駄作は冒頭でわかる、映画『探偵はBARにいる3』

 吉田照幸監督映画『探偵はBARにいる3』(2017年公開)を観た。駄作気味。すごーくつまらない。
 映画冒頭の3分ほどでつまらない適当な映画だとわかる。雪道を通せん坊するバン。トラックを止め運転席を下りバンに近づく男。ここだけで話と映像の辻褄があわなすぎる。
 まず、トラックの止める位置がものすごく遠い。30〜40メートル手前で止めている。そんなことある?。その位置だとバンの状況すら目視ではわからないよねえ。その上、カニを運ぶのに遠すぎるだろう。
 さらにトラックの助手席に前田敦子が乗っているんだけど、映画を最後まで見ても前田がいる必要がない。事件になんにも関わっていない。単に人探しの対象人物なだけ。脚本、映像ともバカすぎるのがこの3分間ですぐわかる。映画の冒頭にこんな映像を持ってきて平気でいられるなんて、観客をなめすぎ。
 その後、RZA似の大泉洋が真面目な顔でギャグっぽい話をすすめるんだけど、これが凄まじくつまらない。北川景子とベッドシーンがあるのかと期待するも、映像は一切なし。そのくらいのレベルの映画。
 アクションはものすごく古臭い。ゆっくりした動作での格闘を撮って、その映像を早送りしたりスローにしたりしているだけ。『イコライザー』(2018/12/2掲載)とかを見てしまうと、邦画と洋画の格闘アクションは雲泥の差。邦画は世界の基準から取り残されている感じ。
 同じ回想シーンが三回も出てきたり、大泉が独白で説明したり、わかりきったことをいちいち説明する手法が無駄すぎる。
 病院の病室にちゃんと他の患者がいる。安藤玉恵の使い方が適材適所で良い。この映画の良い点はこの二点ぐらいかな。これがなければ駄作。
 サウナで熱風を送る人を熱波師と言うらしい。知らんかった。前田の部屋にあるミニコンポはVictorのUX-FH7-W。
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グブリー川平(かびら)
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