2019年03月後半観たおすすめ映画(邦画・洋画)

2019年03月後半観たおすすめ映画(邦画・洋画)
 2019年03月後半観た映画は、邦画3、洋画11、計14本。

【次点】

『雨に唄えば』監督ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン、1953年公開、2019/3/16掲載。
 言わずと知れた超名作。ミュージカル映画嫌いでもこの超絶芸能には舌を巻く。これぞエンターテイメント。なんだけど、どういうわけか画質が悪い。ビットレートの低いときのモヤっとしたデジタルノイズが出ている。オリジナルのせいなのか、マスタリングの問題なのか。よくわからない。

『マスター・アンド・コマンダー』監督ピーター・ウィアー、2004年公開、2019/3/28掲載。
 『U・ボート』(2018/9/10掲載)を連想させる過酷な海の戦争を帆船で再現。描写が丁寧緻密ですぐ虚構内に入って行ける。おすすめ。

【次点の次点】

『サバイバルファミリー』監督矢口史靖、2017年公開、2019/3/21掲載。
 大停電後の生き残り描写、エピソードの積み重ねは矢口映画っぽい。都会人と田舎の人との対決も面白い。ただ、停電(地震などではない)とお行儀のいい日本人的行動でパニックシーン、群衆シーンが少ないのは、違和感あり。このあたりが邦画の限界かな。

【番外】

『47RONIN』監督カール・リンシュ、2013年公開、2019/3/27掲載。
 日本が舞台なのに英語を話すとか服装や建築物が似非アジア風という勘違い時代劇だけど。時代劇は、日本の防衛力と一緒でもうアメリカ(ハリウッド)に丸投げすべきかなっと思った。そのほうが実力のある日本の俳優は幸せだと思う。

【駄作】『ライアの祈り』

不妊の女をなめている、映画『ライアの祈り』

 黒川浩行監督映画『ライアの祈り』(2015年公開)を観た。ありがちな地元宣伝映画。駄作。
 川、石灰岩が削られたような岸壁。ベトナムのカットバ島らしい(エンドロールにはロケ地として記述なし)。外国ロケかあ、と身を乗り出して見ていると、、。
 ジャングルの中を行進。「ここで飲みましょう」と言って立ち止まる。なのに次のセリフが「急ぎましょう」と歩き出す。うーん、バカなのか?。人の行動としておかしいよねえ。脚本がデタラメなのが冒頭シーンだけでまるわかり。下手くそすぎる。
 宇梶剛士、六千年前の土器が出土したことに驚いてこのベトナムまで出てきたのに、村?の族長風の老人に尋ねることが「リーダーとして大事にしていることはなんですか?」「人として一番大切なことはなんですか?」だって。バカなのかな?。税金使ってベトナムまで何しに来ているの?。そんなこと、てめーの便所の中で考えろ。脚本、映画の観客をなめきっている。
 宇梶の車はスズキのエブリイ4WD。運転席、助手席ともにヘッドレストがない。今時の撮影で珍しい。老人が撮影しているのか?。
 遺跡発掘調査の現場にあるラジカセはTMCのCR-1400と思われるが、『戦闘少女 MUTANT GIRLS -SQUAD-』(2019/2/21掲載)に出ているCR-1400とは、スピーカーネットが微妙に違う。
 宇梶の縄文時代の遺跡調査、鈴木杏樹の見る森の夢。これは、鈴木の過去体験かなにか、深層心理に迫る謎を、宇梶が解明していくのだな、と期待していると、その後、全くこの二つの設定が生かされない。バカすぎ。なんのためにわざわざこんな設定にしたの?。結局、鈴木が小説書いている真似事(ノートパソコンの前のショットのみ)とイラスト書くだけ。うーん、もうバカすぎて呆れる。
 で、どうなるかというとずーっと人情噺になっていく。不妊の話とか、震災の話とか。これに縄文時代とか、森の中の夢とかいる?。青森県から拾い集めたエピソードを適当に組み合わせて、お涙頂戴の人情噺をでっち上げたのがまるわかり。製作連中の発想が腐りきっているのがすけて見える。こういう連中が、邦画をどんどんだめにする。
 後半、いろんなことを縄文時代に結びつける。ただただ飽きる。目合(まぐわい)シーンはないのにずーっと不妊の話。この映画作っている連中、不妊の女をバカにしてないか?。
 エンドロールを見ると、支援者として政治家や役人連中の名前多数。さらに教育委員会の名前多数。がはは、公金を使える連中が集まって、この程度のつまらないお話をわざわざ映画にするんだあ。頭の中まで桜が満開。日本は平和でいいですなあ。

Mulholland Dam、映画『大地震』

 マーク・ロブソン監督映画『大地震(原題・EARTHQUAKE)』(1974年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 アメリカのカリフォルニア州ハリウッドの空撮。現代建築っぽいビル群、ダム(Mulholland Dam)、丘の上のハリウッドの看板などの空撮は、フィルムの粒子は目立つもののきれい。
 チャールトン・ヘストンの妻役エヴァ・ガードナー、顔が怖い。ヒース・レジャーを思い出す。
 チャールトンが乗っている車はシボレー(Chevrolet)のK5 BLAZERのコンパーチブルと思われる。リチャード・ラウンドトゥリーが乗るバイクはホンダ(HONDA)のSL250と思われる。
 売店に置かれているラジオは調べたけどメーカー、機種ともにわからず。地震後、路上で少年が聞いているラジオはPanasonicのRF-933に似ているけど、どうかなあ。
 地震のシーン。特撮と合成。実写と特撮の違いがわからない部分もあるけど、やはり74年。コンクリートや岩が発泡スチロールだったり、炎が付け足しだったりと時代を感じさせる。カメラ側に飛び散る血糊はわかりやすい二次元の赤いCG。今見るとギャグに見えてしまう。実写で水が出てくるシーンは迫力ある部分もある。ハリウッドのMulholland Damでロケが行われていて、堤体や取水口が何度も映る。
 アメリカ映画を見ていて不思議なのは警察同士の縄張り争い。この作品ではロサンゼルス市警と郡警察が殴り合いの喧嘩をする。災害後の暴動とか、動物的な行動が顕著に出ている。
 あと、ミルクの注ぎ方が雑とか、斜面の家が怖すぎとか、カメラ揺らしすぎ、早送りでごまかしているとか、気になるところ多数。
 数年後に地震予知が可能という設定になっている。当時はまだ予知に期待していたのか?。まあ、可能なら「予知」ではなく、予測とか予報であるべきだけどね。
 Sunset Media Tower、Theme Buildingなどの空撮、外観映像が見れる。造形的に面白く現代建築っぽい。
 物語は群像劇。チャールトンが浮気をしているけど、地震のおかげで元サヤに収まるというお話がメイン。バイクショーの男とか、サイコっぽい州兵とか、地震研究所とか、市警とか、がチャールトンと関係あったりなかったりする。話としては可もなく不可もなし。
 今日の英単語。
 「clock watcher」就業時間を気にする怠け者。「emergency inspection」緊急点検。「That was a jolt.」結構揺れたな。joltで、揺さぶる、ショックを与える。「tremor」弱い地震、かすかな揺れ、余震。「overtime」残業代。「Royce, inc. building contract」チャールトンが働いている会社の名前。「so long」またね。
 「It'll have to be instant.」インスタントコーヒーよ。will have toで、我慢しなくてはいけない。「bit player」端役を演じる人。「nymphomaniac」淫乱な女。「satyr」好色家。
 「CALIFORNIA SEISMOLOGICAL INSTITUTE」カリフォルニア地震学研究所。「You look sick.」顔色が悪いな。「elevator shaft」エレベーターシャフト。エレベーターが上下する縦坑のこと。「daredevil」命知らずな人。「Credit is Dead / Don't ask For it」店内に出ている手書きの注意書き。信頼は失われた、という意味なのか、クレジットカードが使えないという意味なのか、わからない。店員が変人設定なので前者の意味かも。
 「What will you have?」なんにします?。バーテンダーが飲み物を訊くときの言い方。「In uniform?」制服で?。警官の制服を着たままなので、バーテンダーが訊いている。「big quake」大きな揺れ。quakeで、震え、地震。「You're a watchman.」君は管理人だ。watchmanで、夜警、警備員。「TRESPASSING / LOITERING / FORBIDDEN BY LAW」不法侵入、徘徊、法律で禁止。ダム堤体の上部にある出入り口ドアに書かれている。
 「mankind」人類、人間。「affair」浮気、情事。「scholarship」奨学金。「the Hiroshima and Nagasaki nuclear bombs combined」広島と長崎の原爆を合わせた。combinedで、結合された、混ぜ合わさった。
 「fifty bucks」50ドル。buckは、1ドル。洋画の頻出語の一つ。「anger」怒り。「Busted.」なんていう人なの。調べても罵詈としての例文がほとんど出てこない。「nuts」気が狂って。「pantyhose」パンティーストッキング。「It's dead.」不通だ。ダムの電話が使えないときのセリフ。
 「six pack」ビール6本入りパック。「heart attack」心臓発作。「The door's out of line.」ドアが閉まらない。out of lineで、線からはみ出す、調和しない。
 「SENSURROUND」センサラウンド。エンドロールの最後に表示される。ユニバーサルピクチャーが提唱している重低音を再生する方式。この映画で初めて使われたらしい。そのせいなのか、映画視聴中、音量を上げてもセリフが聞き取りづらかった。効果があるのかどうなのかわからない。

男根亀頭デザイン、映画『スプライス』

 ヴィンチェンゾ・ナタリ監督映画『スプライス(原題・SPLICE)』(2011年公開、カナダ・フランス合作)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭、配役は映像の中に浮き出てくるけど、スタッフはフォントで普通に出す。なんか中途半端。タイトルも見にくい。映像のセンス、なさそう。
 エルサ役サラ・ポーリーが持っているMiniDVビデオカメラはSONYのHandycam DCR-TRV38。ICレコーダーもSONYだが機種はわからず。サラとエイドリアン・ブロディが共同で使っている車はAMCのGremlin。この車、『バリー・シール アメリカをはめた男』(2018/7/30掲載)に出てきた。醜い車として有名らしいけど、車体デザインの前後バランスが非常に独特で目を引く。意外に最先端のデザインなのでは?。
 遺伝因子組み換え?で生み出された生物のデザインが男根の亀頭風。尿道の割れ目まである。女性器風のクリーチャーが出てきたのは『エイリアン』。二匹目のどじょうを狙ったのかもしれないけど、これがすごくイマイチ。H・R・ギーガーの足元にも及ばない。
 「キャンディ」と箱に書かれたつぶつぶのお菓子、「奴らが来るぞ!!」と書かれた日本の漫画っぽい絵などが出てくる。けど、特に二人が日本かぶれというわけでもない。
 未知の生物のいる実験室に閉じ込められるサラ。こういうシーンはありがち。で、逃げるタイミングがあるのにサラが逃げない。うーん、主人公を低能にする設定。駄作にありがち。
 サラとエイドリアンの目合シーンがひどい。服を全く一ミリも脱がない。どうやって挿入しているの?。バカすぎる。デルフィーヌ・シャネアックは脱ぎまくり。けどねえ、怪物設定のヌード見せられても、気分は萎えるだけ。
 結局、サラがなんのために怪物を生み出しているのかがわからない。子供は作りたくなかったと言っていたのに、自分のDNAは使うわけ?。映画冒頭から最後まで、わがままなバカ女なだけ。
 ロケ地はカナダと思われる。
 今日の英単語。
 「clamp」鉗子。「scissors」はさみ。「imprinting」刷り込み。「Newstead Pharma」ニューステッド製薬。サラとエイドリアンが働いている会社。「splice」組み継ぎ、結合。「diabetes」糖尿病。「phase」段階、時期、局面。「digging through pig shit」飼い殺し、と訳されていた。直訳すると、豚の糞をあさる。「enteric proteins」腸溶性のタンパク質。
 「NERD」核交換開発研究所。NUCLTC EXCHANGE RESEARCH DEVEOPMENTの略。二人が隠れて研究する場所。なぜこの施設が使えるのか説明なし。「recombining」組み換え。「It's not working.」だめだ。not workで、使い物にならない、効果がない、うまくいかない。「liquid nitrogen」液体窒素。金属容器に書かれている。「ovum」卵子。「nerd」オタク、と訳されていた。無能な人、まぬけ、など否定的な意味が強いらしい。
 「Careful.」気をつけて。「I grew up on a farm.」私は農場で育ちました。「tedious」退屈な。「We fucked up.」僕達はおしまいだ。
 「You can never speak of this.」このことを決して口外しないこと。「put an end to〜」〜に終止符を打つ。

帆船対決、映画『マスター・アンド・コマンダー』

 ピーター・ウィアー監督映画『マスター・アンド・コマンダー(原題・MASTER AND COMMANDER / THE FAR SIDE OF THE WORLD)』(2004年公開)を観た。閉鎖空間、意識させないCG、悠揚迫らぬ帆船、などなど最後まで見れる。
 帆船、暗い船内のシーン。波と船体がぶつかる音、甲板を歩く音がサラウンドする。爆発シーンも迫力あり。作りが丁寧ですぐに作品内に感情移入できる。
 戦闘準備でテーブルの上を片付け医療器具を準備する。血で滑らないように床に砂を撒く。手動ポンプ?で水を汲み出す。死体袋は手縫い。手術が雑で痛そう。ヨットと同じ要領で風上側の甲板や船体に人を配置する(重しの代わり)。結び目のあるロープを海に投げ入れ一定時間内にどれだけ伸びるのか(結び目の数)で速度を測る。とまあ、1800年初頭の帆船軍艦の描写が非常に細かく感動する。
 海上の船の中のみのほぼ密室劇。敵対するフランス軍の正体をはっきり見せない。女が出てこない。と、お話も戦争映画の基本(例『Uボート』2018/9/10掲載)を押さえていて、集中して見れる。最後まで飽きさせない、おすすめ。
 ロケ地はエクアドルのガラパゴス諸島、メキシコのバハ・カリフォルニア州ロサリト、などと思われる。
 ヨー・ヨー・マのチェロで「Prelude (From the Unaccompanied Cello Suite No.1 in G Major, BWV 1007)」が流れる。
 今日の英単語。
 「fleet」艦隊。「HMS SURPRISE」サプライズ号。HMSは、イギリス海軍の船名につける接頭辞で、陛下の船という意味のHis(Her) Majesty's Shipの略らしい。「197 Souls」乗員197名。soulは、集団の中の人、の意。「N. coast」北岸。「ADMIRALTY ORDERS」海軍本部司令。
 「French Privateer ACHERON」フランス私掠船アケロン号。作中説明があるけど、私掠船(しりゃくせん)とは国家が認めた民有の武装船のこと。「sink」沈没させる。「take a prize」拿捕する。「SUDDEN DEATH」一撃必殺、と訳されていた。急死、突然死。「Sand and broken shell.」砂と貝殻。海底の地質を言っている。「watch」当直。
 「We shall beat to quarters.」戦闘配置につけ、と訳されていた。直訳すると、私達は部署につけの太鼓を打つべきである。quartersは、(艦船内の)配備地点。「knot」結び目。サプライズ号の速度は12 knotsだと言っている。「Strike the bell.」時鐘を鳴らせ、と訳されていた。「HOLD FAST」しがみつけ。老人の指の刺青の文字。各指に一文字づつ彫られていて、両手をぐーにして出すとこの単語になる。「Indeed.」確かに。「THE NEW CHART」新海図。「shoal」浅瀬。「aged man」老いぼれ。「Am I not correct?」違うのか?。
 「frigate」フリゲート艦、木造の快速帆船。アケロン号のことを指している。「She's not old.」船を指す代名詞はshe。「May I trouble you for the salt?」塩を取ってくれないか?。正確に言うと、May I trouble you to pass the salt?かな。
 「curculio」コクゾウムシ、と訳されていた。しかし調べてみると、シギゾウムシ、と出てくる。映画に出てくる虫は幼虫と思われる。「weevil」ゾウムシ。「pun」ダジャレ。「the yards tackle」ヤードテークル。yardは帆を下げている横棒、tackleは、組滑車。「phantom」幻影、おばけ。「pirate」海賊、海賊船。「duty」任務。「the cost」犠牲、損失。
 「It looks like a stick.」枝のように見える。「How extraordinary.」なんてこった。「That's remarkable.」驚くべきことだ。「right word」ぴったりした言葉。「Men must be governed.」人は支配を受ける。governで、治める、統治する、支配する。「Jona」旧約聖書のヨナ書。Jonahは、災難をもたらす人、という意味もあるらしい。
 「phasmid」ナナフシ。「Surprise is on our side.」奇襲に勝機あり、と訳されていた。surpriseは、奇襲。on our sideで、こちらの方。Luck is on our side.で、運が我々に味方している。「Keep calm.」慌てるな。

時代劇はハリウッドで、映画『47RONIN』

 カール・リンシュ監督映画『47RONIN(原題・47 RONIN)』(2013年公開)を観た。ハリウッドの勘違い時代劇だけど、そこそこ見れる。
 舞台は日本と映画冒頭のナレーションで説明しているのに、真田広之、柴咲コウ、田中泯、浅野忠信、菊地凛子などの話す言葉が英語。まあ、一時代昔のハリウッドの見た異国のありがちなパターン、今時犬も食わない。
 その服装と建築物、どこの国だよ!とツッコミどころ満載の美術。日本風だったり中国風だったりの似非アジアぽい。
 とまあ、時代劇だと思って真面目に見ると駄作なんだけど、ファンタジーだと思えば意外に面白い部分が散見される。
 まず、森の中の風景が高画質。ロケ地はハンガリーのブタペストやイギリスのスコットランドのスカイ島みたいだけど、つやつやした森の木々が新鮮。カメラのせいなのか?。なぜ邦画ではこういう画が撮れないのだろう?。不思議。
 あと、菊地の着物が空中を飛び回るシーン。日本家屋の室内映像に着物が空中を浮遊する映像を合成しているのだと思うけど、これが高画質な上に合成がたくみで、非常に美しい。ただ、それに比べると城下町の俯瞰の合成はいまいち。
 魔性の女役の菊池、なかなかいい。浅野と真田の殺陣とアクションシーン。そこそこ見れる。
 で、まあ、みなさんもご承知のようにこの映画は忠臣蔵の焼き直し、ベースにしたお話なんだけど、物語の本質から外れていて食い足りない。
 吉良役の浅野がヒール設定なんだけど、悪い部分をそんなに見せない。そそのかしているのは菊池なので、悪の対象が分散していて弱い。
 あと、真田の雌伏している部分がほぼ描かれない。地下牢みたいなところに閉じ込められるだけ。「一年後」と字幕で済ましている。
 この二つのせいで、真田側の敵討ちに出る心理が非常に弱く見え、感情移入しづらい。
 キアヌ・リーブスだけが外人なのも違和感ありまくり。天狗も爬虫類みたいだし。なんか色々微妙〜。
 とまあ、欠点多数なんだけど、時代劇はもうハリウッドに任せたほうがいいかも、と思った。貧乏くさい邦画のもろ映画村のセットの中での紙芝居見せられるよりも、胡散臭くて勘違いしているけど、大胆にアレンジして金がかかって新鮮な役を配役してくれるハリウッドに任せたほうが、俳優も伸びると思う。
 今日の英単語。
 「After this, there is no turning back.」このあと、引き返すことはできない。「Show me your courage.」勇気を見せろ。「Throw him in the pit.」穴蔵に落とせ。pitは、(人為的な)穴。「act as my second」介錯を務める。act asは、務める、働く、行動する。secondは、介添人、セコンド。
 「half breed」鬼子、と訳されていた。混血児、雑種。キアヌが天狗に拾われ育てられた子供なのでこう呼ばれている。劇中の名前は魁(かい)と思われる。「You think I care if you starve?」餓死したいの?、と訳されていた。。starveで、餓死する、餓死する。直訳すると、もしあなたが餓死したら私が気にするとでも思っている?。
 「That is just a myth.」それはただの伝説だ。mythで、神話、伝説。「They will test our will.」試練に打ち勝てば、と訳されていた。willは名詞で、意思。直訳すると、彼らは我々の決意を試すだろう。「Whatever happens in there, whatever you see, don't draw your weapon.」そこで何が起きても、何を見ても、刀を抜いてはならない。drawは、(刀剣やピストルを)抜く。「each year」毎年。
 「BACK LOT MUSIC」エンドロールに書かれている。back lotで、映画の撮影セット、舞台裏、の意味。なので劇伴で調べると、background musicと出てくる。back lot musicってなんですか?。

防音ドアの自作7

woodwork7

 超便利グッズ。上の写真はヒンジドリル、または丁番錐と呼ばれるもの。この道具の存在はこれまで全く知らず、今回初めて使ってみた。
 丁番のネジ穴に先端部分を当てドリルで掘るとネジの下穴が空く。超簡単に正確にネジ穴のセンターに下穴が空くので、丁番の位置がネジのせいでずれることがない。
 これまでネジ穴にきりで小さな穴を開け、ドリルで下穴を開けていたけど、結局センターが出ていなくて金具の取り付けがずれてしまうという経験は何度もしてきた。この苦労や失敗を見事に超絶簡単に解決する。仕事が早くなるし、それ以上に正確な木工作ができるので気分がいい。ヒンジドリルはおすすめ。

およげ!たいやきくん、映画『シー・オブ・ラブ』

 ハロルド・ベッカー監督映画『シー・オブ・ラブ(原題・SEA OF LOVE)』(1989年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭、Yankees Fan Breakfastと呼ばれるヤンキースファンの集会が行われる。実はこれがおとり捜査で、犯罪者に招待状を送りつけおびき寄せて一網打尽にする作戦。ヤンキースのファンじゃなければ犯罪者も集まらないような気がするけど。昔、スーパーボールに招待して犯罪者を逮捕(もしくは自首したら招待券プレゼントだったか?)、みたいなニュースがあったような。この会場にサミュエル・L・ジャクソンがちょい役で出てくる。すごーく若くて細い。
 エレン・バーキン。口が歪んでいて美人じゃないけど、すごく癖がありひと目で覚えてしまう。真っ赤な革ジャンが印象的。
 サスペンスシーン。怖くなりますよという音楽を入れていおいての、窓から鳩が飛び立つ。怖がらせ方、教科書の基本通りで真面目にうまい。
 アル・パチーノのスタントシーン。吹き替えなのがまるわかり。かつらかぶっているのかな。昔の映画はこういうところが雑。
 犯人は、あの人。うーん、だからどうしたという感じ。殺人の間の行動が描かれないので、そういうことがあるかも、ぐらいにしか感じられない。犯人はエレンの母親のほうが良かったのでは?。母親が狂信的な信者で、娘の行動を許せない、とか。反発して娘は性に奔放、とか。アルの視点よりもエレンの視点から描かれる殺人事件のほうが面白かったような。
 あと、連続殺人が起こっているのにエレンが警察に相談しない。犯罪現場に残されたPhil Phillipsの「SEA OF LOVE」のレコードは何?。被害者はみんなそのレコードを持っていたの?。だったら「およげ!たいやきくん」でもいいのか?。と微妙に辻褄が合わない部分が散見される。
 レコードがサスペンスのガジェットとして使われている。アルの部屋にあるオーディオセットはAKAI。だけど、機種などの詳細はわからず。
 今日の英単語。
 「brunch」遅い朝食。取締が行われる会場のビルの前にYANKEES BRUNCHと書かれている。「I got some good news and I got some bad news. Which you want to hear first?」いいニュースと悪いニュースがあるけど、どっちを先に聞きたい?。これ定番の言い回し。洋画によく出てくるフレーズ。
 「the New York City Career Criminals Investigation Unit」ニューヨーク市警犯罪調査課、と訳されていた。Criminal Investigation Divisionで、査察課。「Catch you later.」じゃあまた。この挨拶、何度も出てくる。「Catch up.」すぐ行く。
 「Ex-wife」元妻。exは接頭辞で元の意。これも洋画の頻出語。アメリカは元妻のところに普通に電話している。『96時間』(2018/1/2掲載)でも元妻の家族と付き合いがあった。だったらなんで別れるんだあ?。アメリカ人の精神構造はよくわからない。「I got appendicitis.」盲腸炎になった。「retire」退職する、引退する。
 「the trim」容疑者のことを指して使っている単語だけど、調べても容疑者や犯罪者の意味は出てこなかった。「strange」ゆきずりの。「steady」決まった恋人。「forty fives」ドーナツ盤。45回転からこう呼ばれていると思われる。
 「It got pancaked on the bed frame.」(銃弾は)ベッドにあたり潰れた。pancakeには動詞の意味で、ぺちゃんこにする。「crime scene」犯罪現場。ドアを封印している張り紙に書かれている。
 「She's in the crosshairs.」こんなホシは初めてだ、と訳されていた。crosshaireで、照準線、十字線。だから直訳すると、彼女は射程圏内だな、ぐらいの意味ではないか。初めて、は意訳しすぎなのでは?。
 「You take the time.」よく考えろ。「I swear on the eyes of my children.」子供の目にかけて誓う。うーん、子供が迷惑なだけだと思うけど。この表現は調べても出てこなかった。「a wire」隠しマイクのことを指している。「Keep the restaurant receipts.」レストランの領収書をもらえ。「To make me happy.」万一の用心だ、と訳されていた。「Who's writing the ad?」誰が広告を書くんだ?。adは、advertisementの略。
「The Post Office Alternative」店の看板に書かれている。alternativeは、代替え、代わりの、の意。なので郵便局代行みたいな意味か?。その下に「MAIL BOXES ETC. USA」とあり調べるとMakl Boxes Etc.,Inc.という実在する企業で、郵便物の発送受付や私設私書箱業務などをやっているらしい。
 「I remain;」広告に出ている文章の一部。I remain;のあとにa single、white、male、42などと、自分の状況や状態が明記されている。「EVIDENCE」証拠。「CHAIN OF CUSTODY」分析過程の管理。証拠物保管用のビニール袋に書かれていて、記入欄、チェック欄がある。
 「Let's blow.」行こうぜ。blowで、立ち去る、そそくさと逃げる。「love at first sight」一目惚れ。「Kiss my tiara.」畜生、と訳されていた。これがなぜ罵詈なのか調べてもわからなかった。「What's up?」どうした?。「spoony」カマっぽい、と訳されていた。デレデレメソメソしているやつ。「Just walk away.」近づくな。「I walked.」別れた、と訳されていた。調べてもwalkに、別れるという意味はなかった。「He's out of the picture.」彼は赤の他人。「guts」(複数形で)勇気、根性。「bombing」爆撃。
 「starter's pistol」競技開始の合図用ピストル。「insomniac」不眠症。「faint」失神する、気絶、失神。「I mooch.」なんでもいい、と訳されていた。エレンがタバコを欲しがると、アルが銘柄はと訊く。その時、エレンが答える言葉。moochは、せびる、ねだる、などの意。「SMALL ARMS CHAMPION」アルの寝室においてあるトロフィーに書かれている。small armsは、小火器、小銃、ピストル。
 「Why are you whispering?」どうして小声なの?。「It's none of your business.」あなたには関係ない、余計なお世話。「Vivoli」ヴィヴォリ。エレンの働いている靴店(ロケ地はアメリカ、ニューヨークにあるMAUD FRIZON N.Y.か?)で男性二人組が探しているブーツのブランド名。
 「pretty jazzy」目立つ。jazzyで、派手な、けばけばしい。「SOCIAL SECURITY ACT」社会保障法。エレンのソーシャルセキュリティーカード(SSC)にかかれている。「NO CRIMINAL RECORD ON FILE」犯罪記録なし。「I feel like a fucking teenager.」ティーンエイジャーのような気分。「It's one o'clock in the morning.」夜中の一時。「I got something for you.」贈り物がある。「Talk to me.」話せ。「Let's get it over with.」片付けてしまおう。
 「go on the wagon」禁酒する。「You still drink coffee?」まだコーヒー飲める?。

防音ドアの自作6

woodwork6

 上の写真はDouper Directの丁番。値段お高め。大型ドア用らしく耐荷重80kgをうたっている。作りは非常にしっかりしていて、黒メッキのステンレススチールは3mm厚、260gある。ヒンジ部分にはボールベアリングが使われているらしく、動かしはじめは重いけど、動き出すとスーッと動く感じ。高級感がある。
 とまあ、いいことづくめなんだけど、なぜか二枚セットでしか売ってない。大きなドアは丁番三枚使用が常識と思われるのに、単品(一枚)では買えない。製品はいいのに営業がバカで売れない見本。もう一枚、別のドアを作るつもりなんだけど、泣く泣く他社の丁番を買ってしまった。

防音ドアの自作5

woodwork5

 丁番の彫り込みをリョービのトリマーMTR-42を使って彫ってみた。
 意外なことにうるさくない。トリマーを使うのは十数年ぶり。とにかく音がうるさくて閉口したのを覚えている。MTR-42がDIYのエントリーモデルと言われているだけのことはある。
 その他にも、彫り込み深さをダイヤルで簡単に調整できたり、本体を逆さまに立てると必ず電源が切れる構造になっていたり、と使いやすさが追求されている。日曜大工レベルなら全くなんの問題もなく不満もない。

音楽とヘロイン、映画『Ray/レイ』

 テイラー・ハックフォード監督映画『Ray/レイ(原題・Ray)』(2005年公開)を観た。前半の見せ方はイマイチだけど、一応最後まで見れる。
 映画前半部、ジェイミー・フォックスがレイ・チャールズ役をしている。ここでどうだまいったか的な演奏シーンを見せて観客をつかむのが映画のセオリーだと思うけど、演奏シーン、たいしたことない。ジェイミーの音楽にのる観客の姿が今ひとつ。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(2018/5/17)ぐらいの華々しさを見せてほしいところ。エンドロールを見るとStunt doubleがクレジットされているのでアクションだけでなく演奏シーンでも吹き替えがあるのかどうか。見た目、違いはわからない。
 紙幣は1ドル札でもらう。手を触って美人を見分ける。首や身体を振ったり、身体をかく仕草など、めくらのエピソードや演技はかなり細かい。ジェイミーは役になりきっていて、めあきのシーンが出てくるまで俳優がジェイミーだとは気が付かなかった。
 バスの中にあるポータブルラジオはEmersonの704(小豆色)と思われる。ただし、このラジオの発売は1952年だと思われ、「フロリダ州北部 1948年」と出る字幕と整合性が取れない。字幕のミスなのか、歴史考証のミスなのか、はたまた704が1952年以前から発売されているのか。ビーチで出てくるポータブルラジオはWESTINGHOUSEのCRUISER H663P4(青と白のツートン)と思われる。
 ジェイミーが弾くピアノはBoldwin。Wurlizerのエレピ?も映画後半に弾く。ジェイミーの盲人用腕時計はRaketaか?。CCCPと読み取れるので間違いないと思う。
 後半になると、舞台上のアドリブで新曲が出来上がるなど、ライブシーンは盛り上がる。こういうのをちゃんと見せてほしい。
 ロケ地はアメリカのルイジアナ州ニューオーリンズ、バトンルージュ、ハモンド、ティボドー、カリフォルニア州ロサンゼルス、などと思われる。
 今日の英単語。
 「Can't be late.」急いで、と訳されていた。「Who you riding with?」付き添いの人は?。一人でバスに乗り込もうとしたジェイミーに対してバスの関係者が言う言葉。
 「You were in Normandy?」ノルマンディーにいたのか?。ジェイミーがオマハビーチで目を負傷したという話をしたので、バス関係者がジェイミーに聞き返す。実は、作り話でバスに乗るための同情を引く作戦。ここ、ネイティブにとってはギャグシーンと思われる。
 「COLORED」黒人席。バスの後ろの席の仕切り板に書いてある。「Are you blind?」めくらなのか?。「blind school」盲学校。「cripple」身体障害者。「NOW APPEARING」只今出演中。「ENGAGEMENT SOLD OUT」チケット完売、と訳されていた。調べたけど、engagementにチケットや切符の意味は見つけられなかった。店の看板に出ていたんだけど、どういう意味なんだろう?。
 「golden goose」金の卵を生むガチョウ。イソップ物語から。際限なく利益を生むものの例え。「seeing eye dog」盲導犬。「I'm at church.」聖書を読んでいる、と訳されていた。at churchで、礼拝中。「I'll come back later.」出直すよ。「You could have fooled me.」だましたな、と訳されていた。直訳すると、あなたは私を騙すことができただろう。そんなことだとは知らなかったよ、ぐらいの意味だと思われる。
 「stride piano」ストライドピアノ。演奏法の一つ。「make progress」進歩する、進展する、上達する。「pennies」小銭。「dollars」大金。金の儲け方を話すときに使っている。「preacher」説教師。キリスト教では牧師のことをこう呼ぶことがあるらしい。仏教でも説教師という役職があるらしい。
 「JUST HITCHED!」結婚した。車の横に手書きで書いてある。「hypocrite」偽善者。「speed trap」ねずみ取り。「six nine」シックスナイン。女からホテルの部屋番号を聞かれて答える番号。ジェイミーの下ネタギャグと思われる。
 「You know what, man?」いいか、と訳されていた。manは、めーん。「I ain't no little girl.」子供じゃない。
 「Georgia Bans Ray Charles for life」ジョージア州、レイ・チャールズを永久追放。新聞の見出し。「brand new」新品の。「No lawyers at international checkpoints.」国際空港では弁護士は呼べない、と訳されていた。へー、そうなんだあ。「grand children」孫。「great-grand children」ひ孫。「be survived by」〜に恵まれた。

「いまにし」とは、映画『ウォンテッド』

 ティムール・ベクマンベトフ監督映画『ウォンテッド(原題・WANTED)』(2008年公開)を観た。作りが雑で大味。見てもいいし見なくてもいい。
 アクションやりすぎ、CG合成が多すぎて飽きる。編集もガチャガチャうるさい。それとは対象的に、チェコのPernštejn Castle(ペルンシュテイン城)などの建築物のロケはどっしりと落ち着いている。
 アンジェリーナ・ジョリーの乗る赤い車はダッジのバイパーかな。その後、シボレーのコルベット(シルバー)に乗る。使う銃はSafari ArmsのMatchmaster。ドラッグストアー店内で使う折れ曲がる銃はコーナーショット。なんと実在する銃。いやはや、人を殺すためならどんな武器でも開発しますなあ。どんだけ他人に興味があるんでしょうか、人類は。
 ジェームズ・マカヴォイの銃はBerettaの92S Custom。映画の中ではIMANISHI 17と呼んでいる。なぜに今西?。よくわからない。腕時計はCASIOのALARM CHRONO A168WA-1かな。
 映画全体の作りは雑。ジェームズ、命を狙われているはずなのに普通に出社する。緊張感がなさすぎ。怪我したわけでもないのに回復室のバスタブに浸かっている。疲労回復でも湯に浸かるんだあ。それ温泉なのでは?。設定が適当すぎ。「ローソクがいっぱい出てくる映画は駄作」という格言があるけど。無駄にローソクが灯されている。ジェームズ、老人に捕まってしまう。本当に強いのか?。
 暗殺集団フラタニティ。動体視力がよい、銃弾の軌道を曲げられる、などの能力があるみたいだけど、その理由が示されない。ただの遺伝らしい。銃弾と銃弾が空中でぶつかったり、いくら何でもなアクションに飽きる。
 クロスは息子のジェームズを守っていたらしいけど、普通に連絡すれば済む話なのでは?。息子の近くに住んで毎日監視し続けたわけ?。暇すぎ。
 ジェームズ、殺し屋の割に窓を背にして立っている。基本がなっていないと思うけど。ゴルゴ13のデューク東郷を見習うべきでは?。
 ネズミについている時限爆弾。CASIOのデジタル腕時計が使われているけど、ネズミを捕まえたときと、放り投げたとき、時計の機種が変わっている。撮影、雑。
 ジェームズがフラタニティのアジトを襲うとき、銃撃戦が映画『リベリオン』のガン=カタ風になる。ジェームズ、身体に力を入れたときの首の血管の浮き出方がすごい。血管演技ができるとは、俳優はすごいね。
 アンジェリーナはギスギス女なだけ。なんか無理しているようにしか見えない。一度も魅力を感じたことがないので、なぜ売れているのか全く理解できない。続編への出演を断ったらしい。懸命な判断。
 結局さあ、布に暗号を縫い込めているのは誰なんですか?。なんでそんな暇なことしているの?。名前の伝え方にこだわるんじゃなくて、人の殺し方にこだわれ、バカ。
 今日の英単語。
 「clan」一族、一門、一家。「weaver」織工。「form」結成する、構成する。「assassin」暗殺者。「THE FRATRNITY」暗殺者集団の名。元は千年前に、機織り職人が作った秘密組織。
 「Never send a sheep to kill a wolf.」羊どもに狼は殺せない、と訳されていた。直訳すると、狼を殺すために羊を送り込むな。直訳のほうが、映画の内容を端的に表している。「decoy」おとり。
 「Put Trash IN Dumpsters.」ゴミはゴミ容器へ。電柱の張り紙に書かれている。dumpaterは商標で、大きな金属製のゴミ箱、のことらしい。「ergonomic keyboard」エルゴノミックキーボード。ジェームズが愛用している。ergonomicで、人間工学の。「He is the man.」彼は最高、彼はすごい。「TROJAN」コンドームの商品名。「watermelon」スイカ。「I'll get it done.」やっておきます。「INSUFFICIENT FUNDS」残高不足。ATMの画面に表示される。「CORRECT」正しい。「INCORRECT」間違った。「YOU'RE BROKE.」お前は文無し。brokeで、一文無し。
 「You apologize too much.」謝りすぎ。「Shoot the wings off the flies.」ハエの羽を撃て。shoot offで、撃ってちぎり取る。「panic attach」パニック障害。「impossible」不可能。「destiny」運命。「Stay away from me.」俺に近づくな。stay away fromで、から離れている、を避ける。「Let me through.」通してくれ。「Go fuck yourself.」くたばれ。
 「TEXTILE FACTORY」紡績工場、織物工場。「the recovery room」回復室。「realistic」現実的な。「Get back to work.」仕事に戻れ。「one by one」一人づつ。「binary code」二進コード。binaryで、二進数。「assignment」割り当てられた仕事。「interpret」通訳する。「just like you」あなたと同様に。「result」結果、結末、成果。「What the fuck have you done lately?」君、最近どんなことした?。the fuckはthe hellと同じ強調と思われる。

災害ロードムービー、映画『サバイバルファミリー』

 矢口史靖監督映画『サバイバルファミリー』(2017年公開)を観た。一応、教育映画として見ておいたほうがいいかなあ。
 その時時の社会問題を扱うこと、綿密な取材と下調べ、けど、シリアスになる過ぎない、そんなところが矢口映画の特徴だと思われる。今回はどうか?。
 災害モノ、なんだけどこれまでのディザスター映画とはちょっと違う。電磁的な障害が発生(太陽風の影響?)して、大規模停電が起こった上に、電気で動いている機械や装置がすべて止まってしまう。目覚まし時計、スマートフォン、固定電話、テレビ、腕時計、自動車、電車、汲み上げポンプ、などなど。
 でまあ、水もない食料もなくなり、東京都練馬区を出て深津絵里の田舎(鹿児島県清佐町)を目指す災害ロードムービー。夫の小日向文世、妻の深津、子供二人の計四人が自転車で走り続け、サバイバル能力を身に着けた大人の家族になっていく。
 映画冒頭、都会のビル群にかぶせてある喧騒がサラウンドする。ここオーディオ的に面白い。
 スーパーのレジ、銀行の前に長蛇の列。自転車を買う、マンションの上層階まで階段を使う。公園のトイレを見て逃げ出す。現金すら使えなくなり物々交換になる。補充用バッテリー液を飲む、ペットフードを食べる。など細かいエピソードの積み重ねは、矢口っぽい。
 地震や津波などの天変地異ではないので、わかりやすいCG合成はない。音楽を省き、街の空疎な感じは映像によく出ている。ただし、都会に人が少なすぎるきらいはある。邦画ではこの辺が限界か。トンネルの中や夜はちゃんと暗い。このあたりはさすが。
 懐中電灯がつかないのはおかしいのでは?。太陽風の影響は電池や電球にまで影響を及ぼすのか?。換気扇が止まっていること、臭いの話題がほぼない。公共団体の案内がまったくない。警察が出てくるのが遅い。暴力シーンがほぼゼロ。などいくら何でも緊迫感がなさすぎる展開がある。
 ひ弱な都会人(小日向家族)と田舎の百姓(大地康雄)対決はちょっと面白い。五右衛門風呂に浸かる小日向の演技はうまい。さすが役者。五右衛門風呂に入ってみたくなる。
 深津たちを襲う野犬が尻尾を振っているのはいくら何でもひどい。切羽詰まったアクションシーンはシリアスにちゃんと撮ってほしいところ。こういうところが、矢口の甘いところ。
 エンドロールの撮影協力の数がすごい。
 ちなみに災害ロードムービーと思われる部分がある映画は『復活の日』(2014/4/20掲載)、『ザ・ウォーカー』(2018/9/20)など。

防音ドアの自作4

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 上の写真は錠ケースを挿入する穴を開けているところ。電動ドリルだけでも穴は開けられるのだけど、できれば垂直に開けたいので神沢鉄工のドリルガイドK-801を使ってみた。
 K-801、値段だけのことはあり剛性感はある。上下の動きもスムーズだし、単機能(ただ垂直に穴を開けるだけ)なので信頼性はかなり高い。ただ、軸ブレが全く無いかというと、そうでもない。ガタツキはある。けど、使いこなし、慣れでなんとか補正、修正できるレベル。
 精密な木工が必要ならボール盤を買うしかないけど、家の中の造作、スピーカーの自作程度ならK-801で必要十分だと思われる。一生モノ、先行投資ということで、買って損はない。

富士山が舞台、映画『パシフィック・リム アップライジング』

 スティーヴン・S・デナイト監督映画『パシフィック・リム アップライジング(原題・PACIFIC RIM UPRISING)』(2018年公開)を観た。『パシフィック・リム』(2019/1/5掲載)を見ていれば、アップライジングは見なくていい。
 アジアを意識してなのか、中国語表記多数。映画界も中国資本にはもうかなわない。日本へのサービスなのか、ラストは富士山が舞台。
 チャーリー・デイとバーン・ゴーマンは今回も登場。二人共キャラが濃くて面白い。ジン・ティエンは新顔。これから伸びるのか?。
 FUJIFILMのインスタントカメラチェキinstax mini 90が出てくる。
 ロケ地はオーストラリアか?。
 今日の英単語。
 「the Pacific Ocean」太平洋。「scrapyard」くず鉄置き場、廃品置き場。「WARNING / STAND CLEAR OF DOORS」注意、この上に立つな、と訳されていた。床に設置されたドアに書いてある注意書き。stand clearで、離れて立つ。「PROXIMITY ALERT」障害物接近。イェーガーの操縦席に表示される。proximityで、近接、近いこと。「unregistered」未登録。「PPDC」防衛軍。Pacific Defense Corpsの略。「PILOT ACADEMY」パイロット訓練所。「cadet」士官候補生、見習い、研修生。「FAIL」失敗。
 「solution」解決策。「I can not read your writing.」君の字は読めない。「COUNCIL SUMMIT」最高評議会。「sensei」先生。英語の外来語(loanwords)の一つ。「be fired」クビになる。「DECEASED」死亡した、故人。「the atmosphere」大気圏。

またホモの話、映画『あしたのパスタはアルデンテ』

 フェルザン・オズペテク監督映画『あしたのパスタはアルデンテ(原題・mine Vaganti)』(2011年公開、イタリア製作)を観た。散漫で無駄が多い。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭、ウェディングドレスの女が走る。乾燥した土地に立つ石造りの建物。銃を取り出す女。と、印象的なシーンとロケ地で始まる。けど、これがその後の展開に全く関係ない。
 実はこの冒頭部は過去回想で、パスタ工場を切り盛りするカントーネ一家のおばあの過去を描いている。で、このおばあの話が始まるのかと思いきや、孫に当たる兄弟が実はホモだということが判明し(兄弟なのにこれまで気が付かないのがすごく不自然)、弟を描くことになっていく。
 大家族の食事風景が何度も出てくるんだけど、登場人物、別に物語に絡んでこない。そんなにいらない。無駄。弟、ホモ宣言を兄に先を越されたのに、特に対応しない。人の行動として不自然。
 で、弟のトンマーゾの話なのかと思っていると、急におばあ死ぬ。それも糖尿病?なのにケーキをたらふく食って死ぬ自殺。死ぬ理由もよくわからないし、死に方もバカすぎる。
 アルバがトンマーゾに叶わぬ恋(片思い)をしているのが、ちょっとだけ切ないし、アルバにとってはおばあの存在理由もあるけど。この映画、片思いするアルバの目から見たカントーネ一族を描けば面白かっただろうに。ホモなんか描かないで普通のイタリアの一家を描けばいいのに。
 食事風景長すぎ、テーブルを囲んだ家族をカメラでぐるぐる撮るの長すぎ、派手な音楽が邪魔、と、撮影編集関係でイマイチな部分も散見される。過去回想と現在が入り交じる見せ方も、技に頼りすぎ。こんなことするから話が散漫になっている。
 アルバが乗る赤い車はアルファロメオのSPIDER 2.0。カントーネ一家の家の中、アルバの部屋にはオーディオ装置があり、真空管アンプを使っている。ホモダチが案内される部屋にはトールボーイスピーカーLINN MAJIK 140のホワイトが置いてある。フェルザン、オーディオマニアなのか?。
 映画の中にパスタ工場(CANTONE)が出てきたのは初。イタリアの葬儀風景が出てくる。アルベルタ・フェレッティのドレスが出てくる。
 今日のイタリア語。
 「Pastificio del salento」サレントのパスタ工場。サレントはイタリアの南にある自治体。「riserbato」特別席。調べてみると予約席という意味ではなさそう。特定の人物しか座れないテーブルらしい。カントーネ一家は裕福なので座れるみたい。「buono」美味しい。「buon giorno」おはよう。

全翼爆撃機YB-49、映画『宇宙戦争』

 バイロン・ハスキン監督映画『宇宙戦争(原題・WAR OF THE WORLDS)』(1953年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 画面はスタンダードサイズ、靄がかかっているようなぼんやりした輪郭に発色も良くない。
 火星に生物が住み着いている前提で話が進む。今だとコメディ。宇宙人と宗教を結びつける洋画の悪い癖。例『コンタクト』(2019/1/29掲載)。本当に一神教、雑で頭が悪い。
 実写とスタジオ収録の差が激しい。特撮が荒い。合成部分も荒い。今の目で見ると、子供だまし。火だるまのスタントは良い。
 ジーン・バリーとアン・ロビンソン、飛行機で逃げるのにすぐ墜落する。行動が意味不明。このシーンいるかなあ。
 アンは昔の映画にありがちな補助的な役目のみ。特に活躍しない。『雨に唄えば』(2019/3/16)で、女性はダンスシーンでは補助的な役割のみだが、ドラマ部分では自立していた。
 アンティークラジオ(真空管ラジオか?)が数多くでてくる。セリフの中にテレビの話も出てくるのに、テレビは一切映らない。何で?。
 大都市ではアメリカのワシントンのみ攻撃を免れている。何で?。話の展開、かなり雑。宇宙船から奪った自由に動き回る潜望鏡?の先端部をモニターに映し出すんだけど、別に人間の視覚と大した違いがない。
 空軍の攻撃は見せない。手抜きだなあと思っていると、全翼爆撃機YB-49の実写映像が出てくる。ここだけ必見。超未来的でかっこいい。
 今日の英単語。
 「fire ball」火の玉。「comet」彗星。「pine summit」営林署、と訳されていた。営林署は、forestry office、とかだと思われる。調べてもpine summmitが営林署なのかはわからなかった。「one hundred sixty degrees」160度。ここでのdegreesは角度の度。「D.O.」警備隊、と訳されていた。調べてみたけど、何の略かわからず。「meteor」流星、隕石。「fishing tackle」釣具。「sunday driver」車を低速で運転する運転手。「geiger counter」ガイガーカウンター、放射線量計測器。「radioactive」放射線の。
 「My watch is magnetised.」私の時計は磁気を帯びている。「pocket compass」小型方位磁石。「power line」送電線。「gizmo」装置、なんとかいうもの、仕掛け。「recoilless 75s」M20 75mm無反動砲のことか?。「massacre」虐殺。「dawn」夜明け。「magnetic flux」磁束、磁気誘導束。「the creator」創造主、神。「invasion」侵入、侵略。「MARS MACHINES」直訳すると、火星機械。宇宙船(spaceship)や円盤(flying saucer)とは呼んでない。
 「Except me.」私以外。「It's pulling out.」引き上げていく。ちなみにpulling outには、膣外射精、の意味もあるみたい。「INSTITUTE OF SCIENCE AND TECHNOLOGY」太平洋科学研究所。「primitive」原始的な。「Move in a little.」もう少し近くに。「attention, please」お知らせします。「MP」military policeの略。「jump in」飛び乗る、飛び込む。「gully」少峡谷。

寒そう、映画『ラブ&ソウル LOVE & SEOUL』

 城定秀夫監督映画『ラブ&ソウル LOVE & SEOUL』(2013年公開、日韓合作?)を観た。つまらない。見てもいいし見なくてもいい。
 すごく安っぽい映像、俳優陣なのに、韓国ロケ。制作費を他にまわすべきなのでは?。韓国で撮った方が安い?。
 男子高校生?、寒い冬のソウル?、路上でアダルトビデオを見ている。うーん、不自然すぎる。
 路上での撮影、周りの通行人が凝視している。ロケ、めちゃくちゃ寒そう。それなのに野外で水着のシーンがある。すごいなあ、女優陣。
 辰巳ゆい、身体は細いのに二重顎。YEO Min-Jeongはぽっちゃりだとは思っていたけど、脱ぐと腹が出ている。二人共顔がものすごく腫れぼったい。何で女優たちはみんな顔が似てくるんだろう。不思議。化粧とか、整形とか、薬剤の注入とかで同じになるのか?。
 韓国人のおばさんによる日本人批判、冬のソナタやキム・ギドクなどの韓国メディアパロディ、など面白くしたいんだろうけど空回り。「顔射(がんしゃ)」が韓国で使われていたり、韓国の女優は脱がない、ヌードが少ない、など、へーっと思うことはあった。
 チンピラ二人に捕まったときの映像がメディアに流れていたり、撮影中は私語厳禁なはずなのに監督とADが喋っていたり、辻褄が合わなかったりドタバタしている場面が多め。
 ADが撮影用に使っているビデオカメラはSONYのNXCAMか?。機種わからず。

歌って踊れるとはこういうこと、映画『雨に唄えば』

 ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン監督映画『雨に唄えば(原題・SINGIN'IN THE RAIN)』(1953年公開)を観た。超絶芸能がすごい。これぞエンターテイメント。
 「この作品はクラシックムービーをデジタル化しております」と注意書きが出る。スタンダードサイズ、フィルムノイズがないのはいいのだが、HDなのに伝送データ速度の遅いときにでるモヤのようなデジタルノイズが出ていて、画質は悪い。オリジナルが悪いのか、デジタル化が悪いのか、よくわからない。
 ピアノ、バイオリン、タップダンスをしながらのバイオリン弾き、などなど、曲芸的な芸能を披露するジーン・ケリーとドナルド・オコナー。特にドナルドの身体能力は素晴らしく、表情筋まで使ってのパフォーマンスに見とれてしまう。ここは必見。
 音はアフレコだと思うけど、長回しを使ったダンスシーンは圧巻。映画後半、シュールレアリズムの絵画をイメージしたような舞台でのダンスパフォーマンスは映像的に非常に面白い。映画制作現場のスタント(爆破シーンなど)は今見てもすごい。
 ミュージカル映画でもあるけど、映画内幕ものでもある。サイレントからトーキーに移り変わる時期のドタバタをうまく取り込んでいて、物語部分もそこそこ面白い。
 悪声で意地悪でちょっとお馬鹿な映画スター、リナ役のジーン・ヘイゲンが悪役としていい味出している。デビー・レイノルズはでこっぱちでかわいい。
 ミュージカル映画はつまらないと、何度も書いてきたけど、この映画はすごい。ミュージカルである理由がちゃんとある。ただし、映画後半、ブロードウェイ・メロディーの部分が長いのと、画質が悪いのがマイナス。
 今日の英単語。
 「zip girl」ジーン・ヘイゲンを紹介するときに使われている。ジーン・ヘイゲンは悪声なので、口を閉じている女、という意味なのか?。「bacon and eggs」ベーコンと卵。ジーン・ヘイゲンとジーン・ケリーの二人を比喩的に表現している。相性がいい、お似合いの、という意味だと思われる。「dignity」威厳。「pool room」玉突き場。「EMPLOYMENT OFFICE」職業紹介所。「flat tire」パンクしたタイヤ。「run away from」〜逃げ出す。「terrible」ひどい。「synchronize」同時である、同期する。「vulgar」悪趣味な、低俗な、下品な。
 「I can't get her out of my mind.」彼女のことが忘れられない。「You reptile.」蛇女め、と訳されていた。reptileは、爬虫類の動物、の意。罵詈でも使われるよう。「TALKIES」トーキー映画。「convert」変形する、変わる、転換する。「MUSICAL PICHERS SWEEP NATION」ミュージカル映画旋風。新聞の見出し。sweepは、広まる。「humble player」大根役者、と訳されていた。humbleは、地味、控えめ、つまらない、みすぼらしい。
 「BIG BONANZA FOR DICTION COACHES」発声法教師が大人気。bonanzaは、鉱脈、幸運、大儲け。dictionは、言葉遣い、発声法、話し方。「ta, te, ti, toe, too」発声練習のときの言葉。
 「Sinful Caesar sipped his snifter, seized his knees and sneezed.」シーザーが酒すすってヒザさすってくしゃみ。ジーン・ケリーとドナルドが教わる早口言葉。「PREVIEW」試写会。「I'm a museum piece.」博物館行き。劇中劇「The Dueling Cavalier(闘う騎士)」が公開されることを心配してのジーン・ケリーの発言。「A triple threat.」三重苦、と訳されていた。threatは、脅威、兆し、恐れ。
 「MAHOUT」象使い。雨の中で唄うジーン・ケリーの後ろのショーウインドウの中に書かれている。「raise」昇給。「THEATRICAL AGENCIES」芸能プロダクション。「AGEMT」代理人。

防音ドアの自作3

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 ドアを作る前に準備するものがあった。写真は丸ノコ用の定規(ガイド)を自作しているところ。長尺物はホームセンターのパネルソーで切ってもらうけど、1m程度の加工なら自分でやるし、正確な加工ができる。そのためにも丸ノコ用自作ガイドは必須。

2019年03月前半観たおすすめ映画(邦画・洋画)

2019年03月前半観たおすすめ映画(邦画・洋画)
 2019年03月前半観た映画は、邦画6、洋画9、計15本。

【次点】

『今夜、ロマンス劇場で』監督武内英樹、2018年公開、2019/3/13掲載。
 昭和30年代、映画の撮影現場、モノクロ映画から現実世界へ飛び出してきたヒロインと、虚構への入り方、設定がうまい。最後まで話の展開もちゃんとしている。さらに、加えて高飛車で男言葉の綾瀬はるかが最高。綾瀬、役さえあればちゃんとこなす女優なんだと改めて思った。

【次点の次点】

『ウィッチ』監督ロバート・エガース、2017年公開、2019/3/6掲載。
 絵画を思わせるような構図、照明が素晴らしい。アニャ・テイラー=ジョイも大きなタレ目で魅力的。

『エターナル・サンシャイン』監督ミシェル・ゴンドリー、2005年公開、2019/3/10掲載。
 あの手この手の映画技術で場面転換していく。虚構と現実が入り乱れて飽きずに最後まで見れる恋愛映画。ジム・キャリーは変な俳優という認識しかなかったけど、芸達者でびっくりした。

【駄作】『人狼ゲーム マッドランド』『アジャストメント』

「ワル」を商売にする、映画『Born in the EXILE』

 保母浩章監督映画『Born in the EXILE』(2016年公開)を観た。ドームツアーを追いかけた密着もの半ドキュメンタリー。見てもいいし見なくてもいい。けど、予習をすると半笑いで見れる。
 ションベン臭い連中のダンスや意見を見聞きしても、別にどうなるもんでもないので、スルーすべき映画なんだけど、2019年3月10日にリリースされた「髭男爵のルネッサンスラジオ」を聴くと俄然面白くなり、半笑いで見れる。事前に予習しておくと時間を節約できるのでどうぞお試しあれ。
 「エグザエル魂」「感謝」「覚悟」「知っていただく」「夢」などなど、「髭男爵のルネッサンスラジオ」に出ていた武田砂鉄が指摘しているボキャブラリーを本当に使っている。爆笑。
 コンサート前のメンバー揃っての挨拶が真面目過ぎ、日本レコード大賞を受賞して喜んでいる、真面目すぎ。コンサート前の地鎮祭?に出て頭(こうべ)を長々と垂れる、真面目すぎ。と随所に「真面目」が顔を覗かせるし、そういうスタイルを貫く。いやはや、商売に対して徹底していてびっくりした。
 映画を見てもエンドロールを見ても、誰がEXILEで、誰が三代目 J Soul Brothers(J.S.B.)で、だれが三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEなのかわかりづらいし作品中に説明もない。エンドロールにはAll familiesなどという単語も並んでいる。発想は暴力団やマフィアと一緒。ただし暴力の部分をきれいに消し去り、「ワル」という部分はあくまでもパフォーマンス、スタイルなだけ。
 『悪人』(2014/10/20掲載)などの演技がコカインで気分高めていたんだなあと思われるピエール瀧だけど、次にエグザエルが麻薬所持で逮捕されれば本物。そうすれば本気でこの映画を見るんだけど。「達成と逸脱」(by田中俊之)の逸脱はやらないのか?。

見るべきは綾瀬の胸のラインぐらい、映画『本能寺ホテル』

 鈴木雅之監督映画『本能寺ホテル』(2017年公開)を観た。つまらない。見てもいいし見なくてもいい。
 現代の京都を観光映画風に撮る。交互に、天正10年の本能寺。エンドロールを見ると神社仏閣のロケ地がずらり。木造建築の良さは出ている。
 綾瀬はるか、ぴったりした白いニットから揺れる豊満な乳房。いやはや、この映画で見どころはここだけ。ただ、残念なのは綾瀬、やせすぎ。顔の頬骨が尖っている。身体の線も細い。バッグの紐をたすきがけ。胸のラインが強調されてグッド。ただし、ショットが変わると紐の位置が変わる。撮影が適当なのが見え見え。
 いわゆるタイムトラベルもの、なんだけど、タイムトラベルが過去にも現代にも生かされない。堤真一は歴史の通り死ぬだけ。綾瀬は結婚をやめて歴史の先生になりたいだけ。タイムトラベルの結果がしょぼすぎ。設定が全くの無駄。
 とにかくバカの一つ覚えのように人物を正面から撮るショットの連続。ただただ飽きる。

綾瀬、一皮むけたな、映画『今夜、ロマンス劇場で』

 武内英樹監督映画『今夜、ロマンス劇場で』(2018年公開)を観た。意外なことに面白い。綾瀬はるかの高飛車演技が最高。不覚にもウルッときてしまった。
 モノクロ映画から抜け出すという設定が、昭和35年の美術の安っぽさや違和感をなくしている。東映東京撮影所が舞台ということも、虚構への入り込みをしやすくしている。このあたりはなかなかうまい。
 ちなみに映画の撮影現場が舞台になっている映画は『輪廻』(2014/5/31掲載)、『女優霊』(2014/8/31)、『蒲田行進曲』(2014/10/4)、『大病人』(2015/10/14)、『キネマの天地』(2015/10/28)、『アルゴ』(2018/4/19)とまあたくさんある。映写室が出てくる映画は『POV~呪われたフィルム~』(2014/8/9)、『ジェニファ 涙石の恋』(2014/9/1)、『シグナル』(2015/1/21)、『ニュー・シネマ・パラダイス』(2018/10/20)などがある。
 この映画で注目すべきは綾瀬の高飛車演技。男言葉で話すお姫様設定。「下僕(しもべ)は、いちいちうるさいなあ」「まったく、ケツの穴の小さいやつだなあ」「では参るぞ、下僕」「下々の分際で」「下僕、褒めてつかわすぞ」「考えておいてやる」とまあ、ここまでは坂口健太郎に対するものなんだけど、その後、なんと、加藤剛にもタメ口。いやはや、すげー、やっと綾瀬、一皮むけた感じ。『僕の彼女はサイボーグ』(2014/2/13掲載)で魅力爆発していたけど、『今夜、ロマンス劇場で』は、綾瀬が『白鳥麗子でございます!』(2015/7/27)で主役張れることを証明している。もっと早く気づかせてほしかった。
 ひょうきん演技の北村一輝が「男の視線は常に未来」とか、警察官役のクセの強い今野浩喜が「ヒロポンだな」とか、ここという場面で印象的なセリフを決めてくる。
 前半部ではモノクロからカラーになる綾瀬の喜びを描き、半ばからは、人のぬくもりに触れると消える、という切なさを、後半は、歳を取らない、という不老不死の意味を問われていて、感情移入してしまい不覚にもウルッときてしまった。
 ガラス越しのキスは『また逢う日まで』からの引用、綾瀬のファッションショーは女優の見せ方としてまあ定番。先に書いた『僕の彼女はサイボーグ』でやっていた。わざわざ時間を割いてでもお色直しを見せたい女優ということなんだろうなあ。それに答え、綾瀬、60年代ファッションに負けていない。
 本田翼が、坂口のシナリオを読み坂口の本心を見抜いたり、加藤の過去の回想が単なる語り手だけの役割ではなかったり、脚本、ちゃんとしているのでびっくりした。
 加藤、本当に病人に見える。若い頃の加藤を知っているのでなおさら。病院のベッドで虫の息のときには、加藤の方に感情移入してしまった。
 モノクロ映画の劇中劇『お転婆姫と三獣士』で使われている曲はJohann Strauss Ⅱの「Accelerationen, Walzer, OP.234」かな。

防音ドアの自作2

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 図面をひいてみる。
 ドアの外形は、設置するドア枠から上下左右共に-5mmとした。-5に特段の意味はなく、5mmの余裕があれば後で修正が効くのではないかという単なるカン。
 ただし、左右の大きさは丁番との関係があるから適当にすると後で仕事が増えるはず。彫り込み深さを考慮しなければならず迷うところ。
 スタガードにした換気口二本、吸音材ロックウールの大きさと補強桟の位置、ドアノブの位置、既設ドアとの干渉、などなど、考えはじめると、割と大変。

SONYのスピーカー747、映画『愛を語れば変態ですか』

 福原充則監督映画『愛を語れば変態ですか』(2015年公開)を観た。映画でやる必要がない。見てもいいし見なくてもいい。
 ずーっと室内の演技。画角の中に演者が出入りする。舞台劇を見ているよう。映画でやる必要がない。飽きる。
 今野浩喜、クセが強く、無表情というかポーカーフェイスの顔が能面のようで独特。演技なのかどうかがわからず、他の演者とは何かが違う。
 黒川芽以が浮気者で店を飛び出して吸血鬼やゾンビのように人を襲う。ここの展開は映画的。しかし、ここに来るまでの室内だけの展開が長すぎる。
 カレー屋のオーディオ機器はVita DVD COMBO SYSTEM EP-8。スピーカーはSONYの747。このスピーカー、ユニットを取り外されたり、蹴られたり、ビールをかけられたり、散々な目に会う。オーディオマニアなら747を観察するというだけでこの映画を見るのはありかも。

防音ドアの自作1

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 自室の既設ドアの内側にもう一枚ドアを増設することにした。部屋で大音量再生をしたいので遮音、防音の機能は必須。できれば換気の機能も盛り込みたい。ドアの自作、設置ともに初めて。オーディオルームに一歩近づくのか、ただの粗大ごみになるのか。乞うご期待。
 上の写真はドアの骨となる角材の歪みを修正しているところ。時間はたっぷりあるので、焦らず一歩ずつ。

話のテンポが遅い、映画『青春漫画 僕らの恋愛シナリオ』

 イ・ハン監督映画『青春漫画 僕らの恋愛シナリオ』(2006年公開、韓国製作)を観た。テンポが悪くて、なかなか話が進まない。見てもいいし見なくてもいい。
 スタジオ収録風の家。クォン・サンウのひょうきん演技。リアリティーレベルを低めに設定。こういうのいらない。正直、冒頭からがっかりする。
 とにかく、独白による説明が多い。映像で見せてくれ。
 クォンの家での四人の会話とか、テンポが悪く見ていてダレるし、飽きる。編集、あまりうまくない。
 テコンドー着、ジャージ、靴、カバン、ウエストバッグ、などアディダス。ただしクォンの父親だけアシックス?。世代の格差とか何か意味があるのか?。
 エレファントカシマシのボーカル宮本浩次似のクォン、キャラがわかりづらい。なぜキム・ハヌルに告白しないのか不明。エロい小倉優子というか、若くスレンダーな美保純というのか、チャン・ミイネは覚えやすい。
 ジャッキー・チェンに憧れ俳優志望という設定だけあって、アクションシーンはそこそこ見れる。恋の人間関係は事件前のドリカム状態(女1、男2)。一応セオリーは押さえてある。
 大学にテコンドー学科というのがあるらしい。クォンの父親、アトム(ASTRO BOY)のTシャツ着ている。
 クォンがベッドから落ちる。それを助ける父。助け方が不自然。やっぱり見せ方、あまりうまくない。クォン、シナリオの売り込みのはずなのに理由をつけて売らない。何のための場面?。本気で映画が好きとは思えない。キムがクォンに送ったビデオテープの中身。身体障害者へのインタビュー。いいのか?。これ見せられて立ち直れるのか?。完全に逆効果だと思うけど。
 アクションシーンの撮影でクォンが乗る自転車はTREK。キムの撮影現場の液晶モニターはOpticalcam LCDとロゴ(シール)があるが、調べても出てこない。クォンが泊まる宿?のブラウン管テレビはLG。CF-21F69に似ているけど左上にArtvisionの文字はない。機種は不明。VHSテープの再生に使うデッキはSAMSUNGのSV-14D。クォンが見るビデオ店のショーウインドウに置かれているテレビはDigital DeviceのLCD DIGITAL HDTV。ネットで調べると同社のPDP DPU-4280しか出てこない。青いセンタースイッチが個性的でうまいデザインだと思うけど。
 ラスト、雪の中。クォン、バスで移動。キム、クォンの足跡を追う。?、バスに乗っているのだから、足跡は残らないのでは?。二人が出会う場所が公園?。何でそんなところで?。デタラメすぎ。
 ちなみにこの作品、年齢制限がR15+だった。お風呂のシーンで一瞬股間にモザイクが入るだけ。こんなことで年齢制限くらうの?。映画業界はバカが多くて製作者も大変だ。

多様な場面転換、映画『エターナル・サンシャイン』

 ミシェル・ゴンドリー監督映画『エターナル・サンシャイン(原題・ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND)』(2005年公開)を観た。映画技法を駆使した場面展開は一見の価値あり。
 ジム・キャリー、エキセントリックな役が印象的で、変な外人ぐらいの認識しかなかったけど、いやはや演技上手い。ハリウッドで生き残っている人はさすが基本はちゃんとしているんだあ。改めて感心した。
 虚構と現実との行き来(場面転換)が素晴らしい。カメラの切り返し、部屋の移動、同一画面に同一人物が二人以上いたり、ピントがずれたり色彩がなくなったり、場面内の物体や人物が消えたり、ビデオカメラ風の映像でドキュメンタリー感を出したり、とまあ、あらゆる映像技術を使って虚構と現実を行き来する。アイディアも豊富だし、切り替えもうまいし、素晴らしい。
 物語は、ラクーナ社(記憶消しクリニック?)で記憶を消す男女の話し。ラストが映画冒頭につながる円環形式。二度目の人生みたいな設定は割とありがち。生まれ変わりもの、とも取れるし、記憶喪失ものでもある。微妙に自分自身で置かれた状況を認識しているところがミソかな。
 ラクーナ社の存在は微妙。記憶を消せる技術の割に施設は診療所レベルだし、記憶を消すことは簡単な手段だけど、同じ過ちを二度繰り返す確率は非常に高いわけだから、PTSD以外には意味がないとも言える。ま、そこを描いているわけだけどね。
 ラスト、無断侵入する海岸沿いの家。懐中電灯一個の割に照明が変。まあ、虚構か現実かわからない話なのでどうでもいいんだけど、やるなら最後までちゃんと撮ってほしいところ。
 ジムの部屋にあるラジオはTiboli AudioのMODEL ONEと思われる。その下にあるのはTiboli AudioのMODEL CDかな。ミニコンポはPanasonicのCD STEREO SYSTEM SA-AK100。ラクーナ社が使っているcassette tape recorderはOPTIMUSのCTR-117(もしくはRadio Shackの14-1123、姉妹機か?)。受付にあるプリンターはEPSONのSTYLUS C42U。
 ロケ地はアメリカのニューヨーク州と思われる。
 「valentine's day」バレンタインデー。バレンタインデーが近い?という設定になっている。「crap」不愉快、と訳されていた。うんこ、うそ、くず、などの意。「I gotta get my car fixed.」車を直してもらわなければならない。get〜fixedで、〜を直してもらう。「Montauk」駅の名前。ジムが会社をズル休みして行く。「Do I know you?」前に会った?。「What are the odds?」奇遇だね。「agent orange」エージェント・オレンジ。ベトナム戦争でアメリカ軍が撒いたダイオキシンを含む枯葉剤。枯葉剤を入れるドラム缶に識別用のオレンジ色の印があったことから、らしい。「nut」変わり者、頭のおかしい人。「clemency」寛容、慈悲。
 「the stalker book」ストーカー入門。「It is frosty.」凍えそう。frostyで、霜の降りた、凍るような、とても寒い。「two blue ruins」お待たせと、と訳されていた。ケイト・ウィンスレットがお酒を二つ作って持ってくるときに言う。直訳すると、二つの青い廃墟。カクテルの名前か?。
 「I'm just kidding.」冗談よ。「anxious」心配して、心配な。「That sounds scary.」恐ろしげに聴こえる。「You should stay.」泊まっていって、と訳されていた。ケイトにこんなこと言われたら、辛抱たまらんですなあ。「Don't go too far.」遠くへ行きすぎるな。go too farで、やりすぎる、度が過ぎる。「Slidy slidy.」アンヨが上手、と訳されていた。幼児語か?。「osidius」オシディウス座。ジムが氷上で指し示す星座。調べてみたけど英単語も日本語の星座名も出てこない。架空の星座か?。
 「Cock a doodle doo」コケコッコー。ジムがケイトを起こすときに使う。「LACUNA INC.」ラクーナ社。「toothbrush」歯磨き。「reservation」予約。「appointment」約束、予約。場所、もの、施設などの場合はreservation。例えば、ホテルやレストラン、席の予約など。appointmentは、人と会う場合。医者と会うなど。
 「Mickey D's」マクドナルド。ファストフードのマクドナルドのことをアメリカではミッキー・ディーズと言うらしい。へー、知らんかった。「hoax」いっぱい食わせる。「potato head」ポテトヘッド。二体の人形のようなものを取り出して言うので、玩具のMr. Potato Headのことだと思われる。「stale smell」かび臭い。「pathetic」哀れな。「wino」アルコール依存者。50年代の古い言い方だと口論する。「tangerine」タンジェリン。マンダリンオレンジの一種。また、濃い橙色、の意。「gross」不快な。「repulsive」ムカつく、と訳されていた。
 「Enjoy the scenery.」風景を楽しんで。「It's no big deal.」たいしたことない。「take you out」食事に連れて行く、デートに連れていく。「barking up the wrong tree」全く見当違いをする、的を射ない発言をしている。「Vamonos, senor.」行こう、だんな。スペイン語か?。ケイトがジムの車に乗るときに言う。「FRAGILE」割れ物。ダンボールに張られている注意書き。

パナマの風景は独特、映画『ハード・ラッシュ』

 バルタザール・コルマウクル監督映画『ハード・ラッシュ(原題・CONTRABAND)』(2013年公開)を観た。敵も味方も強くもなく弱くもなく、微妙。うーん、本当に見てもいいし見なくてもいい。
 コンテナ船が舞台というのは珍しい。コンテナ船内部、ガントリークレーンが装備された港の様子など、これまであまり見たことのない映像が多い。『日本で一番悪い奴ら』(2019/2/8掲載)に税関が出てきたけど、規模、映像とも雲泥の差。
 パナマのPanama Cityロケで、Pinzon Lozano設計のF&F Towerが出てくる。まだ工事中の姿だけど、二重螺旋を描く非常に独特な外見で異様な雰囲気。超未来的。
 銃撃戦、音など妙に生々しい。ヘリやコンテナ船など実写で迫力がある。のにねえ、内容が今ひとつ盛り上がらないんだよねえ。
 まず義理の弟の尻拭いをする羽目になるマーク・ウォールバーグ。金を工面するために昔の仕事に逆戻り。いわゆる巻き込まれ型の展開。
 でまあ、その悪役が、そんなに怖くない。結局、マークの友人のベン・フォスターと裏で手を回しているんだけど、ベンも徹底した悪人ではない(資金を準備したり)ので、勧善懲悪の部分が弱い。ので、敵を倒してもカタルシス、小さめ。
 お金を準備するまでのタイムリミットがゆるゆる。特に細かい時間が設定されているわけでなく、脅しをかけるだけで、誘拐とかはしない。なので、マークの金の工面(犯罪)のハラハラドキドキが薄い。タイムリミットは結局船の出港時間だけ。
 全体的に落ち着いた撮り方でいいんだけど、急に顔やコップのアップを撮ってピントをずらすとかの小技を入れてくる。これいらない。後、銃を撃ったら羽毛が飛び散るやつ。これ邦画のアクション場面での安っぽい常套手段。金あるんだから洋画でこれやる必要ある?。
 コンテナ船ボーデン号の船員として乗り込んでいるはずなのに、マークたち三人がパナマで自由行動できるのが不思議でしょうがない。特にマークはJ・K・シモンズに目をつけられているのだからなおさら。ここの設定はかなりゆるい。
 船内のブラウン管テレビはRCAだけど機種はわからず。その下にSONYのDVDプレーヤー?があるけど、これまた機種わからず。ベンが乗る車はFORDのF-150 ラプターか?。
 ロケ地はアメリカのルイジアナ州ニューオーリンズ、パナマのパナマシティ、と思われる。
 今日の英単語。
 「customs」税関。「Give me your phone.」電話を貸せ。「empty shell」抜け殻。ここでは内部を取り払ったフェラーリのボディーのことを言っている。「Be cool, now.」冷静でいろ。「dump」捨てる。「coke」コカイン。「Can you excuse me for one second, sir?」ちょっと失礼します。マークが施主に施工内容を説明している。マークの携帯電話が鳴る。で、この言葉を言ってマークは電話に出る。「FARRADAY Security Systems」マークのやっている会社の名前。監視カメラの取付などをやっている。「world class」世界的な。「smuggler」密輸業者。そういえばこういうタイトルのしょぼい邦画あったなあ。『スマグラー おまえの未来を運べ』(2014/8/26掲載)。
 「see you」久しぶり、と訳されていた。see youは別れるときだけの挨拶ではない。再会したときも使えるとは知らなかった。『アジャストメント』(2019/3/8)でもバーの女がマッド・デイモンに言っていた。「a payment plan」返済計画。「Can you get me on your old boat?」君の古い船に乗せてくれないか?。「BORDEN」ボーデン号。
 「TWIC card」Transportation Worker Identification Credentialの略。トゥウィクカードと発音していた。海上輸送業務に携わる労働者を識別するための乗船証。TSA(Transportation Security Administration(アメリカ運輸保安局))の管理するシステムと思われる。
 「sweet pea」スイートピー。愛情を込めた呼びかけに使われるらしい。「funny money」偽金、偽造紙幣。「four times as much」四倍。「espionage」スパイ行為。「Don't sink.」落ち込むな。「Just come home.」無事に帰ってきて。「EEBD」緊急脱出用呼吸装置。Emergency Escape Breathing Deviceの略。コンテナ船船室の壁にフルフェイスのマスクのマークがあり、この略語が書いてある。「Keep an eye out.」見張っていろ。「crew manifest」乗員名簿。「DHS」アメリカ国土安全保障省。United States Department of Homeland Securityの略。「ship's boy」雑用係。「super notes」スーパーノート。北朝鮮の関与が疑われる百ドル紙幣(米ドル)の偽札。「uncut sheets」未裁断。「counterfeit」偽造の、ニセの。「rush hour」混雑時間。
 「I hate when we fuck with the boat.」船がかわいそうじゃねえか、と訳されていた。船に細工をしろと命令されたオラフの言葉。fuck withで、ちょっかいを出す。
 「MIRAFLORES LOCKS」ミラフロレス閘門。閘門(こうもん)とは、運河で水量を調節して水面を一定にするためのせき。lockで、水門、閘門。「Let go the port anchor.」左舷主錨をおろせ。let go anchorで、投錨。「candy」ヤク。コカインのスラングか?。「Stay away from him.」彼に近づくな。stay away fromで、から離れている、を避ける。「Shut the fuck up.」黙れ。「human speed bumps」人間バンプ。speed bumpは、自動車の速度を落とさせるための路上の突起物。humpとも言う。
 「cleaning stuff」掃除道具。「seal」封印。「CBP」税関国境警備。U.S. Customs and Border Protectionの略。ヘリを使いコンテナ船に乗り込んでくる。機動力がすごい。「saltworks」製塩所。「tip」タレコミ。「inspection」立入検査。「trigger」引き金。「PRIVATE PROPERTY」私有地。「NO TRESPASSING」立入禁止。「at least」最低でも。
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グブリー川平(かびら)
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