2019年02月後半観たおすすめ映画(邦画・洋画)

2019年02月後半観たおすすめ映画(邦画・洋画)
 2019年02月後半観た映画は邦画10、洋画7、計17本。

【次点の次点】

『マタドール』監督ペドロ・アルモドバル、1989年公開、2019/2/20掲載。
 内容は明るい肉食系の失楽園で、意味不明気味なんだけど、映像は独特で一見の価値あり。

【駄作】『海底大戦争』『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』

朝鮮統一、映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』

 アントワーン・フークア監督映画『エンド・オブ・ホワイトハウス(原題・OLYMPUS HAS FALLEN)』(2013年公開)を観た。とどめを刺すアクションは面白いけど、見てもいいし見なくてもいい。
 CANP DAVIDのゲートが安っぽい。雪景色もかなり雑。その後、輸送機からの空襲やワシントンD.C.のパニックシーンがあるけど、CG合成、VFXも雑。作り物だとわかる。実写部分はそこそこ迫力あるのに、かなり損している。
 イ大韓民国首相役、若すぎるのでは?。設定、配役に違和感あり。大統領同士の会談ではない。首相にするほうがリアリティがあるのか?。
 ずーっと息子の心配ばかりしているアメリカ大統領役のアーロン・エッカート。なのに、ラストは息子の安否をジェラルド・バトラーに聞かない。脚本、デタラメ。
 テロリストが韓国語で、俳優の顔が怖い。銃撃戦の後、とどめを刺すとか、アクションはスピーディーでなかなかよい。
 アメリカ政府の対応が若干おバカ設定だけど、ジェラルドが大統領の息子を探す理由とか、前フリや段取りはちゃんと見せている。
 テロリストのリーダー役リック・ユーンがわざわざホワイトハウスの玄関まで出ていくとか、政府側がリックたちが死んだと勘違いするとか、無駄なシーンがいくつかある。
 アメリカの国威発揚シーン、例えば国旗のダラダラ撮影とか、演説とか、本当にいらない。展開がだらけて飽きる。『インディペンデンス・デイ』とかと同じで、媚すぎ。
 ラスト近くに出てくる新兵器HYDRA SERIES 6A。next generationと表現する割に全然たいしたことない。期待はずれ。
 ロケ地はアメリカのニューヨーク州ニューヨーク、ルイジアナ州ボージャーシティ、シュリーブポート、などかな。
 今日の英単語。
 「RETREAT」別荘、と訳されていた。隠れ家、避難所、静養先。「Good chat.」さすがね、と訳されていた。chatは、ちょっとした話。いいこと言うわね。ぐらいの意味か。「package」小包。ここではsecret serviceの隠語で大統領のことを指していると思われる。後に大統領の息子のことをplug(プラグ)と呼んでいる。
 「18 MONTHS LATER」1年半後。月換算なのが面白い。one year and a halfという表現もあるらしい。「DMZ」非武装地帯。Demilitarized Zoneの略。「DEFCON 4」五段階にわけられた防衛準備態勢。『JSA』(2019/2/2掲載)にも出てきた。「secret service」シークレットサービス。要人警護に当たる人たち、または部署。ジェラルドの職業。「WI-FI AVAILABLE」Wi-Fi利用可。喫茶店THE CAPITAL BEAN店内に張り出されている。Wi-Fiは無線LANの登録商標の一つ。
 「100% FAIR TRADE」百パーセント更生な貿易。コーヒー豆が発展途上国の農家を搾取して生産されているという批判に対する販売側の宣伝文句。喫茶店の窓に書かれている。
 「late shift」遅番。「I'll be in touch.」連絡するよ。「Just checking in.」ちょっと電話してみた。妻の留守録にジェラルドが話しかける言葉。「I'll call you later.」後でかける。
 「TREASURY DEPARTMENT」財務省。「SPEAKER OF THE HOUSE」下院議長。「SECRETARY OF DEFENSE」国防省。「VICE PRESIDENT」副大統領。「DEPUTY DIRECTOR」副長官。
 「bluff」はったり、こけおどし、からいばり。「code nine nine nine」緊急事態発生、と訳されいた。ジェラルドがデスクワークしている建物で館内アナウンスされる。アメリカの10コードを調べてみたけど999は見当たらず。『トリプル9 裏切りのコード』(2018/10/12掲載)に出てきたけど、若干コードの意味が当てはまらない。
 「P.E.O.C.」大統領危機管理センター。Presidential Emergency Dperations Centerの略。ホワイトハウスの地下120 FEET(36メートル)にある部屋のこと。「CRISIS ROOM」緊急対策室、と訳されていた。「OVAL OFFICE」大統領執務室。「LINCOLN BEDROOM」リンカーンベッドルーム。
「fire at will」撃墜せよ、と訳されていた。at willは、意のままに、自分勝手に。「in the bunker」PEOCのことを言っている。bunkerには、強固な地下壕、という意味があるらしい。「Don't negotiate.」交渉するな、取引するな。「stand down」解除。警備体制を解く。「civil war」内戦。The Civil Warだと南北戦争。
 「You are the Acting President of the United States.」あなたは合衆国大統領代理です。actingで、代理の、臨時の。この単語『フィフティ・シェイズ・ダーカー』(2019/2/24掲載)にも出てきた。
 「sat phone」衛星電話。satellite phoneの略と思われる。「Put it through.」つなげ。put throughで、電話をつなぐ。会社に電話すると受付が I'll put you through.(おつなぎします)と言うはず。「We have no choice.」選択肢はない。「Ex-Special Forces」元特殊部隊。「Banning. Sit tight.」禁止、じっとしていて。ジェラルドの女上司が言う言葉。勝手な行動は慎めと釘を差しているのか。「the Sea of Japan」日本海。「one by one」一人づつ。「classified」機密。「nuclear strike」核攻撃。「nicely」上手に、親切に。「tough」頑丈な、頑固な、しぶとい。
 「Request a QRT.」QRTを要請。QRTは、Quick Reaction Teamの略。緊急即応チームのことらしい。「Return to base.」基地へ戻れ。「Any bulges, wires?」少し膨れたり、紐がついていたりしてないか?。人質が開放されたときに、対応チームが人質を観察するときの言葉。「The Seventh Fleet」第7艦隊。
 「It doesn't make sense.」そんなはずはない、と訳されていた。意味不明、筋が通ってない。「wasteland」荒れ地。「insurance」保険。「recall」取り消す、撤回する。「Cerberus」ケルベロス。核ミサイルを自爆させる仕組み。三つのコードが必要となる。「deactivate」非活性化する。

C.S.A.の御用金、映画『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』

 ブレック・アイズナー監督映画『サハラ 死の砂漠を脱出せよ(原題・SAHARA)』(2005年公開)を観た。うーん、見てもいいし見なくてもいい。かな、ビール片手にならありかも。
 オープニングロール、配役などを字幕で見せておいて、壁に貼られた新聞記事や室内の調度品などで、登場人物の設定、経歴、人間関係などを説明している。ここコンパクトでスピーディー。部屋を出ると宝探しの探査船(マーサアン号)だとわかるのも見せ方としてうまい。
 ボートによるアクションなど、ロケ地が広々としているので結構映像に迫力がある。アフリカ(ロケ地はモロッコやスペインか?)の砂漠地帯の画も雄大。
 けど、脚本は欠点多め。まず、マシュー・マコノヒーのキャラ、トレジャーハンターとしての海底探査の能力が生かされない。推理はするけど水に潜るシーンはない。結局、ほぼ陸上。ボートによるアクションが唯一の見せ場。
 次にマシューの仕事場であるマーサアン号とウィリアム・H・メイシーが全く役に立たない。ウィリアムが電話したり、CIAや領事館?職員と交渉しているけど、この行為がマシュー、ペネロペ・クルス、スティーヴ・ザーンの三人に何の影響も与えない。ウィリアムの役柄、登場する必要がない。
 後、毒の混ざった地下水の説明がデタラメすぎ。アフリカの砂漠の下を流れているような地下水が数日で海まで到達するの?。更にそんな簡単に毒物を除去できる?。数十年、数百年単位で居住できないのでは?。
 マーサアン号内部、テーブルの上に短波ラジオらしきものが映るけど、メーカー、機種ともにわからず。モーターボートCALLIOPE号で使っている衛星電話はIRIDIUMの9505Aと思われる。モディボがカジーム将軍から借りているという車は1936年型のAvions Voisin。ボアザンと字幕では出ている。ペネロペが使うノートPCはPanasonicのTOUGHBOOK、マサードの使うノートPCはSAMSUNG。
 ロケ地はイギリス、モロッコ、スペイン、と思われる。
 今日の英単語。
 「THE CIVIL WAR」南北戦争。civil warの意味は、内戦。アメリカでは独立後の内戦があったのは南北戦争だけなので(多分)。「THE UNION」北軍。北部諸州のこと。「blockade」封鎖。「the Martha Ann」マーサアン号。
 「C.S.A.」マシューたちが探している船が積んでいる箱やコインに書かれている。調べてみるとConfederate States of Americaの略らしい。北アメリカに1861年に創設された国家。
 「Where do you call home?」君の家は?、と訳されていた。故郷はどこ?、という意味なのか?。「petricola pholadiformis」マシューが買う二枚貝。The angel wing clam(天使の羽の貝)とも呼ばれている。
 「How long you guys been together?」君たち付き合いは?、と訳されていた。マシューとスティーヴの関係を訊いている。一般的には、How long have you been togethe?。Since kindergarten, college, navy, NUMA.とスティーヴが答えている。
 「This must be nice.」素敵ね、と訳されていた。this must beで、きっと〜に違いない。「sounds good」素敵ね。
 「NUMA」国家海洋水中機関。National Underwater and Marine Agencyの略。マシューたちが働いている民間団体の名前。「naval」海軍の。「two mils」2mlか?。「plague」疫病。「admiral」提督。「not a nanosecond more」一秒も遅れな、と訳されていた。nanosecondは、10億分の1秒。
 「I'm not shy.」平気よ、と訳されていた。ペネロペがボートに乗り込む前にマシューからNo privacy.だと言われての返答。直訳すると、恥ずかしくないし。「NIGER」ニジェール。文字だけ見るとニガーと読んでしまった。黒人を指す語はnigger。「cursed ship」呪ろいの船。cursedは、のろわれた、たたられた、いまいましい。
 「Take a look at this.」これを見ろ。「algae」藻。「fresh water」淡水。「company」お仲間だ、と訳されていた。武装している人が近づいてくるんだから、ここはcompanyの意味にある、来客、を使って「来客だ」のほうがいいのでは?。「I don't speak English.」英語は話せない。「flare gun」照明弾、と訳されていた。信号弾を発射する銃のこと。
 「That was close.」やばかった、ギリギリセーフ。「ignore」無視する。「satellite phone」衛星電話。「across the border」国境を越えて。
 「point four five five caliber」.455口径。0.455インチの珍しい口径の銃と弾だとカジーム将軍が説明する。「very rare」極めてまれ。「twenty seven pounds each」一発27ポンド。「watch out」気をつけろ。「three o'clock」三時の方向。ここでは時間ではなくクロックポジション(clock position)を言っている。「kiss my ass」ふざけるな。「We are even.」貸し借りなし。「The slate's clean.」過去の記録は白紙だ。a clean slateで、白紙の状態。「source of the disease」病原。「transmission line」送電線。
 「That's not passible.」そんなバカな、そんなはずがない。「piss me off」ムカつく。「chopper」肉切り包丁。「BREACH」裂け目、破損、欠陥、突破口。「Deal.」よし、と訳されていた。It's a deal.の略か?。いいとも、取引成立。「Get in the back seat behind me.」オレの後ろの後部座席にいけ。「armor piercing rounds」徹甲弾。roundには、弾薬の一発分、という意味もあるみたい。「You do throw like a girl.」女の子投げだ。
 今日のフランス語。
 「Bonjour madame çava?」こんにちわ、奥さん、元気?。「L'addition」勘定。「BON VOYAGE」良い旅を。

BCLラジオが出てくる、映画『サラリーマン金太郎』

 三池崇史監督映画『サラリーマン金太郎』(1999年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 山城新伍が飲み屋のママと思われる女性の手を握ってお金の額を示す。1989年に総理大臣だった宇野宗佑のスキャンダル「指三本」のパロディか?。
 高橋克典、ヤマト建設の東北営業所に配属される。のに、新幹線で通勤しているみたい。何で?。ここの設定の説明なし。かなりデタラメ。
 火事シーン。繁華街で出火する。本当に燃やしているのか?。炎、迫力あり。全体を通してエキストラ多め、車両多め。今の邦画のような貧乏臭さはない。暴力シーン、格闘シーンは、抑えた感じで可もなく不可もなし。三池だから、ハチャメチャないらない映像を挟むのかと思ったけど、ストーリー展開と撮り方は真面目。
 ヤマト建設本社ビルのロケ地は天王州セントラルタワー。東北市役所(架空)の白い建物が出てくる。これは東京都北区、中央公園文化センター。ここは『僕と妻の1778の物語』(2017/7/1掲載)でも使われていた。
 東北営業所、山崎努のデスクの横になんとBCLラジオ、TOSHIBA サウンドナナハンGS(RP-775F)が置いてある。高橋が乗るバイクはKawasakiの750なんだけど、ゼファーか?。
 羽田美智子、いやはやべっぴん。胸のラインもきれい。榎本加奈子、人気アイドルという設定は若干無理があるような。それにやせすぎで痛々しい。
 病院シーン、ICUに入るとき、ホコリなどを予防する不織布の防護服をちゃんと着ている。こういうところは丁寧。田口浩正の首吊り死体。もろ人形。
 高橋、暴走族関東八洲連合を集めるけど、結局殴り込みに行くのは二人だけ。集合かけた意味なし。
 「税金使ってでけえ面するんじゃねえ」はいいセリフ。

暑は夏いねえ、映画『HICK ルリ13歳の旅』

 デリック・マルティーニ監督映画『HICK ルリ13歳の旅(原題・Hick)』(2012年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 13歳設定のクロエ・グレース・モレッツがアメリカのネブラスカ州パルミラの家を出て、ラスベガスを目指すロードムービー。なのは前半部。後半は、事件に巻き込まれ型の展開に。
 クロエ、肘から手首までが長い。手も大きく見える。走る姿がちょっと陸上走り入っている。『キック・アス』(2018/7/2掲載)の印象が強いので、いつ暴れだすのか期待してしまう。
 有名な映画からのセリフの引用や話題が頻繁に出る。けど、なぜクロエが映画に詳しいのかは説明されない。だから、面白さに繋がっていない。
 エディ役のエディ・レッドメイン。顔が個性強すぎてすぐ覚えてしまう。そういった意味ではすごく役者向き。びっこの設定。「映画の中でびっこは重要人物」という格言通り。
 クロエを多めに撮る気持ちはわかるけど、意味不明なアップの表情多すぎる。後、クロエが描く絵が全然物語に関係してこない。脚本、撮り方共に、いまいち。
 ブレイク・ライブリーとエディが殺された後、クロエも倒れてしまう。何で?。意味不明すぎ。その後、殺人事件はどうなった?。アレック・ボールドウィンの言うようなそんな簡単な言い訳で解決するのか?。脚本、かなり雑。
 クロエの家にあるブラウン管テレビはQuasarのWT5957と思われる。モーテル6にあるブラウン管テレビはHITACHIのCT1946に似ているけど、プッシュ式チャンネルの部分が微妙に違う。エディが乗っている車はシボレーのSILVERADOと思われる。クロエが監禁される川沿いのログハウスの中に大型のラジオがあるけど、メーカー、機種とものわからず。クロエが誕生日にプレゼントされる銃はSMITH & WESSON 45 COLT。
 ロケ地はアメリカのノースカロライナ州リーズビル、ウィルミントン、ネバダ州、などと思われる。
 今日の英単語。
 「TAKE ME DRUNK IM HOME」酔ってマス 家に送って、と訳されていた。検索するとTake me drunk I'm homeと書かれたTシャツが多数販売されている。本来の文章はTake me home, I'm drunk.と思われるが、酔っ払っているのでdrunkとhomeが入れ替わったのではないかと思われる。さんまの「暑は夏いねえ」的な何か。
 「You're doomed.」暗い顔している、と訳されていた。doomedで、絶望的な、運の尽きた。「a big fucking loser」負け犬。罵倒語負け犬の強調形かな。「What the fuck is wrong with you?」一体どうしたんだ?。the fuckはここでも強調ですねえ。
 「Well, do you, punk?」クズ野郎、と訳されていた。クロエが鏡に銃を向けて言っている。これは映画『ダーティハリー』(2018/12/29掲載)の有名なセリフの引用ですねえ。「forty-five」クロエがプレゼントされた銃(gun)を口径で呼んでいる。「She looked like she swallowed a basketball.」彼女はバスケットボールを飲み込んだように見えた。妊娠した姿を表している。
 「Can't you feel the breeze from the subway?」これは映画『七年目の浮気』でマリリン・モンローがスカートを抑えながら言う超名セリフ。この映画、まだ見てないので断言はできないけどマリリンはDo you feel〜と言っているらしい。
「Pro's」良い点。「Con's」悪い点。クロエがラスベガスに向かう前にノートに書き出す。
 「Where are you headed?」行き先は?。headは、向かう、でしたねえ。洋画での頻出語。「ruby」エディがセレブになれると説明するサンドイッチの名前。「hooker」売春婦。「gimp」不自由な足取りで歩く人。クロエがエディのことをこう呼んでいる。びっこ、意。「Watch your language.」口を慎め。「lanes」ボーリング場。「over and over again」何度も何度も。「change the record」曲を変える。「You stalking me?」つけていたの?。
 「Things are looking up SWEETHEART.」恋人よ、事態は好転している。タバコのCM看板に書かれている。things are looking upで、運が向いてきた、事態が好転した。「shirley temple」シャーリー・テンプル。子供も飲めるノンアルコールカクテル(ソフトドリンク)の名前。「Repeat after me.」私の後に続いて繰り返せ。「out of control」制御不能で、自由にならない。ロイドがエディに7-UPを取りに行かせているときに言う言葉。びっこなので時間がかかるぞと言っている。
 「retard」バカ、と訳されていた。知性が通常より劣る人。「ergo」故に。ラテン語か?。thereforeとhenceも同じ意味だとクロエが説明する。「quarter」25セント貨。「hardware store」ホームセンター、金物店。「buzz saw」丸ノコ。「HOW TO KILL YOUR OWN CHICKENS」鶏の絞め方。「hot stuff」最高。
 「Please, humor me.」言うとおりにしてくれ、と訳さていた。『ラスト・ウィッチ・ハンター』(2019/2/22掲載)でマイケル・ケインも言っていた。相手が納得してなくても「とりあえずやってみてよ」みたいなニュアンスだと思われる。「JUST IN CASE YOU CHANGE YOUR MIND」万が一、気が変わったら。アレックが書いたメモの言葉。

SMごっこ、映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』

 ジェームズ・フォーリー監督映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー(原題・FIFTR SHADES DARKER)』(2017年公開)を観た。つまらん。見てもいいし見なくてもいい。
 別れていたダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナンがよりを戻して結婚するまでを描く。ただそれだけのつまらないよくある話なのに途中のノイズが多すぎて飽きるし興ざめの連続。
 まず、SM設定。ソフトSM風の目合(まぐわい)シーンになると急に英語の曲が流れる。英語の曲を流してスタイリッシュに見せようという魂胆みたいだけど、単にSMを描く気がないだけのこと。「英語の曲が流れる邦画は駄作」という格言があるけど、洋画にも当てはまるとはびっくり。
 ジェイミー、大金持ちで何でもできるらしい。24000ドルを15分で儲けるらしい。けど、仕事しているのは会議シーンだけ。説得力まるでなし。これも駄作にありがち。
 ダコタ、出版社?に務めているらしく、仕事中の映像が何度も出てくるけど、上司とのやり取りや会議のみ。仕事という仕事をしているシーンがない。描き方が、本当に適当。
 ジェイミー、胸を触られるのが嫌らしい。なんだそりゃ?。後にやけどの痕?という説明があるけど、口紅で胸に境界線を引くシーンとか意味不明で笑える。
 ジェイミーの家にあるピアノはFAZIOLI。ファツィオリ・ピアノフォルティはイタリアのピアノメーカーらしい。
 家族関係の説明が雑なので、ヘリ墜落事故のときに出てきた男がジェイミーの兄だと気が付かなかった。説明映像、下手くそ気味。
 ジェイミーが家に帰ると、心配していた家族が部屋から掃ける。なんか舞台劇を見ているような不自然な動き。見せ方、下手だねえ。
 付け回す謎の女がいるとか、上司が恨んでいるとか、車が破壊されているとか、性犯罪のリーダーみたいな話題を匂わせておいて、全然ジェイミー、悪い部分がない。全くの期待はずれ肩透かし。
 ラストは、純愛映画風の終わり方。内容がちぐはぐすぎて目が点。脚本、何かを履き違えている。
 ロケ地はカナダのバンクーバー、ブリティシュコロンビア州のコキーハラ・キャニオン州立公園、ウィスラーリゾート自治体。
 今日の英単語。
 「Good luck in your new job.」就職おめでとう。ジェイミーから送られた花束に添えられたメッセージカードに書かれている。「But we are only talking and that is it.」話をするだけ。ジェイミーに夕食を誘われたダコタが言う言葉。話す以外はダメだと念を押している。「Would you like some more time?」ご注文は?、と訳されていた。レストランのボーイの言葉。直訳すると、もう少し時間が欲しいですか?。「I'm working on it.」努力している、と訳されていた。今やっている、今取り組んでいる、という意味。これ洋画で頻出語。
 「generally」一般的に。「It's in the past.」昔のことだ。「Have we met before?」どなたかしら?、と訳されていた。謎の女が声をかけてきたときのダコタの返事。直訳すると、私達以前お会いしたことある?。「BEN & JERRY'S Vanilla」ジェイミーにダコタがYour new favorite flavor.と言って投げ渡すアイスクリーム。「SIP」ダコタの勤めている会社の名前。何の略かは説明されない。
 「ass」最低、と訳されていた。ロバ、バカ、肛門、などの意。「kinky fuckery」変態セックス、と訳されていた。kinkyは、(性的に)変態の。fuckeryは、愚かな行い。「submission」服従、従順。「submissive」服従する、従順な。「dominant」支配的な。「silver balls」ジェイミーがダコタの膣内に挿入する紐でつながる二つの金属?球のこと。こんな性具、初めて見た。「spank」(罰として)お尻を叩く。
 「WILLIAMS. LEILA」付け回す謎の女の名前。映画『コンスタンティン』(2019/1/27掲載)のときも書いたけど、アメリカはファーストネームとラストネームの順序が時々逆になるのはどうして?。コンスタンティンの時は病院のリストバンド、今回は探偵が調べた資料の表記が逆になっている。ラストネームの後ろにカンマ(ピリオド?)がついているのも共通している。調べてみると、名簿の場合はラストネーム(またはsurname)を先に書いてカンマを打つことが多いらしい。へー、知らんかった。映画を見ると、勉強になりますなあ。
 「bank account」銀行口座。「Mrs. Robinson」ダコタがキム・ベイシンガーを呼ぶときのあだ名。映画『卒業』からの比喩(性を教える年上の女性)と思われる。「You look spectacular.」素晴らしい。ドレスを褒めるときの言葉。spectacularで、壮観な、目を見張らせる。「It should be illegal.」犯罪的だね。これもドレスを褒める言葉。should beで推測+意思というやつですかね。
 「I'll take option two.」二番目を選ぶ。optionは、選択、選択権、選択肢。「birth mother」生みの母親。「take the helm」舵をとる、実権を握る。「Personal calls on your own time.」私用電話は暇なときに。iPhoneをいじっているダコタを見た上司のジャックが言う言葉。「fiction editor」編集者、と訳されていた。小説部門の編集者、という意味だろうか。「acting」代理の、臨時の。「put the gun down」銃を下ろす。「keychain」キーホルダー。「persistent」しつこい。「turn over」ひっくり返す。
 「Be mine.」僕のものになってくれ。「Share my life with me.」僕と人生を歩もう、と訳されていた。Share the life with you.というのが一般的なのか?。

岡田将生の頭がでかい、映画『雷桜』

 廣木隆一監督映画『雷桜』(2010年公開)を観た。なんちゃって時代劇部分のセンスがひどい。駄作気味。見てもいいし見なくてもいい。
 山の中、柄本佑と高良健吾が走っている。別に理由なし。見せ方、適当。
 岡田将生の頭、ちょっと大きくなっている。羽二重の部分が中の髪のせいでこんもり盛り上がっている。岡田、髪ぐらい切れ。廣木もこれでオッケーだすとは、楽しているなあ。
 池畑慎之介、顔が腫れていてちょっと異形。顔に迫力が出ている。
 でかい木の生えているという設定(CG合成?)の森の中。夜なのにライト当てすぎ。撮影雑だねえ。雑と言いえば、広い場所を蒼井優が馬で走っている姿の俯瞰映像。広場の地面に車の轍と思われる跡がくっきりと何本も残っている。本当に、撮影適当。と思うと、岡田と蒼井、ちゃんと馬に乗っている。ここは偉い。
 祭りの太鼓シーン。大太鼓の音がなかなか迫力ある。と思っていると、この祭りのシーンに英語?の曲をかぶせる。廣木、センス悪すぎ。バカすぎて苦笑した。時代劇を撮る気ないのがまるわかり。
 岡田、殿なのに行動が自由すぎるとか、蒼井が急に侍批判するとか、木の下での二人の話が長いとか、あちこち不自然で飽きる。時任三郎と池畑の行動も説明が雑で意味不明気味。
 岡田の前で切腹する柄本明の遺言が、小出恵介は生涯岡田のお側で仕えろ、だって。セリフがバカすぎる。岡田が蒼井を忘れられないから柄本自ら切腹して抗議しているんでしょう?。それなのに蒼井の兄の小出をそばに置いたら余計に蒼井のこと忘れられないよねえ。脚本もバカすぎて、本当に飽きる。
 ラスト、岡田と蒼井が馬に乗り海岸線に佇む。白い砂浜にサンゴ礁らしきリーフが見える。時代劇なのに、そこどこだよ、とツッコミを入れていると、エンドロールの撮影協力に今帰仁村、国頭村、名護市源河区、と出ていた。ロケ地、沖縄じゃん。道理で山の中にクワズイモのでかい葉っぱとかがあったんだあ。最近の邦画は時代劇をなめすぎ。
 男言葉、べらんめえ調、ぶっきらぼうな蒼井、ちょっとかわいい。見るべき点はここぐらいかな。
 今日の日本語。
 「拐(かどわ)かす」力ずくまたは騙して人を連れ去ること。

実写リメイクありかも、アニメ映画『安寿と厨子王丸』

 藪下泰司、芹川有吾演出アニメ映画『安寿と厨子王丸』(1961年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。けど、このストーリーは普遍性がある。今の技術で実写版を作ると面白いかも。
 フィルムノイズ多め。オープニングの配役の文字がくすんで判読しづらい部分あり。画は平面的。風景を左右に上下にパンするカメラワークが目立つ。
 動物が喋りだす。当時のアニメによくあるファンタジー調。後に人が死ぬと鳥になったり、人魚になったりする。表情は、吊目のはっきりした顔立ち。アメリカ人がアジア人を差別的ジェスチャーで両目の目尻を引き上げる、あんな感じ。
 弓矢のトレーニングシーンで、木皿?を投げさせて矢で射る。クレー射撃のようで、ちょっと面白い。
 三郎、安寿亡き後、祠をつくり木像を安置する。坊主になっているし、ちょっと怖い。
 『山椒大夫』(2015/6/8掲載)でストーリーを知っていたけど、今の技術でファンタジー調に実写化すれば、現代でも受け入れられるのではないか。長く語り継がれる普遍的で日本的な内容を含んでいるような気がする。

色々凡庸、映画『ラスト・ウィッチ・ハンター』

 ブレック・アイズナー監督映画『ラスト・ウィッチ・ハンター(原題・THE LAST WITCH HUNTER)』(2016年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 正直言うと書くべきことがほぼ何もない。ヴィン・リーゼルがものすごく強いわけでもない。ローズ・レスリー、登場シーンは多いけどあまり役に立っていない。イライジャ・ウッドの裏切りがあるけど、致命傷にならない。魔女の女王?、大きな木の下にいるだけで別に悪いことをしていない。とまあ、面白くないわけでもないし面白いわけでもない、とすごく中途半端で凡庸。
 撮影は逆光が多くフレアやゴーストが発生しているショットが多め。
 ヴィンの乗る車はアストンマーチンのRAPIDE S。
 van Beethovenの「PIANO SONATA NO.14 IN C-SHARP MINOR, OP.27, NO.2 "MOONLIGHT"」が流れる。
 ロケ地はアメリカのペンシルバニア州ピッツバーグと思われる。
 今日の英単語。
 「These are ancient runes.」これらは古代の呪術道具だ、と訳されていた。runeは、北欧の古代文字ルーン文字、神秘的な記号、のことらしい。「Haven't had a accent in years.」アクセントは直した、と訳されていた。直訳すると、長い間訛はない。accentは、訛、口調、言葉遣い。in yearsで、長年、何年も。「The Axe and Cross」斧と十字架団。「Waterman four oh two」ウォーターマン402。ヴィンがマイケル・ケインに送る万年筆。「Humor me.」仮の話、と訳されていた。乗り気じゃない相手に、頼む、というのが本来の意味みたい。
 「I'm sorry for your loss.」お悔やみを申し上げる。「Get down.」伏せろ。「Take a deep breath.」深呼吸しろ。「Center yourself.」集中しろ。center oneselfで、精神の統一を図る。「Dolan's got two days, tops.」ドーランは長くて二日。魔法をかけられたマイケルの健康状態について言っている。「public speaking」人前で話すこと。
 「NO UNAUTHORIZED DUMPING」無許可のゴミ捨て禁止。大きなゴミ箱に書かれている。「Stay close.」離れるな、と訳されていた。stay closeで、親密であり続ける。

また学芸会、映画『戦闘少女 MUTANT GIRLS -SQUAD-』

 坂口拓、井口昇、西村喜廣監督映画『戦闘少女 MUTANT GIRLS -SQUAD-』(2010年公開)を観た。凄まじくつまらない。駄作。
 公開されている情報による映画タイトルは『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』となっている。作品内のタイトルは『戦闘少女 MUTANT GIRLS -SQUAD-』と出ている。タイトルすら統一できないいい加減さ。色々デタラメ。
 作品内のデザインや設定がいい加減でその場限りの思いつきで作っているのがわかる。鼻から銃弾とか、ヒルコと言われる一族の武器とか、デタラメ、低俗、その上面白くもない。学芸会レベル。
 アクションの前に顔アップとか、撮り方が古臭すぎる。血糊が大量に噴射されるだけのワンパターン。セーラー服姿の高校生風の女がアクションすればいいんでしょう的な、邦画でこすり倒された設定と映像。もう本当に飽き飽きする。
 せっかくセーラー服や看護婦の服装なのにパンチラを撮らない。バカすぎる。何のための設定なんだ?。
 パーティーシーン、めちゃくちゃ貧相。セリフで貧相なことの言い訳をしている。この映画作っている連中、根本的に何かを諦めている。
 高校の保健室?にジャウカステン(レントゲン写真を見るためのパネル状ディスプレイ)がある。保健室にある?。注射を打つシーンは服の上から。皮膚に刺すように見せるのは面倒くさいと思ったのかな。手抜きしまくり。
 監督は「第一章 覚醒」を坂口拓、「第二章 革命」を井口昇、「第三章 反逆」を西村喜廣が担当している。まあ、三つともどんぐりの背比べの駄作だからどうでもいいけど。
 食堂にあるブラウン管テレビはナショナルのPana Color TH11-S6かな。パン屋にあるラジカセはTMCのCR-1400と思われる。

肉食系の失楽園、映画『マタドール』

 ペドロ・アルモドバル監督映画『マタドール(原題・MATADOR)』(1989年公開、スペイン製作)を観た。お話は意味不明だけど、映像は独特。一見の価値あり。
 ホラー映画を見ながらオナニーする男ナチョ・マルティネス。映画冒頭から???。つかみはオッケー。アサンプタ・セルナの髪型がすごい。彫刻のよう。闘牛士の養成訓練シーンと目合(まぐわい)シーンを交互にとる。いやはや、かなりぶっ飛んでいて面白い。ぼかし入りまくり。
 アサンプタの凶器がかんざし。へー、外国も日本と同じで女の武器はかんざしなんだあ。
 映像、鮮明なれど、オーディオはヒスノイズがすごい。どちらもフィルムからリマスターしているはずなのに差が激しい。何で?。
 アントニオ・バンデラスが若い。ラコステのポロシャツ着ている。時代だねえ。
 風呂場のドアのすりガラス越しのバンデラスの母親の顔、めちゃくちゃ怖いというかSFというのか、ペドロ、映像センスがすげー。
 ナチョと警部、どちらもびっこ。キャラ設定、若干やりすぎ。『マルサの女』(2014/11/10掲載)のようにびっこは一人でいい。
 アサンプタ、男子トイレにいる。あのー、何で洋画は女子トイレに男が入ってきたりとか平気なんですかあ?。例『ロフト-完全なる嘘-』(2018/4/5)とか。意味がわからない。
 ナチョとアサンプタがナチョの家を訪れるシーン。車二台を門の前に停めるんだけど、車間距離が数センチで止める。神業。けど、場面転換すると、車間距離が変わっている。前後のつなぎ、雑。
 ダンスシーンで、手回しの自動演奏ピアノ(オルゴール?)が出てくる。初めて見た。音色もオーディオ的に面白い。
 闘牛士養成中の生徒たちの授業風景。若い男の股間のもっこりや、尻ばかりをアップで撮る。なんなんだあ?。ペドロはホモっけがあるのか。
 急に警部についてまわり、アントニオの世話を焼く女。あんた誰だよ?。映画の中で説明がない。脚本、雑。
 エヴァ・コーボ、ショートカットでなかなかかわいい。赤いドレスもキマる。ほとんどデータがない。もっと活躍してもいい気がするけど。
 アントニオ、エヴァ共に父親不在の家庭で、子供のことに母親がものすごく介入してくる。スペインってかかあ天下の国なの?。
 路上の花売り。外観はパツキンの女なのに声は男。どういうこと?。意味不明すぎ。日食とか、アントニオには特殊能力があるとか、もう何がなんだか。
 結局、ラストは、ナチョとアサンプタが目合ながら自殺。これ『失楽園』(2018/9/5)と同じ結末。失楽園は逃避行だけど、マタドールは楽しみながら死んでいく。うーん、国民性の違いが出すぎ。
 今日のスペイン語。
 「opus」アントニオの母親の信仰しているキリスト教の一派(Opus Deiか?)。母親は狂信的に描かれている。
 「COMISARIA DE POLICIA」警察署。アントニオが自首する建物のガラスドアに書いてある。
 「DUELO AL SOL」白昼の決闘。アサンプタが立ち寄る映画館で上映している映画のタイトル。
 「ALCOHOLERA DE CHINCHON」アルコール工場、と訳されていた。chinchonはスペインの町の名前か?。アニス酒で有名?。

ケーキの買い方、映画『女流闘牌伝 aki -アキ-』

 中村祐太郎監督映画『女流闘牌伝 aki -アキ-』(2017年公開)を観た。テレビドラマレベル。見てもいいし見なくてもいい。
 とにかく心理描写や麻雀の説明が独白。それもいろんな登場人物が独白する。わざわざ映画にする必要なし。
 公園で岡本夏美が拾い食いするシーン。食べ物を置いていく男の行動も意味不明だし、岩松了のくしゃみに過剰反応する岡本も意味不明。登場人物の行動が説明不足でわかりにくい。脚本と見せ方がものすごく手抜きというか稚拙。
 麻雀の対局?シーンで効果音やBGMが流れないのは良い(ただし、後半は使われている)。
 岡本のキャラ。東京で宿無しでルンペン生活。ノートに麻雀の何かをメモしている。熱い飲み物をすぐ飲んでしまう。この二つを何度も繰り返す。見せ方、ワンパターン。
 ひまわりこと増田有華の登場シーンは面白い。ケーキの買い方で人生観を語る。たぶん、この映画で面白いのはここだけ。
 低予算なのでクリスマスとセリフでいうだけで、映像は全然クリスマスっぽくない。
 対局シーン。麻雀について浅学なので技術的なことはまったくわからない。独白で説明するのは百歩譲ってしょうがないとしよう。だけど、全自動麻雀卓を囲んでいる他の二人がただの飾りなのはいただけない。シンプルに対決を見せたいのはわかるけど、麻雀自体の面白さを損なっているのでは?。麻雀映画なのに見せ方の根本的なところが間違っている気がする。
 エンドロールの町あかりの歌。ポップスなのにこぶしが回っている。ちょっと変わった歌い方。

画質が悪い、映画『頑張れ! グムスン』

 ヒョン・ナムソプ監督映画『頑張れ! グムスン』(2006年公開、韓国製作)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 画面サイズは16:9なのに、画質はSD。フィルムっぽいノイズなどもある。2006年の作品なのに劣化が激しすぎ。
 家庭内の描写、ペ・ドゥナと夫役、騒ぎすぎ。ペ、若干、低能設定。韓国にも主人公を低能に設定して、リアリティーラインを下げる手法があるんだねえ。なんか、映画冒頭から色々がっかり。
 おんぶ紐を使っている。さらしのようにペの胴体を包む部分の作りがごつい。スーパーの中でのセリフ。赤ちゃんを牛乳で育てるという話が出てくる。そんなことある?。韓国では普通なのか?。驚き。
 コンビニのMINI STOPが出てくる。店内に携帯電話を充電するボックスがある。卵型の覗き窓が特徴的。VAPのロゴが見て取れる。酒の早飲みの場面でBelonniの腕時計が出てくるけど、機種わからず。
 ペ、過去に有名なバレーボール選手だったみたい。経歴の説明、キャラ説明が遅い。小出しにしすぎだし、見せ場がおそすぎる。
 話が全然進まない。子育ての話なのか、ペの能力(バレーボールの身体能力)を見せるアクションなのか中途半端。繁華街でのおいかけっこがダラダラ長い。
 携帯電話のことをハンドフォンと呼んでいる。ペ、最初は携帯電話を持っていたのに、外出時は持っていない。電話がかかってくるのは家の固定電話。このあたりの設定、不自然。
 タクシーのヘッドレストなし。ビルの屋上、すぐ出れる。邦画と同じで、脚本、適当。
 今日の韓国語。「준비(じゅんびぃ)」準備。

怪獣がダサい、映画『怪竜大決戦』

 山内鉄也監督映画『怪竜大決戦』(1966年公開)を観た。子供だまし、見てもいいし見なくてもいい。
 子役の演技がひどい。怪獣が出てくるとミニチュアの特撮になる。忍術?を使うとものすごくわかりやすい合成画面。今の目で見ると鑑賞に耐えるものではない。子供だまし。
 原泉が急に出てくる。小川知子と知り合いなの?。話の進行が雑で登場人物の人間関係がわかりづらい。
 乗馬シーンになると本格的。昔の時代劇映画がちゃんとしているのはこういうところ。今の邦画では馬を集めることすらできないらしい。邦画の疲弊は凄まじい。
 関所で、松方弘樹と原健策と鈴村由美の三人で急ごしらえの家族演技が始まる。劇中劇ぽくてちょっと可笑しい。
 子供が水の中に引き込まれたのに、陸地を探す松方。行動が意味不明。
 急に独白で心理描写をする。場内での女たちの踊り。タンバリンを持っている。何時代なんだあ?。小川、また縛られている。演出がワンパターン。大犮柳太朗が松方に切られ水没する。けど何も起こらない。小川、娘なのに悲しむシーンとかなし。色々、雑。

温水風の鎌田規昭、映画『KARATE KILL カラテ・キル』

 光武蔵人監督映画『KARATE KILL カラテ・キル』(2016年公開)を観た。映画としてはいまいちなんだけど、光る部分もある。微妙〜。
 映画冒頭は日本国内だけど、西島秀俊を小柄にした主人公ハヤテが渡米すると、その後のロケ地はずーっとアメリカ。カリフォルニア・シティ空港などが出てくる。回想シーンはSUIHO-ENかな。
 カラテ風の動作はいい。アクション全体としては可もなく不可もなし。ショットのつなぎでごまかしたりはしていない。けど、自分から斜面を転がったり、技をもらいにいっているのがわかったり、今ひとつな部分もある。
 セリフはすごくつまらない。ハヤテが部屋に踏み込むと相手の男が最初から喧嘩腰とか、黒人が女を人質にとる理由がよくわからない、ハヤテが最初は戦わないで黙っているだけ、銃を構えているだけで棒立ちの外人たち、など、脚本が詰められてない感じ。
 ナイフで刺したり注射器の針を刺すなどのグロシーンは丁寧に撮られていて迫力があるのに、ディスポーザーで切り取られた指が、後のショットでは血で染まっているだけで、指が残った普通の手の状態のままとか、結構雑な部分がある。
 スロー多すぎ。ベタベタした映像表現で、作品の雰囲気を壊している。
 紗倉まな、亜沙美、が脱ぎ用員。特に紗倉はほぼおっぱいポロリ状態のまま。
 トレーラートラックの中での格闘は、アイディアが面白い。コンテナ内部、ポロック風の内壁に驚いた。美術が秀逸。トラックの走行が対決に影響するのもよく考えられている。光武、大がかかりな仕掛けのアクションのほうが向いているのでは?。アメリカで撮影して正解かも。
 この映画で発見はNORIAKI R. KAMATA(鎌田規昭)。温水洋一風の外観と弱々しい演技をしているかと思えば、銃を持ったときの悪人顔。表と裏の表情の差が大きくてうまい。この人、もっと邦画に出てくれればいいのに。
 亜沙美の乗る車は赤いFORDのマスタングV8GTと思われるが、フロント周りのフォグランプなどのデザインが微妙に違う。正確な年式などはわからない。クーペプレミアムエレノアか?。
 VAN BEETHOVENの「PIANO SONATA NO.14 IN C-SHARP MINOR OP.27, NO.2」が使われている。

アニメ映画『長靴をはいた猫 80日間世界一周』

 設楽博演出アニメ映画『長靴をはいた猫 80日間世界一周』(1976年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 画はアニメというしかないごく普通の絵と動き。主人公ペロが世界一周をする理由が賭けなだけ。世界一周の困難さはセリフで説明(日数のみ)するだけなので、80日間で世界一周することが困難なことなのか楽なのか全然わからない。
 世界中で謎の博士や猫三匹に世界一周を妨害され、おいかけっこが展開される。陸、水中、空と乗り物や物理法則やらが自由自在なので、手に汗握ることはない。
 旅に同行したサイ?のカーターとネズミの親子がほぼ足手まとい。特別、何か才能を発揮することはない。同行する理由もない。
 ラスト、ペロが塔の頂上にたどり着く前に、追手の猫三匹が先にいる。え?、結局、一番早いのはペロよりも猫三匹なのでは?。うーん、何が映画の目的なのか、到達点なのかわからない。

内向しがちな日本的何か、映画『新選組血風録 近藤勇』

 小沢茂弘監督映画『新選組血風録 近藤勇』(1963年公開)を観た。幕末を描いた安定の時代劇。可もなく不可もなし。見てもいいし見なくてもいい。
 新選組の目的が団体の規律や縛りを強め、どんどん内向していく。旧日本軍や日本赤軍に共通する日本的何かがありそう。
 木村功、北辰一刀流?の凄腕のはずなのに、腕を見せるシーンがほぼない。殺陣シーンになっても、それほど強そうじゃない。人物像の描き方、見せ方、木村に対して今ひとつ。
 槍が身体を貫通したり、出血するシーンは、モノクロ映像ながら泥臭くて映える。夜のシーンもなかなかいい。60年代のSF『海底大戦争』(2019/2/16掲載)はお子様向けで全くダメだったけど、60年代製作の時代劇は役者、演技、美術、脚本と安心して見れる。
 市川右太衛門、顔芸がすごい。

子供だまし、映画『海底大戦争』

 佐藤肇監督映画『海底大戦争』(1966年公開)を観た。雑、適当、子供だまし。駄作。
 画面サイズはSD、画質は割と鮮明できれい。海中と思われる。潜水艦、もろ模型。今の目で見るととても感情移入できる映像ではない。当時でも無理なのでは?。かなり雑。
 外国人、みんな日本語を喋っている。吹き替えと思われ、時々くちびるの動きと音声があっていないのがわかる。
 記者会見の場所。魚雷の爆発の衝撃が室内に伝わりやっと潜水艦内部だとわかる。説明映像がないのでわかりにくい。わかりにくいというば「げんししょりばいせんたー」。多分、原子処理灰センターのことだと思われる。こういうのもちゃんと施設の玄関のショットを撮らないと。色々手抜きしすぎ。
 場面転換のブラックアウトがものすごく長い。別な意味が出てきている。編集下手くそ。
 ペギー・ニールと千葉真一が乗っているはずのモーターボートが、引きの映像になると別人。べギーは色黒の男性なのでは?。いくらなんでも撮影が雑で適当すぎ。
 背景が時々、絵と思われる。ロケする予算がなかったのか?。ここまで雑だと、なんかすごい。
 ペギーの海中潜水シーン。水中メガネの四分の一ほど水が入り込んでいる。本当に色々あちこち雑。ペギーが持っている水中カメラはNIKONOS。水中シーンでは意味不明ショット、無駄ショット多め。
 半魚人風の生き物が登場。デザインひどい。きぐるみひどい。子供だましでも通用しないレベル。いくらなんでも。
 海底帝国の基地に連れてこられたペギー。目を覚ましてすぐ「一体どこなのここは?」だって。もう少しさあ、あたりを見回すとか、自分の状況を確認するとか、セリフの前にやることあるよねえ。色々手抜きしすぎ。
 海の中のシーンとか、人体改造シーンとか、見せ方がものすごくダラダラしている。とにかく展開がスローモーでかったるい。佐藤、映像のセンスはない。
 アーチェリーの的がある部屋があるけど、別に意味なし。武器を見せたいだけ。
 水中なのに火を吹きながらミサイルが進んでいる。うーん、意味不明すぎる。
 ブラウン中佐が「三人が助けを待っている」と断言するけど、海底帝国の基地のことも初めて知ったことだし、千葉とペギーとハワード教授の三人が同じ犯人に誘拐されたのかすらわからないのに。脚本、デタラメすぎ。
 海底帝国の基地内の中、すべての銃にサイレンサーらしきものがついている。説明とかない。設定、色々適当。
 半魚人(作品内ではサイボーグとか改造人間と呼んでいる)、たくさんいるのに一人ずつしか攻撃してこない。本当に適当。
 基地内の廊下、長いのにショットが変わるとムーア博士を人質に取っている千葉。展開、デタラメすぎ。
 この映画を駄作だと決定づけたシーン。海底帝国の基地から脱出用カプセルで脱出する千葉とペギー。カプセル、火を吹きながら海上に到達、さらに上空を飛行してパラシュートが開く。うーん、何で海上に飛び出す必要があるんだあ?。その場しのぎのアイディアを盛り込んでいるのがまるわかり。
 千葉とペギー、改造されかかっていたけど、きれいな顔に。ハワード教授が治療方法を知っていたんだって。いつの間に。後出しジャンケンすぎる。駄作。
 今日の英単語。
 「HOMING TORPEDO」ホーミング魚雷。homingは、家へ帰る、帰巣本能、自動誘導、などの意味。torpedoは、魚雷。ただし歴史的には水雷の意味だったが、後に魚形水雷(魚雷)が一般的になり、魚雷を指すよになった、らしい。年代により水雷か、魚雷なのかは注意が必要。サイト「誤訳の多い軍事用語」に詳しく出ている。
 「THE Bloodhound」ブラッドハウンド。ブラウン中佐が紹介しているホーミング魚雷の名前。犬種の名前だが「魔法の嗅覚」という肩書があるようなので魚雷の追尾能力に示すためにつけたのではないかと思われる。「marine snow」マリンスノー。海底帝国の基地の窓から千葉とペギーが見る。
 「SEA-W」ブラウン中佐が独断で発射するミサイル?魚雷?の名前。seawolfと言っている。

2019年02月前半観たおすすめ映画(邦画・洋画)

2019年02月前半観たおすすめ映画(邦画・洋画)
 2019年02月前半観た映画は邦画3、洋画11、計14本。

【次点の次点】

『日本で一番悪い奴ら』監督白石和彌、2016年公開、2019/2/8掲載。
 北海道警察の逸脱した仕事熱心さが笑える。教育映画として最後まで見れる。

『グッド・ライ 〜いちばん優しい嘘〜』監督フィリップ・ファラルドー、2015年公開、2019/2/12掲載。
 スーダン難民のロードムービー。アメリカの難民政策も見て取れて、大国の底力を感じさせる部分がある。リース・ウィザースプーンは何気ない役をきちんとこなす女優。美人じゃないけど渋い役どころがうまい。

『しゃぼん玉』監督東伸児、2017年公開、2019/2/13掲載。
 地方自治体と邦画界が癒着したいわゆる地元宣伝映画かと思っていたけど、意外や意外、林遣都の成長映画になっていて最後まで見れた。市原悦子が浮きまくって実写版日本昔ばなしになっているけど、役にはあっている。市原出演映画として遺作らしい、合掌。

【駄作】『W -二つの顔を持つ女たち-』

サッカーとスラム、映画『黙して契れ』

 マルセル・ラスキン監督映画『黙して契れ(原題・HERMANO)』(2010年製作、ベネズエラ映画、日本劇場未公開)を観た。サッカーシーンのレベルは高いけど、見てもいいし見なくてもいい。
 サッカーシーン、出ている俳優?とかその他の人たち、基礎がちゃんとしていてみんなサッカーがうまい。こういうの当たり前のことなんだと当然思うけど、邦画だと『シュート!』(2015/8/23掲載)、『きみの友だち』(2016/1/9)、『通学電車』(2016/6/9)など、サッカーシーンがデタラメなのが多い。
 ダンスシーン、長い。こういうの本当にいらない。後、音楽がうるさい。
 ベネズエラのカラカスにあると思われるスラム街がロケ地。最近、スラム街でロケ地ている映画が増えているのはどうして?。
 みんな銃を持っている。通夜なのに、テレビのサッカーの試合を観戦、応援している。異国は、なんかすごい。
 ラスト、ただの仲間割れの喧嘩なのに銃撃戦になる。ここの展開は強引すぎ。で、ラストショットは何?。弟は撃たれて死んだの?。黙っていたのが悪いのでは?。自業自得という事?。わかりづらい。

実写版日本昔ばなし、映画『しゃぼん玉』

 東伸児監督映画『しゃぼん玉』(2017年公開)を観た。地元宣伝映画かと思い全く期待しなかったけど、最後まで一応見れる。
 林遣都の演技。強盗シーンとか、山の中での疲れた感じとか、若干、オーバーアクション気味。うーん、残念。
 色々手抜き改め映画的省略が多め。市原悦子を林が助ける。HONDAのスーパーカブに二人乗りしなければいけないはずなんだけど映像はない。ノーヘルだと撮影できないなど、法令遵守のためかな。「風呂に入ったらいけんと、先生に言われた」と市原は言っているけど、医者が訪ねてくるシーンとかはない。
 林の氏素性を周りの老人たちが尋ねないのがすごーく不自然。犯罪者だとバレそうになるのは一回のみ。このあたり、昔話のようにほのぼの設定。
 市原、発声良すぎ、音量ありすぎ。里山近くの一軒家で市原が喋りだすと、ほとんど日本昔ばなしの世界。市原の浮世離れした、独特な演技が浮いているけど、犯罪者を匿うという設定にはあっている。
 ロケ地は宮崎県椎葉村と思われる。霧や朝もやに覆われた山々が幻想的で美しい。これはすごい。
 日本の田舎の地方自治体と映画界がタッグを組んだバカ映画の量産が邦画のガンの一つだということは周知のこと。例『がじまる食堂の恋』(2015/7/22掲載)とか。
 『しゃぼん玉』は椎葉村の宣伝臭はするけど、青年の成長(犯罪者が更生するまで)を描いているので、地元宣伝バカ映画に落ち込んでない。予算があれば、もっと昔ばなし風にファンタジー側に振るとか、藤井美菜の過去を膨らますとか、色々できたはずだけどねえ。

難民支援、映画『グッド・ライ 〜いちばん優しい嘘〜』

 フィリップ・ファラルドー監督映画『グッド・ライ 〜いちばん優しい嘘〜(原題・The Good Lie)』(2015年公開、アメリカ・インド合作)を観た。前半ロードムービー、後半アメリカでの人間模様。難民支援の教育映画として最後まで見れる。
 スーダン南部でのテロ組織による村襲撃シーン。子供が主人公なので手加減したのかしれないけど、もう少しハードにアクションを撮って欲しい。この内容なら、虐殺シーンがないのは可怪しいのでは?。前半部の逆境の見せ方が生ぬるいのは残念。
 カクマ難民キャンプにたどり着いたのは四人。13年経過しアメリカが難民として受け入れることになる。地元の受け入れ体制、就職先の状況、移民局、など、アメリカの移民に対するスタンスが見れて面白い。あと、アフリカでの生活とアメリカでの生活のギャップも面白く描かれている。
 アメリカが強大な国になるために清濁併せ呑むシステムを持っていることがわかる映画ではある。ラストは喜んでいいのかどうか、微妙な結末。確かにトランプ大統領みたいな人が当選してしまうのもわかるような気がする。
 リース・ウィザースプーンが乗っている車はFORDのEXPLORER、難民の三人が生活する部屋にある電話機はVtechのDIGITAL 900Mhz仕様だけど、機種わからず。
 ロケ地はアメリカ、カナダ、南アフリカ、ケニアと思われる。
 今日の英単語。
 「The lost Boys of Sudan」スーダンのロストボーイ。第二次スーダン内戦で孤児となった人々のこと。「regugee」難民。「IOM」国際移住機関。International Organization for Migrationの略。「head east」東に向かう。「moveing on」その調子、と訳されていた。move onで、先へ進む。「barter trade」物々交換。「baggage claim」手荷物受取所。
 「The system is overloaded.」システムは止まっている。overloadは、負荷をかけすぎる、の意。「you're welcom.」どういたしまして。「JOB POSTING」求人案内。「Keep going.」続けて。「Huckleberry Finn」ハックルベリー・フィン。夜学?でマメール・デングが読んだ感想を言う本。「Adventures of Huckleberry Finn」のことだと思われる。「Exactly.」そうね。そのとおり、まさしく。
 「Thanks, cupcake.」ありがとう、役立たず、と訳されていた。リースが移民局?の受付の男に言う言葉。cupcakeで、男性同性愛者、女みたいな男、の意。「chiper」ノー天気。元気の良い、快活な。「embassy」大使館。「Yardit」偉大な白い牛、の意。スーダンの言葉か?。リースのことを三人が敬意を込めてこう呼ぶ。「rheumatic fever」リュウマチ熱。マメールの兄がかかっている病気。「proverb」ことわざ。

映画『レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース』

 ヤルマリ・ヘランダー監督映画『レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース(原題・RARE EXPORTS / FROM THE LAND OF THE ORIGINAL SANTA CLAUS)』(2011年公開、フィンランド製作)を観た。一部、素晴らしいショットはあるも、脚本が駄作。見てもいいし見なくてもいい。
 フィンランドでのロケか?。雪景色、粗末な木造家屋、少年でもライフルをもちスノーモービルを乗りこなす。生活風景が新鮮。邦画やハリウッド映画ばかりにみているとダメだなと思う。
 秀逸なのは、Raunoが作業する小屋。狩りをした動物の解体をする場所で、ホラー映画レベルで禍々しい。画面の冷たい質感も撮り方がうまい。この映画で見どころはここだけ。
 スノーモービル、YAMAHAとかではない。2サイクル風の軽いエンジン音で、奇妙にリアルで生活感がある。
 急勾配の山なのに、場面転換するとすでに頂上についている。どこからどうやってスノーモービルでのぼったのかは見せない。こういう手抜き改め映画的省略が非常に多い。
 Raunoのキャラクター設定が全くわからない。意味不明レベル。子供に厳しい父親なのかと思いきや、違法?な罠を仕掛ける。で、その罠に人間がかかる。で、解体小屋に運び解体して証拠隠滅を図ろうとする。あのさあ、これ完全にプロの犯罪者の発想と行動だよねえ。
 さらに、罠にかかり死んだと思っていた老人が動き出すんだけど、手当とか全くしない。もうなんか人道的に外れまくっている。映画最後まで見てもこの父親像にする理由が全く理解できない。
 山の頂上を掘り起こして何かを発見したところまで、謎や恐怖感を盛り上げていて、さあこの罠にかかった老人がどんな怪物なんだろうと期待して見ていると、なんと何もしない。もう一度書く、生き返ってPiiparinenの耳を噛んだだけ。それだけ。バカすぎ。ずーっと喋りかけたり、つついたり、クッキー食べたり、銃向けたりしているだけで、全く全然怖さを映像で見せない。話が進まない。見せ方、撮り方、脚本が下手くそ過ぎて口あんぐり。
 急にPiiparinenがヘリを操縦する。前フリとかなし。急に子供のPietariがサンタ集団の殲滅作戦の指揮をとる。これまた前フリとかなしでものすごく唐突。後半はこんなんばっかりで話がどんどんデタラメになる。
 Pietari、ヘリから飛び降りるとき後ろ向きにジャンプする。この行動に特に意味がない。こんな意味不明な描写が多い。
 雪が雑。風景の時はきれいなのに、アップになると綿ぼこりなのがはっきりわかる。
 ストリーキングの老人たちを集めた理由が後付。実にくだらないし、最後まで金儲け主義。掘り出されたサンタより行いが悪い。
 ちなみにこの監督の映画は以前に『ビッグゲーム 大統領と少年ハンター』(2018/10/11掲載)を見ていた。この監督、大味。
 今日の英単語。
 「sawdust」おがくず。「SAFETY INSTRUCTIONS」安全の手引。「NO CURSING」悪口を言わない。「This is funny.」馬鹿らしい。「Watch your mouth.」言葉に気をつけろ。「KORVATUNTURI MOUNTAIN DRILL SITE」コルヴァトゥントゥリ山採掘現場。サンタを掘り出そうとしている山の頂上の現場名。「sami」サーミ人。ラップランドの先住民族。「SEISMIC TESTING AREA」国境のフェンスにかけられている看板に書かれている。seismic testで地震試験。地震試験場、か?。
 今日のフィンランド語。
 「TOTUUS JOULUPUKIST」サンタクロースの真実、と訳されていた。totuusは真実。サンタクロースはjoulupukkiと翻訳では出てきた。JOULUPUKISTが何なのかフィンランド語に対して浅学なのでわからず。
 「KONTION TEURASTAMO」解体小屋のドアに出ている看板。kontionは、クマ。teurastamoは、屠殺場。クマ屠殺場、と思われる。だけど捕獲しているのはトナカイだったようだけど、何でクマなの?。
 「NIMISMIES」警察車両に書かれている。調べてみると、農村部の警察(署長?)のことらしい。選ばれた農民?が担っていたらしい。アメリカの保安官のようなものか?。

何の集団なの?、映画『W -二つの顔を持つ女達-』

 藤田真一監督映画『W -二つの顔を持つ女達-』(2015年公開)を観た。ものすご〜くつまらない。駄作。
 映画冒頭に短く出る映画タイトルは「女達」となっているのに、ラストの©では「女たち」となっている。最初から、雑で適当なのがわかる。
 人物設定が全くわからない。加弥乃、父親が空手家らしく、殴られたらしい。それで左頬にガーゼ?バンドエイド?を貼り付けている。うーん、殴られたら青あざとか腫れているとかの症状だよねえ。何でガーゼなの?。普通、メイクで隠すとかするのでは?。バカなのか?。
 加弥乃、友人の借金の連帯保証人になり、返済しなければならないらしいけど、お金に関して切迫感がない。それを描かない。設定しておきながらそれを表現しない。脚本、デタラメ。
 でまあ、そういう何がしたいのかさっぱりわからない大学生?が夜の接客業をしていると森下悠里に誘われて、森下の店で働くようになる。で、借金の話から、お金を店の従業員全員で取り返す、そういうことに慣れているみたいなことを言い始める。
 あ、これはグループものの悪を懲らしめるというストーリーなんだあ、と一瞬面白くなり期待するも、この後の展開がデタラメで、適当。
 まず、計画を立てるシーンが二回あるんだけど、本当にただだべっているだけで、具体的な計画を説明するシーンが一切ない。もうほんとうに、バカすぎる。
 で、金銭を取り返す経験済みのプロフェッショナル集団みたいな体なんだけど、出てきたガジェットは耳にはめるイヤフォンだけ。これが無線機なんだって。浅学なため、そんな機材があるとは知らなかった。そんな小型で便利な機材があるなら、警察から犯罪集団までみんな使っていると思うけど?。何で広まらないの?。
 それで尾行したり売春組織を調べたりするんだけど、具体的に調べるシーンがほぼない。事務所は場面転換するともう見つかっているし、色男社長金子昇を尾行しているみたいだけど、なんの役にも立ってない。売春組織の軟禁場所を特定するのはただキョロキョロ歩いているだけ。もう何がプロ集団なのか皆目わからない。
 更に最悪なのが、映画冒頭から出てくる森下。意味深な微笑みで酒を飲みながら佇んでいる姿が何度も何度も出てくるんだけど、映画最後まで全く物語に絡まない。もう本当に馬鹿すぎ。脚本、デタラメすぎ。
 映像は最初から最後まで部屋の隅々までテカテカ明るい照明で、顔のアップ多すぎ。テレビドラマレベルの安っぽさ。ま、内容と一致しているから別にいいけど。店内のノイズレベルが低すぎて違和感アリアリ。素人なのか?。
 後、店で使っている紙幣みたいなの、あれ何?。ドル?おもちゃのお札?。小道具まで意味不明。日本円を準備できなかったの?。金子の乗っている車は白いBMWミニのワンかな。

のどちんこに見える、映画『バットマン』

 ティム・バートン監督映画『バットマン(原題・BATMAN)』(1989年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 街の様子、すごく作り物っぽい。漫画のキャラクターを実写化する手法として虚構性を高めるのはありだとは思うけど、バットマンの飛行する乗り物が特撮だったりと、映像としては子供向けに思えてしまう。
 ブルース役マイケル・キートンのお屋敷。世界の鎧を展示している間(ま)。マジックミラーの奥に三台のビデオカメラが設置されている。何のための大がかかりな装置なのか意味不明すぎ。
 ジャックの手下ボブの使うカメラはRICOHのMIRAI。美術館に侵入したとき、手下のスキンヘッドが肩に担いでいるラジカセはUNISEFのSZ5000と思われる。調べると同じ形のラジカセ(姉妹機種か?)がたくさんあり、UNISEFが家電メーカー名なのかブランド名なのかわからず。
 映画冒頭の家族三人が強盗に襲われるシーン。てっきり、マイケルの子供の頃の話なのかと思った。マイケルの子供の頃の回想と家族構成や年齢が近いので紛らわしい。見せ方、うまくない。
 撮影は特撮風で子供向けなのに、話は結構大人。なんか中途半端。ジャックが周りから浮いた感じで一人芝居を続けているのは、ちょっと面白い。けど、ラスト近くのジャックとキムのダンスは長い。飽きる。
 それにしても、空に浮かぶバットマンのマーク、のどちんこに見えるんだよねえ。ロールシャッハテストか?。
 今日の英単語。
 「bat」こん棒、コウモリ。「payroll」給与、人件費。「Your luck is just about to change.」お前の運もこれまでだ。just about toで、〜するところ。「surgery」外科。「keep a lid on」伏せておく、内密にしておく。「We'll cut a deal.」取引しよう。cut a dealで、取引する。取引しない、ではなく、する、に注意。cutにどうしても引っ張られる。
 「I'm working on it.」今取り掛かっている。「phone book」電話帳。「urgent」緊急。「Put this on right now.」今すぐこれをつけろ。put onで、着る、はめる、かぶる。right nowで、今すぐ。「crap」くず、がらくた。「FLUGELHEIM MUSEUM」キム・ベイシンガーが待ち合わせ場所だと騙され訪れる美術館の名前。「How much do you weigh?」体重は何キロ?。「friend or foe」友か敵か。foeで、敵、対戦者。「complex」複雑な。
 「mano a mano」一対一。元はスペイン語らしい。「unsolved」迷宮入り、未解決。「See you around.」あばよ、と訳されていた。両親を殺した犯人(ジャックの若い頃)が子供のブルースに別れ際に言う言葉。aroundがつくことで、またあう可能性があるというニュアンスが含まれるらしい。「insane」正気でない、狂っている。

朱に交われば赤くなる、映画『日本で一番悪い奴ら』

 白石和彌監督映画『日本で一番悪い奴ら』(2016年公開)を観た。手段が目的化し腐敗する過程が面白い。最後まで見れる。
 綾野剛の餃子状の耳、若干、作りすぎ。映画後半のアマレスやっていたという言い訳は面白い。
 北海道警察内部。努力目標の表が張り出されていて、犯罪の種類別に点数が書かれている。犯罪を摘発すると点数がもらえ、この点数で昇進が決まるらしい。
 綾野、名刺を作り繁華街で配りまくる。名刺のシールを作り店に貼る。面が割れると捜査に支障をきたすのでは?。先輩の刑事(青木崇高とか)は何も言わないの?。ここの行動は絵空事ぽくて微妙。
 太郎役のYOUNG DAIS、ものすごく普通の表情がうまくて、びっくり。よく見つけてきたな、という感じ。綾野、初めてシャブの体験をするときの表情。よだれを垂らしなが顔が腫れ上がる。熱演で、なかなかすごい。
 コカコーラの500mlのビンが出てくる。懐かし〜い。劇中劇として小沼勝監督映画『花と蛇』が映る。生活保護でシャブを打っている老女とか、持ち主のいない(所持者不明)拳銃のことを首なしというとか、細かいエピソードが多めに出てくる。
 1時間30分頃、やっと対立する暴力団が出てくる。出てくるのがおそすぎるのでは?。
 音楽、ちょっと伊丹十三の映画っぽい。見せ方、面白さ共に伊丹に全然追いついてないけど。
 綾野が軽トラを運転しているシーン。車窓が合成。こういうの白ける。ロケ地は三重県の桑名市と四日市らしく、北海道らしさはすすきのと夕張?のみ。
 おとり捜査?で監視に使っているモニターはSONYのPVM-97と思われる。
 組織が腐敗していく様子が描かれていて、教育映画として最後まで見れる。

ミラが安っぽい、映画『バイオハザードⅡ アポカリプス』

 アレクサンダー・ウィット監督映画『バイオハザードⅡ アポカリプス(原題・RESIDENT EVIL:APOCALYPSE)』(2004年公開、イギリス製作)を観た。雑で適当、見てもいいし見なくてもいい。
 新聞配達は、新聞を庭に投げて配達する。相変わらず、アメリカ?カナダ?は雑だねえ。
 黒いSUVの隊列。周り、前後に他の車が走ってないのに、ものすごく接近して隊列を組み走行している。車間距離つめすぎ。そんなことする意味がない。自動運転なのか?。そんな説明も一切ないし。見せ方のセンスが今ひとつ。
 それに比べ、アンジェラの事故シーンは、ちゃんとしている。イギリス製作みたいだけど、邦画もこういうところはちゃんと見習わないと。
 ミラ・ジョヴォヴィッチ、また四角い白い布一枚だけで出てくる。その後、ちっさいおっぱいポロリがあったり、水槽の中に変な格好で浮かんでいたり、なんか脱ぎ用員みたいな扱いになっている。他の映画に出ているのも見ないし。安い女優な印象。
 階段、屋上へのドア、ちゃんと閉まっている。邦画のバカ設定に比べると、こういうところはちゃんとしているんだよねえ。
 ジャレッド・ハリス、娘が交通事故にあったはずなのに、全然心配していない。一応、後半で娘もミラと同じ治療?を受けているという説明があるけど、普通、心配はするだろう。心理描写、適当。
 教会の中のアクション、意味不明ショットがある。見せ方、下手くそ。急にステンドグラスを突き破り、ミラが突入する。前フリも脈絡も一切関係無し。見せ場を作るためだけの展開。デタラメ過ぎて飽きる。
 墓地、ゾンビが地面から出てくる。どういうこと?。ウイルスの潜伏期間は何日なの?。いつ、埋葬された遺体なの?。設定がデタラメすぎて飽き飽きする。
 急にネメシス、戦闘停止して帰る。ミラ、助かる。意味不明すぎて、目が点。
 アンジェラ、どうしてゾンビに取り囲まれても助かったのか、映像がない。本当に色々適当。
 ネメシス、狙撃銃(対物ライフルか?)で撃たれても平気だったのに、鋭い金属片(横向きから縦に変わっている?)に刺さり動きが止まる。設定がデタラメすぎ。
 シエンナ・ギロリーの部屋に固定型の無線機が出てくるけど、メーカー、機種共にわからず。ノートPCはSONYのVAIO。
 ロケ地はカナダのトロントか?。
 今日の英単語。
 「beneath」〜の真下に。「denied」拒否された。「granted」許可する。「under cover」一時避難、と訳されていた。under coverは、隠されて、内密の、とかの意だと思うけど、どうして一時避難の意味になるのかわからない。「Put the gun down.」銃を下ろせ。「suspended」停職になった。
 「Who the fuck are you?」あんた誰?。ミラの活躍を見てシエンナが言う言葉。「pull back」後退する。「REST IN PEACE」安らかに眠る。墓石に書いてある言葉。「make a living」生計を立てる。「sanitize」衛生的にする。「cover-up」隠蔽。「expendable」消耗品。「K-9」警察犬。canine(犬)からのヌメロニム(数略語)。「What's the rush?」何を急いでいるの?。

後半失速、映画『アイ・アム・レジェンド』

 フランシス・ローレンス監督映画『アイ・アム・レジェンド(原題・I AM LEGEND)』(2007年公開)を観た。ニューヨークの孤独な生活を描く前半はうまいけど、後半の展開は割と適当。うーん、微妙。見てもいいし見なくてもいい。
 ニューヨークの荒廃した風景はよくできている。けど、よく見るとウィル・スミスと背景との間が、まだVFXであることがわかる。CGの人物は動きや表情など俊敏だけど、作り物感は強い。2007年の映像技術のレベルを見るのには良さそう。
 伝染病が発生して健康体と感染者を分けるシーン。手持ちの機械で目の瞳孔の開き具合?を調べているんだけど、若干、設定があやふや。薬を介して感染したはずなのに、後半では犬が噛まれると感染している。空気感染のはなしもしていたし。どういう点に気をつければいいのかが事前に示されないので、怖さが薄れている。
 ウィルと犬のサムとの生活描写は丁寧。隠れ家の構造、生活習慣、日没を調べタイマーをセットする、など、孤独な生活はよく描かれている。
 撮影でうまいのは暗闇のシーン。サムが暗い倉庫の中に入り込む。それを追いかけてウィルも入る。暗闇の中で銃に取り付けた懐中電灯だけで、建物内部を捜索するシーンはなかなか手に汗握る。外光や照明をほとんど炊かない撮り方も好感。後、隠れ家内部のホールエコーが独特。
 サムが感染犬に襲われて後の展開は雑。日が暮れたのに、ウィルはどうやって隠れ家に戻った?。ここ、どうやって感染者からの攻撃をかわすのか見せ場なはずなのに、手抜きしている。非常にマイナス。
 夜、埠頭で破れかぶれで感染者たちとウィルが対決シーン。まあ、銃を使わないのは百歩譲って納得するけど、アリシー・ブラガはどうやってウィルを助けたの?。その後、銃は使えそうだけど、何十人何百人の感染者と対決できる能力があるようには見えないけど。後半の展開は、後出しジャンケン気味。前半の丁寧さが台無し。
 まだ日が出ているのにイーサンを寝かせる。うーん、なんか人の行動としてよくわからない場面も出てきた。
 ウィルがBob Marleyの「I SHOT THE SHERIF」を歌うシーンあり。
 ウィルが映画冒頭で乗り回している車はシェルビー・マスタングのGT500と思われる。腕時計はVictorinox SwissのST4000かな。台所のブラウン管テレビはMAGNAVOXの14MS2331あたり、居間の液晶テレビはJVC(アニメ映画『シュレック』が流れている)。ボブ・マーリーのCDをかけるのはPanasonicのDVDプレーヤーやアンプ一体型ホームシアターレシーバーSA-HT940と思われる。ゴルフの打ちっぱなしのティーグラウンドに使っている機体はSR-71。
 今日の英単語。
 「measles」麻疹。「GOD STILL LOVES US.」神は我々を見捨てない、と訳されていた。街の中のポスターに書かれている。stillは、今もなお、まだ、の意。「disgusting」不味そう、と訳されていた。実に嫌な、気色悪い。「airborne」空気で運ばれる。空気感染はairborne ingection。「STAY IN THE LIGHT」光の中にいなさい。ポスターに書かれている注意書き。感染者が紫外線に弱いことからだと思われる。「dusk」夕暮れ。
 「I am broadcasting on all AM frequencies.」AMの全周波数で放送している。と、ウィルが言っているけど放送シーンはない。AMはamplitude modulationの略。中波のこと。「You are not alone.」君は一人ではない。
 「subject」被験者、患者。「KV」krippin virusの略。「UV」紫外線。ultravioletの略。「exposure」被爆、露光。「elegant」手強い、と訳されていた。「WORLD YEARBOOK」世界年鑑。ウィルが日没時刻を確認する本。「rabies」狂犬病。「Please say hello to me.」俺にこんにちはと言ってくれ。「The eggs are powdered.」乾燥全卵粉のことだと思われる。「pier」埠頭。
 「I was saving that bacon.」とっておきのベーコンだったのに、と訳されていた。save one's baconで、命拾いをする、という意味があるので、ウィルは気が動転しながらも、暗に命を助けてもらったことを示していると思われる(多分、ネイティブじゃないから知らんけど)。「Thank you for my leg.」足を治療してくれてありがとう。「immunity」免疫。「ground zero」感染源。爆心地、の意。「day off」仕事のない日。
 「Light up the darkness.」闇を光で照らす。「darkseeker」闇の住人。感染者たちのこと。「There is no God.」神などいない。

幽霊船の中をウロウロ、映画『ゴーストシップ』

 スティーヴ・ベック監督映画『ゴーストシップ(原題・Ghost Ship)』(2003年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 豪華客船の中での惨劇、それからタグボートの作業風景と、展開が速くサクサク進む。ここはなかなかいい。
 北極の戦士号(ARCTIC WARRIOR)という名のタグボートが活躍する。タグボートが出てくる映画は『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2018/1/13掲載)くらいかな。割と珍しい。
 けど、設定や見せ方は適当。特に海。ベーリング海(BERING SEA)に乗り出したはずなのに、海がすごく静か。漁港(スタジオ?)の中で撮影しているのがバレバレ。
 タグボートの操舵室に置かれているミニコンポはAKAIのPJ-417CD。
 レーダーに船の反応があると、緑色のレーダーディスプレイが出てくるけど、どこに反応があるのかすごくわかりづらい。見せ方が下手くそ。
 全員で集まり作戦会議、解散すると幽霊船の中を各々ウロウロするだけ。こういう展開が二回もある。こいつら何がしたいのかさっぱりわからない。映画冒頭の早い展開が台無し。映画中盤から船内を見せるだけで、話がダラダラしている。
 無線から寒いと言っただけなのに場所を特定するジュリアナ・マルグリーズ。うーん、電気来てないから冷蔵庫は動いてないよねえ。話がデタラメ。
 急にフランチェスカ・レットンディーニのおっぱいポロリあり。予想外のサービスにびっくりした。
 今日の英単語。
 「BORED」退屈した。「PRESENT DAY」現代。「international waters」公海。「tonnage」(船舶の)トン数。「The only plan is there is no plan.」唯一の予定は予定がないこと。「Can you come over here?」こっちに来てもらえるか?。「split」分け前。「even split」等分に分ける。「Would you turn off that fucking music?」そのクソ音楽を消してくれないか?。「Do you read me?」聴こえるか?。無線での定番の言い回し。「ocean liner」遠洋定期船。「Antonia Graza」アントニオ・グラーザ号。幽霊船の名前。「civilian tugboat」民間のタグボート。「Is there anyone aboard?」乗船している人はいるか?。「She」船を呼ぶときの主語。「distress signal」救難信号。「Aye, aye, captain.」はい、船長。「safety first」安全第一。「passenger」乗客。「Compass is dead.」羅針盤は壊れている。「rudder」舵。「C4-EXPLOSIVES」C4爆弾。Cはcomposition(混合)の略か?。「Just leave it.」放っておけ。「nice titties」いいおっぱい。「galley」調理室。「cargo hold」貨物倉。「It's stolen.」盗品。「She was coming on to me.」彼女は俺を誘惑していた。come on toで、その気にさせようとする、口説く、誘惑する。「Coast Guard」沿岸警備隊。「PROPANE」プロパン。「raft」筏。『最高の人生のはじめ方』(2019/2/4掲載)にも出てきた。「Paper beats rock.」紙は石に勝ちます。Rock-paper-scissors(ジャンケン)のときに言っている。「empathy」情け、と訳されていた。共感、感情移入。「EVERLAST」イザイア・ワシントンのTシャツに書いてある。エバーラストはアメリカのボクシング関係のブランド。「RODENT POISON」殺鼠剤。rodentは、げっ歯類。「Contact.」爆破、と訳されていた。C4爆弾を起爆するとき、電気的に接触させるため、ジュリアナがこう叫んでいると思われる。「salvager」回収屋。「just like you」君と同じ。「grow up」大人になる。命令法だと、大人気ないことをするな。
 今日のイタリア語。
 「MASSIMO」最大。「PIGRO」怠惰な。船の中の機器で棒状のレバーの上下に書かれている。「AVVERTIRE」警告する、の意か?。額に入っている賞状?に書かれている。「CABINA DI CAPITANO」船長室。「ESTINTORE」消火器。「viaggiando solo」一人旅。「bon appetit」召し上がれ。

色々そこそこ、映画『最高の人生のはじめ方』

 ロブ・ライナー監督映画『最高の人生のはじめ方(原題・THE MAGIC OF BELLE ISLE)』(2012年製作、日本劇場未公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 Belle Isle(ベルアイル)という湖畔の街が舞台となる。ロケ地はアメリカのニューヨーク州グリーンウッドらしい。
 モーガン・フリーマンの役が、過去に西部劇の小説で賞をとったことのある作家だが、現在は理由があり開店休業中。左手が不自由、車椅子で生活をしているのは、過去に何かありそう。酒飲みで、どうもプロ野球の経験がありそうなことを匂わすけど、表現は薄め。キャラと人物造型は可もなく不可もなし。
 モーガンが避暑?できたベルアイル。近所にいるのがオニール家族。三姉妹に母親。離婚しているよう。母親のシャーロット役ヴァージニア・マドセンが、微妙にエロい。こういう人、いるかもと思わせるバランスは貴重。
 銃を発砲して、ピエロを追い払うシーンはいいのか?。ピエロの態度は悪いけど、器物損壊で被害を受けているのはピエロだし、銃で解決するのは短絡すぎ。このシーン、何が表現したいのか、全くわからない。
 ヴァージニアが自宅で弾くピアノはBaldwin。曲はベートーヴェンのピアノソナタ第8番ハ短調作品13「悲愴」と思われる。
 末娘のために小説を書いたモーガンのことを非難する次女。ここまではわかるけど、長女までモーガンを非難するのはなぜ?。あんまりモーガンのこと、関心なかったよねえ。次女の態度を謝るならわかるけど、一緒になって非難するって、それで高校生?。
 次女のメンター役としてのモーガン、ヴァージニアとの友達以上恋愛未満な関係と、面白い要素はありそうだけど、食い足りなくて色々そこそこ。
 今日の英単語。
 「It's ash from the fire.」山火事の灰、と訳されていたはず。山火事が起こっている割に画面に緊張感はない。
 今日の英単語。
 「It's rent-free.」家賃はただ。「We're on it.」了解、と訳されていた。今取り組んでいる、という意味。「DYNAMO / POOL CLENING & SUPPLIES」モーガンが助手席に乗っているピックアップトラックGMC1500のドアに書かれている。「Just in case.」念の為。「GET ME A DRINK」酒をよこせ。「THE BUCKAROO」バッカルー賞。西部劇の小説でモーガンが受賞した賞の名前。「PRESENTED TO MONTE WILDHORN」モンテ・ワイルドホーンに与えられる。「suggestion box」投書箱。「He sounds bulimic.」彼は過食症だと思われる。bulimicで、過食症。「heat」発情。「handicap」障害。「ding dong」騒がしいパーティー、の意か?。Can I offer you a ding dong?騒がしいパーティーはいかが?という意味か。
 「condolences」お悔やみ。「nice touch」気が利いている。「my, my」おやまあ。「Jesus H. Christ」畜生。H.の意味は不明らしい。「Watch over us.」見守ってくれ。「unbecoming」無作法な。「Why are you in a wheelchair?」なぜ車椅子に乗っているのか?。「defraud」だまし取る。「cheat」いかさま、カンニング。「snooker」騙す。「fleece」金を巻き上げる。「bamboozle」騙して奪う。「mentor」師匠、良き指導者。「fearless」勇敢な、恐れを知らない。「THE SAGA OF JUBAL MCLAWS」モーガンが書いた本のタイトル。「deadline」締め切り。「next door」隣。「too conventional」平凡すぎる。「one of my kinder reviews」優しい批評の一つ。
 「fetch」とってこい。犬にボールを投げて言う言葉。「retrive」回収する。「You're holding back.」あなたは尻込みしている。「bless you」くしゃみに対するアンサー。沖縄語だと、くすくぅえ。「seventh grade」七年生(中学一年生か?)。「babysit」子守をする。「If you wouldn't mind.」迷惑かしら。「so long」さよなら。
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グブリー川平(かびら)
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