2019年07月後半観たおすすめ映画(邦画・洋画)

2019年07月後半観たおすすめ映画(邦画・洋画)
 2019年07月後半観た映画は邦画7、洋画7、計14本。

【次点】

『はじまりのうた』監督ジョン・カーニー、2015年公開、2019/7/19掲載。
 音楽を映像で見せる、見せ方が映画的でうまい。『アマデウス』と共通する、わかる人にはわかる、が表現されている。ラストは恋愛映画に堕さず、女性の自立になっていて清々しい。

【駄作】『トモダチゲーム 劇場版』

【余談】
 今回からスクリーンとプロジェクターを導入した。残念ながら、すべての作品をプロジェクターで見ることはできないので、プロジェクターで鑑賞した作品はその旨を記することにした。

タイムパラドクスがいい加減、映画『ルーパー』

 ライアン・ジョンソン監督映画『ルーパー(原題・LOOPER)』(2013年公開)を観た。つまらない。見てもいいし見なくてもいい。
 タイムトラベルSFもの。2044年と30年後(2074年?)が描かれる。けど、たいして未来っぽくない。ローテク未来なのか、ハイテクなのか、美術が中途半端。おっ、と驚くものがない。
 ジョセフ・ゴードン=レヴィットが乗る車はユーノスロードスター。ジョセフ、鈴木一郎に見えたりロバート・デ・ニーロに見えたり、顔芸が独特。
 タイムパラドクス出まくり発生しまくり。同一人物(ジョセフとブルース・ウィリス)が普通に会って普通に会話している。だけど、別に何も起こらない。ここまで適当なタイムトラベルものも珍しい。
 ブルースがレインメーカーを恨む動機が妻を殺されたから。けど、急に中国で恋仲になっただけで、全然重要人物に見えない。だから、ブルースの恨みが全く観客に伝わらない。話の進め方がものすごく下手くそ。
 ショットガンで肩を撃たれたジョセフ、普通にしている。ルーパーは不死身なのか?。設定が雑すぎる。
 あと、思わせぶりな意味不明シーンが多すぎる。ノイズなだけ、邪魔なだけ。
 目合(まぐわい)のあと、ベッドでタバコをくゆらせるのはエミリー・ブラントの方。時代は変わったねえ。エミリーの乗る車はフォードのF150。アメリカの田舎描写、農家描写では定番の車。
 ジョセフが自殺するとブルースが消える。タイムパラドクスの設定がデタラメで白ける。
 ロケ地はアメリカのルイジアナ州ニューオーリンズ、ティボドー、中国の上海。
 ちなみにこの作品は脚本賞を受賞しているらしい。審査員は目が節穴すぎ。中国マネーにどっぷり?。
 今日の英単語。
 「BLUNDERBUSS」ラッパ銃。ジョセフらルーパーが持っている銃。「jed」銀の板を窓口に差し出し換金するときに使うセリフ。two jedなどと使っている。単位か?。「TK」念力、と訳されていた。telekinesisの略と思われる。「Full house tonight.」今夜は満員だ。「Do something new.」新しいことをやれ。
 「BE AT 75 WIRE STREET IN 15 MINUTE」ワイヤー通り75番地に15分以内に来い。右腕に浮き出る傷痕が文字になっている。「HOP A TRAIN OUT OF TOWN」列車に飛び乗り街を出ろ。「INCOMING CALL」着信中、かな。透明な薄いデバイスに表示される。incomingで、(電話などが)入ってくる。
 「vagrant」放浪者、路上生活者。「Remington eight seventy」エミリーが持っているショットガン、レミントン870。「ridiculous」馬鹿げた、馬鹿馬鹿しい。

山本千尋がいい、映画『BRAVE STORM』

 岡部淳也監督映画『BRAVE STORM』(2017年公開)を観た。低予算SFだけど最後まで見れる。意外な発見もある。
 映画冒頭の説明字幕。2050年に人類滅亡と書いているのに、その後の文章に4%は生きていると出ている。それ滅亡じゃないよねえ。冒頭からこれだとすごく心配。
 得体の知れない三人から手渡されたUSBメモリー?をノートパソコンに差し込む吉沢悠。ありえない。セキュリティー意識低すぎ。だからキルギス星人に先にロボット作られるんだよ。
 集団を逃して誰かが残る設定が二度出てくる。展開がワンパターン気味。格闘シーン、アクションの編集はもっさり。スーツ、ロボットともにもう少しかっこいいショットがほしい。
 ロボットなどCGのみの映像はわりと見れる。けど、実写がまじると粗さが目立ってしまう。
 発見は山本千尋。急に剣士になるんだけど、これが良い。アクションを交えながら暗い無表情で星人をなぎ倒す。決めの表情も良い。いやー、山本、梶芽衣子の雰囲気がある。女座頭市とか、女囚さそりとかできそう。続編があるみたいだけど、絶対、山本をメインで作るべき。

色々散らかっている、映画『王様のためのホログラム』

 トム・ティクヴァ監督映画『王様のためのホログラム(原題・A HOLOGRAM FOR THE KING)』(2017年公開)を観た。つまらない。見てもいいし見なくてもいい。
 砂漠からの海岸、ぽつんと一軒だけの豪邸など、合成だと思われるけど珍しい風景あり。トム・ハンクスの仕事場所は、モロッコのラバト、カサブランカ、などにある建物や風景の合成らしい。メッカシーンも初めての映像にびっくりしたけど、これも合成らしい。いやはや、合成技術はここまで来ているのかと驚く。
 椅子が壊れるギャグ。これが天丼になっていてちょっと笑える。
 CHICAGOの「YOU'RE THE INSPIRATION」、ELECTRIC LIGHT ORCHESTRAの「TURN TO STONE」などが流れる。
 ストーリーは、全くつまらない。トムが不慣れな外国、サウジアラビアに赴任、中東の商習慣に翻弄されながら、周りの人や家族を見返していくサクセスストーリーなのか、と期待すると。なんと途中から恋愛映画に。どっちらけ。色々中途半端でつまらない。
 ロケ地はドイツ、モロッコ、エジプト、アメリカ、サウジアラビアなど。
 今日の英単語。
 「garden shack」物置小屋。「Same as it ever was.」こうだった。トムがジェットコースターに乗りながら唱える言葉。「KINGDOM OF SAUDI ARABIA」サウジアラビア王国。KSAと略されている場合もある。「I need you shiny and bright here.」君のやる気を見せてほしい、と訳されていた。
 「You've been on the bench for a while.」君はしばらく無職だった、と訳されていた。「KMET」KING'S METROPOLIS OF ECONOMY AND TRADEの略。建築中の人工都市の名前。「golden bullet」黄金の弾。映画Lawrence of Arabia(アラビアのロレンス)に出てくるセリフ。
 「Any time tomorrow will be fine.」明日、何時でもどうぞ。Any time will be fine.で、何時でも構わない。「He's in charge.」彼が担当している。「bump」コブ。「Prove her wrong.」彼女が間違っていることを証明して。prove〜wrongで、〜が間違っていることを証明する。
 「three dimensional holographic meeting」3Dホログラム会議。トムが売り込むテレビ会議システム。「Royal visit prolonged by three days」王室の滞在は三日延長された。prolongで、長くする、延ばす、長引かせる。
 「That lovey dovey way.」妙な声、と訳されていた。アレクサンダー・ブラックが電話に出ると高い声で話すので、そのことを言っている。lovey doveyで、のぼせた、感傷的な、甘ったるい。「minor infection」軽い感染。「hijab」イスラム教地域で女性がかぶるスカーフのこと。
 「Schwinn」シュウィン。アメリカの自転車メーカー。「That's a bluff.」それはハッタリだ。「MUSLIMS ONLY」イスラム教徒だけ。Makkah(メッカのアラビア圏での呼称)行きの道路標識に書かれている。「It ends the discussion.」何事も終わり、と訳されていた。人差し指を立てる仕草について説明している。
 「I'll take a look around.」周りを見てくる。look aroundで、周りを見回す、見て歩く。「There must be time.」時間は必ずある。

BenQのプロジェクターHT2550Mを使ってみる2。

 『シン・ゴジラ』(2017/5/4掲載)を観た。
 プロジェクターの設定、SilenceをONにしてみる。確かにファンノイズは下がる。これなら視聴時ほぼ気にならないレベル。そのかわり解像度は1920×1080に固定される。
 プロジェクターを使い画面が大きくなった映画を見て感じることは、やはり奥行き感。会議室の奥行き、対策室のカメラの前の事務機器の間からの俳優の表情など、そこに空間があるように感じてしまう。これは小画面では絶対に味わえなかったこと。
 暗闇に静かに起立するゴジラ。肌の間から発光する赤やピンク色、巨神兵のように空間に発射される光線、と素晴らしい発色。色に関して全く文句がない。プロジェクター使用二日目もカラフルな映像にやっぱり驚く。カラーブレーキングは今回一度も確認できなかった。
 ビーズスクリーンを使っているがそれでもスクリーン周りの壁がすこし明るくなる。スクリーン周りは黒地のカーテンなどで対策の必要を感じる。
 プロジェクター本体からの光漏れあり。床置きにした場合、本体右側排気口から光が盛大に漏れる。これも対策が必要。
 あと、気になるのは本体の色。暗闇に白は目立つ。つや消しマッドブラックにすべき。
 『シン・ゴジラ』、以前はあっという間に終わったという印象だったが、今回は途中で飽きた。何度も出てくる会議シーン、前半は面白いけど、後半はかなり飽きる。攻撃も後半は地味に見えた。

BenQのプロジェクターHT2550Mを使ってみる。

HT2550M

 これまで大画面、プロジェクター使用経験はゼロ。けど、「長岡鉄男のスーパーAV ホームシアターをつくる」(共同通信社)などを読みふけりチャンスを長い間うかがっていた。
 でまあ、再生場所が確保できそうなのでプロジェクターを使ってみたいと思い白羽の矢を立てたのがBenQのHT2550M。値下がり傾向のHT2550でいいんじゃないの?という消費者心理も働いたけど、Mの方を選んだ。理由は、、。
 まず、マイナーチェンジ版であること。HT2550はヒット作で一定の評価はすでにわかっている。それでも改良点、不満点はあとから出てくるもの。つまりMになり枯れた機器となっているのではないかと思ったわけ。
 カタログ値で見るとランプの明るさが2200lmから2000lmに下がった。明るいプロジェクターをすすめるサイトが多いけど、馬鹿馬鹿しい。なぜ一人で暗黒の部屋で映画を鑑賞するのにビジネス向けのような明るさが必要なのだ?。明るさは必要最小限で良い。低消費電力、ランプの発熱低下、ファンの騒音低下、と暗いプロジェクターにはメリットが多い。
 レンズのズーム比が1.2倍から1.1倍に低下した。つまり長焦点になった。時代は短焦点流行り。これまた猫も杓子も短焦点礼賛。けど、一人で暗黒の部屋で映画を鑑賞するにはメリットよりもデメリットが多い。サイト「Home theater 家キネマ」にはHT3550の色収差について詳しく書かれている。わざわざ短焦点化してレンズを酷使するより、単純にレンズ中央部の美味しい部分で正確な映像を描画したほうが良い。
 消費電力が選べるようになった(HT2550は固定、Mは三段階)。消費電力が低下することは発熱、騒音ともに低下する可能性が高い。空調の必要性も低下、家計も助かる。これはメリットしかない。

 とまあ、カタログデータを見比べ、耳学問でここまでは予想したのだけど、実際はどうなのか?。早速、HT2550Mで『ゼロ・グラビティ』(2018/2/18掲載)を観てみる。
 映像再生環境はプロジェクターがBenQのHT2550M、スクリーンがファーストスクリーンのMB-80W(マイクロガラスビーズ)。音はHT2550MのオーディオアウトからMicro AMP HA400を通してBOSEのノイズキャンセリングヘッドフォンQuiet Comfort 25。
 魂抜ぎた。宇宙空間から地球を見た視点。すごい、奥行きを感じる。画面の大きさに憧れる意味が初めてわかった。百聞は一見に如かず、とはまさにこのこと。これは体験する以外にない。
 色再現性をすごく喧伝しているけど、宣伝は嘘じゃない。カラフルでこってり。宇宙船内の無機質な中に、操縦席のランプが灯ると暖かさを感じる。暗黒の宇宙空間に白く輝く宇宙服。宇宙空間から地上に到達したときの、森の緑の美しさ。いやはや、プロジェクター初体験なので主観でしか書いてないけど、これまで見た映像の中で、最も美しいということは断言できる。
 ここからプロジェクターの欠点を書く。まず、ファンノイズはある。ノイズキャンセリングヘッドフォンを使うと全く気にならないが、何かしらの対策の必要性は感じる。
 発熱がすごい。排気口からの熱風は相当なもの。夏場はエアコン必須。冬場は暖房器具になりメリットかも。
 カラーブレーキングは発生する。黒バックに白地のタイトルが出る時、一瞬レインボーノイズが見える。その後は、一切確認できなかった。

 画面が大きいことは良いことだ。これは正解。これは体験するしかない。興味がない人にはどうでも良いことだけど、もし迷われているなら四の五の言わず大画面化すべき。プロジェクターとスクリーンを合わせれば20万近いけど、次元がが違うことを体験するためなら安いと思う。

オワコン、映画『トモダチゲーム 劇場版』

 永江二朗監督映画『トモダチゲーム 劇場版』(2017年公開)を観た。オワコン、こすられ倒した話の繰り返し。映画にする必要のない駄作。
 目覚めたシーンから始まる。『リアル鬼ごっこ』(2015/2/4掲載)などに見られる高校生が強制的にゲームに参加させられる設定。もう何度も何度もこすり倒した設定に映画冒頭ですでに飽きる。
 出た、学校と思われる屋上。「屋上が出てくる邦画は駄作」の格言通り。本当に屋上ばっかり、それでちゃんと駄作。びっくりするほど格言通り。
 ゲームに参加する理由が借金があるから。え?、バイトして返せばいいんじゃないの?。映画の中に援助交際で稼いでいるという話が出てくるけど、女生徒は身体売ればいいんじゃないの?。この種の映画の最も大切な設定の閉鎖空間の作り方が、動機、場所ともに貧相すぎる。脚本、手抜きしすぎ。
 屋上でずっーと説明、ずーっと棒立ち、マス目はCGでフォントで説明、とまあ解説ビデオを見ているよう。映画にする必要が一ミリもない。
 別室で監視している男女。こちらもセリフで解説しているだけ。メモの記入小屋内部での行動を把握していない(記入内容を把握していない)。バカすぎ。なんのためにこの二人はいるんだあ?。
 アンケート結果が小学生レベルの内容。ただ悪口が書かれているだけ。続編もあるらしけど、かくれんぼだって。登場人物、高校生だよねえ?。本当に内容が低能。
 時々挟まれる回想シーン。盗聴する時に黒いフードかぶっている。普通に制服でいいのに、ただただ怪しくて目立つだけ。バカすぎ。
 マナブは独自調査しているらしい。主人公の殺人はすぐ発表するのに、金持ち息子の殺人は、わからないらしい。なんのための独自調査なんだ?。組織の能力が低すぎる。
 信頼の証が名札を預けることらしい。もう本当に一ミリも理解できない。前フリもない、歴史的いわれもない。日本に名札を預ける習慣とかあるの?。話がデタラメすぎて早送りしたくてしょうがない。
 ラスト、ホモ設定だけが笑えた。この映画で映画っぽいのは本当にここだけ。ここ以外は棒立ちの紙芝居。人生の貴重な97分をドブに捨てる覚悟があるならどうぞ。

でこぼこコンビの探偵、映画『ナイスガイズ!』

 シェーン・ブラック監督映画『ナイスガイズ!(原題・the nice guys)』(2017年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 探偵のバディものというあまり見ない設定。ラッセル・クロウの渋さとライアン・ゴスリンのチャラい感じはよく出ている。けど、若干食い足りない。
 自転車に乗った子役(Lance Valentine Butler)が出てくる。すごく癖があり、今後、脇役で活躍しそう。
 パーティーがおこなわれる小高い丘の上の住宅は、5335 Northside Drive NW, Atlantaにある貸家のよう。ル・コルビジェ風というのか、現代建築風の外観が特徴的。
 時代設定が1977年なのでSingerのGraflex 16という16フィルム映写機が出てくる。EARTH, WIND & FIREの「BOOGIE WONDER LAND」や「SEPTEMBER」など懐かしい曲も使われている。
 ラストの追いかけっこアクションはなかなか面白い。
 ロケ地は、アメリカのジョージア州、カルフォルニア州と思われる。
 今日の英単語。
 「PLAIN」無地。「BRIGHT」鮮やか。「GAY」派手な。色に関する形容詞の説明をしているときのギャグ。gayには、同性愛、の意味があるため。「Stay away from little girls.」未成年に手を出すな、と訳されていた。stay away fromで、(人)に干渉しない。「rampage」暴れまわる。
 「A Devoted and Loving Husband」献身的で愛情ある夫。骨壷に書かれている言葉。「You're short.」足りない。支払額が足りないことを指摘しているセリフ。「2 hours of wild & woolly」ポルノショップの看板に書かれている。野性的で毛の多い二時間、という意味か?。
 「rumpy pumpy」性行為、セックス。「stage two smog alert」スモッグアラートステージ2。1950年代からロサンゼルスは大気汚染がすごかったらしくステージ2はオゾン?濃度1ppm以上のときに発表されるらしい。多分。
 「equanimity」冷静沈着。「yoo hoo」やっほー。「That is very telling.」魅力的だ、と訳されていた。tellingで、手応えのある、効果的な。「show up for class」食いついてきた、と訳されていた。show up for classで、授業に出る、出席する。
 「rimshot」リムショット。ステックでドラムの打面と縁を同時に叩くこと。落ちの効果音。「You beat people up and charge money?」人を殴る仕事?。beat upで、打ちのめす、叩きのめす。「ventriloquist」腹話術師。「protest」抗議。「Make a left here.」ここ左に曲がって。「Just pull over.」ここでいい。pull overで、車を道の片側に寄せる。
 「projectionalist」映写技師。「What's it to you?」それがどうした?。「dude」あいつ、お前。「big dick」巨根。「How do you like my car, Big boy?」私に乗りたい?。ポルノ映画のタイトル。「Pornookio」これも映画のタイトル。多分、ポルノ+ピノキオからの造語だと思う。
 「coke bottles for glasses」瓶底眼鏡。「TEST FOUTAGE」テスト映像。footageは、フィルムのフィート数、撮影されたフィルム。「Don't say "and stuff".」"とか"はいらない。and stuffで、〜とか、〜など。「I got it.」見つけた。捜し物を見つけたときのセリフ。
 「baryshnikov」ダンサーのミハイル・バリシニコフのことを言っているのか?。「Drive the fucking car.」車を出せ。「ashtray」灰皿。「rebuild」建て直す。「remodelling」改装。「the world's worst detective」世界最下位の探偵。
 「european way」ヨーロッパ式。日付の書き方についてのセリフ。アメリカ式は月日年、イギリス式は日月年。「national news」全国ニュース。「munich」パイプカット、と訳されていた。調べると、ドイツのミュンヘン、屈辱的譲歩。以外の意味は出てこなかった。「a guy without his balls」玉無しの男。「wardrobe for the film」映画の衣装。
 「pinky promise」指切り。「spliced in」つないだ。spliceで、(テープやフィルムを)継ぐ、接合する。「electric cars from Japan」日本製の電気自動車。「five years tops」五年も経てば、と訳されていた。調べてもtopの意味がわからず。「the big three」三大自動車メーカー。ゼネラルモーターズ、フォード、クライスラーのことか。

BCLラジオが出てくる、映画『ラーメン侍』

 瀬木直貴監督映画『ラーメン侍』(2012年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 ラーメン映画といえば名作『たんぽぽ』があるだけに、比べられて最初から分が悪い感じ。
 回想シーンなど低予算感は出てるけど、久留米?のロケや、九州弁?、中堅や大御所俳優の起用、ラーメン作りを丁寧に撮るなど、映画作りはちゃんとしている。地域宣伝バカ映画にはなっていない。
 山口紗弥加が暴力団の親分役津川雅彦の前で、啖呵を切る長ゼリフはちょっと面白い。
 渡辺大の部屋。サンヨーのBCLラジオ、パルサーRP8700が棚に置かれている。BCLラジオが確認できたのは久しぶり。
 きちんと作られている映画なんだけど、欠点が二箇所あって残念な結果になっている。
 まず、渡辺の修行時代が描かれない。渡辺は家を飛び出してデザイン会社に就職、その後、父親が死にラーメン屋を継ぐ、という展開。つまり父親と反目しているという設定なわけだから、ラーメン屋を継ぐためにはそれなりの葛藤や修行がなければおかしい。なのに映画冒頭から二代目と呼ばれてラーメン屋の店主になっている。経営者としてならわかるけど、店主なら修行時代がないとおかしい。そこで父親の凄さを省みるべきなのでは?。
 次に、回想シーンで、渡辺が自分の父親役を一人二役で演じているのがミス設定だと思われる。省みるべき存在、超えるべき存在としての父親の姿が結局渡辺なので、見ている印象がすごく薄まる。例えば夏八木勲とか、無骨な父親像のような俳優で存在感を示さないと、いちいち集中力が削がれる。
 ちなみにちょい役で鳩山邦夫が出ている。

クマの設定が適当、映画『パディントン』

 ポール・キング監督映画『パディントン(原題・PADDiNGTON)』(2016年公開、英・仏合作?)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 クマが喋れる設定。周りの人たちが驚かない。どういう前提の世界なのか説明がないので白ける。その割にクマの行動を賞賛したり、剥製にしようとしたり。物珍しいのか普通なのかの設定がすごく中途半端。
 クマ(CG合成?アニマトロニクス?)と実写と合わせたときの動きはすごく自然。対話時に視線がずれたりする不自然さもない。ここは驚く。
 地理学者協会の建物内部。パイプの中をカプセルに入れられた通信文が行き来する。『未来世紀ブラジル』(2018/10/24掲載)ぽい。
 ニコール・キッドマンがヒール役。高身長、ダイナマイトボディで迫力が出てきている。
 曲は、STEPPENWILFの「BORN TO BE WILD」、「MISSION:IMPOSSIBLE THEME」などが使われている。
 ロケ地はイギリスのロンドンとコスタリカ。
 今日の英単語。
 「DARKEST PERU」暗黒の地ペルー。パディントンの故郷。「voyage of discovery」発見の旅。「Good lord.」なんてことだ。「marmalade」マーマレード。「my little hurricane」台風坊や。ルーシーがパディントンをこう呼んでいる。
 「WANTED ON VOYAGE」パディントンの旅行かばんに書かれている。調べても意味わからず。「PADDINGTON STATION」パディントン駅。ここでクマの名前が決まる。「LOST & FOUND」遺失物取扱所。「lifeboat」救命ボート。「proper guardian」適切な保護者。
 「ORPHANAGE」孤児院。「INSTITUTION FOR YOUNG SOULS WHOSE PARENTS HAVE SADLY PASSED ON」不幸にも親を失った子供のための施設。「microwave oven」電子レンジ。「embarrassing」決まりが悪い。「embarrassment」キモい、と訳されていた。マデリン・ハリスの口癖。
 「risk analyst」リスク管理。ヒュー・ボネヴィルの仕事。「shipshape」きちんとし、整然として。「Bring it through.」こっちへ。宅配便の荷物の置き場所をニコールが指示するときのセリフ。「laminated」ラミネート加工された。「Stand on the right」右側に立て。エスカレーターの注意書き。
 「What a splendid idea.」名案だ。「if luck has been smiling on your face」運が良ければ、と訳されていた。「Per biscuit?」ビスケット一個あたり?。お菓子の成分含有量クイズを出題された時、回答側のセリフ。「You're stuffed.」剥製にしてやる。stuffで、剥製にする、綿を詰める。
 「I'm doing my looking away face.」ふてくされている、と訳されていた。look awayで、視線をそらす、そっぽを向く。「It's a Fur Cop!」毛皮の警官。「boring and annoying」退屈で石頭。boringで、退屈な、つまらない。annoyingで、迷惑な、イライラする。
 「TAXIDERMIST」剥製師。「NATURAL HISTORY MUSEUM」自然史博物館。「outlet」出口。「sabotage」妨害行為。「SPECIMEN ROOM」標本室。「There's no way out.」逃げ場はない。あとがない、埒が明かない、方法がない。
 「I'm on duty.」勤務中。「VICTORY'S DARK RUM」ジュリー・ウォルターズが警備員にすすめるラム酒。「Too strong for you?」あんたには強すぎるね。酒を飲まない警備員にジュリーのセリフ。「Fighting talk.」言ってくれるね、と訳されていた。挑発的言辞。「I'll have one.」一杯もらおう。「Not so fast.」ちょっと待て。
 「Houston, we may have a problem.」ヒューストン、問題発生。「pretty japanese」可愛い日本人。CALYPSO BANDの歌詞の中に出てくる。D LIME?の「GERRARD STREET」か?。

惰性、映画『あぶない刑事リターンズ』

 村川透監督映画『あぶない刑事リターンズ』(1996年公開)を観た。かっこよくもないし面白くもない。
 仲村トオルの登場シーン、ものすごーくつまらない。関口知宏(新人)が出ている。この時点で、終わっている。クオリティーラインが低すぎて見るに耐えない。
 セリフはないけど島崎和歌子がショートカットでかわいい。浅野温子がいつものぶっ飛び設定(演技やファッションなど)で登場。映画が面白くないのでもったいない感じ。
 レッカー移動する車がピックアップトラック。助手席に婦人警官が乗る。そういうことあるの?。警察が舞台なんだからもう少しちゃんと描写したら?。
 舘ひろしと柴田恭兵の乗る車はアルファロメオの164か。仲村と関口の乗るのは三菱のRVR。粗い運転の小林稔侍が乗るのは三菱のデリカ。浅野がハンディタイプの指向性アンテナを持ち歩いているが、メーカー、機種ともにわからず。
 伊原剛志が時限爆弾?を持ち歩いているんだけど、どういう仕組みになっているのか説明がないので、爆発するタイミングがわからず全然ひやひやしない。
 いつもながら舘の走り方が変。浅野、チェロを弾き真似しているだけなので音と映像が全然あっていない。車がぶつかるのはダンボール。大竹一重、爆発時、最後に玄関を出たのに、折り重なっている順番が違っている。
 Windows95か、YAHOO!画面が出てくる。「チョベリグ」がセリフに使われている。舘のノーヘル手放しバイクシーン。実写ではもう見れない、貴重。ラスト、旧ソ連のミサイルSS-30Xが港署を通過する表現はちょっと面白い。
 ロケ地は、ヨコハマグランドインターナショナルホテル、逗子マリーナ、など。

低予算?、映画『トランセンデンス』

 ウォーリー・フィスター監督映画『トランセンデンス(原題・TRANSCENDENCE)』(2014年公開、英・中・米合作?)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 ケーキを持ち込んでからの研究室爆発ショット。つなぎがおかしい。後に各地でテロが発生したというニュースがあるので一応辻褄が合ってはいるけど、初見ではケーキが爆発したように見えてしまう。編集、あまりうまくない。
 ジョニー・デップが死んだシーン。死んだことを確認した瞬間、恋人役のレベッカ・ホールが友人のポール・ベタニーに抱きつく。うーん、レベッカはバカなのか?。なんで死んだジョニーに抱きつかないの?。外人ってバカなの?。こんな意味不明な演出になんでオッケーが出るのか理解不能。ウォーリー、下手すぎ。
 ジョニー、AI化して全知全能なはずなのに何がしたいのかよくわからない。ヒール役だと思ってみていると、世のため人のために尽くしたいらしい。うーん、すごく役割が中途半端で、物語として煮え切らない。
 FBIとモーガン・フリーマンとテロ組織の攻撃がしょぼい。世界の運命がかかっているのに榴弾砲?と迫撃砲?が一門づつ。レベッカをウイルスとして送り込んでいるのに、集団で街に乗り付けている。作戦バレバレじゃん。すごく間抜けなシーン。
 サーバーラックに「コンピューティング」という日本語が見える。T.Caseyが使っているICレコーダーはOLYMPUSのV-40(またはV-50)と思われる。FBIとモーガンがBRIGHTWOOD DATA CENTERに乗り付ける飛行機はQuest Kodiakと思われる。
 ロケ地はアメリカのニューメキシコ州。
 今日の英単語。
 「Copper shields the electromagnetic radiation.」銅は電磁波を遮断する。electromagnetic radiationの略はEMR。「Would you mind?」いいですか?。サインを求めるときのセリフ。「EVOLVE THE FUTURE」未来を進化させる。ジョニーたちがスピーチする講演会のタイトル。
 「I'm probably biased.」身びいきですけど、と訳されていた。probablyで、多分、おそらく。biasで、偏見を抱かせる。「singularity」特異点。「transcendence」超越。「poisoned cake」毒入りケーキ。「state of the art」最新式の。「physically independent neural network」独立型人工神経回路網。略してPINN。
 「self-aware」自己を認識した。「polonium」ポロニウム。ジョニーが撃たれた弾丸に含まれていた物質。その後、ポロニウム中毒になる。「radiation poisoning」放射線中毒。「Don't underestimate yourself.」自分を卑下するな。underestimateで、少なく見積もる、過小評価する。
 「concern」心配させる。「BRIGHTWOOD」町の名前だが、落書きでBRIGHTがBLIGHT(荒廃した)に書き換えられている。「EVERY THING MUST GO」閉店大セール、と訳されていた。売りつくし。「OVERSIZE LOAD」特大積載。トラックのバンパーに書かれている。「dump」ゴミ捨て場、汚い場所。
 「NORTHERN CALIFORNIA」カリフォルニア州北部。north californiaだとカリフォルニア州を越えた北側の地域。northernだと内部の北、northだと外部の北。「RUN FROM THIS PLACE」ここから逃げろ。レベッカにモーガンが手渡すメモに書かれている。run fromで、逃げる、逃亡する。「Y2K」year 2 kiloの略。二千年問題のこと。

面白くない犬神家、映画『儀式』

 大島渚監督映画『儀式』(1971年公開)を観た。つまらない。見てもいいし見なくてもいい。
 眉がないメイクにちょっとびっくりする。室内の美術と照明は独特。ノイズが散見されるもこってりした色合いと陰影でフィルムっぽい高画質。『鍵』(2019/7/19掲載)とは雲泥の差。
 大島にありがちな舞台風の画面構成(登場人物が画面に出入りする)と台詞回し。こういうの映画でやる必要がない。天皇制とか日本の戦後とか、大島映画で何度も繰り返されるテーマにもう飽きる。
 目合(まぐわい)シーンにて、画面の中に二人(小山明子、中村敦夫)しかいないのにわざわざ裸を着物で隠す。他の映画で見られる、シーツで隠して目合うとか、こういうの本当に古臭い。
 中村、死んでいるはずなのに背中が呼吸で動いている。こういうのも時々あるなあ。例『犯人に告ぐ』(2015/4/26掲載)、『藪の中の黒猫』(2015/9/20)、『寝ずの番』(2016/1/17)、『秦・始皇帝』(2016/2/25)、『乱れからくり』(2016/5/20)、『少林老女』(2016/7/10)、『アキレスと亀』(2016/7/12)、『彩恋 sai-ren』(2017/3/6)、『みな殺しの霊歌』(2017/5/26)、『地球、最後の男』(2018/4/9)、『ゴールデン・チャイルド』(2018/6/25)とか。
 子役のキャッチボールシーン。キャッチャー役の男の投げ返す腕の振りがひどい。投げ真似だけ。ラストの島にある小屋。室内と室外の映像の差がひどすぎる。

音楽描写が素晴らしい、映画『はじまりのうた』

 ジョン・カーニー監督映画『はじまりのうた(原題・BEGIN AGAIN)』(2015年公開)を観た。音楽描写が素晴らしい。おすすめ。
 マーク・ラファロの視点による描写でのキーラ・ナイトレイの演奏を初めて聴くシーン。キーラは弾き語りなのに、マークには無人の楽器が鳴り響いている。つまりわかる人にはわかる、ということを映像で見せている。ここは非常に面白い。『アマデウス』のサリエリはモーツアルトの楽譜を見ただけで、名曲であることを見抜き涙する。これと同じで、あるレベルを超えた人には一瞬でわかってしまうというということがうまく描かれている。
 ラッパーの家を訪ねるマークとキーラ。ラッパーの会話が徐々にラップになっていくのも面白い。ここもっと長く引っ張ってほしかった。
 ゲリラ的に野外での一発録りという設定。キーボードはnord stage2。『シング・ストリート 未来へのうた』(2018/12/1掲載)も野外演奏シーンがあった。アダム・レヴィーンとキーラの住む部屋にあるスピーカーはHarman Kardon Soundsticks IIIと思われる。
 マークとキーラ、二人で音楽を聴くときにラインを二分割するイヤフォンスプリッターを使っている。一応、音楽関係者なのでステレオで音楽は聴くという点ではちゃんとした表現。ただ、ラスト近くに一つのイヤフォンを片耳づつ使う映像もある。カップル描写に邦画でもよく出てくるけど、ホント、キモい。オーディオはステレオでちゃんと聴け。
 音楽で街の風景が違って見えるという映像表現も面白い。映画の中の音楽の重要性をさり気なく見せている。
 キーラの曲、バンドの曲、結構聞ける。記憶に残るとまでは言えないけど、映画の中で一応成立している。アダムの演奏シーン。ギターの音と映像合っている?。
 ラスト、キーラはダンともアダムとも恋愛関係にならず自立していく描写で終わる。いやー、びっくりした。女の自立映画になっている。清々しくて好感が持てる。
 ロケ地はアメリカのニューヨーク州ニューヨーク。
 今日の英単語。
 「you can't take back」後戻りはできない。take backで、取り戻す、返品する、よりを戻す。「Do you or not?」あるのないの?。会社の会議についてあるのかないのか娘がダンを問いただしている。「pathetic loser」哀れな負け犬。patheticで、痛ましい、哀れな。
 「psychiatrist」精神科医。「Too much information.」もう十分。「pimp」ポン引き。マークが娘の服装を見てのセリフ。Jodie Foster from Taxi Driverと映画についての比喩もある。「matcha tea」抹茶。「It tastes like piss.」ションベンの味がする。キーラが抹茶の味を表現しているセリフ。「antioxidant」抗酸化物質、酸化防止剤。「samurai」侍。
 「Of course you will.」だよね。「so incredibly good」極上、と訳されていた。incrediblyで、信じられないほど。「I'm gonna just wing it.」その場勝負でやる、即興でやる。ジェームズ・コーデンがカップをスプーンで叩きながら言うセリフ。「No razor.」カミソリはいい。
 「splitter」スプリッター。イヤフォンジャックを二分割する器具。「Two headphones going into one input.」という説明がある。
 「purr」(猫が)喉を鳴らす。「old fashioned way」昔ながらの方法。「soundproofing」防音。「Pro Tools」アビッドテクノロジーの音楽制作用ソフトウェア。「dynamic mic」ダイナミックマイク。マイクの種類で、大きく分けるとダイナミックマイクとコンデンサーマイクがある。
 「〜is done.」〜の完成。「underneath」の下に。真下、とか、隠れて下に、という意味があるらしい。「two bucks」二ドル。「I'm in the zone.」ゾーンにいる。zoneは、集中力が高まっている状態。「over dub」オーバーダビング、多重録音。「Kerouac」ケルアック。ジャック・ケルアック、アメリカの作家。「terrible」ひどい、恐ろしい。
 「Let's start a band.」バンドを始めよう。「What's on your mind?」どうしたんだ?。「Clean out your locker.」クビだ。

柄本明がねええ、映画『鍵』

 池田敏春監督映画『鍵』(1997年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 画面の左右上下に太い額縁が出る。画質はビデオテープのよう。オリジナルフィルム?が残っていなのか?。内容がどうのこうの言う以前の問題。
 川島なお美の裸を彫刻風に見せるシーンはなかなかいい。川島、ほぼ和服姿。吐息混じりの台詞回し。声を張らない喋り方。ホラー風味のようでもあり、雰囲気はある。家の中なのに雨が降る描写もちょっといい。川島のおっぱいポロリあり、ぼかしあり。
 川島と柄本明が互いの日記を隠れて読み合う。うーん、交換日記?。大人なのに?。夫婦なのに?。川島に大沢樹生の名前呼ばせて目合(まぐわ)うとか、設定が飲み込みづらい。
 この映画が面白くないのは柄本がミスキャストということかな。性的に倒錯している作家で夫という役柄なんだけど、柄本だとさっぱりしすぎていてそういう風に見えない。もっと脂ぎった俳優がほしい。例えば、仲代達矢とか。
 辻香緒里が出ている。すごい久しぶりに見た。広岡由里子は年齢不詳ぎみ。いつでもどこにでもいる感じ。
 川島が詣でる神社のロケ地は、伏見稲荷大社か?。『あげまん』(2016/8/16掲載)、『スクールウォーズ HERO』(2016/8/27)にも出てきた。音楽は本多俊之。
 今日の日本語。「油照り(あぶらでり)」夏、薄日が照りつけてじりじりと暑いこと。

アメリカ軍はボンクラ?、映画『ローン・サバイバー』

 ピーター・バーグ監督映画『ローン・サバイバー(原題・LONE SURVIVOR)』(2014年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 『プラトーン』、『ブラック・ホーク・ダウン』、『スペシャル・フォース』(2018/04/06)などに見られる小隊もの。敵地に取り残された小隊がどうやって脱出するかが見どころ。けどねえ、この『ローン・サバイバー』は微妙。
 作戦の詳細な説明があるわりに、マーク・ウォールバーグたち四人が窮地に立たされる原因が、地元民との遭遇、無線の通信不良。うーん、若干バカ気味。発見されたときの対処、通信できないときの対処、とかは事前に決めてないの?。結局、この四人は何しに先発隊として潜入したのかが皆目わからない。この物語、事実に基づいているらしい。アメリカ軍がボンクラすぎて驚く。
 銃撃戦は迫力あり。山岳地帯の接近戦は結構壮絶。斜面から二回落ちるシーンあり。痛そう。
 映画後半になると、敵に取り囲まれているのに大声で仲間を呼んでいるマークたち二人。そんなことしたら敵に居場所がばれるのに。事実だからしょうがないのか?。脚本としてはバカすぎ。
 エンドロールにモデルになった人物たちの写真がでて、湿っぽい男性ボーカルの歌。「英語の曲が流れる邦画は駄作」という格言があるけど、洋画にも当てはまる例がでてきている。
 結局、アメリカ軍ヨイショ映画。その割にボンクラすぎて、ヨイショしているのか褒め殺しなのかよくわからない内容。バカと鋏は使いよう、とはよく言ったもので、バカな面がよく出た映画にはなっている。
 出てくるガジェット、GPSはGARMINのrino 530かな。無線機はRaytheon MBMMR AN/PSC-5か。衛星電話がIRIDUMの9505Aと思われる。
 ロケ地はアメリカのニューメキシコ州。
 今日の英単語。
 「Hurry up.」急げ。「Come back.」戻ってこい。意識のない人に呼びかける言葉。「I'm at my limit.」限界です。「Keep going.」続けろ。「BASED ON A TRUE STORY」事実に基づいている。「Head shave.」丸坊主、のことだと思われる。「bad guy」悪党。「earlobe」耳たぶ。
 「Chinook」チヌーク。ヘリコプターCH-47の名。「Apache」アパッチ。AH-64攻撃ヘリ。「Black Hawk」ブラックホーク。UH-60。「QRF」急速対応部隊。Quick Reaction Forceの略。「honeydew」ハニーデュー。色の名前。
 「frogman」(軍事活動をする)水中工作員。「Two bys, four bys, six bys.」二駆、四駆、六駆。車両の駆動方式を言っている。「Tennessee Walker」テネシーウォーカー。馬の品種名。Tennessee Walking Horseとも呼ぶらしい。「glorious」名誉となる、名声を高める。
 「Radio check.」「Comms check.」どちらも通信確認の意味。radio checkは、輸送機との連絡。comms checkは、降下した歩兵同士の通信確認で使っている。commsは、communicationsの略。「J-BAD」ジェラーラーバード。jalalabadの略と思われる。
 「Arabian horse」「Arabic horse」馬の名前の言い間違いを指摘するシーンで使われる単語。中東よりもアラブのほうが地域として狭い。正確な呼称としてArabic horse(アラブ馬)なのか?。「fifteen grand」一万五千ドル。grandで、千ドル。「bridesmaid」結婚式で花嫁に付き添う女性。
 「high ground」高地。「punch that time card」タイムカードを押す。敵対する集団に最初の一発を撃ち込むことを言っている。「Operation Red Wings」レッドウイング作戦。「Pashtunwali」パシュトゥーン人たち部族の掟。この単語は『ハイエナ・ロード』(2018/11/28掲載)にも出てきた。

教育テレビ中学生日記風、映画『ホームレスが中学生』

 城定秀夫監督映画『ホームレスが中学生』(2008年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 宮沢賢治の「風の又三郎」の朗読、中学校の雰囲気、生徒たちは老けすぎずそこそこ中学生に見える。ガングロとか時代を感じる。石崎直、望月美寿々、椿直の三人は映画研究会。使っているビデオカメラはPanasonicのAG-DVX100Aか?。河原の野外上映会で使うプロジェクターは詳細わからず。
 中学校に突然、ルンペンが生徒として入り込む設定は面白い。閉鎖空間に異物を投げ込む理由として予想外でそれなりの効果はある。
 ルンペン役のうつのみや八郎への中学生の対応や評価、映画研究会との河原らでの生活など、ファンタジー調。手ぶらで河原に来たのに朝は制服着ているとか、わりとご都合主義。ここのツッコミ不足が毒にも薬にもならない映画にしている。
 「驚くポイント、そこじゃねえだろう」「何か、問題、偏っている気がするけど」など観客のツッコミを先回りして椿に言わせている。うつのみやは終始無言。ラストに一言セリフがあるだけ。あくまでも学校内の異物(ルンペン)を生徒たちがどうとらえるかが映画のテーマと思われる。
 上映会あとのオクラホマミキサーのシーン。女教師役の和希沙也、ダンスシーンになると急に画面から消える。なんで?。

2019年07月前半観たおすすめ映画(邦画・洋画)

2019年07月前半観たおすすめ映画(邦画・洋画)
 2019年07月前半観た映画は邦画8、洋画9、計17本。

【次点】

『アポカリプト』監督メル・ギブソン、2007年公開、2019/7/9掲載。
 映画冒頭、若干ダレるけど、村の襲撃が起こってから一気にラストまで、追いつ追われつが面白い。あと、素晴らしいのはマヤ文明の描写。衣装、メイク、建築、風俗習慣とここまで描いた作品は見たことがない。

『レオン REON』監督塚本連平、2018年公開、2019/7/13掲載。
 久しぶりに邦画で爆笑した。知英の演技力とダンス。竹中直人の使いどころのうまさ。過去作品のパロディ。と、面白くしたいのがビンビン伝わってくる。ラストでドタバタするのが残念。ぬるま湯の邦画界が競争時代に突入したかな。

【次点の次点】
『ゲット・アウト』監督ジョーダン・ピエール、2017年公開、2019/7/14掲載。
 不気味な一軒家に迷い込み、脱出するまでを描く。わりとありがちなストーリーだけど、白人が黒人に憧れているのが味噌。人種差別の問題も含まれているようなんだけど、日本人にはわかりにくい。あと、なぜ黒人に憧れるのかの説明がほぼない。

【駄作】『EVIL IDOL SONG』『女忍 KUNOICHI』

歳でもアクション、映画『ラストスタンド』

 キム・ジウン監督映画『ラストスタンド(原題・THE LAST STAND)』(2013年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭、Cowboy Junkiesの「BLUE MOON REVISITED(SONG FOR ELVIS)」が流れる。洋画で、Cowboy Junkiesのアルバム「トリニティ・セッション」(2017/10/30掲載)から曲が使われていることが多い。名盤だし優秀録音盤。
 人が撃たれるシーンはCG。その後、車窓とか橋とか、CGはかなり荒い。最近のアクション映画はこんな感じが多い。シルヴェスター・スタローンとかジェイソン・ステイサムが出る映画とか。
 アーノルド・シュワルツェネッガーが乗る車はシボレーのカマロZL1、エドゥアルド・ノリエガが乗る車は特別仕様で1000馬力のコルベットZR1。多種多様の銃器が出てくるけど、アーノルドが撃ちまくるマシンガンはVickers Gun。手持ちじゃないのが残念。
 アーノルドが歳を取ったという自虐的セリフが頻繁に出てくる。ギャグのつもりなのかな、あんまり笑えなかった。
 橋の上の格闘シーンは総合格闘技風。ここはちょっと新しいかな。年齢を考えればうまく処理した感じ。
 ロケ地はアメリカのニューメキシコ州。
 今日の英単語。ネットの上のscriptがデタラメで、単語の確認できず。ネイティブの人たちがなぜ間違ったセリフをアップできるのか不思議すぎる。

現実逃避のカップル、アニメ映画『言の葉の庭』

 新海誠監督アニメ映画『言の葉の庭』(2013年公開)を観た。画は見るべきものがあるけど、物語は恐ろしくつまらない。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭の水面に落ちる雨のショット。絵と実写のいいとこ取りな新しい感覚の画。描画の腕は健在。
 けど、お話がねえ。
 靴職人?になりたいと思っている高校一年生のたかお。雨の日は新宿御苑風の公園でサボりを決め込む。けど、そこには先客が。27歳の女で後に判明するんだけど、高校の古典?の先生らしい。この女教師もサボタージュ。うーん、出だしから学校不適合な駄目な男女のカップル。靴職人になる前に学校行け、ばか。靴職人になりたいなら高校は辞めろ。ビール飲んで学校休んでいる女教師。今すぐ退職しろ。お前には向いてない。
 まあ、駄作にありがちなんだけど、恋のハードルがマッチポンプ。お前たち、自分自身に問題があるだけのこと。てめえが行動すればいいだけの話。現代の恋には階級差別もないし、家制度もないし、乗り越えるべき外圧のハードルが何もない。だから現代の恋愛ものはすぐ病気になるしすぐ事故に合う(例『100回泣くこと』2014/7/1掲載)。恋愛映画は恐ろしくつまらない話ばかり。『伊豆の踊子』(2014/7/17掲載)とかの爪の垢を煎じて飲んではどうだろう。
 ラスト、急にたかおが多弁になる。不自然過ぎ。新宿御苑での飲酒は固く禁じられておりますという字幕が出る。この女教師、単なる不良なのでは?。

黒人も白人も怖い、映画『ゲット・アウト』

 ジョーダン・ピエール監督映画『ゲット・アウト(原題・GET OUT)』(2017年公開)を観た。一応、最後まで見れる。
 一軒家に迷い込んで大変なことになる、というまあ映画では古典的な展開。これまでにない味付けは、白人が黒人に憧れていること。外見までも黒人になること。若返り以外になんのメリットがあるのか?。ここ、人種差別のあるアメリカだといろいろな意味が含まれているんだろうけど、かなり飲み込みづらい。
 洋画は閉鎖空間を作るのが楽。少しドライブすればもう荒涼とした土地。例『シャイニング』(2018/1/10掲載)。邦画はどこまで行っても畑だったりコンビニはあるし、鉄塔は見えるし、三面張りの川だったり。
 催眠術。都合良すぎ。そんな簡単に何度もかかるの?。凝固法?という手術も詳しい説明はない。脳を移植するということなのか?。
 ダニエル・カルーヤの持っているカメラはCanonのEOS 7D。家具調ブラウン管テレビが出てくるけどメーカー、機種ともにわからず。ロケ地はアメリカのアラバマ州。
 今日の英単語。
 「toothbrush」歯ブラシ。「deodorant」制汗剤。「cozy clothes」部屋着。cozyで、暖かい、居心地が良い。「racist」差別主義者。「hung up on me」(一方的に)電話を切る。「groundskeeper」管理人。「We're huggers.」ハグ仲間だ、と訳されていた。アメリカ、いちいちこういうの好きだねえ。
 「total privacy」完全なプライバシー。「I agree.」同感です。「A hit and run.」ひき逃げです。「I'm quitting.」禁煙中です。quitで、やめる、よす。「judo」柔道。「jujutsu」柔術。「genetic makeup」遺伝子構造。「heightened suggestibility」高度な暗示。
 「sink」沈む、沈没する、落ち込む。「How handsome is he?」それにしてもハンサムね。「Good to see another brother around here.」黒人がいて心強い、と訳されていた。brotherは、(男性の)同僚、仲間。「Is something wrong?」どうかした?。
 「Shit ain't fair.」ありがち、と訳されていた。「genetic disease」遺伝病。「funny business」いかがわしい行動、愚かな行動。「snitch」チクる、と訳されていた。密告する。「Rat you out.」密告する、告げ口する。「tattletale」告げ口屋、おしゃべり。
 「sparkler」花火。「seizure」発作。「brooklyn native」ブルックリンっ子、と訳されていた。「Behold.」見よ、注意せよ。「coagula」凝塊。「sex slave」性奴隷。「brainwashing」洗脳。「hypnosis」催眠術。「intercom」内部通話装置、インターホン。「transplantation」移植。
 「TSA」アメリカ合衆国運輸保安庁。Transportation Security Administrationの略。ダニエルの友人の職場。後に航空警察の車を運転している。「I'm TS motherfucking A.」TSAを強調するときの言い方。『ダーティ・グランパ』(2019/7/5掲載)ではAbercrombie fucked Fitchというのがあった。

ぬるま湯の邦画も競争時代へ、映画『レオン REON』

 塚本連平監督映画『レオン REON』(2018年公開)を二回観た。コメディ邦画を見直した。おすすめ。
 映画冒頭のバイクのブレーキング、その後、車が人を轢くシーン。無駄にかっこいい。この過剰さが笑いになっている。
 本来はこんな感じ、という説明の後、知英が竹中直人になる。大爆笑。男女のムードが高まったところで本来の姿を見せるので、場面の雰囲気をぶち壊し。映画的なギャグになっている。竹中の使い方が非常にうまい。塚本、腕ある。
 井森美幸似の主人公役知英、芸達者でびっくりした。過剰な男役の中に女らしさを加えるあたり、本当に感情移入しそうになる。劇中やエンドロールで見られるダンスも味わい深い。ぬるま湯の邦画が競争時代に突入した予感。
 『君の名は。』(未見)、『ゴジラ』(2014/5/22掲載)、『転校生』(2014/1/28)などの映画、松田優作のTVドラマ、「オー、モーレツ」のTVCMなどパロディが盛り込まれていて、楽しませようという意気込みが伝わる。
 ただ、惜しむらくはラスト。若干ドタバタ気味で散らかっている感じ。会社の乗っ取り劇はもう少しシリアスに描いてほしかった。
 あと、知英がプールに落下するシーン。白いシャツを着ているのに乳首が透けない。いやー、ここは透けさせないと。無駄パイを活かすのはここしかないのに。

日付が変わってます、映画『大脱出』

 ミカエル・ハフストローム監督映画『大脱出(原題・ESCAPE PLAN)』(2014年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 シルヴェスター・スタローンはBC SECURITYで働いている。刑務所に服役して脱出、刑務所の保安上の欠点を暴くのが仕事、らしい。この時点で、飲み込みづらい。脱走方法の上限が示されないので、脱走の方法を回想で示されても感動がない。破壊はいいのか、暴力は、殺人は、爆破は、外部の人間に協力を求めてもいいのか?。などなど、外堀が埋まってないので、見ていて緊張感も達成感もなし。
 秘密の刑務所。外に出ると船の甲板。そんなことある?。セリフで言い訳していたけど、エンジン音とか揺れとか、どんな豪華客船でも船に乗っていることくらいはわかるだろう。脱獄ものなのに設定が適当。脱獄を描く気が無し。
 途中から謎の人物の情報が物語のテーマになるけど、後出しジャンケンなので、なにそれ?な感じ。話をあとから盛すぎ。
 急にBCSの職員が刑務所を突き止める。うーん、今まで何してたんだろう?。なんで急にわかった?。施設はわかったけど、場所はわからない(船で移動するから)。なんじゃそりゃ?。そのシーンいる?。
 イスラム教徒のリーダーを甲板に上げる刑務所所長。えー、船だとわかるじゃん。秘密じゃないの?。ここバカすぎて呆れる。
 監視カメラから動体検出器まで装備されている施設なのに、盗聴はしない。だから、シルヴェスターとアーノルド・シュワルツェネッガーが大声で脱獄の話をしている。緊張感なさすぎ。
 シルヴェスターの脱出方法も後出しジャンケン。シルベスターの趣味がヨットとか、そういう前フリできないのかなあ。脚本、雑。『メカニック・ワールドミッション』(2019/6/23掲載)で船からの脱出方法は錨の収納庫に隠れることだった。色々、アイディア考えるの大変だねえ。
 CGが雑。シルヴェスターの腕時計はLuminoxのSwiss Quartz 200 Meters。この時計、日付は18と表示されているのに、次のショットでは24になっている。そのくらいのレベルの映画。
 ロケ地はアメリカ、モロッコ、など。
 今日の英単語。
 「On the line.」線の上で。看守がシルヴェスターを待機させるときのセリフ。「Against the wall.」壁を背にして。「inmate」囚人。「Put your hands in the air.」手を上げろ。「escape proof」脱出不可能な。「secure」安全な。「CLEARANCE」高さ制限、ゆとり、余裕。
 「fire garage」消防車車庫。「FRONT LOT」正門前、と訳されていた。lotは、敷地、の意味か?。「breakout」脱獄。「BC」breslin clarkの頭文字。「You're new here?」新人か?。「CIA」central intelligence agencyの略。「worse」より悪い。
 「alias」別名。「evac」evacuation(避難)の略語。「Don't flatter yourself.」自惚れないで。flatterで、おべっかを使う、お世辞をいう。「Your intake is finished.」説明は以上だ、と訳されていた。intakeは、吸入、摂取。「new fish」新人。fishには、やつ、という意味がある。
 「Back off.」下がれ、口出しするな。「Why do you care?」なんで気にするの?。「free for all」参加自由。「The favor man.」おせっかいめ、と訳されていた。favorで、好意、親切。「COMPROMISING CORRECTIONAL INSTITUTION SECURITY」矯正施設の管理体制の問題点。シルヴェスターが書いた本。
 「You hit like a vegetarian.」あなたは菜食主義者のように殴る。「That's enough.」そこまでだ。それで十分だ。「You can thank me later.」礼は後でいい。「the box」隔離房のことを指している。「Give me your arm.」腕を出して。血圧を取る時の医者のセリフ。
 「No fucking way.」ふざけるな。「vertical」垂直。「mess」食堂。「They froze the check.」彼らは小切手を凍結した。freezeで、(資産などを)凍結する、引き出せないようにする。「common」一般的な、公共の。「the federal government」連邦政府。
 「punish」罰する、懲らしめる。「hives」じんましん。「CLOTTING POWDER」凝固剤。clotで、固まらせる、凝固させる。「The Hippocratic Oath」ヒポクラテスの誓い。医師の倫理や任務が書かれているらしい。「TAP CODE TABLE」タップ信号表。tapで、軽く叩く。シルヴェスターが壁を叩いて通信する。「5:00 PM SHARP」午後五時きっかり。sharpは、(時刻の後に置いて)きっかり、ぴったり。
 「lockdown」(刑務所内)封鎖。「motion detector」動体検知器。「WATER FUEL CONVERSION SYSTEM」シルヴェスターが逃げ込むタンクに書かれている。調べたけど、さっぱりわからない。水燃料変換システムって何?。「30 DEGREES 22(N),23 DEGREES 6(W)」北緯30度22分、西経23度6分。degreeは、(温度、緯度、経度などの)度。「FLUSHING TANK」タンク排水。

マイクが映っている?、映画『女忍 KUNOICHI』

 千葉誠治監督映画『女忍 KUNOICHI』(2011年公開)を観た。雑、適当、駄作。
 映画冒頭のドラマ部分のショットが長過ぎる。観客に印象づけるためだと思われるけど、後に明らかになっても別にどうということがない。結果、ダラダラした編集に見えるだけ。
 山の中、スモーク炊きすぎ。「ローソクがいっぱい出てくる映画は駄作」の格言通り、ローソクがたくさん出てくる。歯を抜く道具がやっとこではなく和ハサミ。恐怖を見せる効果がまったくない。
 41分頃、上部左にマイクの風防が見える。ひえー、久しぶり。まだ、こんなショットでOK出すんだあ。これで劇場公開作品なのか?。邦画の観客はなめられている。ちなみに撮影機材などが映り込む映画は、『殉霊鬼』(2014/9/5掲載)、『未完の対局』(2014/12/4)、『夜をぶっとばせ BLOW THE NIGHT!』(2015/6/27)、『前橋ヴィジュアル系』(2016/5/7)、『夢の中へ』(2016/10/8)などがある。
 三元雅芸、男根は子供の頃に切り取られた、と言っていたのに、その後のセリフで「イチモツ噛み切られたら忍びとして動きが鈍くなる」と言っている。じゃあなんで、あなた達は女を護送する役目を与えられ、かつ、人より先回りする速い動きができるんですかあ?。作品内で話が矛盾しいる。脚本、バカすぎ。
 三元とパイレーツ・オブ・カリビアン風の虎牙光揮、佐藤雄一が現れても戦わない。話が意味不明すぎ。人として行動が矛盾しすぎていて、ただただ飽きる。
 隠れキャラみたいなのがラストに出てくるけど、前フリがないので「誰?」なだけ。
 アクションの見せ方は古臭い。世界の流れから取り残されたガラパゴスアクション。動きの速いダンスをしているだけ。『イコライザー』(2018/12/2)みたいな格闘シーンが見れるのは、いつなんだろう。

アンテナがいっぱい出てくる、映画『セル』

 トッド・ウィリアムズ監督映画『セル(原題・CELL)』(2017年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 電話を使っていた人たちが急にゾンビ風になる。最後まで見ても、ゾンビに取り立てて工夫は見られない。拍子抜け。電波、または音声によってゾンビ化、また、そのゾンビたちを操っているみたいだけど、謎や仕組みは明かされず。風呂敷は拡げたっきり、たたむ様子はない。
 特にひどいのはヒール役の赤いフード男。ジョン・キューザックが描いた絵が現実化したいみたいだけど、前フリがないので、登場しても「何ですかこれは?」状態。怖くもないしストーリーも飲み込みづらい。脚本、ものすごーく下手クソ。
 CG、すごく粗い。劇中、ANITA WARDの「RING MY BELL」が使われている。 ロケ地はアメリカのジョージア州アトランタ。
 今日の英単語。
 「WELCOME ABOARD」ご搭乗誠にありがとうございます。「GREATER BOSTON」ニューイングランドの首都圏。「emergency brake」非常用ブレーキ。「groundwater」地下水。「my boo」俺の女、親友。「graphic novel」グラフィックノベル。アメリカンコミックの一形式。ジョンの仕事はコミック作家と思われる。「flock」群れ。
 「Hold up.」止まれ。「I EXERCISE MY RIGHT TO BEAR ARMS」私は武装する権利を行使する。bear armsで、武器を所有する、武装する。「GUN CONTROL」銃規制。「means using both hands」銃規制のステッカーに書かれている。銃規制は両手を使うことを意味する。うーん、意味不明。
 「headmaster」校長。「cell phone」携帯電話。「musical chairs」椅子取りゲーム。「rebooting」再起動。「available」すぐに利用できる、利用可能。「You astound me.」脱帽だ、と訳されていた。astoundで、びっくり仰天させる。
 「napalm」焼き払う、と訳されていた。ナパーム、ナパーム弾で攻撃する。「Oh, company.」仲間ね。KASHWAK=NO-FOと書かれた家で、ジョンたちを出迎えた老婆がかける言葉。「canary in a coal mine」炭鉱のカナリア。「MOM IS 1 OF THEM」ママは奴らになった。ジョンの家の冷蔵庫にマグネットで貼り付けるアルファベットで書かれた文章。

広角レンズと女優、映画『ねこあつめの家』

 蔵方政俊監督映画『ねこあつめの家』(2017年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 毒にも薬にもならないお話。作家と出版社が出てくる。今更、斜陽産業を取り上げる邦画ってどういうこと?。例『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』(2010/6/12掲載)とか。後ろ向きな産業と癒着しているからこういう題材しか脚本として出てこないのかな。ご愁傷さま。
 伊藤淳史の演技がオーバアクションですぐに飽きる。机も使わずノートパソコンをももの上において執筆。うーん、なんでそんな無理な体勢で原稿を書くんだろう。リアリティーなし。いわゆる、ありがちな邦画クオリティー。
 伊藤、レッドブルのエナジードリンク(330mlアルミボトル?)ばかり飲んでいる。ものすごい宣伝臭。
 忽那汐里、妊娠、出産シーンなし。いやはや、手抜き改め映画的省略がすごい。猫を撮る前に、人間を描くべきでは?。
 とまあ、箸にも棒にもかからない作品だけど、一点だけ光る部分がある。
 この作品、人物を撮るときに広角レンズ?を使っていて、俳優の顔にピントが合うと、背景がボケる。このショットが、女優を美しく見せている。ただ美しいだけじゃなくて、なんかその表情の裏にもう一つの感情がありそうにまで見える。この撮り方で、忽那が非常に綺麗。木村多江は、一癖ありそうな表情が映える。大久保佳代子はそれなりに映る。
 いやー、この作品、女三人が主人公を取り合う四角関係の映画だったら、面白かっただろうに。広角レンズが女の内面をえぐる手法はあり。バカみたいに猫撮っている暇は邦画にはないと思う。
 ロケ地は千葉県の多古町。

マヤの街は必見、映画『アポカリプト』

 メル・ギブソン監督映画『アポカリプト(原題・APOCALYPTO)』(2007年公開)を観た。前半、若干ダレるけど、そこを抜けると映像と展開に手に汗握る。おすすめ。
 主人公たちの森での生活。マヤ語?、身体に記された刺青や装飾具、動物の狩りの様子など、なかなかの徹底ぶり。ただ、家族の生活風景は若干微妙。そういう平穏な生活が乱されるという、前フリなんだけど、ここ若干ダレる。
 けど、他部族?の襲撃が始まってからはすごい。色々すごいけど、マヤの都市の再現は素晴らしい。刺青、装飾具、化粧、建築物、風俗習慣、いろいろなものが初めて見るもので素晴らしい。特に、街の人物が、マヤ遺跡に描かれている絵文字?から抜け出てきたような顔立ち無表情で素晴らしい。THE CITYの描写だけでも見る価値あり。
 さらに、主人公の脱出からの逃走、形勢逆転が実にうまくて手に汗握る。都市部では不利だけど、地の利を活かした森の中での展開はアイディア満載。妻の状況も同時並行で描かれていて、サービス満点。
 メルギブ、ハイテンションの変なおじさんだと思っていたけど、ここまで緻密で面白い話を作り映像化できるんだあ。いやー、見直した。
 ロケ地はメキシコ、イギリスか。エンドロールにはCOSTA RICA UNITの文字も見える。

BOSE Quiet Comfort 25

QuietComfort25

 BOSE Quiet Comfort 25が手に入ったので、BOSE Quiet Comfort 2との新旧比較をやってみる。今更、だけど。
 QC25を装着した瞬間にわかることは、ハウジングが大きくなっているので耳たぶ周りの開放感が大きいこと。頭上の頂点と左右の耳全体の三点で支える感じの装着感。
 QC2に比べノイズキャンセルの効果は大幅増。低域から高域までまんべんなく外部の音を殺している。遠くで鳴っているAMラジオのアナウンサーの声まで消えるのは驚き。
 CDプレーヤーBOSE CD-M9(Fixから出力)、ヘッドフォンアンプMicro AMP HA400を使ってCD「POMP & PIPES」(RR-58CD)を聴いてみる。
 QC2(LINE LEVEL LOで視聴)、音は自然で聴きやすい。音像は頭の周りに拡がる感じ。ベールをかぶっているけど、これはこれでありな音。イージーリスニングならこちらの音で十分。
 QC25の場合。バリバリなる。これをHi-Fiと取るかドンシャリと取るか、意見が別れるところ。大太鼓の低い部分が耳元でブルブル振るえる。振動板の可動域は大きそう。ブラスのはりあげるところは耳に付く。けど、フルートなどの静かな音は美しい。音像が頭の周りに拡がるのはQC2と同じだが、音像全体がでっかくなった感じ。電気的に増幅した人工的な味付けはあるけど、非常にパワフルに鳴る。かなり好みが分かれる音の味付け。映画鑑賞だと最適かも。

映画にお笑いはいらない、映画『火花』

 板尾創路監督映画『火花』(2017年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 カメラのパンが気になる。砂浜に埋められている桐谷健太から持ち物、裏通りから菅田将暉のアパート、など、カメラを動かしてます、みたいに見える。
 とにかく、漫才シーンがつまらない。とにかくボケとツッコミの会話がつまらない。ベロベロバアのギャグ、漫才、この二つが映画で笑いにならないことは、何度も証明されているのに、またぞろ同じ轍を踏んでいる。お笑い経験映画監督が犯す同じ間違いを繰り返している。例、松本人志、北野武の一部作品。
 テレビ番組の収録?スタジオのセットがめちゃくちゃ安っぽい。渋谷駅前のショット、無人、車すら無し。全面的に交通規制をかけたのか?。それともあとからCGで消したのか?。このショットはびっくりした。
 物語もつまらない。雌伏しているのは別にお笑い業界だけでもなし。菅田の思いが語られるのは舞台の上の漫才。つまりセリフで説明しているだけ。映画の中では最も安易な手法。お笑いやめて不動産屋で働いて、で、結局何?。主人公の成長が描かれないので、登場人物に感情移入できない。ただただ白ける。

今更食人族かあ、映画『グリーン・インフェルノ』

 イーライ・ロス監督映画『グリーン・インフェルノ(原題・THE GREEN INFERNO)』(2015年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭のロレンツァ・イッツォの大学生活の描き方は丁寧。家庭環境、性格、考え方、などよくわかる。で、抗議行動を起こすペルーに移動して、グループ間の関係性や不穏な空気など、結構興味津々で見続けることができる。
 けど、現地の工事業者、軍隊との対決で、すごく白ける。カメラで生中継されているから殺されない、という設定なんだけど、そんなことある?。その場での抑止力にはなるかも知れないけど、カメラを取り上げてから殺せばいいだけの話。この、抗議行動と工事現場のシーンから一気に盛り下がる。
 でまあ、飛行機が墜落してとある村に到着。そこが食人族の村だったというのが大筋。グロ映像満載。人体損壊、血がドバドバでる。見せたいのは多分、ここだけだと思う。
 村の子供がロレンツァを助けることになるんだけど、子供に助ける理由がない。とか、ロレンツァが墜落した旅客機の残骸のある場所に戻るシーンがあるんだけど、松明が焚かれ食人族の気配があるのに、警戒心がなくて普通に歩いているとか、間の抜けたシーンや設定が散見される。こんな古臭いテーマなのに、ラストは続編がありそうな気配。洋画も暇だねえ。
 ロケ地はアメリカのニューヨーク州ニューヨーク、ペルー、チリ。リンカーン・センターが出てきたり、ペルー?チリ?の空撮が出てきたり、バラエティがある。エンドロールを見ると、撮影はCINEMA EOS SYSTEMらしい。
 今日の英単語。
 「What do we want?」要求する、と訳されていた。シュプレヒコールでリーダーが叫ぶセリフ。直訳すると、我々がほしいのはなんだ?。「janitor」用務員。「I'm on a hunger strike.」ハンガーストライキをする。「tear gas」催涙ガス。「rite of passage」通過儀礼。
 「tribe」部族。「FGM」女性性器切除。female genital mutilationの略。「I won't keep her long.」すぐ済むから。路上でロレンツァとスカイ・フェレイラに話しかける男のセリフ。「ACT」activist change teamの略。アリエル・レヴィがリーダーの過激なグループ。
 「Were it so simple.」短絡的だな、と訳されていた。「procedure」手順、手続き。「Knock yourself out.」どうぞご自由に。「You must be a freshman.」一年生だな。「insolence」横柄、傲慢。「Show me how.」やり方を教えて。
 「nonviolent」非暴力の。「I'm so watching that.」絶対見る。「I think you're hundred percent wrong.」あなたは百パーセント間違っていると思う。「whore」自堕落、と訳されていた。尻軽女、売春婦。「OFF DUTY」回送中。タクシーの屋根にあるランプに書かれている。勤務時間外だとoff dutyが点灯するらしい。
 「It's like a tradition.」伝統だよ。「yellow fever」黄熱病。「You're wasting it all.」かけ過ぎだよ。防虫スプレーを使いすぎることを注意するときのセリフ。「Make sure your phones are charged.」携帯電話の充電を忘れるな、と訳されていた。make sure thatで、確実に〜してくれ。
 「Have you been here before?」前にここへ来たことあるの?。「It's for the snakes.」蛇用だよ。山刀を何に使うのかを説明するセリフ。「chop chop」急いで。「This is a good omen.」これは良い兆しだ。omenで、前兆、兆し。
 「Amazonia」アマゾン川流域、地域の総称。南アフリカ大陸の熱帯雨林地帯。「Fuck off.」ほっておいて。「Mayday, mayday」緊急用符号語。通常は三回繰り返すはずだが、この映画なの中では二回しか叫ばない。「Stay calm.」落ち着け。同じ意味でcalm downもある。こっちのほうが洋画では頻出。
 「Go in the corner.」角に行け。「Scooby Doo」アメリカのテレビアニメ番組。「The battery's dead.」バッテリー切れだ。「Cannibals」人食い人種。「Yajes」ヤハ族、と訳されていた。人食いの村の部族名。調べたけど、架空の名称と思われる。「nightmare」悪夢。
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グブリー川平(かびら)
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