2018年11月後半観たおすすめ映画(邦画・洋画)

2018年11月後半観たおすすめ映画(邦画・洋画)
 2018年11月後半観た映画は邦画7、洋画13、計20本。

【次点の次点】

『特捜部Q 檻の中の女』監督ミケル・ノルガード、2015年公開、デンマーク映画、2018/11/17掲載。
 渋い刑事役のニコライ・リー・カースが新設された部署(窓際)に回され、疑問に思った事件を勝手に捜査する。部下がアラブ系?のファレス・ファレスで、バディものとして面白い。今回は加圧室が出てくる珍しい設定(『ザ・セル』(2018/10/18掲載)と似た部分あり)。シリーズ化するのも納得。

『あと1センチの恋』監督クリスチャン・ディッター、2014年公開、イギリス・ドイツ合作、2018/11/23掲載。
 撮影うまい。何気ない美しいショットが挟まれる。恋のハードルがイギリス階級社会というのは地域性が出ていて面白い。ただ描写は深刻にならずにあくまでもライト。くっつきそうでくっつかないけど、くっつく関係で最後まで引っ張る。

『ハイエナ・ロード』監督ポール・グロス、2016年公開、カナダ映画、2018/11/28掲載。
 ハリウッド映画でアメリカ軍ばかり見せられていると、カナダ軍はちょっと新鮮に映る。物語はたいしたことないけど、戦闘シーンは独特で見る価値あり。特にラストのM777 155mm榴弾砲(と思われる)の発射と着弾映像はすごい。

【駄作】『アラグレ』『レフト・ビハインド』

「テンション」、映画『チャッピー』

 ニール・ブロムカンプ監督映画『チャッピー(原題・CHAPPiE)』(2015年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 スカウト22号(後にチャッピーと呼ばれる)の修理シーン。オレンジの耳を取り付ける。ロボットはどれも同じ形をしているため、観客が間違わないように(個体識別のため)取り付けている。『イノセンス』(2017/6/27掲載)で草薙素子の意識?ゴースト?プログラム?が植え付けられたマネキン風ロボットは防弾チョッキを着せられていた。映画作りの基本。
 ロボットの動き、合成、凄まじく自然。全く違和感がない。もう見分けるのは不可能なレベル。だけど、動きが自然すぎて「モーションキャプチャー」なんでしょう?。と思ってしまう。いやはや、映画は難しいねえ。
 『第9地区』は映像と情け容赦ない描写で素晴らしかったのに、今回の『チャッピー』は観客に迎合して甘口、正直鼻白む。
 チャッピーを開発したデーヴ・パテールを開放する悪人三人組。拉致したまんま、チャッピーを教育させるべきなのでは?。それに逃したらアジトがバレるよねえ。悪人の行動が不自然すぎる。
 後、デーヴと会社内で対立するヒュー・ジャックマン。それほど悪者でもない。キャラが弱いし、悪役が分散しているのでカタルシスが小さい。
 デーヴの行動、明らかに変なのに、会社内で自由に動き回れる。IDカードを無効にするとか、ゲートで止められるとか、全く無し。全然緊張感がない。シガニー・ウィーバーも全く活躍しない。
 ロケ地は南アフリカのヨハネスブルグかな。都市の風景は独特で、スラム街、筒状のでかい廃墟?ポンテシティアパート(Ponte City Apartments)が出てくる。
 SONY傘下のコロムビア映画だからか、ガジェットは日本製多め。車はスバルのインプレッサWRX?、日産のGTR?、ソニーのノートパソコンVAIO、ソニーのPS4が出てくる。悪役三人組のアジトにVUメーター付きのプリメインアンプがあるけど、メーカー、機種わからず。
 「テンション」(ninjaのズボンに書いてある)など日本語も出てくる。
 悪役三人組の一人の名がninja、その恋人?がYo-Landi。エンドロールにはNINJA AND ¥O-LANDI VISSERと表記されている。曲の作詞もこの二人が手がけている(バンド名はダイ・アントワード)。
 今日の英単語。
 「robotic police」ロボット警察。「TETRAVAAL」テトラバール社。デーヴ、ヒュー、シガニーがいるロボット製造会社。「the Scouts」人間型。人間型ロボットのことをこう呼んでいる。「I'm hit.」撃たれた。「CRUSH」粉砕。廃棄されるロボットに貼られるシール。「cash in transit」輸送中の現金。
 「...Dont let life Craft you!」人生を切り開け、と訳されていた。デーヴの机の近くに貼られているポスターに書かれている。似た言葉でdon't let life pass you byがあるみたい。
 「wakey wakey」起きろ。「empty」からの、中身のない。「FIREARMS」銃砲店。「HQ」本部。headquartersの略。「consciousness」意識。「stable」安定した。

EPレコード、映画『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』

 山田洋次監督映画『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』(1973年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 男はつらいよシリーズは五作目まで見ていたけど、今回、諸般の事情により第11作目を見ることになった。まあ、ベースとなる設定は毎回変わりがないので支障はないか。
 映画冒頭、お決まりの川を渡し船で渡るシーン。橋があるのになぜ渡し船なのか?。そういえば『3月のライオン』前編・後編(2018/11/16掲載)も川を渡った場所に神木隆之介のアパートがあった。内と外、安住の地と戦争の場所、彼岸と此岸などの対比なのだろうか。
 寺?の門に「江戸 睦」「中木場」「竹中」などと書かれた紙が貼られている。昔からステッカーってあったんだね。
 おいちゃん役が松村達雄に変わっている。いつから?。知らんかった。やっぱりシリーズは順番通り見たほうがいいかも。
 でこっぱち、白いハイソックス、茶髪、ミニスカート、と一周回って倍賞千恵子、モダンで現代的。演技も抑えながらもうまいし、アップにも耐える愛くるしい顔立ち。山田が毎回出演させたくなる気持ちはわかる。本当にいい女優。
 今回、北海道の網走ロケがあるけど、ちょっとだけ。映画全体が北海道の話かと思っただけに、少しがっかり。
 浅丘ルリ子がヒロイン役。どうだろう、渥美清が惚れる感じの女性ではないような。実際、恋心があるかどうかはほぼ描かれない。浅丘、微妙。渥美との出会いもかなり唐突。
 子供に天花粉をつける、手縫いの裁縫シーン、ミニスカート、バイクはノーヘル、左翼っぽい議論、など70年代の風俗習慣が出てくる。特に興味を引くのが電気店の店先。渥美はEPレコードを路上販売、店の前にはAKAI、SONY、ビクター、OTTOと家電メーカーのロゴが目白押し。オーディオという言葉も宣伝文句になっている。物持ちが持っている品物をあげるシーンで「カラーテレビもステレオも」というセリフがある。オーディオのいい時代だねえ。
 ちなみに渥美が路上販売で使っている白いポータブルレコードプレーヤー、調べてみたけどメーカー、機種わからず。特徴のあるデザインなのですぐ見つかると思ったけど、データなし。
 佐藤蛾次郎が渥美から預かった手紙を川に落とすシーンがある。ここから何か展開するのかと思いきや、その後、全く手紙の件は出てこない。ここ、雑。めぐみをみんなで追いかけるのも、ありえない。

戦闘シーンは迫力あり、映画『ハイエナ・ロード』

 ポール・グロス監督映画『ハイエナ・ロード(原題・HYENA ROAD)』(2016年公開、カナダ映画)を観た。映画はそこそこだけど、戦闘シーンは独特で見る価値あり。
 アフガニスタン南部カンダハル州にあるカンダハル空軍基地。そこに駐屯、展開しているカナダ軍のお話。
 外人が軍服着て戦争しているのでついアメリカ軍やハリウッド映画と同じ視点で見ていしまうけど、カナダ映画ということで違いが散見される。
 英語、言葉汚いけど、それほど汚くない。訛なのかちょっと違うんだよねえ(たぶん)。
 基地内の様子も微妙に違う。簡易設置の手洗い場があったり、アンテナが林立していたり、ハリウッド映画だと映さないような日常生活の場面がさらりと出てくる。
 現地の言葉は字幕で訳さずに通訳が説明するのみ。この手法だと観客も異邦人として現地の人の行動や心理がわかりづらい状態になる。緊張感を高める上で効果あり。
 片目がブルーアイの男(モハメド)がライアンを助けるシーン。超然としすぎていて、コントすれすれ。タリバンの攻撃がいっせいに止むし、大勢のタリバンはどこに行った?。ドキュメンタリー風の戦闘シーンと合わない。
 軍隊内部で男女が付き合うと免職になるらしい。そうなんだあ。知らんかった。
 物語としては可もなく不可もなしなんだけど、戦闘シーンは独特で迫力あり。
 ヘリからの空撮、ドキュメンタリー風。路地での戦闘シーン。すぐ近くの壁がPRG-7で爆破される。本当に間近で爆発したような破片の飛び散り方。どうやって撮ったのか?。戦闘中なのに地元の子供が遊んでいたりする。狙いなのはわかっているけど、妙にリアル。
 狙撃用ライフルMcMillan TAC-50のスコープにはレンズ部分に光の反射を防ぐためと思われるフィルター?がつけられている。『レオン 完全版』(2018/8/26掲載)でレオンがマチルダに狙撃を教えるシーン。光の反射で位置を悟られるため、スコープのキャップは狙うときだけ外せと教えていたはず。
 戦闘シーンの人体損壊は容赦ない。狙撃用ライフルの弾が当たると貫通するか、部位(首など)がちぎれる。敵のAKM?の弾に当たると顔の一部が吹き飛ぶ。地雷を踏むと足がもげ空中に放り出される。
 最大の見どころはラストのM777 155mm榴弾砲?の射撃シーン。まず、発射すると砲門周りが一瞬にして衝撃波のために土が腰の高そほど浮く、それが土煙になりたなびく。いやはや、実弾の砲撃を撮影しているのではないだろうか?。こんなシーンは映画の中で初めて見た。
 さらに9秒後、着弾地点。ここでも着弾、爆破の瞬間、周りの土が一瞬で浮き上がる。二個目の着弾で建物が爆発。凄まじい火薬の量。実写としか思えないド迫力映像は見る価値あり。
 野外で青い卵型のラジオが出てくるけど、メーカー、機種わからず。兵士の使うノートパソコンはPanasonicのTOUGHBOOKと思われる。
 Filmed on location in Shilo & Winnipeg, Manitoba & the Hashemite Kingdom of Jordanとあるので、ロケ地はカナダのマニトバ州シャイロとウィニペグ、ヨルダン・ハシミテ王国と思われる。シャイロにはCFB Shiloというカナダ陸軍の訓練施設があるらしい。
 今日の英単語。
 「the birthplace」発祥地。「a rough road」険しい道。「COMMAND POST」指揮所。「FOWARD OPERTING BASE」前線基地。「TACTICAL OPERATIONS CENTRE」戦術作戦センター。「crazy eyes」変わった目。「recoilless」無反動の。「coming home」帰還。「pashtunwali」パシュトゥーン精神。パシュトゥーン人の古い掟だと説明している。「dates」ナツメヤシ。
 「They help you shit.」便通が良くなる。ピートがライアンにナツメヤシの効能を説明している。
 「It's not relational.」とハジが言うと、ピートが「related」と直す。It's not lelated.話は変わるけど、と訳されていた。
 「This is bad.」まずいな。「You piss with the dick you got.」踏ん張るしかない、と訳されていた。スラング過ぎて解読不可能。
 「There's no gray area.」明快だ。「It's in the record.」記録にある。「one by one」ひとつづつ。「honor guard」儀仗隊。

バカの一つ覚えの泣く演技、映画『TAJOMARU』

 中野裕之監督映画『TAJOMARU』(2009年公開)を観た。ストーリはちょっと面白い部分もある。けど、手抜きのなっちゃって時代劇テイストがぶち壊し。見てもいいし見なくてもいい。
 子役の演技、ひどいし展開がものすごくかったるい。ここだけで、監督の腕がいまいちなのがわかる。
 阿古役は柴本幸、誰?と初めて見た女優で面食らったけど、面構えがいいし、時代劇に馴染んでてい感心した。
 萩原健一、めくら役。迫力あり、もう少しで怪演かな。森の中、小栗旬と松方弘樹の対決は舞台劇風で同じ場所をウロウロするだけ、飽きる。
 松方の役名の多襄丸(たじょうまる)が代々引き継がれる必要性がある程の名前に思えない。松方、西洋風の剣(波切りの剣(つるぎ))を持っているだけで、ぼろを着た山賊にしか見えない。それも一人で現れるだけ。しょぼすぎる。
 小栗、自ら松方を刺したくせに悲しんだりしている。行動と感情が意味不明。後、小栗、泣きすぎ。その後、四回、泣くシーンがある。ワンパターンで飽きる。
 乗馬シーンがあるけど、あまりかっこよくない。邦画は時代劇が撮れなくなった、というのは本当なんだね。日本の映画業界、いろいろ終わっている。
 やべきょうすけの語りで、柴本の心変わりが説明される。ここは価値の転換が起こってちょっといい。
 地獄谷のシーン。作り物っぽさバリバリ。もう少し、おどおどしく、気持ち悪く、不気味に見せることできないのかなあ?。やる気がないのか、下手くそなのか、予算がないのか、そもそもそんな気持ちがさらさらないのか。
 波切りの剣は相手の刀さえ折ってしまうはずなのに、田中圭との対決で刀は折れない。なんで?。設定がデタラメ。だったら小栗が多襄丸を引き継ぐ必要がない。山賊でも浪人でも世捨て人でもなればいいのでは?。

かいつまんで知りたいなら、映画『はやぶさ』

 堤幸彦監督映画『はやぶさ HAYABUSA』(2011年公開)を観た。映画としてはどうでもいいけど、日本の宇宙開発をかいつまんで知りたいなら見てもいいかも。
 冒頭の宇宙のCG映像。粗め。もう少しなんとかならなかったのかなあ。
 竹内結子のキャラと演技がひどい。変な人っぽく人物造型する必要ある?。最初は観客側と同じ視点で聞き役なんだけど、後半はほぼ傍観しているだけで全く物語に絡まない。そもそもこの人物、いる?。
 映画前半、竹内が聞き役だとすると、西田敏行が説明役(所属は宇宙科学研究所対外協力室)。MUSES-C(ミューゼスシー)プロジェクトや日本のロケット開発の歴史などを説明する。あと、専門用語は画面に字幕が出て説明する。宇宙開発を一般の人にわかりやすくするため仕方ないけど、字幕多め。
 人工衛星の部品一つを変更するにしても大問題。重量、試作試験、その評価、予算、とまあ「言うは易し行うは難し」の実例。難事業であったことは、わかるようにできている。ただ事務作業を見せるだけの部分が多く、実際のロケット製造や人工衛星の製造シーンはない。
 通信途絶したはやぶさと通信を再開するまでに、使える周波数を探り当てるためにコマンドを送り続けて見つける作業(作業自体はそんなに見せない)は、人海戦術というか総当りというのか、ただただ地道。洋画のようなえーぃ抱擁ガッツポーズハイタッチというようなノーテンキな場面がないのは好感。
 竹内の使うノートパソコンはThinkpad(OSはXP)。内之浦宇宙空間観測所の管制卓にあるブラウン管モニターはSONY。他の部屋にSHARPの液晶?テレビも見える。山本耕史が使っているヘッドセットはASHIDAVOXのST-669D。ヘリの中でマギーが使っているGPSはGARMINのGPSmap 62SJ。
 リポビタンDがあちこちに置かれている。これって宣伝?。はっきり言って邪魔なんだけど。きれいな部屋に瓶だけ山積みっておかしくない?。汚すなら汚す、整理するなら整理する。リポビタンDが飲まれていることが事実だったとしても、映像を邪魔しないようにやろうよ。
 急にはやぶさが竹内の声を当てて喋り始める。まあ、これが結局、説明セリフなわけなんだけど、日本人、こういう無機物をキャラクターにするの好きだねえ。ゆるキャラとか、森羅万象、八百万の神、など、人工物すら生き物扱い、人格を与えて違和感を感じないというのはすごい。
 内之浦でのロケット発射シーン。オーストラリアのWoomera上空に突入するはやぶさとカプセル。この二箇所には実写が挟み込まれているようで、迫力あり。
 エンドロール、日本のロケットと人工衛星の写真が時系列でスライドショーのように見せていく。
 映画内で説明字幕が出た用語の抜粋。
キャリブレーション:基準のズレ補正。
AMICA(アミカ):探査機搭載カメラ。
打ち上げウインドウ:打ち上げタイミング。
デブリ:使用済みロケットや人工衛星などの破片。
スミア補正:光のにじみの補正。
高速衝突実験:宇宙の衝突現象を再現。
PI:主任研究員。
「減菌していない探査機の惑星への衝突は1%以下の確率であること」
タイポ:誤植。
IAU:国際天文文学連合。
ラブルパイル:砕け散った小惑星の集積体。
デルタV:速度変化のためのエンジン噴射。
セーフホールドモード:パネルを太陽に向けて回転する姿勢。
UT:世界共通時刻。

王子が老けすぎなのでは?、映画『美女と野獣』

 クリストフ・ガンズ監督映画『美女と野獣(原題・LA BELLE ET LA BETE)』(2014年公開、フランス・ドイツ合作)を観た。恋のハードル低め、カタルシスも小さい。見てもいいし見なくてもいい。
 読み聞かせによって物語が進行するという設定。で、読み聞かせの本人が誰なのかが最後にわかることになっている。けど、読み手がわかったとて特別な意味なし。
 誰もいない部屋(場所)に豪華な食事が並べられており、登場人物が無断で食べる。この場面は『千と千尋の神隠し』、『パンズ・ラビリンス』(2018/7/19掲載)と同じ。食欲(欲望)に打ち勝てるかどうか、負けた場合の結果が見どころになる。定型的類型的な物語設定になっている。ただし『美女と野獣』では城を出た後のバラが問題になる。それにしてもなぜアンドレ・デュソリエを助けるんだあ?。前フリなしで、意味不明。
 音楽はクラシック風、大きすぎず小さすぎず。衣装は豪華。レア・セドゥのコルセットで締め上げたウエストと胸の谷間はスタイル抜群。城や森関係はすべてCG。結局作り物だからという緊張感を削ぐ効果がでかい。CGを頑張れば頑張るほど白けてくる。ありがちなCGの間違った使い方。
 レアや野獣の恋のハードルが低い。レアは囚われの身ではあるものの、衣食住完備で生活は楽そう。元の生活よりも豪華。野獣の方は森の精の魔法にかけられて野獣の姿にはなっているけど、別に生活に不満があるわけでもなく、我が身を呪っているわけでもない(ように見える)。過去の失敗は鏡の泉がレアに見せているだけで、野獣の回想でもないし悔恨でもない。とまあ、正直言うと、二人、別にそのままでもいいじゃねえ?という感想しか持てない。魔法を解く切実さなし。よってラストのカタルシス、たいしてない。薄い。
 巨人の登場。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015/12/18)、『進撃の巨人 エンドオブザワールド』(2018/9/9)を思い出させる。クリストフ、アニメ好きなのか?。
 魔法が解けると野獣からヴァンサン・カッセルに変わる。うーん、老け過ぎだと思うけど。なんか変身の落差があまりない。キャスティングミスなのでは?。
 藁人形みたいなもの。魔法にかけられた犬が作ったことになっているけど、犬は人形作れないのでは?。
 まさにレアが徒歩で進むいばらの道。お願いしたらすぐに道が開けてしまう。うーん、苦難が少なすぎ。森の精や森の精の娘の化身と思われるホタルがなんのために魔法を使っているのかがわかりづらい。
 悪役の男エドゥアルド・ノリエガ、草むらを普通に歩いている。必死で逃げていたのでは?。緊張感が足りなすぎる。

未公開は正解、映画『ウォーキング・ゾンビランド』

 スコット・ダウ監督映画『ウォーキング・ゾンビランド(原題・THE WALKING DECEASED)』(2015年製作、日本劇場未公開)を観た。ネイティブ以外は面白さを理解するのは無理そう。未公開は正解。
 ロミオの独白で始まる。ロミオ、ゾンビになりかけ?のウォーカーと呼ばれている。主人公が人間以外というのは珍しい設定。だが、映画を最後まで見ると、主人公でもなさそう。群像劇っぽい。
 会話はスラングやネット文化などが頻出。「今」っぽさはあるけど、普遍性、どこでも誰にでも伝わる内容かと言われると、それはない。
 銃の乱射などによる人体損壊シーン多数。ゾンビ映画がこれほど多数製作されるアメリカって、本当に弾丸を消費したい欲求が増大しているんだねえ。他者を皆殺しにしたい欲求って何なんだろう?。ヨーロッパから日本へ、そしてアメリカへ歴史的に移動しているだけなのか?。人口爆発に対する人減らしの一手段なのか?。ゾンビ映画が皆殺し欲求を解消しているのか?。
 FORDのF250が出てくる。アメリカの田舎の描写でフォードのピッアップトラックは定番。
 マリワナを吸うための水パイプが出てくる。ちなみに水パイプ(bong)が出てくる映画は『テッド』(2018/3/2掲載)、『ローラーガールズ・ダイアリー』(2018/8/7)がある。
 ロケ地はアメリカのテキサス州サンアントニオと思われる。Wonderland of the Americas Mallが出てくる。
 今日の英単語。
 「second class citizens」二流市民。「reason」説得。「Living or dead?」生きているのか、死んでいるのか?。ゾンビかどうかを確かめるときの問いかけ。
 「T.D.P.R.S.」Texas Department of Protective and Regulatory Service(テキサス州保安規制局)の略か?。リンカーンが入院していた部屋の廊下側のプレートに書かれている。
 「C++」シープラスプラス。プログラム言語の一つ。「diabetes」糖尿病。「cinnabon」アメリカの菓子パン類メーカー販売店。また、同店のシナモンロールの商品名。「coma」昏睡。これも洋画で頻出語。「OMG」oh my godの略。
 「I'm hundred fifty percent confident in you.」私はお前を150パーセント信頼している。リンカーンが息子に言う言葉。
 「pile in」前進守備、と訳されていた。調べたけど、野球に関する意味はなくて、押しかける、乱入する、の意だった。「Kid sounds like a real big pussy.」ヘボ息子のようだな、と訳されていた。「whatevs」うるさい、と訳されていた。会話の一部が文字として浮かんで出てくる。
 「Those your legal names?」本名か?。「the gennies」発電機。映画の中で発電機のことをこう呼んでいる。generatorもセリフの中に出てくる。なぜ使い分けているのかは不明。
 「vegan」菜食主義者。『ゾンビ・ガール』(2018/10/1)でもこの単語が出てきた。流行りだし、ゾンビの設定として相性が良さそう。
 「This is not a democracy.」意見は訊いてない。「The decision's been made.」決定事項だ。「dictator」独裁者。
 「zalarping」ザラーピング。駐車場にいるゾンビの真似をして歩いている集団がやっているゲーム名?。Zombie Apocalypse Live Action Role Playingの略と思われる。
 「We welcome everyone here with open arms」誰でも心から歓迎する。農場主の妻サラが言う言葉。
 「Everybody dig in.」みなさん、お食べ。dig inは土を掘る、以外に食べ始める、という意味もあるらしい。
 「half chub」半立ち、半勃起、のことらしい。ネットを調べても日本語の説明は一切出てこない。原語のサイトも情報少なめ。「old fashioned」古風な、旧式の。「calm down」落ち着け。これも洋画頻出語。もう覚えた。「Stetson」ステットソン。アメリカの帽子メーカーと思われる。「load」装填。「reload」再装填。
 「sheriff」保安官。「deputy」保安官補。日本人にこの違いはわからないのでピンとこないけど、洋画の中では役割がどちらなのかの確認が行われる。保安官補はなぜか間抜けなキャラにされていることが多い。例『ビッグ・クラブ・パニック』(2018/5/22)、『マックス』(2018/5/28)、『ウルフ・コップ』(2018/10/2)。町奉行と岡っ引きと考えればわかりやすい、違うか。

10億なのにいろいろ貧相、映画『愛の果実』

 金田敬監督映画『愛の果実』(2014年公開)を観た。安いテレビドラマな感じ。劇場で見るのはきつかったはず。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭「ラブストーリーズ Love stories」の文字が出る。サイトを見るとLegend Picturesのシリーズ物のようで『愛の果実』はVol.5になっている。
 クリーニング屋の設定は妙に生々しい。ロケ地(撮影協力)は喜久屋クリーニング協会と思われる。この映画で見るべきはここだけかな。
 嘉門洋子、いろいろ微妙。交通整理の演技とかひどい。小学生みたいな喋り方がひどい。あくまでもおっぱいポロリ用員としての起用かな。セーラー服姿も出てくるけど、好事家意外はきつい。プールでの飛び込み下手。ふくらはぎの筋肉はしっかりしている。
 吉岡睦雄、だらしないいい加減な感じはうまい。芸風と声、独特。サヘル・ローズ、黒い水着でおっぱいポロリ寸前の映像あり。
 河合龍之介の設定はひどい。年商10億円?の会社の社長の設定。なのに、嘉門の服を買いに行く場所がリサイクルブテックアウル稲田堤店。ブランドの店とかは一切出てこない。ケチな社長だねえ。次遊びに行くのが稲田堤カラオケスタジオウイング。ドリンクバーの自販機で飲み物を混ぜて飲む。貧相だねえ。食事はお好み焼きえん。好みだから仕方ないけど、高級レストランとは一切出てきません。「金持ちなのに〜」というセリフでごまかしているけど、これで劇場公開するとは、ひどすぎる。
 後、社員が秘書のサヘルしか出てこない。その部屋は会社の何なんだあ、社長室?。応接室?。会社の描写、適当。それに比べ車内映像は実写、奇妙なノイズがひっきりなしに入っている。変にリアル。出た、花火。低予算映画、駄作映画の定番。
 河合の趣味が生録。海沿いでマイクとヘッドフォン姿(録音機材は具体的に出てこない)で海の音を録音しているらしい。その録音中に歌を歌っている。うーん、ひどすぎる。生録を趣味にしている人がわざわざノイズである自分の声を入れるかあ?。自分を消すことに努力するのが生録。嘉門連れてくるとか、設定がいい加減すぎ。生録、なめすぎ。
 吉岡、扇風機をつけたまま、タオルケットを全身にかぶり横になっている。寒いのか暑いのかの表現が下手すぎ。サヘルのメガネ、反射しすぎ。後に取るので意図的に目立たせているのか?。先を読んでのメガネの反射なら構わないけど。
 飛鳥山停留場が出てくる。東京さくらトラムがちらっと映る。向台子育地蔵尊が出てくる。ロケ地は東京都中野区弥生町か?。エンドロールは嘉門、吉岡、河合の三人による江戸川東高等学校校歌の合唱。

映画『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』

 リチャード・ロンクレイン監督映画『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(5 Flights Up)』(2016年公開)を観た。すごくつまらない。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭、街の様子とアパートの特徴を見せる。5階の部屋、エレベーターはない。息を切らせ階段をのぼるモーガン・フリーマン。妻のダイアン・キートンと引っ越しを考え、自宅の内覧会と引越し先の部屋を見て回ることに。
 この映画をつまらなくしているのが、引っ越しの動機。年を取ると生活に支障が出るから引っ越しすると言っているけど、切実さや切羽詰まった様子がほぼない。
 息を切らせているのは映画冒頭のみ。その後のシーンではみんな普通に部屋に入ってくる。内覧会に来ている人たちは年よりもいるのに、エレベーターがないことを指摘しない。設定と見せ方がすごく適当。
 結局ラスト、引っ越しをやめることになるんだけど、その理由が「売る必要がないことに気がついた」だって。あのー、問題は何一つ解決してないよねえ。階段そのままだし。だったら最初から引っ越し考える必要性ないのでは?。とまあ、物語を推し進める根本的な動機が骨抜き。話がバカすぎる。
 モーガンは絵描きが職業。絵を描くシーンはちょっとだけ。ダイアンはまたまた初老の妻役。ほんとうにこんな役ばっかり。どの映画でも外見もキャラも似たりよったり。まあ、需要があるというのはいいことだけど、同じ役ばかりやらされて本人は飽きないのか?。見せられる方はもう飽き飽きなんだけど。
 後、とにかく引っ越しの話と過去の恋愛の話と犬の病院の話と橋のテロ事件だけで、正直飽きる。
 モーガンのアトリエにあるラジオは全体のデザインはRCA VictorのAM/FMラジオRGC29Wに似ている。けど、ノブの数やスライド式ボリュームが付いているなど違いがあり機種わからず。モーガンがゾーイに説明するレコードプレーヤーはCROSLEYのCR49-TAやCR249に似ている。けど映画内では骨董品として描かれている。ブラフなのか?。モーガンの家の液晶?テレビはSONY。見学する家の液晶?テレビはPanasonic。小型2wayスピーカーが置いてあるけど、メーカー、機種ともにわからず。MONITOR AUDIOっぽいけどねえ。
 ロケ地はアメリカのニューヨーク州マンハッタンとブルックリン。
 今日の英単語。
 「Light is money.」光は金なり。不動産屋をやっていると思われる姪のリリー役シンシア・ニクソンが言う。部屋はカーテンを開けて明るく見せたほうがいいらしい。
 「An apple store.」アップルストアー。モーガンの独白の中に都会の象徴として出てくる。
 「stairs」階段。「a whorehouse」売春宿。「a homey feel」家庭的。「Everything's a mess.」全滅だ。「E 27 ST」東27丁目。道路標識に書いてある。「METERED FARE」メーター料金。「FLAT FARE JFK」JFK国際空港まで一律料金。NYCタクシーのドアに書かれいる。「spinal disc injury」脊柱椎間板損傷。犬のドロシーの病名。「kufi」イスラム教の人がかぶる縁無し帽子のことと思われる。
 「She talks too much.」彼女はおしゃべりだ。「Could you turn the music down, please?」音楽のボリューム下げてもらえる?。
 「Did you forget your hearing aid?」補聴器忘れたの?。補聴器をつけている、はwear a hearing aid。
 「bridge business」マンハッタン橋(ニュース映像で確認するとブルックリン橋ではない)で起こった事件のことをこう呼んでいる。businessを調べたら(困難で厄介な)問題、状況、という意味があった。へー知らんかった。仕事以外の意味でbusinessを使っているの初めて知った。
 「What are the odds if they operate?」手術した場合の成功確率は?。「Around sixty forty.」約6対4。「In her favor?」彼女(犬)に有利?。in〜favorで〜に有利に。「guarantee」保証。「peril」危険、危機。「seizure」発作、(特に)脳卒中。「financial sector」金融部門。
 「Can I pet?」なでてもいい?。犬を撫でるときに飼い主に了解を求める言い方。それを断るときの言い方が「He's wearing a vest.」。このセリフに字幕が付いていない。想像するにvestは防弾チョッキ(bulletproof vest)のことで、彼は出動体制、盲導犬(a seeing eye dog)として仕事中だと言いたいのだろうか?。
 「That's an awesome view.」いい景色ね。awesomeは洋画の頻出語。「a turntable」ターンテーブル。レコードプレーヤーのこと。「LPs」LPレコード。「Stand for long play.」(LPとは)長い再生のことである。stand forで〜を表す。ネットを調べると「weblio英和辞典・和英辞典」に例文として「FBI stands for Federal Bureau of Inbestigation.(FBIは連邦調査局のことである)」があった。
 「You are vet?」帰還兵?。vetは軍隊で服務した人、の意。「stuff」物。モーガンの絵をstuffと呼ぶのでダイアンが怒り出す。「Don't shoot the messenger.」事実をはなしたまでだ、と訳されていた。俺に八つ当たりするなよ、みたいなニュアンスかな。「on the street」路上生活をして。「prejudice」偏見。「It's you again.」また会った。
 「We don't need a mortgage.」一括払いで、と訳されていた。mortgageは(抵当権付き)住宅ローンの意味ではないかと思われる。このセリフの後、モーガンが小切手(check)にサインする(結果、サインしない)シーンがある。
 英語のドル建て売買価格にすごく混乱する。1万ドル→ten thousand dollarsだから95万ドル→nine fifty(thousand dollars)。nine five ohとも言っている。つまり950,000の千の位より上の数字を言っているわけね。映画の最後になって気がついた。ドルの単位が大きくなると感覚的にわかりづらい。

イギリス階級社会、映画『あと1センチの恋』

 クリスチャン・ディッター監督映画『あと1センチの恋(原題・love,rosie)』(2014年公開、イギリス・ドイツ合作)を観た。若干音楽がうるさいけど、作り丁寧、撮影もうまい。最後まで見れる。
 BEYONCEの「CRAZY IN LOVE」、ELTON JOHNの「TINY DANCER」、GILBERT O'SULLIVANの「ALONE AGAIN(NATURALLY)」など、有名な曲が使われているけど、全体的に曲うるさめ。
 ロージー役リリー・コリンズの父親の設定、ホテル?のドアマンでリリーの夢(ホテル開業)を応援している。ちょっと泣かせる。
 葉屋窗門/雨雲星樹と書かれたシャツを着ているジェイミー・ウィンストン。漢文の引用なのかと調べたけど、何も出てこない。なんちゃってシャツみたい。
 ギャグシーンがあるけど、正直いらないかな。
 ジェット機の着陸シーン。逆光で滑走路と機体が赤く染まる。印象的でかっこいいショット。『レフト・ビハインド』(2018/11/22掲載)はパイロットが出てくる映画なのに旅客機がすごくしょぼかった。見比べると監督やカメラマンの腕の違いが如実にわかる。
 ホテルの中の自然光のような逆光、夕日(朝日?)がほんのり赤さを残しながら空が青く染まっている都市の風景など、美しいショットが時々挟まれる。
 えっへへ笑いのサム・クラフリン、高校生の役は流石に老けている。太眉のリリーは高校生から母親になるまで、普通に見れる。このカップルは応援したくなる部分はある。
 気にある点は、サムが最終的にバツ2(離婚二回)になる。節操がないというか、過去を引きずり過ぎなのでは?。
 サム、メールやSNSで連絡していたのに急に手紙を出すシーンがある。書いたけど読まれないという話の進行のためだけのシーンに見えて、不自然すぎる。
 リリーの娘ケイティの部屋にあるDAB/FMラジオはBUSHのSG002Dと思われる。ちなみにDABはDigital Audio Broadcastの略。ヨーロッパやオーストラリアで実用化されているデジタルラジオの規格らしい。リリーの家の固定電話機はBT Duetの210と思われる。
 くっつきそうでくっつかない、けどくっつくのかなあ男女の恋愛映画。一応、恋のハードルはイギリスの階級社会と思われるけど、表現はソフト。切実さはそれほどない。あくまでもライト感覚。期待しなければ最後まで見れる。
 ロケ地はアイルランドのダブリン州とウィックロー州、カナダのトロントと思われる。二人が住んでいる家の近くの教会はアイルランドのダブリンにあるHoly Trinity Rathminesと思われる。
 今日の英単語。
 「12 YEARS EARLIER」12年前。earlierが前、laterが後。「pathetic」情けない。「virgin」童貞。日本語の中の外来語だと処女の意味だけしか使われない。童貞の意味もあるんだねえ。知らんかった。
 「Your face is annoying me.」目障り。annoyはイライラさせる、困らせる、迷惑する、の意。
 「Virgin boy is no longer.」童貞卒業。no longerでもはや〜ではない、の意。「Leave it.」平気だ。
 「I'm Dick.」ディックです。なんだけど、リリーが診察台の上で下半身を調べられるときに担当医の自己紹介がこれ。dickは男性器の意味もあるので、性的ギャグにもなっている。その後続けて、「Is it front bottom or back?」どっちの穴?。なんてお下品に訊いたりしている。
 「What do you think I am?」なんですって?と訳されていた。(職業は)何をしているとおもう?という意味でも使うみたい。
 「scholarship」奨学金。「EXPECT DELAYS」遅延の恐れ。道路工事の電光掲示板に表示される。「OVER 99% ACCURATE」99パーセント以上正確。妊娠検査薬の箱に書かれている。
 「posh」豪華な、贅沢な、上流社会の。サムがベサニー役スキ・ウォーターハウスに会うことを知ったリリーがメールに書く(送信はしない)言葉。posh parentsと使っているので、イギリスの階級社会への皮肉も混じっているように思える(多分)。
 「Departures」出発。到着はArrivals。「Keep in touch.」連絡して。『ロボコップ』(2018/11/9掲載)にはstay in touchが出てきた。
 「over there」(指でさして)あっち。「Ouch, my head.」痛い。頭にものが当たったときの言い方。「vacuum cleaner」掃除機。「cleaning lady」家政婦。
 「This should be in a museum.」まるでアートね。リリーがサリー役タムシン・エガートンの料理を見て言うセリフ。
 「bollocks」クソ。イギリス英語のスラングらしく、金玉の意味もあるみたい。「fudge」畜生。fuckの婉曲表現。「I'm gonna google.」ググるよ。gonnaはgoing toね。「wedding invitation」結婚式招待状。
 「Let's get you hitched.」式を始めよう。get hitchedは口語で結婚する、の意。
 「U-HAUL」サムが引っ越しするときに牽引する小型カーゴトレーラーの横に書かれている。調べてみるとU-ホールという実在の設備レンタル会社。このときサムが運転するのはCHEVROLETのTRACKER。この車はスズキのエスクードと姉妹車のはず。後ろ姿しか映らないけど、日本車に見えた。
 「I think my water just broke.」今、破水したみたい。water breakingで破水。この単語は洋画で時々聴く。
 「booking」予約。「iceberg」氷山。映画『タイタニック』(2018/4/13掲載)の話題が出てくる。「volcanic ash」火山灰。「We are so late.」大遅刻。

宗教バカ、映画『レフト・ビハインド』

 ヴィク・アームストロング監督映画『レフト・ビハインド(原題・LEFT BEHIND)』(2015年公開)を観た。いわゆる宗教宣伝映画、駄作。
 とにかく人の行動が変だし、撮り方が雑で適当で下手くそ。
 空港、ニコラス・ケイジが娘のキャシー・トムソンを見つけるシーン。ニコラスと約束せずにキャシーは待ち伏せていたはずなんだけど、なぜニコラスはすぐ見つけてしまうんですか?。見せ方や脚本が下手くそなのがここを見ただけでわかる。適当に作っているのがまるわかり。
 ショットが変わると、チャド・マイケル・マーレイがキャシーのすぐ後ろの席にいる。えー、さっき別れたはずだよねえ。カメラに写っていた?。デタラメな上、ここだらだら長い。
 旅客機操縦席に入ってきてチケットをパイロットのニコラスに渡すチャド。操縦席、そんなに簡単に入れるのか?。宗教とか天国とか心配する前にやるべきことがあるのでは?。
 このへんからずーっとニコラスとキャシーを交互に撮る。ものすごく短調で飽きる。
 店舗の中に突っ込んできた車。キャシー駆け寄り運転席を覗く。それだけ、何もしない。うーん、何しに駆け寄ったの?。無意味なシーンに呆れる。
 パニックになるとすぐに暴動になり店の品物を盗んでいくアメリカ人たち。ここの描写は正確で感心した。あと、機内のアラブ系をすぐ犯人だと疑う。これまた単細胞で描写が正確。見るべきはここだけ。
 目的地に行かずJFK国際空港に急に引き返すことにするニコラス。無線も通じないのになんで?。行動がわからない。
 キャシー、弟が目の前で消えたのを見ているのに、街の中をウロウロして探している。行動が馬鹿すぎ。頭のいい人は天国に消えて残っているのはバカばっかりということなのか?。宗教バカの物語は何が描きたいのか本当にわからない。
 キャシーが自宅に帰るとVOICE MALLにニコラスの声が入っている。え?、携帯電話、通じなかったよねえ。どうやって声を残すことができるの?。設定がでたらめすぎて本当に飽きる。その後も衛星電話や機内の無線が通じたり通じなかったりがすごく適当。
 窓ガラスが割れるショットが三回出てくる。うーん、演出の引き出しが少ないのがまるわかり。
 機内で銃を持っている女。どうやって持ち込んだ?。後で航空警察の持ち物という説明があるけど、完全に後出しジャンケン。こういうのが多い。
 キャシー、自殺しようとする。なんで?。やっぱりバカ設定。アメリカも日本も駄作は登場人物を低能に描く。全く同じ。
 映画冒頭で災害と宗教の議論をしていたのに、描かれるのはずっと家族のはなしばっかり。扱う問題が小さすぎて、本当に呆れる。
 旅客機に詳しくないんだけど、機体のCG映像をみると翼の先と非常口はB737-700、尾翼下はA320と特徴が混ざっているんだけど、本当にこの機体のモデルはあるのか?。
 スチュワーデスがハティーとキミーとアジア系(ちらっと映るだけ)の三人。キミーは途中で消えるからいいけど、アジア系はセリフもなし。一体、機内で何をしているんだあ?。
 工事用車両に鍵が付いたままとか、すぐにガソリンがあるとか、工事中の道路を見せるだけで、前フリとか一切なし。
 旅客機の中、機体が揺れると座席の下にライトが仕込まれているのがまるわかり。美術も雑。
 ニコラスの車(後にキャシーが乗り回す)はサーブの93 2.0Tカブリオレ。ニコラスの家の固定電話機はvtechなんだけど機種わからず。チャドのカメラはNikonだけど機種わからず。
 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(2018/5/17掲載)シリーズ以来、リー・トンプソンを久しぶりに見た。それにしては宗教気狂いの役。トホホ。
 ロケ地はアメリカのルイジアナ州バトンルージュらしい。
 今日の英単語。
 「ACTS OF GOD」神の行為。空港の売店で取り憑かれたような女が買う本のタイトル。
 「UCA BEARS」University of Central Arkansas Bearsの略と思われる。大学のフットボールチームか?。キャシーのジャケットに書かれている。
 「nutty」馬鹿げた。「wacko」変わった、おかしな。「tsunami」津波。「brainwashing」洗脳。「ROAD CLOSED AHEAD」この先通行止め。「acknowledge」認める。「oxygen mask」酸素マスク。「air marshal」航空警察、と訳されていた。日本ではスカイマーシャルと呼ぶらしい。「compass app」コンパスアプリ。
 「TWO FOR ONE」チャドがニコラスに渡すチケット?に書かれている。調べてみると半額セールの意。どういうこと?。一人分の料金のペアー券なのか?。
 「This is kinda sucked.」ついてないな。kinda sucksであまり良くない出来事。
 「pancon heavy two five seven」パン・コン257。ニコラスが無線で名乗るときの自機の呼び名。調べてみるとコールサインの後につけるheavyは大型機を示すんだって(この作品では便名の前に置かれている)。へー、知らんかった。映画を見ると勉強になるねえ。
 「mayday」無線通信における緊急事態を知らせる符号語。フランス語のvenez m'aiderが語源だとか。「We have an emergency.」緊急事態発生。
 「All passengers, take your seats and put seat belts on immediately.」乗客の皆さんはすぐに座席に着いてシートベルトをおしめください。put onで身につける。調べるとput on your seatbeltという言い方も出てくる。
 「No Satellite Found」衛星に接続できません、と訳されていた。衛星携帯電話が接続できないときに画面に表示されるメッセージ。
 「visible」目に見える。「invisible」目に見えない。
 「John 3:16」ヨハネ福音書3章16節。クリスの腕時計の文字盤に書かれている。ちなみにクリスの腕時計、四角い本体に丸いベゼル。ミリタリー風のデザインなのでBell & Rossの製品かと思い調べたけど、見つからず。
 「Today is the saddest day of my life.」人生で一番悲しい日よ。キャシーからニコラスに渡された封筒に書かれている。

オーディオマニアなのか?映画『特捜部Q キジ殺し』

 ミケル・ノルガード監督映画『特捜部Q キジ殺し(原題・FASANDRÆBERNE)』(2016年公開、デンマーク・ドイツ・スウェーデン合作)を観た。前作に比べると、うーん、微妙だなあ、見てもいいし見なくてもいい、かな。
 コーヒーの話題やカール役ニコライ・リー・カースを起こすときに顔を叩くなど、前作『特捜部Q 檻の中の女』(2018/11/17掲載)を踏襲していて、全体の設定、雰囲気に統一感はある。ニコライの頑固親父風のキャラもいいし、アサド役ファレス・ファレスがフランス語を話すシーンもある。ローセ(ヨハン・ルイズ・シュミット)という秘書も新しく登場する。
 城のような屋敷、海沿い?のガラスと白いコンクリートの現代建築住宅、とロケ地と建築物は絵になる美しさ。映画のロケ地は、ドイツのハンブルグ、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州、デンマークのコペンハーゲン、などと思われる。
 ニコライ、頭を殴られた後、ずーっと右目が充血している。メイク、なかなか細かい。邦画もこういうとこちゃんとしないと、世界からおいてけぼりだよ。
 サラ=ソフィー・ボウスニーナの小ぶりなおっぱいポロリは見ておいて損はないかも。
 とまあ、いいとこもあるけど、今回は穴というか、雑な部分も目立つ。
 ティーネが死ぬシーン。ダニカ・クルチッチが訪ねてくる時はドアを開けて歩いていたのに、その後、ベッドの上で死ぬ。うーん、なんか行動が変。死ぬ間際ならドアを開けることができないし、死ぬような量の麻薬をその後うったのなら、ティーネとダニカの言い争うショットなどが挟まれるべきでは?。
 ダニカをニコライが袋小路に追い詰めるシーン。ニコライ、警察だと名乗らない。変すぎ。ダニカの暴行を待っているのがまるわかり。細かいところで、脚本の下手な部分が目立つ。
 ダニカがねぐらにしていた列車の中、捜索しているはずなのに鑑識がいない。ダニカがピルウ・アスベックを銃で狙うシーン。距離、遠すぎる。もし、拳銃で狙える距離なら、草むらから立ち上がったダニカに、ピルウが気づかないのは変。デビッド・デンシック、夜間、麻酔銃で狙撃できる腕なのに、動物たちのいる納屋では、ライフルでの狙撃、外しまくり。
 ニコライが緊急通報してきた会話の録音を聴くオープンリールデッキはLyrec(OF DENMARK)。調べても機種が出てこない。RB02、RB04か?。ヘッドホンはSONYのMDR-7506と思われる。サラが使っているポータブルCDプレーヤーはメーカー、機種とものわからず。前作同様、オーディオ機器の見せ方が丁寧。監督とかがオーディオマニアなのかなあ?。

映画『デッド・ライジング ウォッチタワー』

 ザック・リボスキー監督映画『デッド・ライジング ウォッチタワー(原題・DEAD RISING / WATCHTOWER)』(2015年製作、日本劇場未公開)を観た。ちゃんと作られているけど、テレビニュースが邪魔。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭のゾンビとジェシー・メトカーフとの対決。道具使える、動く速さ、頭を撃たないと死なない、などゾンビの説明にもなっているし手に汗も握る。見せ方、うまい。
 武器を作るシーン。ゾンビ映画の定番。『ゾンビワールドへようこそ』(2018/10/31掲載)でも作っていた。人体損壊シーンも多め。武器の先端にカメラをつけて撮影した映像が頻繁に出てくる。『サボタージュ』(2018/11/11)にも出てきた。最近の流行りなのか?。長回しもあり、撮影、頑張っている。
 エキストラも多め、登場人物に謎がありそうで、なかなか面白く見ていると、ちょくちょく挟まれるニュース映像。キャスターと主人公ジェシーの先輩?ジャーナリストの話がつまらなくて映画の進行がいちいちぶつ切りになる。なぜこんなものを頻繁に差し込むのか全くわからない。多分ギャグみたいだけど、こんなのが面白いのか。ただただ白けるだけ。映画後半に若干教訓めいたこと、監視社会を批判していたりするけど、だったら後半にまとめて流せ。日本未公開なのもわかる。
 悪役集団のボス役Aleks Paunovic。ジーン・ハックマンに似ている。ミーガン・オリーを見逃す意味がわからない。悪役の行動としてどうなの?。
 ラスト、そんなに悪いことをしているとは思えないのに、ジェシーとミーガンに爆殺される。悪役が分散しているきらいがあり、カタルシス小さめ。
 Keegan Connor Tracyが乗っているヒットポイント・デジタルの車はNISSANのPATHFINDER SE。中古店のテレビはSONYのBRAVIA。悪役集団が持っているラジカセ(boombox)はDEWALTのDC012。黄色いボディーに太いプロテクションバーが印象的。最初はメーカー名が消されているのに急にデカデカとDEWALTの文字が見えるショットがある。小さなミスショット。
 ロケ地はカナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバー。白いドームをワイヤーで支える外観が独特なBCプレイス・スタジアムが出てくる。
 今日の英単語。
 「A FEW DAYS EARLIER,,,」数日前、、、。「do everything I can」できる限りのことはする。
 「FEZA」Federal Emergency Zombie Agencyの略。ゾンビ対策をする政府の組織。「ZOMBREX」PHENOTRANS社が製造している感染してもゾンビ化しないための薬。「outbreak」集団感染。「positive」陽性。「supply positions」在庫管理場所。「PHARMACY」薬局。

強いけど女々しくよく喋る、映画『ワイルドカード』

 サイモン・ウェスト監督映画『ワイルドカード(原題・WILD CARD)』(2015年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 マイケル・アンガラノ、ちっちゃくて若いゲイリー・オールドマンみたい。表情とか、顔芸がそっくり。息子なのか?。
 黒人のグヴェニア・マクファデンがイギリス人差別の話題。アメリカの人種的偏見が複雑で、部外者にはさっぱりわからない。
 アメリカ、ネバダ州のラスベガス。カードゲームシーン。ずっーと勝ち続けるジェイソン・ステイサム。勝ち続ける理由なし。チップを換金せずにマイケルにずっーとセリフで説明。よく喋るし、コルシカ島でヨットに乗るのが夢みたいなことを言っている。割と女々しい。
 ホープ・デイヴィス、店の仕事を終わったと思っていたら、また、テーブルに付いている。うーん、カジノの仕組みがわからない。だから、カードゲームの緊張感もわからない。ここの見せ方、ルールを知らない人にはわかりづらい。
 アクション、短く畳み掛ける編集。ナイフとスプーンで戦うなど魅せる部分あり。
 ジェイソンの乗る車はFORDのTorino GT(1969年式)と思われる。
 ロケ地はアメリカのネバダ州ラスベガス、ルイジアナ州ジェファーソン郡、ルイジアナ州ニューオーリンズ、フランス領コルシカ島、と思われる。
 今日の英単語。
 「Move back.」下がれ。「CLEARANCE 9'-3"」高さ制限9フィート3インチ。約2.82メートルかな。病院のemergecyの出入り口(ゲート?)に書いてある。
 「Who did this to you?」誰がこんなことを?。病院に担ぎ込まれたホリーに看護婦?が訊く。
 「admit」認める。「trapped compulsive」ギャンブル中毒、と訳されていた。直訳すると、強迫観念に囚われている、かな。

チョコレートいらない、映画『チョコレート・バトラー』

 プラッチャヤー・ピンゲーオ監督映画『チョコレート・バトラー(英題・THE KICK)』(2011年製作、日本劇場未公開、タイ・韓国合作)を観た。アイディア満載なのはわかるけど、映画としては面白くない。見てもいいし見なくてもいい。
 日本語タイトルが意味不明。『チョコレート・ファイター』からシリーズ化しているわけでもない。普通にザ・キックでよくねえ?。
 タイのバンコクの風景。ワット・アルンの遠景は流石に美しい。けど、風景で感動するのはここだけ。わざわざタイで撮影しているのに、街の様子を見せる映像が少ない。乗車シーンもかなりわかりやすい合成。野外ロケは面倒くさいので手を抜いたのか。
 アクションは速いしアイディア満載。テコンドーを基本とした足技の数々。周りの家具や小物を利用するジャッキー・チェンばりの動き。ブルース・リーのボクシングステップを更に大げさにしたダンス風の格闘、電話しながらの格闘、相手を殴る打撃音が音楽になる、など、手を変え品を変え色々見せてくれる。後、スタントではなく俳優が実演しているのはすごい。エンドロールにメイキングあり。
 とまあ、熱意はわかるけど、映画としてはあまりおもしろくない。
 まず、ムン師範一家と窃盗団の男が対立する理由が剣の奪い合いなんだけど、KRTS of KING(王の秘剣)と呼ばれる剣がしょぼい。傘のような柄に打製石器のような刃がついている。もう少しなんとかならんかなあ。
 後、邦画にもありがちなんだけど(例『映画 ホタルノヒカリ』2015/4/18掲載)、舞台がタイである必要性がない。ムエタイが少し話題にのぼるだけ。野外ロケも少ないし、観光映像もなし。タイ人とのやり取りは警察と少しだけ。
 後、コメディシーンがいらない。特に格闘と組み合わせたおちゃらけシーンが邪魔。そのせいもあって、格闘シーンが長すぎる。正直、人里離れたモムの家でのアクション、BANGKOK ZOO、園内でのアクションは飽きてくる。
 窃盗団ボスの顔の傷、かすり傷だったのに縫ってある。大げさ。室内ショットで声がものすごくオンのため、映像との違和感あり。急に時限爆弾、急に止める。雑な展開あり。日本版はかなり短縮されているらしい。映画タイトルも含め、日本での売り方、失敗しているのでは?。
 西田尚美や中村玉緒や島袋寛子などいろいろ似ているイェ・ジウォンは不思議な顔。チョ・ジェヒョンとともに演技はうまそう。
 ナ・テジュ、アクロバティックな動き、運動神経良さそうだけど、ダンスはどうなんだ?。オーディションシーンのダンス、あれでいいのか?。
 テレビ、スマホともにLG。モムの運転する車は日産のパトロール(二代目)、WG60かな?。
 今日の英単語。
 「TAEKWONDO」テコンドー。足技が目立つのに手コンドーって、と何気なく考えていたけど、漢字だと跆拳道(たいけんどう)と書くみたい。跆は蹴りなんだって。知らんかった。

劇場の観客こそアラグレるべき、映画『アラグレ』

 権野元監督映画『アラグレ』(2013年公開)を観た。これで劇場公開したみたい。劇場の観客こそアラグレるのでは?。
 話がつまらなすぎて書く意欲もなし。
 死体を埋めている(砂をかけるだけ)途中に生き返る。それに驚く鈴木伸之と趙民和。反応が鈍い。見せ方、編集ともに鈍重。
 都内での撮影。望遠が多い。ゲリラ撮影らしく周りの通行人が振り返っている。
 料理シーン、ピーマンの切り方がひどい。これで料理を褒められたのか?。見せ方、雑というか適当。劇場公開レベルではない。
 長髪姿の高橋努、顔が金八先生の武田鉄矢みたい。ギャグなのか?。
 「不良の国を作る」だって。つまらなすぎる。鈴木と上田眞央のデートシーンが自転車乗っているだけ。貧乏臭すぎ。
 大の大人があちこちうろちょろして喧嘩しているだけ。音楽うるさい。周り基本、棒立ち。劇場公開って審査はないの?。ドブに捨てる時間が76分で済むのが救い。

いろいろ中途半端、映画『ハミングバード』

 スティーヴン・ナイト監督映画『ハミングバード(原題・HUMMINGBIRD)』(2014年公開、イギリス製作)を観た。つまらない。見てもいいし見なくてもいい。
 アフガニスタンの戦闘。ドローンからの映像が意味深に使われる。で、舞台がイギリスのロンドンに移り、ここでもドローン風の空撮。何か意味ありげ、関連性がありそうに描いているけど、これが全く関係がない。警察の監視映像なだけ。設定がつまらなすぎる。
 偶然逃げ込んだ部屋にDebit Cardがある。うーん、偶然すぎ。10月1日まで空き家というのもねえ。偶然が多いのはつまらない脚本の必要十分条件。
 アフガニスタンで装甲車が襲われるシーン。見せ方、あまりうまくない。兵隊の死に方が昔風に体をブルブル震わせている。
 タイトルになっているハチドリ、単にジェイソン・ステイサムが見る幻覚なだけ。タイトルとかどうでもいいけど、安易な感じ。
 30分過ぎているのにジェイソンがダラダラしているだけの場面がずーっと続く。なんの映画なのか、どういう方向に進むのかすら提示していない。うーん、話が下手くそ。
 食肉センターというか、肉屋街が出てくる。洋画、こういう場面がよく出てくる。『ロッキー』(2018/5/9掲載)とかね。
 路上の会話長い。ジェイソンの強さを示したいのか、シスター役アガタ・ブゼクとの恋愛を描きたいのか、すごく中途半端。急に警察が動き出す。これまでの暴力はなんで不問になっているのかな?。
 中華街、中国マフィアの描き方は、誇張がなくて見やすい。
 また、偶然路上で出会う。脚本、適当。結局、ジェイソンが探している女イザベルとの関係もわからずじまい。それほどまでに犯人を追う理由もわからない。話し、進まないしまとまらない。とっ散らかっている。
 ジェイソンが侵入した部屋、タイマーをセットしているラジオはruark audioのR1と思われる。洗面台の上には手回し発電のラジオ、キッチンにもラジオらしきものが映るけど、メーカー、機種ともにわからず。ジェイソンがアガタに渡すカメラはNikonのD300s。
 ロケ地はイギリスのロンドンと思われる。
 今日の英単語。
 「your water bill」水道料金。郵便物の中の紙に書かれている。「PIN ENCLOSED」PINコード同封。これも郵便物の中の紙に書かれている。PINはPersonal Identification Numberの略。
 「Anybody lost or needs direction?」道案内は必要ないか?、と訳されていた。街中、何度も大声で叫んでいる。観光客相手の商売なのか?。
 「Actually, it was two days ago, but thank you.」実際は、二日前なの、でも、ありがとう。誕生日おめでとうと言われたアガタの返事。
 「SISTERS OF REDEMPTION」贖罪修道女会、と訳されていた。redemptionは買い戻し、回収などの意味があるみたい。
 「box」特別席。劇場の仕切り席、特等席。「painkiller」鎮痛剤。「dihydrocodeine」ジヒドロコデイン。アガタからジェイソンがもらう鎮痛剤。「hard man」タフな男。「nun」修道女。「hypocrite」偽善者。
 「Don't remember me, do you?」俺を忘れたか?。「Not surprised.」無理もない。I'mが省略されている?。

加圧室という設定は珍しい、映画『特捜部Q 檻の中の女』

 ミケル・ノルガード監督映画『特捜部Q 檻の中の女(原題・KVINDEN I BURET)』(2015年公開、デンマーク製作)を観た。珍しい設定で最後まで引っ張る。シリーズ化しそう。
 映画冒頭から主人公のカール役ニコライ・リー・カースが撃たれてしまう。なんじゃこりゃ?と観客に思わせることに成功している。展開、冒頭からうまい。
 カール、後遺症なのか『プライベート・ライアン』(2018/6/6掲載)のトム・ハンクスのように手の震えが止まらない。後、刑事にありがちな妻に逃げられた設定。これは世界共通みたい。頑固で無表情、中年男の描写としてわかりやすい。
 ニコライ、殺人課から法務省が予算を出しているという特捜部Q(AFD. Q)に左遷?される。過去の事件の資料整理が仕事のはずが、疑問を持った事件を洗い直すことにするニコライと部下のアサド役ファレス・ファレス。
 でまあ、ミレーデ役ソニア・リクターのフェリーからの自殺を調べるうちに、思いもよらぬ展開に、、。なんか映画紹介風になったけど、設定が珍しく、ニコライのキャラも渋くて、最後まで飽きさせずに引っ張ってくれる。特に加圧室という設定は映画の中で初めて見た。なんでそんな面倒くさいことするのか?という疑問は残るけど。猟奇風で、面白くなっている。ただし、納屋に大掛かりな装置、立ち去ろうとして異変に気づく(発電機が動いている、燃料缶)など、『ザ・セル』(2018/10/18掲載)と似た部分がある。
 交通事故シーン。カメラが転がる車内の様子を室内側から撮っている。今だともうCGや合成でやれて、珍しいことではなくなっているけど、邦画も子供だましでごまかさないで、これくらいのことはやろうよ。邦画、本当にレベル低すぎ、手を抜きすぎ。
 ニコライの義理?の息子イェスパの部屋にあるオーディオセットはCD PlayerがTechnicsのSL-PS770Dかな?。プリメインアンプがTechnicsのSU-A700MKⅡと思われる。ラース・イエンセンが引き取られた里親宅にはオープンリールデッキが置いてある。監督ミケル、オーディオマニアなのか?。監視カメラのモニターはSONYのブラウン管モニターHR Trinitronなんだけど、機種わからず。JVCのモニターもあるけど、機種わからず。
 銃の撃ち合いなし、格闘アクションが少しだけ。後は、展開と面白い設定と演技で最後まで見せる。渋いサスペンス映画として拾い物。特捜部Q、シリーズ化しそう。
 今日の外国語。
 「sanatorium」療養所。ポーランド語か?。
 以下、デンマーク語。「trykkammer」圧力室。「dykkersyge」減圧症。「politi」警察。

年収780万円、映画『3月のライオン』後編

 大友啓史監督映画『3月のライオン』(2017年公開)を観た。映画内での記述はないが後編だと思われる。見てもいいし見なくてもいい。
 清原果耶、また泣きながら家を飛び出し、川沿いで泣く。前編に全く同じ場面あった。ワンパターン。話の場面づくり、演出の引き出しが少なすぎる。
 神木隆之介の過去回想映像に清原が出てくる。妄想だとしても辻褄が合わなすぎ。
 将棋の話ではなく、家族とか、いじめの話になっている。正直、飽きる。
 高校の屋上出しすぎ。「屋上が出てくる邦画は駄作」という格言がここでも当てはまる。
 時代設定がよくわからない。パソコンによる将棋のトレーニングがない。今時そんなことある?。染谷将太の部屋にTOSHIBA製のSUPER SHOGI COMPUTER NIKAIDHO 3.1と書かれている300リットルの冷蔵庫くらいのスパコンみたいなものは出てくるけど、使っている場面が一切出てこない。
 後、伊藤英明の妻の入院している病室。照明器具が蛍光灯。今時、蛍光灯なの?。LEDはどうした?。経営難で取り替えが進んでないのかな?。
 後、前編に出てきた倉科カナの水商売設定と、家の中での様子が違いすぎる。なんか別人のよう。水商売である必要もない。ここものすごく適当。
 後、神木、高校生でプロ棋士、メディアにも取り上げられているのに、全然周りが騒がない。ちやほやしたり、ファンの子とかも全然出てこない。いくら何でも。
 引きこもりの部屋の廊下側にインターホンがついているのは良い。
 宝珠山立石寺(ほうしゅやまりっしゃくじ)が出てくる。一瞬、中国かと思った。画像検索すると、周りは民間地に近く庶民的。撮り方が相当うまい。書寫山圓教寺もロケ地かな。『ラストサムライ』(2018/7/13掲載)にも使われた場所だったはず。
 中村倫也が使っているヘッドホンはオーディオテクニカのATH-SJ55に似ているけど、ハウジング周りにスイッチのようなものが見える。機種、わからず。

子役がねえ、映画『3月のライオン』前編

 大友啓史監督映画『3月のライオン』(2017年公開)を観た。作りは丁寧。微妙なんだけど、見てもいいし見なくてもいい、かな。
 見たのは多分前編と思われる。ラストに出るタイトルに記述がないので、はっきりわからないし、後編があることもわからない。手が回らないのか不親切なのか。
 神木隆之介のアパートから将棋会館までの道のり。周りの通行人は普通にしていて、ゲリラロケではない。エンドロールを見るとエキストラ多数。野外撮影、路上撮影、かなりちゃんとしている。
 将棋シーンにセリフが一切ないのは非常に良い。後半独白による心情説明が入り始めるけど、前半は対局中の盤面と表情だけを撮っている。画面に集中できてよい。後、将棋の説明自体を省いたのもよい。技術解説は二時間の映画では無理と潔く切り捨てている判断は正解。
 倉科カナが路上で酔いつぶれた神木を助けるシーン。後で説明があるけど、展開はかなり強引。見ず知らずの酔っぱらいを助けるかねえ?。神木、路上で叫ぶ。こういうのいらない。
 神木の子供時代の子役、あまりうまくない。成長したときと同一性を保つため、黒いでかい眼鏡かけているのも不自然でイマイチ。長女役とのギャップありすぎ。
 染谷将太の特殊メイク、初見でわからず、声で気がついた。今の映像技術はすごい。 
 将棋対局記録シートが出てくる。初めて見た。神木のアパートにあるラジオはSONYのICF-28。

2018年11月前半観たおすすめ映画(邦画・洋画)

2018年11月前半観たおすすめ映画(邦画・洋画)
 2018年11月前半観た映画は邦画9、洋画は10、計19本。

【次点の次点】

『ブラック・レイン』監督リドリー・スコット、1989年公開、2018/11/7掲載。
 今見ると雑な部分あり。リドリーが撮ると大阪の街がブレードランナー風になるから不思議。松田優作は見て損は無し。

『ロボコップ』監督ポール・バーホーベン、1988年公開、2018/11/9掲載。
 人体損壊好きのポール印が満載でくどい。ED-209の合成が味わい深い。この手の作品にしては、脚本、割とよくできている。

『ザ・ゲスト』監督アダム・ウィンガード、2014年公開、2018/11/15掲載。
 全く期待してなかったけど、最後まで楽しめた。殺人鬼をダン・スティーヴンスがうまく演じている。問答無用な感じがよい。

【番外】

『しなの川』監督野村芳太郎、1973年公開、2018/11/1掲載。
 映画としてはどうということはないけど、由美かおるのセーラー服姿がかわいい。昔風のデザインで、セーラー服好きなら必見。

『暗黒女子』監督耶雲哉治、2017年公開、2018/11/12掲載。
 映画としては見てもいいし見なくてもいいけど、清水富美加は見るべき。映画の中で狂信的な役をやっていて、現実の問題(宗教のために俳優業をやめた?)とリンクしていて、怖い。

【駄作】『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』『LIAR GAME REBORN -再生-』

問答無用の殺人鬼、映画『ザ・ゲスト』

 アダム・ウィンガード監督映画『ザ・ゲスト(原題・THE GUEST)』(2014年公開)を観た。意外に、興味を引っ張ってくれて最後まで見れる。
 学校描写。さえない子を集団でいじめるシーンが出てくる。『マラヴィータ』(2018/11/13掲載)にも出てきた。邦画も同じ。当たり前だけど、いじめは洋の東西を問わない。
 ものすごく広々とした土地。ロケ地はアメリカのニューメキシコ州みたい。
 格闘アクションシーン、瞬間で相手を倒す。見せ方、うまい。
 指を舐めてから札を数える。割と洋画によく出てくるショット。札を数えるとき、外人も指舐めるんだねえ。昔は、テレビドラマとかバラエティでよく出てきたけどねえ。
 洗濯物を外に干している。田舎は外に干しても大丈夫なんだあ。パトカーと消防車が通り過ぎるショット、妙に生々しい。
 いい人から悪人への移り変わりが面白い。人柄がほとんど変わらない。だから怪物とか精神障害のような、人格がない感じ。殺人マシーンの役をダン・スティーヴンス、うまくこなしている。 
 鏡の間は『燃えよドラゴン』(2018/1/21)、ラストの消防服姿で脱出は『レオン』(2018/8/26)のパロディと思われる。この監督、映画好きみたい。
 アナ役マイカ・モンローの部屋にあるCDラジカセはEmersonのPD6537PLと思われる。映画の中で9mm witness eliteと呼んでいる銃は、実際に映像として映るのはStar Model Bらしい。
 マイカの働いているレストランダイナー?をM67 hand grenadeで爆破するとき、Stevie Bの「BECAUSE I LOVE YOU」が流れる。ここちょっと笑える。
 今日の英単語。
 「Yes, ma'am.」はい、お嬢さん。アメリカ南部だとma'amは女性への敬称として行き届いているけど、北部だと「おばさん」という意味に取る女性もいるらしい。ダンがシーラ・ケリーとマイカに何度も使っている。
 「Are you sure you're comfortable with me staying in here?」本当にご迷惑じゃないですか?。comfortableはくつろぐ、ゆったりした、などの意。私がここにいて本当にあなたは快適なんですか?。って言い方回りくどい。
 「MORIARTY HIGH SCHOOL」弟マークの通っている高校名。
 「It's a deal.」約束だ。「change your mind」気が変わる、決心を変える。「It's none of my business.」僕には関係ない。「Soldiers like guns.」兵士は銃が好き。「I'm bigger than you.」大人だから。
 「NOTICE / MUST BE 21 / TO ENTER」CLUB 203の入り口ドアに出ている張り紙に書かれている。たぶん、You must be at least 21 years of age to enter.の簡易表示だと思われる。入店は少なくとも21歳以上でなければならない。
 「fireball、blowjob、cosmopolitan」ダンが注文する三種のカクテルの名前。
 「RECORD CLASSIFIED」機密事項、と訳されていた。ARMYのパソコンに表示される言葉。兵士の名簿からDAVIDを検索したときに現れる。KPG社に連絡するようにとも表示される。「surname」姓。
 「make something up」ごまかす。「just on time」時間通り。「hate crime」増悪犯罪。「halloween maze」ハロウィン迷路。「What the hell is this?」なんじゃこりゃ。
 「I'm going to come back for you.」必ず戻るわ。「RIP」迷路の中の墓石に書かれている。rest in peaceの略で安らかに眠れ。この単語も洋画で時々出てくる。
 「MORIARTY FIRE DEPT」映画ラストに駆けつける消防の名前。調べてみるとニューメキシコ州アルバカーキにある。

紙芝居でいい、映画『LIAR GAME REBORN -再生-』

 松山博昭監督映画『LIAR GAME REBORN -再生-』(2012年公開)を観た。駄作。
 多部未華子、顔が怖い。LIAR GAME事務局から荷物が届く。なぜか廊下で包を開けるし、つつみもすぐ開く。何だろう?と疑うとか、部屋に運び入れるとか、包装紙を破るとか、もう少し気を持たせたり観客の期待を引っ張ったりできないのかなあ。見せ方、雑。
 事務局の者です芦田愛菜。最後まで見ても子供である必要性がまったくない。「これで彼(松田翔太)は必ず来ます」と江角マキコに言わせているけど、その理由が示されない。色々適当。
 LIAR GAMEが行われる廃墟。ロケ地はAP&PP高萩事業所(旧日本製紙加工)。『リアル鬼ごっこ2』(2015/9/10掲載)、『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』(2018/5/4)にも出てきた。
 施設の廊下が安っぽい電飾で飾られている。見せ方、下手くそ。廊下は暗くして、扉をあけてゲーム会場を華々しく見せればいいのに。まあ、華々しく見せるほど、予算もないだろうから、そんな注文出してもどうにもならないんだろうけど。
 意味もなく、あっちこっちが燃えている。もうほんとうに、美術が幼稚で貧相。ロケ地の廃墟に助けられているだけ。久しぶりにひどい。
 ファッションも意味がない。ひどいし安っぽい。テレビドラマをそのまま映画館で流しているだけ。アコギな商売するなあ。
 多部が椅子を隠す意味がない。ウロウロせずに座っていればいいだけの話。主人公をバカ設定にして脚本のあらや欠点を隠す邦画の常套手段。
 多部、二回転ぶ。演出の引き出しが少ないのがばればれ。その後、登場人物、ほとんど棒立ちで会話しているだけ。本当に映画にする意味がない。
 意味不明な表情の長いショットがある。ただただダレる。
 イス取りゲームなのに、一回目にイスを取ると、その後は投票が続くだけ。国盗りゲームなんだ、と言い訳しているけど、全く画面に動きがなくなり、ずーっとセリフで説明。画面の前で途方に暮れるほど飽きる。
 夜になると解散。みんなどこいった?。ねぐらは?。
 ずーっと後出しジャンケンの展開が、セリフで説明が続き、さらにみんな棒立ち。これなら紙芝居でいいじゃねえ?。
 撮影協力は、一橋大学、早稲田奉仕園、首都大学東京、など。

犬の名前なだけ、映画『マラヴィータ』

 リュック・ベッソン監督映画『マラヴィータ(原題・MALAVITA)』(2013年公開)を観た。大味、適当。見てもいいし見なくてもいい。
 マフィア?の追手から、ロバート・デ・ニーロ一家四人がフランスの田舎(ノルマンディー)に逃げのび身を隠すシーンから始まる。
 暗殺者に追われている割に、行動が大胆。ロバートの妻役ミシェル・ファイファーはむしゃくしゃすると爆弾を作りスーパーを爆破する。
 そのむしゃくしゃする原因となる村人のアメリカ人批判が可笑しい。1944年のノルマンディー上陸作戦からの恨みを並べる。ここ沖縄と同じで爆笑。沖縄は敗戦国日本の更に下層ランクだから仕方ないと思い込んでいたけど、フランスは戦勝国なのにアメリカへの不平不満が溜まっているんだねえ。知らんかった。
 それに対してアメリカ人は、フランスは「クリームの国」、なんにでもソースをかけバターを使うと料理をこき下ろしている。
 ディアナ・アグロンが下校のときにブックバンドを使っている。ブックバンドが出てくるのは『ノルウェイの森』(2015/5/18掲載)、『キューポラのある街』(2015/11/8)、『That's カンニング! 史上最大の作戦』(2016/1/13)、『ねらわれた学園』(2016/2/10)、『就職戦線異状なし』(2016/4/2)、『ろくでなし』(2016/6/4)、『地下鉄(メトロ)に乗って』(2016/8/20)、『青春の門 自立篇』(2018/10/15)がある。洋画で出てきたのは初。
 身を隠していなければんらないはずなのにパーティーを開く。人も集まりすぎ。いつそんなに宣伝した?。リアリティーラインが低すぎて、飽きる。後、ロバート一家を監視するFBIの隠れ家がロバート一家の門の前ってどういうこと?。FBIは誰から隠れているの?。隠れるなら普通に隣人として住んでいたほうが、一番自然だよねえ。設定が、バカすぎる。
 バカすぎるといえば、デニーロがタイプライターを打つ部屋が元温室と思われるシースルーの部屋。もう、ほんとうにいい加減。大味、適当映画なのがまるわかり。
 Mの「POP MUZIK」が流れる。懐かし〜。
 ディアナが数学の先生と目合っているショットから場面転換するとロバートがファックと叫んでいるとか、目の話をしていると目の映像に場面転換するとか、ソースの話をしていると学校の食堂でソースをかけるショットに場面転換するとか、まあ、コメディ映画のつもりなのかなあ。
 ディアナ、高校生?のはずなのにまぶたのシワがすごい。
 映像は見せないけど映画『グッドフェローズ』の上映と話題が出てくる。
 駅前?から自宅に電話するジョン・デレオ。ショットが変わると電話ボックスに誰もいなくて、受話器が垂れ下がっている。ここの見せ方下手くそ。このショットだと、殺し屋に見つかって拉致されたの?と思うよねえ。受話器は受話器受けにちゃんとかけておくべき。急いでいるという見せ方が間違っている。作りがいい加減。
 警察署のパソコン画面がWindows 98SEっぽい。久しぶりに見た。
 スーパーを爆破するくらいの行動力だったのに、殺し屋から狙われると、全く活躍しないミシェル。キャラの描き方がぶれている。ここも適当。
 すごく意味深に前フリしていた水道水の汚れとタンクの爆破が、物語に全然全く関係がない。うーん、期待ハズレで白ける。
 殺し屋七人との対決。あっけなく終わる。ロバート一家、大して活躍しないし、殺し屋も結構弱い。RPG-7?で爆発が起こっているのに、近所の人、二人しか出てこない。描写、適当。
 殺し屋、行動がバカすぎる。なぜ夜間に大がかかりに捜索するのか?。FBIもバカだし、本当に飽きる。
 ニューヨークのアッティカ刑務所の中でmanhattanとロゴが入っているブラウン管テレビが出てくるけど、メーカー、機種ともにわからず。刑務所の中、ロバートの家にラジオが置かれているけど、メーカー、機種ともに全くわからず。もう少しアップで撮ってくれないかなあ。ロバートの家にSONYのリアプロジェクションテレビあるけど、これも機種わからず。ディアナが持っているポータブルCDプレーヤーはSONYのDJ-EJ002(ピンク)と思われる。FBIの監視部屋に通信機型受信機がちらっと映る。詳細不明。
 余談だけど、今日(JSTの2018/11/13)からGoogleの画像検索がものすごく使いにくくなっている。商売しているサイトばかりヒットして、関連画像が出てこない。映画の中のガジェットが探せない。これじゃあ進歩じゃなくて退歩。Googleはどんどんセンスが悪くなっていく。
 ちなみにマラヴィータは犬の名前。ストーリーに全然関係がない。そんな映画。
 ロケ地はフランスとアメリカのニューヨーク州ニューヨークみたい。
 今日の英単語。
 「I'll make a fire.」暖炉をつける。「This is not looking good.」さえない。「Keep the change.」お釣りは結構。「landings」ノルマンディー上陸のことを指している。
 「Working for you.」コーヒーを、と訳されていた。意訳すぎ。その後、コーヒーを準備するシーンはないので、訳がデタラメなのでは?。配管工が来ないということで言い争っているわけだから、「あなたの都合のいいようにして」私はこの件から手を引きます、というニュアンスではないだろうか。そう考えると後に続くロバートのセリフの「Fuck.」も理解できる。
 「Better late than never.」来ないより遅れるほうがまし。「corrosive」腐食性。回想の中でリンチ?に使うドラム缶に書かれている。「chemical fertilizer」化学肥料。「confession」告解、と訳されていた。通常の意味だと、告白、自白、などの意。「confidentiality clause」機密条項。「crystal clear」透明な。「Buy bottled water then.」それなら、ボトル入りの水を買え。このthenの使い方、ネイティブぽい。そりゃ、外人だからなあ。
 「an electronic bracelet on your ankle」電子足環、と訳されていた。GPS監視アンクレットのことだと思われる。『ワイルド・スピード』(2018/2/3掲載)、『リンカーン弁護士』(2018/9/21)に出てくる。tracer ankleなど呼び名が色々あるけど、英語版wikipediaには「Ankle monitor」と出ている。
 「I'm the last to know, obviously.」初耳だ、と訳されていた。明らかに、私は知らされていない。他の家族はすでに知っているのに、というニュアンスかな。
 「From door to door?」お手軽?、と訳されていた。数学教師から別れを切り出されたときにディアナが言う言葉。調べても一軒一軒、戸別に、などの意味しかなかった。訪問販売のように短い時間の出会い、みたいなニュアンスなのか?。知らんけど。
 「Put his hand in cold water.」冷水に手を浸す。ギャング用語で人を殺したこと、の意味だとロバートが説明している。
 「masterpiece」傑作。「Pick up the phone.」電話を出て。
 今日のフランス語。
 「beurre de cacahuete」ピーナッツバター。「 À bientôt.」近いうちに。「salle des professeurs」職員室。「GENDARMERIE」警察。

カトリック前橋「協会」って何?、映画『暗黒女子』

 耶雲哉治監督映画『暗黒女子』(2017年公開)を観た。映画としては見てもいいし見なくてもいい。けど、色んな意味で清水富美加は見たほうがいいかも。
 第61回聖母マリア女子高等学院文学サークル定例闇鍋朗読会が行われるサロン室内。「すごい」と平祐奈に言わせているけど、大したことはない。こういうところが、邦画が洋画と全く対抗できないところ。映像がどうしても貧相になる。
 飯豊まりえが自殺したことを題材に文学サークルのメンバー四人(後に五人)が小説を書きそれを朗読という形で発表することに。その前に部屋を暗くして闇鍋を食べるんだけど、これが文学と全然関係がない。ラストの仕掛けのためだけに設定されているだけ。強引だし割と白ける。
 で、平による「太陽のような人」、小島梨里杏の「マカロナージュ」、玉城ティナの「女神の祈り」、清野菜名の「紅の花」、清水富美加の「死者のつぶやき」を各人が朗読すると、タイトルが出て回想映像が流れ始める。映像の中で本人によるナレーションでの説明が多いんだけど、一応、朗読しているという設定があるので、気にならない。ここはうまく逃げている。
 後、平が新入生ということで、サークルのメンバーと自己紹介することにより登場人物の紹介も済ませている。ここも映画の作りの基本はちゃんとしている。
 「女子校という異様な空間」と自虐的なセリフまで入れ込んでいるので、ゆり風味はサービスで入れていると思われる。
 飯豊まりえ、屋上から自殺。だからさあ、学校の屋上は立入禁止なんだって。「屋上が出てくる邦画は駄作」の格言があるけど、この作品はどうか。屋上ばかり使って、野外ロケ、ほぼなし。手抜きの屋上設定。こんなことばかりしていると、どんどん邦画は疲弊していくだけだと思うけど。老婆心、どうでもいいか。
 清野「はあ、疲れた」だって。だからそういうのをやめなさい。疲れているなら疲れた演技をさせなさい。本当に手抜きばかりしている。楽すんなよ。
 玉城、目が赤いエコエコアザラク風の設定。玉城、ホラーいけるかも。ブルガリア設定が紙芝居。とほほ。邦画と洋画を同列に語っちゃダメなんだ。忘れていた。
 飯豊と千葉雄大の目合(まぐわい)シーンは、駄作にありがちな首なめ問題発生で、飽き飽きしながら見ていたけど、なななんと、平のフェラチオシーンがある。もちろん直接の映像はないけど、しゃぶる音まで入れてある。へー、平、勝負してるじゃん。感心感心。
 五人の視点によるそれぞれの見方が描かれ、かつ、割と辻褄も合わせてあり、朗読シーンは割と見れる。けど、飯豊が生きているとかの種明かしになるとかなり白ける。動機もつまらん。あと、人体闇鍋をやるならもっと猟奇的にやらないと、面白さに繋がらなくてただのままごとに見える。
 ただ、この映画の見所は今まで書いてきたことでは一切ない。二番手役の清水が、見ていて非常に面白い。というのも、サークルのリーダー飯豊を支える役なんだけど、狂信的な設定が、清水の現実の宗教団体との関係が想像できたりして、非常に興味深く見れる。表情とか、考え方が現実とシンクロしているのかな?と思うと、怖。清水、引退しても楽しめるとは、大物。
 サロンでモーツァルト「交響曲第25番ト短調K.183 第1楽章」を流すオーディオ機器は、プリメインアンプがSONYのTA-F333ESX(またはTA-F555ESX、またはTA-F333ESXⅡ、またはTA-F555ESXⅡ)、スピーカーがYAMAHAのNS-460。レコードプレーヤーはメーカー、機種ともに確認できず。
 ちなみにロケ地は、学校の校舎外観が東京海洋大学の品川キャンパス、学校内部や外の中庭などは茨城県庁三の丸庁舎や弘道館公園。教会シーンは外観はカトリック館林教会、聖堂はカトリック前橋教会。飯豊の家は松本記念音楽迎賓館と思われる。
 ちなみにエンドロールの撮影協力をみると「カトリック前橋協会」「カトリック館林協会」とクレジットされている。ネットで調べても教会はあるけど「協会」は一件もヒットしない。まさか、漢字を間違えたとか?。バカすぎる。だれも確認しないの?。邦画、デタラメすぎ。そりゃ、駄作を量産すわなあ。

たらい回しと生き残り戦略、映画『メイジーの瞳』

 スコット・マクギ、デヴィッド・シーゲル監督映画『メイジーの瞳(原題・What Maisie Knew)』(2014年公開)を観た。視点は面白いけど、設定と配役に難あり。見てもいいし見なくてもいい。
 ジュリアン・ムーア、ロック歌手でメイジー(オナタ・アプリール)の母親役。歌唱シーンはビデオを見ているという体で映るだけ。後、鼻歌。ファッションもやらされている感、満載。自己中の母親役はうまいけど、ロック歌手の設定がいまいち。ツアーに出たり人の出入りが激しいだけなら、他の職業で代替えは可能。ここ結構、致命的。
 後、オナタのキャラクターがいい子すぎる。ラスト近くで、やっと少し意思を見せるだけ。それとて家族関係を壊すようなものではない。この状況で、いくら何でもいい子すぎる。深読みすれば、困難な状況を生き残る戦略とも取れる。けど、だったら性格の二重性を描かないと。後、病気のためにいい子なのかとも予想したけど、熱が出るだけで特にラストまで病気の描写はない。桟橋で倒れて死ぬかと思ったけど、そういうラストでもない。こども、描き方が、表面的。
 ただし、いいところもある。オナタの視点で最後まで描かれるので、描写がぶれない。なので周りの人物がオナタにどう接するかで、登場人物の性格が正確に描写されている。
 loveとか口では言っている割に、たらい回しという幼児虐待が描かれている点がよい。厚顔無恥で自己中な外人の本当に気持ち悪い考え方や行動が出ていてよい。後、食べ物の扱いが、雑で汚い。オナタが割り箸を使うシーンがある。アメリカで普通に割り箸があるのか?。中華のファストフードのあまり?。
 なんで海沿いの家の場所をジュリアが知っているの?。リンカーンことアレクサンダー・スカルスガルドが教えたのか?。カネ目当て?。さっさとジュリアンと手を切れよ。マーゴことジュリアンナ・バンダーハムは不倫だし、いい人設定の二人もスネに傷あり。
 ジュリアンの家にあるスピーカーはB&W(Bowers & Wilkins)のCM9。
 ロケ地はアメリカのニューヨーク州ニューヨーク。
 今日の英単語。
 「Do you want to be tic tac toe?」三目並べしない?。tic tac toeは日本でいう丸バツの三目並べのことらしい。調べるとXs and Os gameやOs and Xsなどの表記も見られる。
 「$3.00 INITIAL FARE」初乗り料金3ドル。NYC TAXIのドアに書いてある。initialは名詞だとイニシャルだけど、形容詞だと「最初の」の意。
 「That's academic.」現実離れしている。「drawbridge」跳ね橋、(城の堀の上にかかる)釣り上げ橋。「sad and true」とても質素、と訳されていた。直訳すると、悲しいけどホント。「Monopoly」モノポリー。「It's kind of funny, huh?」笑えるでしょう?。

結局、置かれてた銃弾は何?、映画『サボタージュ』

 デヴィッド・エアー監督映画『サボタージュ(原題・SABOTAGE)』(2014年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭の突入シーンは迫力あり。短いショットを畳み掛けて緊張感あり。全体的にグロいシーン多め。出血、人体損壊多め。
 列車とキャンピングカーの衝突と轢死体の映像が出てくる。轢死が詳しく語られている映画は『不毛地帯』(2015/11/25掲載)がある。
 アトランタ市警と麻薬捜査局が出てくる。アメリカの警察は複雑で縄張り争いがひどい。『バリー・シール アメリカをはめた男』(2018/7/30)の中で捜査管轄をめぐるギャグシーンが出てくる。
 正直、アーノルド・シュワルツェネッガーたち麻薬取締局特殊班の行動が不自然すぎて、途中で飽きる。
 まず、自分たちが捜査中にくすねようとしたお金がなくなったのに、誰が盗んだのかを捜索しない。自分たちだけしか知らないよねえ。うーん、馬鹿すぎる。なんのためにそんな悪い集団なのか?。慈悲の心?。悪人風の描き方が、全然生きていない。
 あと、命を狙われているのに対策をほとんどしない。しているやつもいるけど、組織として対抗するとか、調べるとかをしない。割と諦めムード。なんでこんな集団が悪党なのか?。ただのボンクラたちに見える。登場人物も多すぎ。活躍しないで殺されるだけのメンバーあり。
 結局仲間が犯人なんだけど、なんで仲間を殺すのかがよくわからない。麻薬中毒だから?。だったらアーノルドも最初から疑えよ。ここも登場人物がボンクラすぎる。
 後、アトランタ市警のキャロライン刑事。利用されているとわかった後もなあなあでアーノルドと行動をともにする。対決するキャラ、捜査する側のキャラが生かされていない。
 銃の先端から撃っている人の映像を撮るとか、過去と現在の映像を交互に見せながら最終的に結果を見せるとか、一応、映像的に頑張っているけど、うーん、なんか微妙。
 晴れているのに、緊張感を高めるためなのか雷のSEが入る。デタラメすぎ。捜索対象の建物からアーノルドの一団が武装して出てくるのに、警察、取り調べも静止もしない。緊張感なさすぎて白ける。
 犯人がわかっても大した根拠なし。アーノルドの金がいる理由がかたきを討つためだけで、仲間の殺しと全然関係がない。ものすごーくつまらない話。あのさあ、下水道のロープが切れていたところにおいてある銃弾、結局なんだったの?。映画を最後まで見てもわからないんですけど?。
 メキシコ警察と思われる一室。テーブルや椅子の後ろに無線機があるんだけど、メーカー、機種ともにわからず。ハンディートランシーバーはICOMのような気がするけど。
 ロケ地はアメリカのジョージア州アトランタ、カリフォルニア州ロスアンゼルス、など、と思われる。
 今日の英単語。
 「breacher」破壊屋。「dick」ちんこ。「perfectionist」完璧主義者。「undercober」覆面捜査官。これは洋画によく出てくる単語。「linkage」つながり。「booby trap」わな、仕掛け爆弾。
 「DRUG ENFORCEMENT ADMINISTRATION」麻薬取締局。略してDEA。「SPECIAL OPERATIONS TEAM」特殊班、と訳されていた。アーノルドたちの所属。
 「Lenco BearCat」アーノルドたちが突入するときに使う装甲車。
 「creds」身分証、と訳されていた。調べても出てこない。お手上げ。もしかしてcardsと言っているのかなあ。
 「clear」(確認)済。家や部屋に突入して、ドアの後ろ、クローゼット、ベッドの下、など犯人や敵がいないことを確認したとき、仲間に伝えるために使う言葉。警察や軍隊が出てくる洋画では頻出する単語。
 「boo yah」やったー、などの意味の間投詞と思われる。検視官とキャロラインが使っている。
 「midtown」繁華街、と訳されていた。山の手(uptown)と下町(downtown)の中間地域を指すんだって。知らんかった。

穴の多い私刑もの、映画『狼の死刑宣告』

 ジェームズ・ワン監督映画『狼の死刑宣告(原題・Death Sentence)』(2009年公開)を観た。いいところと悪いところが混交。見てもいいし見なくてもいい。
 家族の関係性が描かれる。だけど復讐の動機としては薄め。ギャング集団のボスのキャラ説明も一応触れられている。こちらも家族関係が語られるけどセリフのみ。復讐の応酬という点では弱い。
 寂れたガソリンスタンドを襲う意味がわからない。何しに来た?。後に度胸だめしということが説明される。
 場面転換すると、病院にケヴィン・ベーコンと長男がいる。どうやって来たんだあ?。自力?で運び込んだようだけど、救急車のほうが速いのでは?。
 女の声の曲がかかる。その後も、歌や曲が頻繁にかかる。どうも泣かせのための演出みたい。うるさすぎ。本当に音楽関係邪魔。
 長男を殺したジョーを待ち伏せするシーン。犯人側の照明とケヴィン側の照明の差がありすぎて、別の場所を並べているように見える。ここ、下手くそ。
 細い路地を抜けると駐車場に出る。『スパイ・レジェンド』(2018/10/8掲載)でも同じ展開があったような。
 駐車場でのおいかけっこは面白い。間違って鳴らした自動車の警報を、更にどんどん鳴らしていくショットの長回しは面白い。この監督、撮影のうまいところと下手くそなところのムラが大きい。
 ケヴィンのアクション、強いのか弱いのかすごくわかりづらい。準備段階ではおどおどしているのに、格闘シーンや銃撃戦になると、ギャングに対抗できるほどの体力と技を繰り出す。うーん、キャラ設定がよくわからない。
 赤い車に逃げ込む理由もわからないし、フロントガラスを足で蹴破るのも、いくら何でもそんなことできるのか?。足で蹴破れるのなら市販の脱出用のハンマーはいらないのでは?。
 ギャングに家族が狙われているのに、玄関のドアがすぐに開く。なんで?。警戒させるためにケヴィンが妻に電話したよねえ。設定が中途半端。
 ショットガンの弾痕がジグソーで切ったように丸く穴が開く。ちょっと笑える。銃描写が頻繁に出てくるのに、ここだけ手抜きっぽい。
 あと、ケヴィンとケヴィンの家族をギャングのボスのビリーが一発ずつしか撃たない。ここで死んだら困るので、後半も生かすためなのがまるわかり。ビリーの凶悪性もそいでいるし、ここは白ける。
 黒人女性のウォレス刑事。あまり役に立たないし、警察も関与してますよというシンボルなだけ。これまた映画にありがちだけど、事件が起こっているのに全然警察が来ません。病院から逃げたのに自宅に普通に帰るケヴィン。全然警戒していない警察。緊張感がなさすぎる。
 ケヴィンの家のHD TV(液晶テレビ?)はCOULD LIとロゴが入っている。調べても全くヒットしない。ビリーの乗る車はFORDのMUSTANG 1969と思われる。
 ロケ地はアメリカのサウスカロライナ州と思われる。
 今日の英単語。
 「OUT OF ORDER」使用中止。「working surveillance camera」監視カメラ。「Aspirin」アスピリン。
 「I'm going to take a shower.」シャワーを浴びに行く。ここのセリフ、アイムのアイが抜けてムだけが聞こえる。
 「STARFISH CAPITAL PARTNERS, INC.」ケヴィンの働いている会社。ビルは「1801 MAIN」。
 「You need to sign in.」あなたは著名して入る必要がある。
 「He going to wake up?」意識は戻りますか?。「Can't say right now.」わかりません。ここでもIが聞き取りづらい。
 「BRENDAN'S STUFF」ブレンダンの遺品、と訳されていた。段ボール箱に書かれている。意訳もいいのかわるいのか。『ロボコップ』(2018/11/9掲載)では「EVIDENCE」証拠、と書かれた段ボール箱に遺品を入れていた。遺品を辞書で調べるとrelicと出てくる。洋画に出てきたことがない。あまり日常で使われる単語ではないのかな?。

子供の銃の扱いが怖い、映画『コップ・カー』

 ジョン・ワッツ監督映画『コップ・カー(原題・COP CAR)』(2016年公開)を観た。結果、巻き込まれ型。少年二人の成長物語部分が薄い。見てもいいし見なくてもいい。
 牧草地と思われる広々とした土地。少年二人が歩いている。ロケ地(アメリカのコロラド州か?)、雰囲気あり。こういうところが洋画の恵まれているところ。人的閉鎖空間がすぐ作れる。
 少年二人、パトカー(THE QUINLAN COUNTY SHERIFF)を見つけて、石を投げる、タッチする、一連のシーンが『2001年宇宙の旅』(2018/1/11掲載)の猿の行動にそっくり。
 悪徳保安官を演じるのがケヴィン・ベーコン、渋くてズルそうな役、あっている。ケヴィンの乗る車はFORDのF150 CUSTOM(七代目)。この車、本当に洋画によく出てくる。田舎描写の定番。
 少年二人(10歳)の外見や演技ともに悪くない。けど、パトカーのエンジンがかかると逃げ出すとか、無線を聞いた後に二人が口論になるとか、脚本が雑なのか外人が馬鹿なのか、わかりづらいところがある。
 パトカーに積まれている無線機はMOTOROLA ASTRO T99DXと思われる。無線交信のシーンは多め。警察が通信チャンネルを変更する手順が出てくる。
 低予算少人数映画はアイディアと演技が勝負。演技は普通に違和感なく見れる。子役の撮り方も悪くない。ロケ地もアメリカの片田舎っぽくて日本人から見れば異空間だし、悪徳警官もアメリカならいそうと思わせる感じはある。
 けどねえ、子供がいたずらでパトカーを奪って、犯罪に巻き込まれてしまうだけ。子供二人が自分の力で解決や打開するシーンがない。窓ガラスを銃で撃てるようになったこと、パトカーのスピードを80マイル(約128km/h)出せるようになったことくらい(ハリソンは30マイルでしか運転できなかった前フリがある)。これが成長の描写だとすると弱すぎる。
 この映画のスリラー?シーンは実は子供二人の銃の取扱。銃の撃ち方を知らない二人は銃を持ちながらあちこちいじるのだけど、いつ暴発するのかと見ているこちらがハラハラする。アメリカでは本当にこういう場面があるんだろうなあ、と画面を見ながら変な汗が出てくる。
 今日の英単語。
 「wiener」ちんこ、「boobs」おっぱい、「pussy」おまんこ、「damn」ダサい、「god damn」超ダサい、「ass」ケツ、「ass hole」ケツの穴、「ass face」ケツ顔、と少年特有の汚い言葉遊びが出てくる。二人の会話は簡単で聞き取りやすいので英語のヒアリングにうってつけかも。
 「no way」まさか、ありえない、嘘だろう。何度も出てくる。
 「It doesn't matter.」かまわないよ。「mario kart」マリオカート。「This is our cop car now.」俺達の車だ、と訳されていた。
 「quicklime」生石灰。ケヴィンが死体を穴に落とした後ふりかける白い粉の入った袋に書かれている。
 「patrol car」パトカー。「titanium」チタン。「so awesome」超すげー。この単語は洋画に頻出する。「Makes sense.」なるほど。「ROAD CLOSED」通行止め。「windmill」風車。
 「gun fog」ガンマニア、と訳されていた。けど、gun fogという単語が調べても出てこない。fogにマニアの意味はないし、音声を聞き直しても、scriptで調べてもfogであることは間違いない。この単語は、お手上げ。
 「sucks」最低。「fucking sucks」超最悪。「guinea pig」モルモット。
 「This is dispatch.」無線担当、と訳されていた。調べるとdispatchには速達便とか急送とかの意味しかなかった。無線担当は意訳すぎるような気がする。と思いながら更に調べると、なんとMOTOROLA SOLUTIONSのサイトにディスパッチ(基地・指令局)とあった。つまり、パトカーの無線はモトローラだから、モトローラの無線サービスを利用しているなら「こちら指令局(Dispatch)です」と言っていても間違いではないわけだ。うーん、映画を見ると勉強になるなあ。
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グブリー川平(かびら)
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