチを除く。「A man made out of tin.」男はブリキでできている。made out ofで、〜で作られている。tinで、錫、ブリキ、缶。「oil can」油差し。
 「My goodness.」おや、まあ。油をさされたブリキ男の第一声。「I rusted solid.」強力に錆びた。rustで、錆びる、腐食する。solidで、固体。転じて、強い、確かな、という意味もあるらしい。「beehive」ミツバチの巣箱。「for the longest time」とても長い間。
 「It's dark and creepy.」暗くて気味が悪い。「Put'em up.」両手を上げろ。put'emは、put themの短縮らしい。「peewee」ちび。「I am a coward.」私はとても怖がりです。cowardで、臆病者、卑怯者。「courage」勇気、度胸。
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