2018年08月観たおすすめ映画(邦画・洋画)

2018年08月観たおすすめ映画(邦画・洋画)
 2018年08月観た映画は、邦画22、洋画20、計42本。

『おくりびと』監督滝田洋二郎、2008年公開、2018/8/18掲載。
 こういう仕事に光を当てた功績は大きい。人体や死体を扱う仕事が差別されることもちゃんと描かれている。納棺のときの所作の美しさ(若干作り過ぎだけどいいでしょう)、山形の自然も美しい。滝田がこんなに腕あるなんて知らんかった。

【次点】

『ジュラシック・パーク』監督スティーヴン・スピルバーグ、1993年公開、2018/8/2掲載。
 今更なんだけど、はらはらドキドキの見せ方、やはりうまい。ただ、細かく見るとかなり大雑把。それでもちゃんとヒット作に仕立て上げるのだからほんと職人技。

『ラ・ラ・ランド』監督デミアン・チゼル、2017年公開、2018/8/4掲載。
 撮影すごい。悲恋のラストもいい。何度も書くけど、ミュージカル(風)はつかれる。映画という嘘を受け入れた上に、歌とダンスという嘘まで上塗りされると引き受けきれない。

『レオン 完全版』監督リュック・ベンソン、1995年公開、2018/8/26掲載。
 言わずと知れた名作だけど、完全版はだらだら長い。弟の射殺シーンもカットされているみたい。改悪。

【次点の次点】

『ライズ・オブ・レジェンド〜炎虎乱舞〜』監督ロイ・チョウ、2014年製作、香港・中国合作映画、2018/8/10掲載。
 全く期待せずに見たら、そこそこ面白い。特にカンフー?アクションの見せ方はこれでもかこれでもかの大サービス。邦画、香港中国にも完全に負けてますねえ。

『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク』監督スティーヴン・スピルバーグ、1997年公開、2018/8/13掲載。
 島の部分に限定すると大がかかりでさらに面白くなっているけど、話が都会になると辻褄の合わない部分が出てきて白ける。港に衝突した船の船員は誰が殺したの?。

『14の夜』監督足立紳、2016年公開、2018/8/13掲載。
 1980年代中学生の青(性?)春記として面白い。ただ、主人公の友達がもう少し活躍すると思ったけど。ここは肩透かしだった。

『高校教師』監督吉田健、1993年公開、2018/8/17掲載。
 タイトルは知っていたけど未見だった作品。意外な展開で面白い。女子高生の扱いが雑なのも最高。唐沢寿明、遠山景織子(きょおこ)、荻野目慶子らが熱演。けど、撮り方がテレビドラマの延長のようで白ける部分もある。三池崇史あたりがリメイクしてくれないかなあ。

『ヒトラー〜最期の12日間〜』監督オリヴァー・ヒルシュビーゲル、2005年公開、2018/8/30掲載。
 閉鎖空間でヒトラーとその取り巻き(親衛隊など)に焦点を当てているところが新鮮。ヒトラー役ブルーノ・ガンツ熱演。ブルーノだけでも見る価値あり。

『デイ・オブ・ザ・デッド』監督スティーヴ・マイナー、2008年公開、2018/8/31掲載。
 ゾンビものにしては破綻少なめ。期待しないでビールのお供にどうぞ。

【駄作】『ハード・ターゲット2』『トリック劇場版2』『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』『トリック(TRICK)劇場版 ラストステージ』『私はヒーローそれともヴィラン?よみがえれ勝連城!』『余命1ヶ月の花嫁』『コドモ警察』『21グラム』『恋人はスナイパー劇場版』

青い瞳、映画『デイ・オブ・ザ・デッド』

 スティーヴ・マイナー監督映画『デイ・オブ・ザ・デッド(原題・DAY OF THE DEAD)』(2008年公開)を観た。意外な拾い物。最後まで見れる。
 女兵士のサラ役ミーナ・スヴァーリ、小柄、瞳がものすごく青い。姉役、上官役として、キャラ設定しっかりしている。銃アクションはあるけど、格闘シーンはあまりない。見せ場を作ってほしかった。
 アメリカのコロラド州レッドビル、KXWTという74.9(MHz?)FM放送局。洋画にこういう小規模ラジオ局がよく出てくる。例『恋のためらい フランキー&ジョニー』(2018/6/30掲載)に出てきた放送局はWMYL。
 米軍車両ハンヴィー大活躍。WikipediaをみるとHigh Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle=高機動多用途装輪車両(Humvee)ということらしい。ローガンの乗る車はMERCEDES BENZ(メルセデス・ベンツ)のG500と思われる。ラスト、ミーナたちが使う。
 ゾンビ、病院の天井に逆さまに張り付いて移動している。うーん、若干やりすぎ。よたよた歩いているやつもいるし、ゾンビのキャラ設定、もう少し統一してほしい。
 出た、ダクト。何かあると展開はダクトに逃げ込む、ダクトから脱出。例『ダイ・ハード』、『エイリアン2』とか、もういっぱい。ただねえ、ダクトの中がすごくきれいなんだよねえ。汚いダクトを映画の中で見たことがない。現実はきれいなわけないけどねえ。
 ゾンビ映画だけに定番のグロシーン、人体損壊シーン多め。ゾンビが窓ガラスを破って飛び出してくるシーンは忍者ぽくて新鮮。
 バドがゾンビになっても襲わないのは菜食主義者だからとか、ミーナへの恋愛感情が残っているから、とか、設定、割とちゃんとしている。
 放送局の卓の上にAKGのヘッドフォンK-55が置いてある。地下研究施設のPCモニターはNECのAccuSync LCD。
 登場人物各人にそれぞれ役割が割り振られている。ゾンビもそこそこ気持ち悪いし、姉弟の対立、黒人と白人の対立など、破綻なくエピソードが散りばめられている。ビール片手に気軽に見るならおすすめ。
 今日の英単語。
 「You just join?」新兵さんね。ミーナがバド役スターク・サンズに尋ねる。joinは参加する、の意。
 「Anybody here?」誰かいる?。
 「I swear.」絶対に、と訳されてい。けど、直訳は誓うよ。放送局に向かう前に、マイケル・ウェルチがアナリン・カッコードに言う言葉。
 「Just in case.」念の為。地下施設、サラザール役のニック・キャノンが扉を開けた瞬間に銃弾を発射したことに対する言い訳。
 「BUY SELL TRADE」売り買い可、という意味かな。GUN SHOPの看板に書いてある。
 「Do me a favor.」頼みがある。ゾンビに噛まれたスタークが銃砲店に行くミーナに言う。ミーナの答えは「Yeah, anything.」いいわよ。
 「back road」裏道。「Hold on.」つかまって。
 「Why isn't your gun loaded?」なぜ装弾してないの?。ミーナは日常的に銃に弾を込めないのでスタークに訊かれる。答えは「It's complicated.」長い話よ、と訳されていた。この言葉、もう一度出てくる。複雑、込み入った、という方が正確と思われる。映画の中で結局、ミーナが装弾しない理由は語られない。
 「What the hell?」驚いたな。地下施設を見たニックが言う言葉。
 「classified information」国家機密。「SUMMARY REPORT」概要報告。ローガンがシュレッダーに入れようとした書類に書いてある。
 「mutate」突然変異する。
 「I thought scientists were supposed to be smart.」科学者はアホだ。ニックの言葉。地下施設が過去にNike siteだったことを説明する。
 「LAUNCH SILO」地下施設の扉に書いてある。launchは発射、siloはミサイル地下格納庫のこと。「RESTRICTED AREA」立ち入り禁止区域。同じく扉に書かれている。洋画でよく見る単語。
 「Holy shit.」すごい。missile propulsion tanks(ミサイルの燃料タンク)を見つけたミーナが言う言葉。

精神病?、映画『ヒトラー 〜最期の12日間〜』

 オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督映画『ヒトラー 〜最期の12日間〜(原題・DER UNTERGANG)』(2005年公開、ドイツ・イタリア・オーストリア合作)を観た。ヒトラー役を熱演。最後まで見れる。
 この映画の語り手であるヒトラーの秘書役アレクサンドラ・マリア・ララ。きれいな人。微妙な立ち位置の役柄をこなしている。息を殺すような無言シーン多め。表情だけで画面持つ感じ。
 しかし、それを上回るのがヒトラー役ブルーノ・ガンツ。ちょっと猫背、時々前髪をかきあげる。左手が微妙に震えている。穏やかな日常から激昂したときの表情がめちゃくちゃうまい。ブルーノだけでもみる価値あり。
 あと、俳優陣、みんな顔に一癖あるけど、すごいのがウルリッヒ・マテス。特殊メイクかと思うけど、顔、怖すぎ。
 ドイツ軍は本当に軍服がかっこいい。世界中で時々話題になるけど、この服を真似るのはナチスへのあこがれよりもデザインだよねえ。なんでこんな服を考えついたのか?。独裁体制も時々すごいことやらかす。
 あと敬礼の右手上げる姿勢。同時に軍靴のかかとを合わせるときに床を叩くような音がする。このSEが素晴らしい。邦画だと「天皇陛下の〜」と言った(聞こえた)瞬間に背筋を伸ばす感じ。だけど邦画には音がない。ここで差が出る。軍靴のSEは画面を引き締めている。
 殆ど地下シーン。狭い部屋、長いタイル張りの廊下などが特徴的。野外への出入りは二箇所あると思われる。塔屋のようなドアのみの建物。あと、通りの真ん中にハッチがあり、地下に降りて行ける。だけどねえ、これ通りに車でも停まっていると一発で出入りできなくなるよねえ。カムフラージュのためなのかなあ。若干疑問が残る。
 野外での銃撃戦は少ないけど、爆発シーンは火薬多めな感じ。合成なのかわからないけど、破片が盛大に飛び散る。結構迫力あり。
 敵に取り囲まれ陥落寸前なのに、新しい役職を与えたり、勲章を与えたりしている。ヒトラーと親衛隊幹部との作戦会議が机上の空論すぎ。さらに妄想も加わり、敵と戦っているのかすらわからないほど。もしかしてヒトラー、自分と戦っているのか?。それ精神病なのでは?。いやはやそこまで考えさせるこの作品。うまくできているし演技もうまい。
 現状分析ができないのは旧日本軍と一緒。現場とデスクの乖離というのはどこでも頻繁に起こることだけど、戦争でこんなことされると現場は目も当てられない。平時も有事でも戦争でも、バカ上司は勘弁してほしい。
 眠らされた子どもたちが毒殺される場面。死ぬのが早すぎるような気がするけど。画としても微妙。
 女がタバコを吸うシーンが多い。何か意味があるのか?。特徴的というか印象的に描かれている。
 ヒトラーの執務室?、椅子の斜め後ろに置かれている真空管ラジオはSABA 310W 1930と思われる。
 史実との違いで議論があるらしいけど、ヒトラーという人物の描き方はみる価値あり。『俺は、君のためにこそ死ににいく』(2018/8/29掲載)と見比べると、レベルの差が歴然。お涙頂戴ものとして描けば、手抜きしても許されると思いこんでいる邦画は、ぬるま湯で甘えすぎ。

近接信管、映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』

 新城卓監督映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』(2007年公開)を観た。安直に作られたお涙頂戴もの。見てもいいし見なくてもいい。
 字幕で「雄々しく美しかった、かつての日本人」by石原慎太郎、だって。戦争に勝ってから言え、バカ。
 とにかく演技が騒々しいオーバーアクション。この時点ですでに飽きる。
 伊武雅刀のセリフ「志願という名目の命令」。日本的意味不明言語。旧日本軍の態度が凝縮していて、石原(脚本担当)、こういうところだけ冴えている。
 太刀洗陸軍航空廠知覧分廠の中の宿舎。また中で騒ぐ。舞台劇のようにあちこちで騒いでいる。映画でそういうのいいから。あと、何かあると歌う。場が持たないと歌う。演出の引き出しが少ないのがまるわかり。ワンパターン。
 隼戦闘機、一機の場合は着陸シーンがあるけど、多数になると離着陸の映像がない。多分、原寸大模型が二機ぐらいのためかな。この時点でハリウッド映画に負けていると思うけど。精神論の邦画には関係ないか。
 徳重聡、自分のことを「朝鮮人」と何度も言う。周りの人が言うことがない。脚本、ものすごく卑怯。差別はなくて、自ら卑下しただけのような描き方。一時が万事、こんな現状認識だから戦争に負けるんだろう、バカなのか。
 戦闘になると歴史フィルム。ちゃんと戦闘シーンを撮れ。空襲シーン、空爆するB-24?が戦闘機(グラマン社のヘルキャット?)と同じ高度から爆弾を落とす。バカすぎる。自分も爆弾に巻き込まれるじゃん。戦争の描写デタラメすぎ。そもそも知覧空襲はB-29なのでは?。B-24も来たのか?。
 思い出の回想シーンがものすごーく安直。本当に映像がチープ。ハーモニカを吹くシーン、音とハーモニカ演奏の動きが合ってない。本当に作りが適当。森の中、スモーク炊いているのがバレバレ。
 急に徳重と中越典子が抱き合う。あれ?、二人恋人関係だったの?。二人の関係が全然描かれていないので、中越が性的奉仕隊(慰安婦ですか?)に見えるんだけど。映画的な表現が下手くそ。
 靖国という単語が頻出する。靖国教はいいから、映画をちゃんと作れ。
 米空母への特攻シーン。ここ急に盛り上がる。お涙頂戴はいいからこういう映画を作れ。ただ、知覧から出撃したのは徳重の隊の九機。それに後からパイロットがぞろぞろついていったので、三倍と見積もっても30機程度。それなのに海上での戦闘は大海戦なみの展開。まあ、映画だからしょうがないけど、バカすぎ。こんなんだから戦争に負けるんだろう。310万人死んでも(戦没者数)、まだわからんかなあ。
 ここで面白いのが、隼の特攻シーンを描いているはずなのに、画面から受ける印象は米海軍の近接信管がすげー、ということ。目標に当てる必要がない。飛行機の近くに撃てば勝手に爆発してダメージを与える。物量と技術。精神論はこの二つの前に敗北したことが如実に画面から見て取れる。
 「終戦」だって。敗戦と書け、敗戦と。ちなみに玉音放送を聴く、岸惠子の経営する富屋食堂にある真空管ラジオはナショナル国民受信機1号(新K-1型)と思われる。
 徳重の渡る吊橋、終戦直後なのにすごいきれい。本当に適当だねえ。
 ホタルが出てくる。新しい格言ができた。「ホタルの出てくる邦画は駄作」。いかに駄作が多いかは『昼顔』(2018/7/29)に書いたので興味があるならどうぞ。
 今日の日単語。
 「奉仕隊」勤労奉仕隊のことと思われる。今だと強制ボランティアとでも言うのかな。相容れない単語を二つ並べて疑問を感じないようだと、戦争負けるわなあ。
 「嘉手納湾」遠藤憲一が訓示で使う単語。現在の沖縄ではほぼ使わない。戦時中に軍事的第三者視点で使われた単語と思われる。
 「多端」事件や問題が多いこと。勝野洋のセリフに「戦況はますます多端になっておる」とある。
 エンドロールにPHILIPPINE FILM CREWや海洋博公園の文字が見える。ロケ地か?。
 特攻も安くなったなあ、と思う。左翼もバカだけど右翼もバカが多い。現状分析の努力を怠り信念とか信仰とか楽な方向へ逃げる、のは今も昔も同じ。この映画は老害の作った「昔は良かった」というありがちなお話なだけ。この程度のレベルで戦争映画を作るという時点でハリウッド映画にも負けているし、邦画の『加藤隼戦闘隊』(2015/4/27掲載)にも追いつけていない。こんなことすら冷静に分析できないで、過去を賛美してどうするつもりなんだろう。まあ、だからこその老害なんだけど。

名前変わっているじゃん、映画『きみに読む物語』

 ニック・カサヴェテス監督映画『きみに読む物語(THE NOTEBOOK)』(2005年公開)を観た。物語上のごまかしあり。見てもいいし見なくてもいい。
 老人ホーム?と思われる場所。デューク(ジェームズ・ガーナー)と呼ばれる老人が老女ハミルトン(ジーナ・ローランズ)に物語を読み聞かせ。で、場面は1940年のシーブルック(ロケ地はアメリカのサウスカロライナ州か?)のノア(ライアン・ゴズリング)とアリー(レイチェル・マクアダムス)の話になる。
 現代の老人ホームの二人と、過去の1940年が頻繁に交互に描かれる。なので途中から、あ、この老人二人がノアとアリーだなと気づくようになっている。
 まあ、こういう謎みたいなものが徐々に解き明かされていく手法はいいよ。けどさあ、男の老人をさあ、デュークって呼んでいたよねえ。ノアなのに。どういうこと?。なんで名前が違うんですか?。映画の中で説明がないんですけど。うーん、ここの騙しが幼稚で白ける。
 例えばさあ、本名を名乗れない理由とか、実は隠遁生活をしているとか、もうひとひねり入れないと不自然すぎるよねえ。
 あと、家族が老人ホームを訪れる場面。挨拶するときに一人ひとり名乗るんだけど、男の子(デュークの孫)だけ名を名乗らない。ここも不自然過ぎ。実は、孫にノアという名をつけているからでした。そんな設定いる?。普通に別の名前にして、名乗ればいいだけの話。脚本、技巧に溺れて無理している感じ。
 レイチェル、はつらつとした感じが印象的。なんだけど顔がマット・デイモンに似ている。表情とかも似ている。
 ソフトクリーム?捨てる。本当に洋画は食べ物を大切にしない描写が多い。あと、口論、喧嘩。画面の中だけ盛り上がっているので飽きる。部屋の中にローソクいっぱいっていうのもありがち見飽きたもういい。
 キスシーンばっかり。やっと目合(まぐわい)シーンと思ったらおっぱいポロリなし。さあこれからと言うのにおしゃべりばかり。うーん、つまらん。
 ダイアンの職場が製材所?、木材を運んでいる。トラックの横にはMcDONALD TRUCKING INCと書いてある。似た場面みたなあと思ったら『トラック野郎 熱風5000キロ』(2018/8/23掲載)でした。
 ダイアンとフィン役ケヴィン・コナリーが働いているアトランタの建築現場。開戦のニュースを告げる真空管ラジオ、カバンのような取っ手付き。DETROLA 282 Portableと思われる。
 今日の英単語。
 「Do you mind?」ふざけるな、と訳されていた。二人乗りの観覧車にダイアンが強引に乗り込んできたときの、先にいた男の言葉。あと、子供たちを呼んでいいかとジェームズがジーナに許可をもらうときにもでてくる。『ユー・ガット・メール』(2018/8/3)、映画館の中で注意される場面でも使われていた。使える範囲が広くて、もう一つ感覚がつかめない言葉の一つ。多分、do you mindの後に続く言葉が省略されているからなんだろうなあ。
 「I'm not usually like this.」普通はこんなんじゃないんだ。通りでダイアンがレイチェルに言う言葉。なんかいろいろな言い訳に使えそう。
 「You're dumb.」バカねえ。レイチェルがダイアンに。「You're a terrible singer.」歌、下手ねえ。
 「reincarnation」生まれ変わり。「terrific」素晴らしい。「senile dementia」老人性認知症。「easy way」無難。
 「He is・・・trash.」彼は、クズよ。レイチェルの母親役ジョアン・アレンがダイアンのことを言う。ジョアン、画面にでてきただけで怖い。
 「Seabrook POP 2,704」標識に書いてある。POPはpopulationの略。『バリー・シール アメリカをはめた男』(2018/7/30)にも書いたけど、道路にそれも標識に人口書いてどうする?。人口なんて毎日変わるだろう。アメリカはわからん。
 「Every day, twice a day.」毎日、一日二回。医者にジェームズが薬の飲み方を答える。
 「P.S. Follw the arrows for a surprise.」矢印の先にいいものが。枕元のメモに書いてある。それにしても床の矢印のシール?、多すぎ。
 「INN」小ホテル、宿屋。レイチェルが泊まっているホテルの名前がSEABROOK INN。

工科大学ではなく工作大学、映画『きっと、うまくいく』

 ラージクマール・ヒラーニ監督映画『きっと、うまくいく(原題・3 idiots)』(2013年公開、インド映画)を観た。リアリティーライン低め。見てもいいし見なくてもいい。
 R・マドハヴァンによる独白で現在と十年前の学生時代が交互に描かれる。会話は英語とヒンディー語?のちゃんぽん。
 カースト制度があるためなのか、エリート意識がすごい。大学生の口調が外で働いている人に対してすごく厳しい。タクシー運転手、大学の職員、結婚式場のボーイなどに対してものすごくきつい命令口調で話す。
 ありがちなんだけど、大学生なのに老けて見える。邦画だけじゃない。世界共通なんだねえ、老けた俳優使うのは。
 ICE工大(IMPERIAL COLLEGE OF ENGINEERING)の校内(ロケ地はインドのバンガロールにあるインディアン・インスティテュート・オブ・マネージメント・バンガロール(IIMB))、ロート(漏斗)状の建築物がある。内部の階段や屋上が映るけど、なんのための建築物なのかわからず。これ何なんだろう?。ちなみにロート状の建築物が出てくる映画は『俺俺』(2016/3/14掲載)、『宇宙快速船』(2018/5/18)、『マシニスト』(2018/8/5)がある。
 大学寮の先輩によるかわいがりと思われるシーン。登場人物の関係性も前フリがないのでわからないし、お尻を見せるお祈りみたいなのもどういう意味があるのかわからない。アーミル・カーンと先輩?とのやり取りももっさりしている。見せ方、あまりうまくない。
 寮にボーイのように働く男(役名モーハン)がいたり、学長にもおつきの人がいて周りの世話をしている。これまたカースト制度の名残なのか?。花婿は車を要求している、だって。インドは花婿側が強気なんだあ。
 工科大学生の描写がドローン飛ばしたり、助産のためにバッテリー集めたり、掃除機を改造して吸引器を作るだけ。それ工科大学じゃなくても工作で済む話だよねえ。
 AM/FM/ラジオ付きポータブルブラウン管テレビ(VL/VH/UHF)、Memorex MT0500が出てくる。ドローンの映像を映しているときに持ち歩いている。調べてみたら電池でも動くみたい。ここの描写はちゃんとしている。
 でた、急にみんなでミュージカル風の歌や踊り。インド映画だからしょうがないけど、本当にこういうのいらない。物語がいちいち止まるので冗長で仕方がない。間が持たない。171分は長すぎる。
 原爆のたとえとして広島、長崎という言葉が出てくる。世界平和の意味で使われているわけではない。世界の認識はこんなもんかも。
 アーミル、アメリカの俳優のトビー・マグワイアに似ている。意識しているのかクモをデザインしたTシャツを着ている。
 ヒロイン役のKareena Kapoor、魔女みたいな顔で怖い。鼻ピアスもでかい。インドだと美人なのか?。
 赤いスクーター、Mahindra(メーカー名)のFlyteに乗るアーミルとR・MadhavanとSharman Joshi。三人乗りで公道をノーヘルで走っている。多分実写だと思うけど、このあたり、昭和の邦画のノリを感じる。
 ヴィールー学長の家にあるブラウン管テレビはTrinitron、TrueSurround、AV STEREO MULTI SYSTEMなどからSONY(ソニー)のKV-XF29M35ではないかと思われる。
 現在の時制。赤いVOLVOのXC90(前期型か?)でアーミルの行方を追う三人。ここからインド国内、シムラへのロードムービー風になる。インドの風景すごい。草木の少ない非常に険しい大地が映し出される。ここはみる価値あり。
 寮の休息室?にあるパソコンのブラウン管モニターはSamsungのSyncMaster 753S。
 病院の病室の描写。大部屋で他の患者がいる。ここ、ちゃんとしているのでびっくり。こういうところを手抜きしないのは真面目で好感。
 夜、寮の中。ベッドに蚊帳を吊って寝ている。昭和を思い出す風景で懐かしい。
 Kareenaの結婚式風景。Kareenaを探していた花婿が急にいなくなる。ここ映像として非常に可怪しい。ここはKareenaを引き止めて、ドタバタを起こすべきなのでは?。こういうところが雑。
 出産シーン。女の脚すら映さない。インドのレイティングシステムに関係しているのだろうか?。いくら何でも隠し過ぎで不自然。
 MANALIの荒涼として山がちな中に湖(ロケ地は印中国境にあるPangong tso(パンゴン湖)か?)。これまたすごい風景。そこでアーミルとKareenaがキス。カメラ、回る回る。二人の周りをカメラが回りながら撮ります。なんでキスシーンってカメラ回るんだろうねえ。酩酊感の表現なのか?。謎。
 日本語字幕・松岡環、日本語監修・いとうせいこう。
 今日の英単語。
 「interval」幕間、休憩時間。intervalのある映画を見たの久しぶり。
 「I quit」僕はおりる。首吊り自殺したジョイ・ロボの部屋の壁に書いてある言葉。quitでやめる、断念する、などの意味があるみたい。
 「FARHANITRATE / PRERAJULISATION」アーミルがFarhanとRajuの名前から作った造語。黒板に書いて学生と学長に意味を訊く。
 「venomous」毒々しい。アーミルのTシャツに書いてある言葉。

2800本目は、映画『レオン 完全版』

 リュック・ベンソン監督映画『レオン 完全版(原題・LEON)』(1995年公開、仏米合作)を観た。いい映画なんだけど、完全版は冗長、劇場版でいい。
 映画冒頭の暗殺シーン。フランク・センジャーをジャン・レノが襲うのだけどカメラはフランク側の視点のみ。これでジャンこと殺し屋の恐怖感、不気味さを倍増させている。うまい。ただ、考えてみるとなんで忍者のような神出鬼没なマネができるのかは不明。映画だから。
 閉めたシャッターに弾痕による穴が空き外の日差しが差し込む。ベタなんだけど、見せ方、うまい。
 フランクの部屋のドア脇にある監視カメラ映像をみるブラウン管モニターはPanasonic(パンソニック)のBT-S702Nと思われる。
 重要人物の登場シーンはすぐに顔を撮らない。ジャンは背中、ナタリー・ポートマンとゲイリー・オールドマンは足。
 ジャンの部屋のブラウン管テレビ、メーカー、機種ともにわからず。ナタリーの家のブラウン管テレビはZENITHなんだけど、機種わからず。
 椅子で寝るジャン、脇のテーブルに大型ラジオがある。短波も聴けそうなチューニング窓。デザインからメーカーはRIALISTICじゃないかと思うけど、これまたメーカー、機種ともにわからず。
 ゲイリー、最高。やっぱりヒール役がちゃんと悪人じゃないと映画は面白くならないということを証明している。ピルケースを振ってからカプセルを取り出し、口の中で噛み潰す。身震いしながら天を仰ぐ。この演出、キャラ設定、素晴らしい。あと、クラシック音楽好きとか、耳元で囁くように喋るとか。
 ゲイリーたちがナタリーの家族を惨殺。ナタリーが、その部屋の前を通り過ぎて廊下突き当りのジャンの部屋の呼び鈴を押すシーン。ドア側から呼び鈴を押す姿を撮る。なかなかジャンが出てこない。じりじりとしながらナタリー、呼び鈴を連打。ドアが開いたときの表現。ナタリーの正面ショットが明るくなる。表情も和らぐ。ドアが開いて光が差し込んだことと、希望の光を同時に表現している。いやはや、リュック、見せ方、手練。
 屋上でジャンがナタリーに狙撃用ライフルの使い方を教えるシーン。『恋人はスナイパー』(2018/8/23掲載)と見比べてほしい。まあ、見比べないでもわかるけど。雲泥の差とはこのこと。
 ナタリーのファッションも印象的。髪型はショートボブ(日本人がやるとおかっぱ)、首の黒いチョーカー、短パンもしくはタイトミニスカート、いやはやキメまくり。キャラを倍増させる衣装。この作品の中で登場人物の衣装が固定されていてぶれないのもポイント高い。見た目だけで、何者かがすぐわかる。細かいところまで行き届いてますなあ。Costume Designer(衣装デザイナー)はMAGALI GUIDASCI。
 レストラン、ジャンとナタリー。シャンパンを飲んで笑いが止まらないナタリー。1981−1994=13。キャラ爆発。みんないい演技してますなあ。
 1h23m39sごろ、この映画最大の欠点が。ジャンとトニー役ダニー・アイエロとの会話。「済んだか?」「ノーノー、豚のほうがマシだ」。会話がつながってないんですけど。完全版として編集し直してこの体たらくはどういうこと?。
 今、劇場版をみる手段がないので、確認のしようがないのだけど、ジャンとナタリーの映画登場人物あてクイズとか、二人の仕事のシーンとか、二人っきりの会話シーンとか、明らかに冗長。ナタリーの弟が殺されるシーンもなくなっているのでは?。これではナタリーの恨みが薄まって見えるじゃん。
 ジャンが持つ銃はCustom Compensator付きBeretta 92FS。compensatorはマズルブレーキのことと思われる。アップショットでBeretta 92FSの銃身が長くなっているのがわかる。
 敵役ゲイリーの銃はSmith & Wesson Model 629。44 Magnum弾を無分別に撃つ感じが、キャラにぴったり。
 ロケ地はアメリカのニューヨーク州ニューヨーク、ニュージャージー州ホーボーケン、ウエストニューヨーク、などと思われる。STINGの「SHAPE OF MY HEART」がしみじみ。
 今日の英単語。
 「Are you free tuesday?」火曜はひまか?。
 「She took my turn.」私の番をなのに。姉がチャンネル権を渡さずエアロビ番組を見ているので、ナタリーが言う言葉。It's my turn.で私の番。
 「Yes, this is she.」はい、私です。電話で「Is Mr. or Mrs. Lando home?」と訊かれたときのナタリーの答え。THE SPENCER SCHOOLからの電話なので、声音を変え自分の母親になりすます。
 「Get the chair.」座れ。Sit down.も同じ。
 「D.E.A.」Drug Enforcement Administrationの頭文字、アメリカ麻薬取締局。
 「PLEASE WAIT HERE FOR YOUR ESCORT」DEAビルのロビーにある立て札に書いてある。エスコートするからここで待て、という意味かな。つまり勝手にビルの中をうろつくなよ、が真意か。
 「forty six oh two」ゲイリーのオフィス4602号室の読み方。二桁ずつを読む。0はohと読む。
 「I won't be long.」すぐ戻る。DEAビルの前でジャンがタクシー運転手に言う言葉。
 「ME BOSS. YOU NOT.」DEAビル、入り口受付?のカウンターに置かれているマグカップに書いてある。ボスは俺だ、と訳されていた。
 「snore」いびき。
 「Alpha team. Man down, man down.」突入失敗、と訳されていた。実働部隊(SWAT?)がトランシーバーでゲイリーに状況を説明するときに使う言葉。man downは軍事用語で仲間が撃たれたことを言うらしい。
 「I think we'll be OK here, Leon.」ナタリーが観葉植物アグラオネマを土植するときの言葉。

ヒール役がいない、映画『スピーシーズ3 禁断の種』

 ブラッド・ターナー監督映画『スピーシーズ3 禁断の種(原題・SPECIES Ⅲ)』(2005年公開)を観た。サラのキャラが薄め。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭、ZENITHの7S529と思われるテーブルラジオ(真空管ラジオか?)の各部アップが出てくる。チューニング窓には短波まで表示されていて現代的ではあるけど、全体像は木目のいかにもアンティークラジオぜんとしている。その後、チェスの場面でも映る。
 ロバート・ネッパーの行動がわかりにくい。なぜ地球外生命体を恐れないのか?。なぜ研究しようと思った?。どうやって知った?。独白があるけど、かなり強引。
 サニー・メイブリーと初めて会うホームベース顎のロビン・ダン。ロバートから地球外生命体だと教えられているのに、怖がり方が薄い。殺された死体も見ているのに普通に話している。緊張感、なさすぎ。
 あちこちで殺人事件が起こるのに、全然警察が出てこない。捜査される様子もない。普通に外歩いたり行動している。これまた緊張感なし。
 ASHLAND GENERATING FACILITY(アシュランド発電所)内のトカマク装置の司令所。警報を繰り返す館内アナウンスがサラウンドする。
 大学寮?と思われる建物。金属製の門があるけど、みんな普通に出入りしている。なんのためのゲート?。
 発電所内での追跡。地球外生命体のジャンプがなにしているのかわかりづらい。アクションの見せ方、いまいち。なんだけど一応、ここ、ちょっと盛り上がる。
 この映画がいまいちなのは、やっぱりサラ(サニー・メイブリー)のキャラクター。凶悪でもなさそうだし、男漁りに出るけど、実質、目合(まぐわい)シーンは無し。最後までどっちつかずでなにをやりたいのかもわからない。Amelia Cookeがヒール役でいい味出しているけど、登場がおそすぎる。
 エンドロールにFILLMORE & WESTERN RAILWAYの名前あり。ちなみにこの鉄道、『恋人たちのパレード』(2018/7/20掲載)にも出てきた。
 それにしてもエンドロールが短い。配役のないエンドロールを初め見た。
 今日の英単語。
 「a gravel road」砂利道。舗装路面はtarmac。ラリーで頻繁に出てくる単語。
 「tokamak」トカマク型核融合装置。「instinct」本能。「specimen」標本。「DEPRESSURIZING」減圧。
 「Got any change?」小銭ある?、と訳されていた。get changeで釣りをもらう、という意味があるみたい。
 「Signature?」サインを、と訳されていた。Michael Warrenがナターシャ・ヘンストリッジの死体に関する書類にサインを求められるときの言葉。名詞の署名はsignature、名詞でsignと言うと看板とかの意味になるらしい。だからCan I have your sign?ではなく、Can I have your signature?が正解らしい。
 「Please DO NOT DISTURB」入室はご遠慮ください。
 「I'm a huge sci-fi geek.」私はSFオタクよ。sci-fiはscience fictionの略称。ただし、従来のSFとの差別化する名称と思われる。日本でこの表現を見たことないので、詳細はわからず。
 「She's close by.」彼女は近くにいる。
 「Wakey, wakey, sunshine.」ルームメイトのヘイスティングス役John Paul Pitocがロバートを起こすときの言葉。

宇宙生命体、目合ばっかり、映画『スピーシーズⅡ』

 ピーター・メダック監督映画『スピーシーズⅡ(原題・SPECIES Ⅱ)』(1998年公開)を観た。雑な部分多め。見てもいいし見なくてもいい。
 火星探査をする宇宙のシーン。CG粗め。無重量(無重力)シーンもなし。普通に宇宙船エクスカージョンの中を歩いている。やっつけ仕事感が強い。
 ナターシャ・ヘンストリッジとマージ・ヘルゲンバーガーが普通に話している。ナターシャ、地球外生命体のはずなのに。なんか、画が間抜けで期待はずれ。
 無駄におっぱいポロリ多数。目合(まぐわい)シーンも多め。ただし正常位か騎乗位のみ。宇宙生命体にしては体位は普通なんだあ。
 人間の女が妊娠させれた後の地球外生命体誕生シーンはエグくて良い。お腹が割れるショットは迫力あり。ただ、地球人の女(Myriam Cyr)に感染したときの設定が中途半端でわかりづらい。Myriamの解剖シーンもエグい。ピーター、生理的に不快な表現はうまそう。
 血液を平底フラスコに入れてある。うーん、顕微鏡で見るくらいなら試験管でいいと思うけど。まあ、その後、フラスコが転がって割れるためなのはわかるけどさあ。で、逃げた宇宙生命体はどうなった?。なんで騒ぎにならないの?。全体的に、こんな感じの映画です。
 ジャスティン・ラザードが最初に殺した姉妹の殺人事件はどうなった?。その後、全然触れないけど。その時点で、騒ぎになるべきでは?。
 マイケル・マドセンたちが宇宙生命体を追うと、必ず目合の邪魔をすることになるのが、笑える。
 コテージ風の建物、各建物の入口に女が立っている。アメリカにそんな売春の仕組みがあるのか?。それも昼間。
 ジャスティン、子供が生まれると小屋に連れて行く。子供、みんな子供服を着ている。ジャスティン、毎回準備しているのか?子供服?。宇宙生命体ってマメだねえ。
 ラボは男子禁制だったはずなのに、普通に男が出入りしている。ナターシャが発情したからもういいのか?。設定、結構雑。
 スーパーでの追跡。マイケルとミケルティ・ウィリアムソン、だらだらしすぎ。小屋に突入する三人、すでに小屋の中にいる。侵入するショットなし。撮り方、下手くそ。映画全体、緊張感なさすぎ。
 ミケルティが宇宙生命体に感染しなかった理由が鎌状血球体質。後出しジャンケンだけど、一応、前フリもあるし、考えられてはいる。
 変身したジャスティンとナターシャの対決。尺八風の攻撃があったり、女性器風のデザインがあったり、たいしてエロくはないけど見せてはいる。
 運ばれるナターシャの遺体。猫、大きめの子供。続編へのつなぎ映像なんだけど、下手くそでわかりづらい。
 『スピーシーズ 種の起源』(2018/5/16掲載)同様、面白い設定のB級テイスト満載のシリーズなのに雑な作りで台無しにしている。
 エンドロールの曲、静かできれい。ロケ地はアメリカのメリーランド州コロンビア、ボルチモア、FLITE THREE STUDIOSと思われる。
 今日の英単語。
 「MD」メリーランド州の略号。アメリカの各州には略号があるらしい。
 「Headed for rendezvous with Big Blue.」これから地球に向かう、と訳されていた。ジャスティンがヒューストンに連絡する言葉。headには〜進むという動詞の意味があるんだあ。知らんかった。Big BlueはIBMのことを指しているのか?。火星は遠いはずだけど無線の返りが早い。ま、映画だから。
 「sexual activity」性行為。
 「USE TISSUES!」オリンスキーの研究室の壁に張り出されている。ワイプを使え、という意味なのだろうか?。
 「Don't start waving the flag.」旗を振るな、と訳されていた。マイケルが軍人役のジョージ・ズンザに言う言葉。国の仕事だからと強制するな、という意味が含まれていると思われる。
 「Where is my fucking key?」俺の(車の)鍵はどこだ?。語気を強めるときは名詞の前にfuckin'を入れればいいんだねえ。
 「A million dollars, tax free.」百万ドル、手取りで。と訳されていた。
 「psychiatric institute」精神病院、psychiatric hospitalと同じ意味。
 「nope」知らねえ、と訳されていた。ジャスティンの居場所を訊かれたミケルティの言葉。noを強調。
 「Want a date, mister?」遊ばない?。売春婦と思われる女がジャスティンに声をかける。
 「chrysalis stage」蛹の期間のこと。準備段階、という意味もあるみたい。マージが地球外生命体の生態を説明するときに出てくる。
 「SPACE FLAKES」シリアル食品の箱に書いてある。ジャスティンの顔写真が印刷されている。
 「Go fuck yourself.」ふざけるな、と訳されていた。『アルゴ』(2018/4/19掲載)で「Argo fuck yourself.」が出てきましたねえ。本当に単なる語呂合わせであることがわかった。
 「sickle cell anemia」鎌状赤血球症。ミケルティの遺伝病(発症はしていない。ヘテロ接合型だから?)。
 「All right, one two three up!」けが人をストレッチャに乗せるときの掛け声。

双子の見分けがつかないの?、映画『真夜中の五分前』

 行定勲監督映画『真夜中の五分前(中国題・真夜前的五分钟、英題・Five Minutes to Tomorrow)』(2014年公開、日中合作)を観た。物語に決定的に不自然なところがある。見てもいいし見なくてもいい。
 中国の裏町(中国、上海の张园か?)と思われる通りに面した時計店(宜辰鐘錶店)。通りの感じ、時計店の内部の調度品など、古さや汚し、暗めの照明などで雰囲気はいい。高画質で明るいシーンはメリハリがある。
 三浦春馬が乗るバイク。タイヤの小さなママチャリにモーターをつけたような電動バイクが出てくる。メーカー、機種ともにわからず。中国では電動バイクが主流なのか?。
 三浦の通うプール。建物の出入り口にビニール製のカーテンがひかれている。冷凍庫などで見られるのれん式のスリットカーテンね。施設内部の暖気を外に逃さないためなのか?。
 時計店内部、三浦の作業机の上にある中華ラジオはKaideのKK-MP2015と思われる。かっこいいなすびといった風情の張孝全(CHANG HsiaoChuan)の部屋、オーディオセットがあるが引きの画なので詳細不明。ラックスマンかなあ。
 劉詩詩(LIU ShiShi)が一卵性双生児の姉と妹を一人二役。合成が全くわからない、気が付かない。いやはや、今の映像技術はすごい。なんでもできる感じ。ちなみに双子設定で一人二役の映画は『双生児 GEMINI』(2015/10/10掲載)、市川崑監督『古都』(2015/11/15)、『Make the Last Wish』(2016/4/15)、中村登監督『古都』(2016/12/18)、『吸血髑髏船』(2017/1/10)、『Rambling Hearts』(2017/2/10)など。
 張が劉を映画館の前で助けるあたりから雲行きが怪しくなる。張、姉と妹の見分けがつかないのか?。設定、バカすぎる。その後も見分けがつかないことで悩むんだけど、設定おかしくない?。張は中国人で妹と結婚までするんだよ。なのに区別がつかないんですか?。
 これがさあ三浦ならわかるよねえ。会ったばかり、中国語がたどたどしい、恋は盲目な状態でもあるわけだし。どう考えても脚本上、三浦が双子の間で翻弄される進行が物語として自然だと思うけど?。ここが不自然すぎて、ただただ白ける。
 街中に巨大看板が設置されるような女優で、映画館の前で騒ぎになるような人気なのに、スキャンダルが出たあと、普通に外出している。逆に今こそ大騒ぎでしょう。設定がちぐはぐすぎる。この脚本を誰も注意しないのか?。中国側がよく黙っていたもんだなあ。馴れ合い合作?。
 妹役としての劉、三浦のベッドに寝ている。三浦、ベッドに腰掛けている。劉が起き上がるんだけど、手もなにも使わず、腹筋だけで仰向けのまま上半身を起こす。まあ、脚はスタッフが支えているんだろうけど、鍛えられた腹筋ですなあ。
 急にモーリシャス共和国のモーリシャス島になる。教会が出てくるけど調べてもわからず。モーリシャス島の教会なのか?。別撮り?。
 最後まで見ても時計の五分前設定が物語に全然関係ない。はっきり言っていしまえば、張でも三浦でもいいから、双子を食っちゃえば(肉体関係ね)いいだけの話。『戦慄の絆』みたいな展開にしてもいいんじゃないですか。4Pでもいいし。双子を見分けられないなんて、脚本がつまらなすぎる。
 撮影協力、黄浦区179街坊、など。車両協力、CITROEN。張の車はアウディなのに協力はシトロエン。不思議。

運ぶのは木材、映画『トラック野郎 熱風5000キロ』

 鈴木則文監督映画『トラック野郎 熱風5000キロ』(1979年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 菅原文太の居住地?がトルコ風呂。無駄におっぱいポロリがある。出し惜しみしないいい時代だねえ。
 Scramblerという六輪の水陸両用車が出てくる。パトカーとのカーチェイスがあり、無駄に駆け回る。ネットで調べても写真ばかりで詳しいデータが見つからなかった。
 宴会シーンがある。裸踊り、女装踊り、など出てくる。今の映画であまり見なくなったのが、宴会シーン。酒を飲んでも居酒屋で騒ぐシーンしかない。大広間で車座で飲み食い踊り狂うという設定もシーンもほぼ出てこない。現代劇では絶滅危惧種。あと、暑そうなショット。うちわを使い、玉の汗をかきながらタオルで拭う。こういうのなかなか見なくなった。
 林業のシーンが出てくる。木を伐採し菅原たちがトラックで運ぶ。ちなみに映画の中に林業はそこそこ出てくる。邦画だと『WOOD JOB 神去なあなあ日常』(2014/11/27掲載)、『キツツキと雨』(2015/4/20)、市川崑監督『古都』(2015/11/15)、Yuki Saito監督『古都』(2017/6/17)、『セカンド・ラブ』(2018/7/23)。洋画だと『ワイルド・タウン 英雄伝説』(2018/5/29)がある。
 菅原と地井武男の材木筏での激流下りはそこそこ迫力あり。アップはフェイクだけど、引きの絵は実際に二人が乗り込んで下っている。
 菅原のコメディ演技、そんなにうまくない。『仁義なき戦い』(2015/2/19掲載)の印象を拭い去るのはなかなか難しい。
 後半はどんどん適当な展開に。地井、ライフルを持っているのにたすきがけにしている弾丸ベルトの弾は散弾銃の弾みたい。かなりデタラメ。
 金田龍之介、急に橋からライフルを川に捨てる。意味不明。
 橋爆破シーンになると、急に特撮になる。この辺の演技、棒立ちシーンが多めで飽きる。
 二宮さよ子、沖縄の石垣島に行くみたいだけど、船が漁船。えー、富山県の魚津港から石垣島まで漁船で行くの?。命がけ。密航?。二宮、犯罪者なのか?。
 愛川欽也が持っている一眼レフカメラはPENTAXのK2。菅原のトラックに赤くて面白いデザインの目覚まし時計?があるけど、SEIKOであることしかわからない。
 長野県の安寺渓谷、飯綱高原、川中島古戦場跡、松代・真田別邸、長野中央市場団地、善光寺、木曽・上松、安曇野、寝覚の床(ねざめのとこ)、馬籠宿(まごめじゅく)、藤村記念館、黒部立山アルペンルート、などが観光スポット的に出てくる。ちなみにネット検索すると立山黒部アルペンルートが正式名称のようだが、菅原のセリフでは「黒部立山」と言っている。あと、わさび田のショットが美しい。ちなみにわさび田は『わが母の記』(2016/3/8)にも出てきたはず。

銃身が曲がっている、映画『恋人はスナイパー 劇場版』

 六車俊治監督映画『恋人はスナイパー 劇場版』(2004年公開)を観た。やっつけ仕事で作っているのがまるわかり、駄作。
 前回までのあらすじのようなモノクロ回想映像。テレビドラマの続編(THE SNIPER episode 03と字幕が出る)のよう。そんなものなんで映画館でやるんだあ?。
 スナイパーが主人公なのに、銃器描写がデタラメ。映画冒頭、中村獅童と思われる男がビルの上から狙撃するシーン。ステアーAUGぽい銃を中村が構えるんだけど、銃身が曲がっている。バカすぎる、デタラメすぎ。観客なめすぎ。ビル屋上の柵があるのにその内側から撃とうとしている。スナイパーってバカなのか?。
 香港米埔刑務所。内村光良の腕を見せるのにゴムパチンコ。狙撃と全然関係ない。
 誘拐と言い張っているけど、単なる無差別殺人なだけ。バッジもしょぼい。偽造すればいいだけでは?。設定が幼稚すぎる。
 地下鉄での水野美紀の行動がでたらめすぎて呆れる。なぜ、爆弾を発見できたのか?。映像でもセリフでも示さない。なんで勝手に爆弾をいじるのかがわからない。取り外して抱きしめてどうなるの?。行動、バカすぎ。脚本(担当、君塚良一)、デタラメすぎ。
 銃持っているのに撃たない。理由がない意味不明なシーンが二回もある。単に格闘シーンを撮りたいだけなのがまるわかり。ライフル、なんでそんな近づいてから撃つんだ?。離れて撃て。スナイパーなんだろう。登場人物の行動がデタラメすぎ。脚本も撮り方も、下手くそすぎる。
 屋上で銃撃されているのに周りを警戒しない。緊張感がゼロ。それでスナイパーなのか?。それで殺し屋?。普通の人より能力、低いのでは?。駄作映画にありがちな「登場人物を低能に描いて脚本のあらや欠点を隠す手法」。本当に観客なめている。
 水野、本当にバカ。田口トモロヲを殺したあと、一人で外に出る。え?。なんで田口を撃ったことを報告して事件として処理しないの?。スナイパーもバカだけど、刑事までバカ。
 内村、凄腕のスナイパーのはずなのに狙撃対決にM4カービンと思われる銃を選んでいる。M4は小型ライフルで接近戦を想定しているはずなんだけど。なんでビルとビルとの打ち合いにこの銃を使うのかが全く意味不明。ゴムパチンコがうまいだけのスナイパーなのか?。
 ビルからストレッチャーに乗せられた死体が運び出される。田辺誠一、救急隊員に名前を訊くだけで死体の顔を確認しない。もう本当に撮り方が下手くそ、脚本がデタラメ。死体袋を開けるの映画の定番だよねえ。そんなことすら手抜きするの?。この映画の関係者は、映画撮るのやめたほうがいい。
 銃を持った内村がビルの玄関を出るシーン。玄関前に警官がたくさんいるのに、ショットが変わると内村が路上(東京都渋谷区渋谷、宮益坂下交差点)に出ている。警察はなにをしているのかな?。ただ見ているだけです。周り普通に通行人歩いているし。銃を持っている犯人がいるという緊張感がまるでない。本当にやっつけ仕事、適当、デタラメ、観客をなめている映画。
 ちなみに阿部寛たちが使うCB無線機はSONY(ソニー)のROGER ICB-870と思われる。でかすぎて邪魔だと思うけど。内村、ヘッドセットで会話を聴いているけど、本体はどこ?。
 『恋人はスナイパー 劇場版』はいかりや長介の遺作らしい。緒形拳の遺作は『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』。こちらも駄作らしい。そのうち、邦画は俳優の霊に呪われるな。

ほどほど、映画『クリード チャンプを継ぐ男』

 ライアン・クーグラー監督映画『クリード チャンプを継ぐ男(原題・CREED)』(2015年公開)を観た。ボクシングシーンは迫力あり。そこだけかな。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭の少年院?のシーン。看守や子供のたちの動きが不自然。ここの見せ方、いまいち。
 マイケル・B・ジョーダンを引き取るフィリシア・ラシャドがめちゃくちゃ金持ち。喧嘩ばかりしていたマイケルもスーツ姿でSmith Boardly FINANCIAL GROUPで働いている。展開が違和感ありすぎ。
 対戦相手、静止画になり、ゲーム風に名前などのデータが字幕で出る。興ざめ。こういうの本当にいらない。
 テッサ・トンプソンが歌う後ろのバンドのキーボードはRoland JP-8000。
 マイケルの最初の公式試合。二人の殴り合いの中にカメラも入り込んで接近しての撮影。デジタルで処理や加工が施されているのだろうけど、迫力があり手に汗握る。暗い廊下をくぐって明るいリングに出るショットを挟むのは良い。生まれ変わりや再生を感じさせる。
 低域の強調された電子音、効果音が聴ける。
 ラストの試合。最初の試合に比べて同等ぐらい。うーん、なんか肩透かし。普通の人には『ロッキー』(2018/5/9掲載)を見れば充分。
 今日の英単語。
 「self-taught」自己流、独学。「social worker」民生委員。「CLEARANCE」高架下に書いてある注意。日本の道路だと高さ制限のことと思われる。
 「Women weaken legs.」女は脚にくる。スポーツ界で言われている都市伝説?のひとつ。女を抱くと試合に負ける、というやつ。戦争などで性欲が亢進することからの発展系なのだろうか?。だけど禁欲したから闘争本能が湧く、という逆が成立するかどうかは決まってないわけだし。
 「Stop knocking on my door like the police.」警察みたいにドアを叩かないで。テッサがマイケルに言う言葉。アメリカの警察って本当に嫌われているねえ。

乳輪と乳首の色が薄い、映画『21グラム』

 アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督映画『21グラム(原題・21 Grams)』(2004年公開)を観た。腕を誇示したい編集が邪魔、話もデタラメ。駄作。
 自制があちこちに飛ぶ。名前すらわからない登場人物たちが、過去のどの時点わからない映像が、なんの説明もなくどんどん出てくる。たぶん多くに人はこの時点で見るのをやめると思う。正解。その後、見てもこの編集がなんの効果も意味も持たない。単なる虚仮威し、監督と脚本家の自己満足なだけ。付き合うだけ時間の無駄。
 映像もアップが多かったり、手持ち風だったり、銀塩フィルムの粒子粗めのフィルターをかけてあったりと、いちいちうるさい。
 ゴルフクラブでタトゥーに苦情が出ているというシーンがある。アメリカでも入れ墨が問題になるんだあ。知らんかった。
 登場人物バカ気味。ダニー・ヒューストン、人を轢いても神のせい、その妻役クレア・デュヴァル、自首させない。外人の自分が正しくて、全部他人のせいにする考え方、本当に飽きる。
 ダニーにひき逃げされ子供二人と夫を殺されたナオミ・ワッツ、告訴しないんだって。なんで?。バカすぎる。それでいて後半、殺しをショーン・ペンに持ちかけるんだよ。脚本、デタラメすぎ。
 ダニー、刑務所の中。ジョン牧師が面会に訪れる。ジョン、独居房の中まで入ってくる。洋画で時々出てくるけど、こんなこと本当にあるのか?。
 三人がひき逃げされる場面は見せない。庭を掃除している男が、事故の音に気がついて庭掃除用のブロアーをつけぱなしで走るショットを撮る。ここ、効果的でないし、ものすごくわざとらしい。観客に気づかれたら駄目だろう。
 ショーン、心臓移植のし直すんだって。なんでそんなすぐ弱る心臓を移植したの?。生体不適合?。だったら病院とかドナー探しの責任では?。そういったもろもろの説明がない。前フリもない。単にショーンを弱っていく設定にしたいのがみえみえ。脚本、雑。
 ナオミのおっぱいポロリ多数。乳輪と乳首の色が薄い。
 LEISURE LODGE MOTEL、ダニーとショーンとナオミが揉み合いになるシーン。銃声が一発なのにダニーとショーンの二人が怪我をしている。意味不明すぎ。なにをどうしたらこういう怪我になるの?。わからなすぎて画面の前で口ポカーン。
 ナオミ、それまでダニーを殺すことが目的だったはずなのに、急にダニーにショーンを助けてと命令する。なんかもう心理状態がよくわからない。脚本、下手すぎて、呆れる。
 ラストのショーンの独白がひどすぎる。急に21グラムの話になる。全く映画と関係がない。付け足しただけ。デタラメすぎ。
 ロケ地はアメリカのニューメキシコ州、アルバカーキと思われる。
 今日の英単語。
 「Check, please.」勘定してください。
 「Jesus gave me that truck.」イエス様のご意思だ、と訳されていた。盗んだトラックを神がくれたと言い張っているだけ。日本でこんなこと言ったらキチガイだと思われる。
 「abortion」中絶。
 「Everybody up on your feet.」皆さんご起立を、と訳されていた。教会でジョン牧師が言う。
 「Get in the corner.」立ってろ、と訳されていた。ダニーが息子のフレディを叱りつけてから言う言葉。
 「LIQUOR」ナオミとショーンが入る店の看板。酒屋という意味で使うならliquor storeかな。
 「This is a clean gun, no record.」足のつかない銃だ。個人間の売買で持ち主が追跡できない、という意味か。それとも密輸?。犯罪歴のない銃?。アメリカの銃規制に詳しくないので詳細不明。出てくる銃はSmith & Wesson Model 19 Snub Noseと思われる。
 「special K」「angel dust」「the new R」ナオミの友人アンが説明する麻薬の名称。

流石に飽きる、映画『新仁義なき戦い』

 深作欣二監督映画『新仁義なき戦い』(1974年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭「広島とは関係ありません」という注意書き字幕が入る。けど少しすると「広島県呉市」と出てくる。おおらかというか雑というか、そんな時代。
 今回、菅原文太の役名は広能ではない。けど、仮釈放中であることは同じ。これが菅原の動きを止めて、周りが右往左往する展開になる。うーん、もう見飽きた。
 朝鮮キャバレー、朝鮮ピーという言葉が出てくる。ちなみにピーは売春婦のことを指すらしい。沖縄出身の売春婦はナワピーと呼ばれていたらしい。宍戸錠はのうばい(脳梅毒か?)らしい。設定、色々すごい。
 和田弘とマヒナスターズの垂れ幕があり、建物の周りに女性の列ができている。「泣かないで」が流れる。
 たまを取るシーンになると、路上で手持ちカメラ風の映像になる。これももう飽きた。警察、暴力団の抗争を見ているだけ。ありえない。

誰に向けた映画?、映画『コドモ警察』

 福田雄一監督映画『コドモ警察』(2013年公開)を観た。凄まじいつまらなさ。駄作。
 特殊捜査課の連中(刑事?)がレッドヴィーナスにより子供にされて、そのまま刑事の仕事をしている。この前提条件自体が意味不明。なぜ子供にする必要があるのか?。子供にするような薬品?が開発できるなら、その科学技術、医療技術で金儲けすれば済むこと。
 で、このでたらめな子供という前提条件に何か意味があるのかと期待していると、これが全然意味がない。子供の特性を活かして捜査するとか、子供ゆえの着想や行動とかは全くない。サワガニ獲ったりジャンクフード食べたりしているだけ。あと、仕事場でだべっているだけ。子供である必要性が物語上も映画的にもまったくない。
 さらにひどいのがこの映画が誰を観客として想定して作られているのかが全くわからない。小学生が小学生の子役が出ているだけで見るのか?。子役を見たい大人という観客がいるのか?。その前につまらない映画は、誰が出ていようが見ないよねえ。
 映画は駄作なんだけど出演者に面白い人が出ていた。というより暇すぎてそこぐらいしか見るところがない。
 まず、猥褻地帯あらためSexy Zoneのマリウス葉。名は体を表す。外観や雰囲気が実に奇妙。この独特な雰囲気は貴重かも。
 上地春奈、爆笑。この女優?が出てくるとずっーと画面を支配している。ほぼ一人芝居状態。全然知らなかったけど、元お笑い芸人で沖縄出身らしい。佐藤二朗、ムロツヨシとの絡みも面白い。表情を見ていて思ったんだけど、なんか、逆に女性の孤独を表現したようなシリアスな演技で爆発しそう。

文句聞かされる人、映画『おくりびと』

 滝田洋二郎監督映画『おくりびと』(2008年公開)を観た。死生観にまで踏み込んでいて最後まで魅せる。おすすめ。
 借金して1800万円のチェロを購入し楽団に入った本木雅弘。だが楽団はすぐに解散したため本木は無職になる。妻の広末涼子と相談し、東京から本木の田舎山形に移住することになる。で、本木の選んでしまった職業が納棺師。山﨑努が社長で、事務員が余貴美子。会社の名前がNKエージェンシー(NKは納棺の頭文字から)。
 旅行会社の求人と勘違いして本木が訪れる三階建ての建物。一階が白、二、三階がレンガ色。古風な佇まいで非常に印象的でぐっと引き込まれる。ロケ地は旧割烹小幡らしい。ここですでにロケハンの勝利。
 「ご納棺のお手伝い」をするシーン。セリフ無しで、所作だけで見せる。非常に映画的な撮り方。滝田、こんなに腕あったけ?。改めて感心した。
 非常にデリケートな題材で湿っぽくなりがちなテーマだけに、時々、笑えるエピソードを挟み込んでくる。若い女性だと思って納棺の準備をしている。着替えさせるために服の中に手を入れると、「ついている」。男女(おとこおんな)だったことで、家族も揉めている最中で山﨑や本木も巻き込まれる。ここが大事。二人共、とにかく家族問題に巻き込まれる。おくりびとであるまえに、文句聞かされる人、でもある。
 本木のチェロ演奏シーン。全体像を撮っている。嘘っぽくなく演奏家っぽくみえる。第九を演奏するシーンあり。『高校教師』(2018/8/17掲載)にも出てきた。日本人、第九好きだねえ。
 車窓シーンは合成多め。もう少しなんとかならんかなあ。山形の自然、風景が美しい。雪も実写(たぶん)。これが映画を味わい深いものにしている。
 本木の母親が残したスナック和。看板にコンチェルトの文字も残る。以前、父親(峰岸徹)が喫茶店をしていたという設定だから。美術、割と細かい。建物一階にあるオーディオセット。スピーカーはJBLが二セットあるよう。4312Mと4318と思われる。アンプ、レコードプレーヤーはメーカー、機種ともにわからず。二階にある液晶テレビはMITSUBISHI(三菱)のREAL。
 NKエージェンシー三階?の社長室にあるスピーカーはホーン型のツイーターを縦に使った面白いデザインで自作かな?とも思ったけど、ウーハー部分がピアノブラック仕上げになっている。結局、メーカー、機種ともにわからず。悔しい。
 本木、『シコふんじゃった。』(2015/5/29掲載)を彷彿とさせるショットあり。真面目な表情とひょうきんな顔が同時に似合う。シリアスな場面で一服の清涼剤。本木のキャスト、大正解。
 死後二週間の腐乱死体を見た本木、食欲はわかないけど、性欲はわく。広末の身体を求めるシーンは良い。ただパンティー止まりだったのは残念無念。後に食事シーンはふぐのしらこ、鶏肉と出てくる。死と食欲と性欲。死を多く見ると生も亢進する。戦争体験者の言う戦場のよう。
 納棺師を忌み嫌われる職業として描いている部分は立派。穢多非人、昔から、死体に触れる職業は忌み嫌われるもの。そこを突き崩す展開になるのもうまい。脚本(担当、小山薫堂)、ねられている。

殺人鬼鈴木杏樹、映画『高校教師』

 吉田健監督映画『高校教師』(1993年公開)を観た。意外な展開で最後まで見れる。
 鎌倉敬和女学院の描写。白い体育着にブルマー姿。当時は普通だったのに、今見るとエロい。ま、そういう撮り方をしているからだけど、見る側の価値観が変化していることをまざまざと感じさせられる。
 森田童子の「ぼくたちの失敗」が流れる。懐かしすぎる。
 オープニングロール中、ずーっと続くワイプのような分割画面。うーん、邪魔。こういうのいらない。遠山景織子と唐沢寿明の二人での万引き。若干意味不明。
 学習研究社のVTR「エイズってなに?」が流れる。コンドームがでてくる。
 荻野目慶子の陰湿な教師役、熱演していて最高。荻野目、見直した。床に捨てた写真を遠山が拾おうとして手を伸ばすと、折れた指揮棒で手の甲を刺す。ここ、演技、演出ともにうまい。
 アイスケーキをしゃぶる遠山の口元をアップで撮る。エロ。
 唐沢が有無を言わさず遠山を襲う。最高。女子高生というションベン臭い連中をちゃんとガキとして取り扱っている。こういうところが今の邦画に欠けている。『高校教師』、絶対、三池崇史にリメイクしてほしい。生意気な若い女優を陵辱してほしい。若い女優も俳優も知らないので名前がでてこないなあ、残念。
 遠山、脱ぐと背骨が浮き出ており、骨と皮で細い。あまり喋らない(ので映像で見せる)、右耳が聞こえない、両親の存在に秘密が、など、なかなか複雑なキャラ設定。その役を遠山、うまくこなしている。裸足で雨の中、立っているだけの姿なんだけど、魅せるだよねえ。絵になる、存在感あり。
 病院、病室の前に心電図モニターがでている。そんなことある?。普通、ベッドサイドだよねえ。
 デパートで万引きをした遠山、店員に捕まる。遠山を助けるために、唐沢がビンタで殴り倒す。ここも女子高生の扱いが雑で非常に良い。泣き叫ぶ遠山にも理由があって、脚本、キャラ設定の細かいところまで考えられている。
 荻野目が白百合寮内で第九合唱を流すときに使うCDプレーヤーはDENON(デンオン)のDCD-までは確認できたけど、機種わからず。遠山が持っている銃はコルト25オートマチックと思われる。
 部屋の中、照明つけ過ぎ、ローソクつけすぎ。このあたりは、テレビドラマの延長で白ける。あと、フルHD画面の上下に黒い額縁の出るアスペクト比。VHSビデオしか発売されてないことと関係があるのだろうか。画質もSDレベル。
 雨、スプリンクラー、プール、など、水に濡れるシーン多め。そのため遠山のセーラー服が透ける。吉田、こういうの好きだねえ。もっと透けさせるべき。
 この映画、鈴木が恋敵を惨殺していくサスペンスホラーにすることもできそう。そんなことを妄想させてくれる面白い設定が散りばめられている。野島伸司、脚本うまいんだあ。
 ロケーション協力、江ノ島電鉄、武蔵丘短期大学、YOKOHAMA HILL、井上外科胃腸科病院、など。不純異性交友、落下傘花火、水泳部、ラグビー。

ガンを描く気なし、映画『余命1ヶ月の花嫁』

 廣木隆一監督映画『余命1ヶ月の花嫁』(2009年公開)を観た。駄作な上に悪質。
 冒頭から英語の曲「THE ROSE」が流れる。「邦画で英語の曲が流れる作品は駄作」という格言があるけど、ドンピシャ。
 榮倉奈々、コンパニオンらしい。なんの仕事なんだろう。瑛太、つくば国際会議場での説明会?講演会?を仕切っている会社にいるみたいだけど、二人とも仕事の詳細は描かれない。この時点で、適当映画だとわかる。
 カメラ動かしすぎ。夜の寝室明るすぎ。顔のアップ多すぎ。とまあテレビドラマレベルの撮り方。映画でやる必要がまったくない。二人の目合(まぐわい)シーンはベッドの上でシーツをかぶるだけ。今時、古臭すぎて笑った。
 でました、榮倉の入院する病室が個室。そんなに金持ちなんですかねえ。撮影するためだけの設定なのがまるわかり。これまた邦画の駄作にありがち。あと、手術後の榮倉が元気すぎ。本当に色々適当。
 屋久島ロケ。森の中、海岸、雲が低く垂れ込める山並み。高画質が生きて素晴らしい。この映画の中で、飛び抜けてここだけいい。多分、ドラマとは別の班が撮影したのでは?。この映画で見どころはここだけ。
 榮倉の胸の手術痕を見せるシーン。胸に上からシリコン製の何かをかぶせたメイクなのか、それともCG合成なのか。それにしても榮倉、ペチャパイすぎる。
 屋久島での宴会シーン。子供の動きが変。なんでわざわざ遠いルートで子どもたちの群れに走り寄るのだろうか?。あちこちやっつけ仕事。
 柄本明と安藤玉恵、配役に違和感あり。柄本は榮倉の父親という設定。三味線の師匠をしているらしい。全然、そういう風に見えない。芸風も得意の心ここにあらず風。頑固なのか理解があるのかもわかりづらい。あと、安藤は医者役。全くそう見えない。二人共ミスキャスト。
 子供の頃の自分のビデオ映像を見た榮倉「いやだー、私、ブス」だって。子供の頃は太っていたという設定なので、そういう子役が榮倉の子供時代をやっているんだけど、いやはや、芸能界の残酷さはすごいな。子役の頃からブスはブス。公で宣言させられる。
 榮倉がテレビ局?の取材班(津田寛治)から借りたというビデオカメラはSONY ミニDV ハンディカム DCR-PC350と思われる。
 榮倉、取材を受けるのは若い人に若年性乳がんを啓蒙するためだとセリフで言っている。なのに、榮倉が乳がんになったときの、症状も診察も手術シーンも見せない。この映画制作関係者はバカなのか?。それとも「乳がんなんてどうでもよくて、人気の俳優を出して恋愛映画作れば、そこそこ若い女性客が入るから、赤字は出ないでしょう。JNNの宣伝にもなるし」と制作会議で結論がでたのかな。人の不幸で飯食うなよ。
 結婚式場(ロケ地、セントグレース大聖堂)。ものすごく安っぽく見える。この映画の本質を見るよう。うわべだけ、厚化粧、厚顔無恥、いろいろな言葉が思い浮かんでくる。キスのときだけ「You may now kiss the bride.」と英語。ぶははは、ひどすぎる。どこまで西洋かぶれ。現実の式でも言っているとか?。恥ずかしすぎる。
 「千恵、きれい」と客席の女の声。バカすぎる。それを映像で見せるのが映画だろう。どこまでプロデュサーサイドに擦り寄るのか?。靴まで舐めるつもり?。榮倉、普通に歩いている。車椅子は何なんでしょうか?。麻薬、大量に打ちすぎてヤク中なのか?。
 榮倉の映るビデオ映像がだらだらだらだら長すぎる。それにビデオカメラは取材のために津田から借りていたのでは?。瑛太、借りパクか?
 映画のラストに字幕で「乳がん早期発見のための運動につながっている」だって。本当に放送局って恥がないんだなあ。だったら乳がんを正面から描いてみろ、マスゴミ。

ホームサイズ(500mlビン)、映画『仁義なき戦い 完結篇』

 深作欣二監督映画『仁義なき戦い 完結篇』(1974年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 開店したばかりの和食小料理店。座卓に並べられた多数の小鉢を宍戸錠がすべてなぎ倒すシーン。中身が飛び散り瀬戸物も割れて転がる。映像的にワンショットなのでごまかしはないとおもうけど、瀬戸物が割れるように細工してあるのか?。テイクを重ねたのか。きれいにひっくり返ったり割れたりしている。
 コカ・コーラのホームサイズ(500mlビン)が出てくる。懐かし〜。
 北大路欣也が使っているトランシーバーはSONY(ソニー)のCB無線機ICB-700、Little Johnという愛称も見える。ちなみに出力は500mW。北大路と野川由美子が泊まる旅館にあるブラウン管テレビはナショナルなんだけど機種わからず。宍戸の組事務所のテレビはメーカー、機種ともにわからず。
 商店街で水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」が流れる。ラストの映画タイトルは「仁義なき戦い」のみ。
 シリーズ五作品を見る必要はなく『仁義なき戦い』(2015/2/19掲載)と『仁義なき戦い 広島死闘篇』(2016/7/14)を見れば済む。

意味なし学ランと喘息用吸入薬、映画『ズタボロ』

 橋本一監督映画『ズタボロ』(2015年公開)を観た。つまらない。見てもいいし見なくてもいい。
 武蔵中央大学付属高等学校、登校している生徒たちは夏服なのに永瀬匡らは冬服の学ラン。意味不明すぎ。映画を最後まで見てもこの設定になんの意味もない。
 アーケードの中、人通りなし。オートレストラン前、人通り客なし。屋台を出す参道?、これまたほぼ人通りなし。世間の気配がまるでない。隔絶されたよう。そんなことある?。そんなに暴れたら警察ぐらい来るよねえ。
 なぜ永瀬らがいじめらているのかが全くわからない。さらに永瀬が何をしたいのかが全くわからない。ので主人公に全然感情移入ができない。いじめられているのに、町に出ると喧嘩をふっかける。ただのバカ。
 宗教という楽な道に逃げた清水富美加が出ている。気が強そうで、そこそこ目立つし、俳優続けていればいいのに。ま、他人事だからどうでもいいけど。
 屋台の前で永瀬が男に火をつける。本当にスーツの上着に火がつく、実写なのか?。ここだけ急にクオリティが高い。このレベルで全体を撮ればいいのに。
 清水、在日朝鮮人設定。けど、特に清水の生活が描かれるわけでもない。なんか色々うすぺらいなあ。
 永瀬、喘息治療用吸入薬(L字型の器具)を持ち歩いて、時々吸引している。けど、喘息の症状は一度も出てこない。この設定も最後まで見てもなんの意味もない。本当にこんな適当な設定ばかりで、すぐ飽きる。
 佐藤二朗、白いスーツで変な演技している。それにしてもすごい乱杭歯。
 堀井新太の横に急に知らない人物が出てくる。前フリがないのでノイズなだけ。植木が喋れないのでその人物に喋らせているだけ。脚本、雑で適当。
 この映画の最大の欠点。永瀬の成長シーンがない。ラストでチンピラに勝つんだけど、永瀬のやっていたことはベンチプレスでウエートトレーニングしていただけ。精神面では、親戚ヤクザの要求を断ったのと、昔の仲間とつるんだだけ。これとて自分で巻いた種で、永瀬のさじかけんなだけ。
 ラストの対決シーンもダラダラ長いし。南果歩との家族が描かれているのが唯一の救いかな。

補聴器がでかい、アニメ映画『地球(テラ)へ・・・』

 恩地日出男監督アニメ映画『地球(テラ)へ・・・』(1980年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 フィルムノイズ多め。描画ものすごく荒い。爆発シーンは荒い描画だけど独特な表現。メカニックデザインは貝殻風。微妙。
 SD、ミュー、目覚めの日、試験管ベイビー、成人検査、ユニバーサルコントロール、エスパー検査、心理探査、テラズNo.5、マザー・イライザ、アトラクシア、自然出産、鳴きネズミ、などなど、冒頭はSFの設定説明多め。
 ジョミー、登校?中、人を突き飛ばして走る。ただのチンピラ。超能力がどうこういう前に、人として駄目だろう。
 フィシスの声、秋吉久美子。特徴ありすぎ。若干浮いている。ジョナの声は薬師丸ひろ子、ここも微妙。
 ソルジャー・ブルーのヘッドフォン、と思いきや補聴器らしい。未来は補聴器がでかくなるのか?。変な未来社会。
 ダ・カーポの「地球(テラ)へ・・・」が流れる。この曲は聞き覚えあり。当時は挿入歌ですらヒットしたんだねえ。
 自然出産が忘れされている人類の末裔たち。ミューたちの中からジョミーとカリナが自然出産に挑戦。けど、目合(まぐわい)シーンはなし。そこが一番問題だと思うけど。種付けはどうしたの?。性欲は?。人工授精?。試験管ベイビーの話は出てきたけど、自然出産がなかったということは人工子宮なのか?。出産シーンもない。この辺、描き方が適当(楽園風)なので切実さなし。性表現から逃げているので人類の根源に迫る会話も画餅っぽい。
 顔、西洋風。名前、覚えづらい。高度な科学技術を人類、ミューともに維持しているけど、特に裏付けなし。この辺もかなり適当。
 AIによる中央集権はありがちだけど、人類からミュー、さらにトニーが出現するのは面白い。彼らも自ら除け者に。親の因果が子に報う、ということかな。
 ラスト、後出しジャンケン多め。グランドマザー(岸田今日子)とジョミーとの対決が、なんの力対決なのか意味不明。キース、急にグランドマザーに操られてジョミーを撃つ。ジョミー倒れる。あのー、ジョミーに銃は効かなかったのでは?。ナスカでのキースとジョミーの格闘シーンで説明があったよね。なんか、設定が適当。この期に及んで、まだ別のコンピューターが出てくる。
 エンドロールの声の出演に出てくる「声優コンテスト優勝者」って何?。わざわざ表記する必要があるとは思えない。

リーダー不在の中間管理職、映画『仁義なき戦い 頂上作戦』

 深作欣二監督映画『仁義なき戦い 頂上作戦』(1974年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 オープニングロール、暴力団同士の抗争事件の新聞記事。ラストは広島原爆ドームで終わる。お約束というか定型化。
 菅原文太が逮捕されるときの捨て台詞「税金の無駄遣いじゃのう」はちょっとおもしろい。その後、菅原、ラストまで出てこない(小林旭との会話シーンは良い)。拍子抜け。
 金子信雄、加藤武、ともに義理人情ではなく、お金と力関係だけで立ち回る組長。ずーっとリーダーに恵まれない中間管理職の菅原。日本のサラリーマンや軍隊経験者が菅原に感情移入するのは、当然(と思われる)。
 広島基町(通称、原爆スラム)という川沿いのスラム街の描写がある。小倉一郎の家があり、母親は顔にケロイド状の傷痕あり。
 三上真一郎が広島巨人戦を見ている食堂のブラウン管テレビはナショナルのTH-130にデザインは似ているんだけど、画面大きめ。機種わからず。小倉の家に白いテレビがあるけど、メーカー、機種ともにわからず。調べてみると昭和30年代は白いテレビが各社から売り出されている。白物家電?の流行りだったのか?。

眉なし梅宮辰夫、映画『仁義なき戦い 代理戦争』

 深作欣二監督映画『仁義なき戦い 代理戦争』(1973年公開)を観た。シリーズのつなぎっぽい。見てもいいし見なくてもいい。
 梅宮辰夫、眉がない。怖い。
 パチンコ店前?での襲撃抗争シーン。青っぽい色調でドキュメンタリー風。
 「戦いが始まるとき、まず失われるものは、若者の命である」というナレーションのあとに、広島原爆ドームの映像。70年代は戦争の記憶がまだ生々しかったんだろうなあ。
 こんなに書くことがないのも珍しい。可もなく不可もなし、という言葉がぴったり。演技も安定しているし、キャラ設定も期待通り、アクションはいつもの深作節だし、うーん、やっぱりシリーズのつなぎだなあ。

一球人魂(いっきゅうひとだま)、映画『アゲイン』

 大森寿美男監督映画『アゲイン』(2015年公開)を観た。奇妙に古臭い。昔の映画だと思った。見てもいいし見なくてもいい。
 音がいい。深いエコーのかかったような芯のある大太鼓ははっとさせられる。
 中井貴一の高校時代役工藤阿須加、覚えやすい精悍な顔立ち。工藤公康の息子なんだって。野球経験がない(らしい)という不思議。
 中井、和久井映見、柳葉敏郎、西岡徳馬、など、配役で古臭く感じるのかも。まあ、昔話とマスターズ甲子園が物語の舞台だからいいだろうけど。それにしても、古臭く感じるなあ。
 波瑠と和久井が会う場面。公園と思われる広場。画面、左に波瑠、右に和久井。ものすごく距離がある。それだとしゃべりにくいよねえ。まあ、距離があるけど、段々と関係が近くなっていくという映像的表現だということはわかるけど、それにしても遠すぎる。こういう表現も古風。
 和久井、波瑠、川越学院野球部OBが話し合う場面。球場の外と思われる場所。周りものすごく静か。大会が行われている設定なのに、そんなことある?。今時、さくらの通行人くらいは入れるよねえ。こういうところも古臭い。
 野球シーン、そこそこ。マスターズという設定があるにせよ、邦画の限界かな。柳葉はまあ、いいけど、他は野球経験があるように見えない。門脇麦はソフトボールをやっていた設定なのに女投げしている。各俳優の役作りの準備期間が殆どないのがまるわかり。
 球場の客、少なめ。ここリアリティあり(に見える)。ここでエキストラを大量に入れたら、白ける。過剰演出がないのは好感。制作費にも優しいだろうし。
 マスターズ甲子園に光を与えているのはいいんだけど、エピソードが湿っぽすぎる。日本人、野球関係者、野球好きは根性論が好きなんだなあ、とあらためて感じさせる作品ではある。
 ロケ地は阪神甲子園球場、など。野球用具はasics。

映画『私はヒーローそれともヴィラン?よみがえれ勝連城!』

 杉山嘉一監督映画『私はヒーローそれともヴィラン?よみがえれ勝連城!』(2018年製作)を観た。デタラメ部分多め。地元民が見れば駄作であることは一目瞭然。
 「実家ってうるまに?」という会話が福田沙紀と大城優紀の間でかわされる。二人共沖縄出身だという設定なんだけど、ありえない。
 うるま市は平成の大合併で石川市と勝連町が合併してできた地方自治体。実家の場所を訊くなら、「勝連(沖縄風に発音するとかっちん)に帰るの?」とか「石川に帰るの?」と質問するはず。うるまに?なんて言葉、聞いたことがない。杉山が脚本も担当しているみたいだけど、地方自治体から「書かされた」か、周りの誰も注意しなかった(注意できなかった)ということなんだろうなあ。邦画って、本当にレベルが低い。
 南原小学校に車を乗り付ける福田と大城。わざわざ校門を封鎖するように駐車する。大城、バカなのか?。その後、映画を見ても特別、意味もないし、キャラクター説明にもなっていない。見せ方、デタラメ。
 体育館の中、小学生たちが集団で床にうつむいて一生懸命何かしている。「すごいでしょう」と周りの大人は福田に言うんだけど、小学生が何をやっているのか、全体像を見せない。見せ方が下手くそ過ぎて呆れる。少なくとも全体像を見せて説明はしろ。杉山、素人なのか。
 小学生の井下幸子役上原千里が急に体育館を出ていく。福田「沖縄じゃあよくあることですから」だって。何が?。何がよくあるんだあ?。無断で部屋を飛び出すことが?。部屋を無断で飛び出すことと沖縄出身であること、基本的に関係ないよねえ。この脚本書いているやつ、バカなの?。それとも福田が沖縄出身という設定だから、少し差別意識出しても平気だと思ったのか?。杉山、精神の底にどす黒いの隠していそう。
 体育館の中、上原の靴下汚れている。ここ、奇妙にリアル。その後、無言で立っているだけの上原、怖い。特に勝連城で無言で立っている姿怖い。上原を亡霊設定にして、福原が立ち直るホラーな物語なら面白かったのに。邦画にそんな力はないか。
 上原と福田の塗り絵の競争シーン。塗り終え競争が終わり、福田が立ち去るときに塗り絵が映ると、全然塗られてない。つなぎデタラメ。本当に適当に作っているのがまるわかり。撮影後のチェック、編集のチェックもしてないのか?。わかっているけどそのままにしたんだろうなあ。そりゃあ、劇場公開なんかされないわ。うるま市もこんな適当な仕事に協力するな。
 大城はずーっと地元にいるという設定なのに全然なまってない。伊敷幸一と付き合っているという設定なのに付き合っているシーンなし。勝連城復活プロジェクトの活動が、塗り絵の指導と荷物を勝連城に運ぶだけ。見せ方、本当に適当。
 ラストのライトアップも正直しょぼいし、昼間の映像がきれいなのは風光明媚なだけ。ヤモリのSEだけが良かった。
 地方自治体とつるんだ邦画は本当に駄作が多い。『がじまる食堂の恋』(2015/7/22掲載)、『わさお』(2015/8/17)、『津軽百年食堂』(2015/8/18)、『六月燈の三姉妹』(2015/9/6)、『綱引いちゃった!』(2015/9/22)、『ぶどうのなみだ』(2016/2/19)、『群青色の、とおり道』(2016/10/24)などなど、数えあげるときりがない。

人生とおっぱい、映画『14の夜』

 足立紳監督映画『14の夜』(2016年公開)を観た。青春の一瞬が切り取られていて、ちょっと面白い。
 1987年08月04日早朝から翌日までを描いている。
 犬飼直紀、ジョギングシーン、若干オーバーアクション気味。早朝の割に日差し高め。牛乳?を吐くシーン。てっきり、日光に照らされて腐っているのかと思った。つまりそのくらい日差しが強い。邦画、このあたりの手抜きが目立つ。例『縁(えにし) The Bride of Izumo』(2016/7/17掲載)、『昼顔』(2018/7/29)。
 セミドロップハンドルに二連のライトつき自転車、Kawasaki Z400FX?、アップル通信、など、80年代のなつかしいものが出てくる。
 ただ気になるところが。犬飼の自宅、光石研がアダルトビデオ『USA黒女狩 Part3』を見ているVHSビデオデッキ。MISUBISHI(三菱)のHV-BH500に見えるけど、この製品の発売日は2003年のはず。1987年設定の映画に出てくるとSFになるんだけど。時代考証、ちゃんとやっているのか心配。
 『SM女収容所』『O嬢の部屋』『ザ・レイプ』『卍』『大脱走』『ローマの休日』『ビー・バップ・ハイスクール』(2018/2/2)など映画の映像や話題が出てくる。
 中学三年生を演じる俳優は老けてはいるけど、あまり見ない俳優たちで雰囲気はそこそこ。老けた俳優(菅田将暉や福士蒼汰など)を無理やり中学生や高校生にするよりはまし。
 夜のシーン、画面明るすぎ。テレビドラマの影響なのか、機材の問題なのか、映像に興味がないのか。もう少し映画的な映像を撮ってほしい。音楽は抑え気味で良い。乱闘シーンはもみ合うだけ。中学生なんだから、暴力性の発露をちゃんと描くべきでは?。若干ファンタジー気味。青春映画にしては食い足りない。
 おっぱい(よくしまる今日子役沖田杏梨)が手の届かないものの象徴として描かれている点が笑える。犬飼が自分をさらけ出すと、ビデオ店(れんたるショップワールド)店員内田慈のおっぱいを揉める(妄想)、近所の幼馴染浅川梨奈がおっぱいを揉むようにけしかけてくる、ケメ子役後藤ユウミのおっぱいが見れる、とおっぱい特需が発生する展開も象徴的でうまい。
 群像劇と思っていたのに、ラストは犬飼だけの物語に収斂するのは、肩透かし。エピソードがあるのは青木柚のみ。この辺は食い足りない。
 撮影協力、玉村町、前橋市、モール505商店会、佐野市、みかもクリーンセンター、ビデオプラザ、など。VHSビデオコレクション提供白井佳夫。

映画『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク』

 スティーヴン・スピルバーグ監督映画『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク(THE LOST WORLD / JURASSIC PARK)』(1997年公開)を観た。ドキドキさせる見せ方、手に汗握る見せ方、健在。最後まで見れる。
 画質が悪い。フィルムノイズなのか、粒子の荒い感じ。寝ぼけたような画面でがっかり。
 ジェフ・ゴールドスミスの娘が黒人。意味がわからない。なんの説明もない。なぜこんなノイズを混ぜる必要があるのか、意味不明。
 ニックが崖の上から恐竜の捕獲をビデオ撮影するシーン。ビデオカメラにパラボラアンテナのようなものをつないでいる。もしかして集音マイク用のパラボラなのか?。それにしては面積が小さすぎるし、金属っぽい。そんなノイズの出そうな材質で集音マイクを作るかなあ?。ビデオ映像もその後使われないし、この辺、割と雑。
 ちなみにニックの持っているビデオカメラはJVCのGR-DVM1、カメラはNikon(ニコン)のF5。
 T-レックスにジェフとジュリアン・ムーアとニックが襲われ始めると、スティーヴンの見せ方冴えまくり。トレーラーが崖から落ちると縦の状態で止まる。空洞、筒状になっているのが味噌。手が滑って転落するけど、ガラス張りとか、落下するけど、ロープにつかまりトレーラーのみ(筒状)が落下するとか、上下を使った演出、めちゃくちゃうまい。
 エディが駆けつけたあとも面白い。ロープを木の幹に縛り付けるけど、はずれてしまう。滑り落ちるトレーラーをベンツのウインチで引き上げようとするもワイヤー届かず、二度目の挑戦は泥水に転ぶ、とか、やっとワイヤーを結んで引き上げようとすると、タイヤが空転してベンツが尻を振りまくるとか、とにかくハラハラドキドキさせる演出の連打。いやはや、こういう場面になるとスティーブン、腕ありすぎ。
 人が殺されると、殺される場面を撮らないで川が赤くなる。あと、T-レックスの接近は水面の揺れでわかる。これらは『ジュラシック・パーク』(2018/8/2掲載)からのお約束。
 恐竜VSジュリアンとヴァネッサ・リー・チェスターの穴掘り競争。はらはらどきどきさせながら笑いも取る。スティーヴン、貪欲。登場人物が一生懸命だからこそ、客観的に見ている観客に笑いが起こる。『トリック劇場版』(2016/2/24)、『トリック劇場版2』(2018/8/10)、『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』(2018/8/11)、『トリック劇場版 ラストステージ』(2018/8/11)みたいな駄作を量産している邦画関係者は爪の垢を煎じて飲むべき。
 船の岸壁衝突の辻褄がよくわからない。T-レックスは貨物室に閉じ込められていたんだよねえ。なのになんで操舵室や甲板の船員が襲われるんだろう?。他の恐竜が紛れ込んでいた様子もないし。この映画の中で最も雑な部分。
 エンドロールに、FILMED AT / UNIBERSAL CITY STUDIOS, CALIFRNIA / EUREKA, CALIFORNIA / KAUAI, HAWAII / SAN DIEGO, CALIFORNIA / NEW YORK, NEW YORKとある。ロケ地はアメリカのカリフォルニア州ユニバーサルシティスタジオ、ユーレカ、サンディエゴ、ハワイ州カウアイ島、ニューヨーク州ニューヨークと思われる。
 今日の英単語。
 「gymanastics」体操。「LINDSTRADT」ライフルの横に書いてある。架空の銃と思われる。
 「a high hide」隠れ家、と訳されていた。映画の中では木の上の隠れ家のこと。金網で囲まれたバケットを木の上へ釣り上げる。
 「Violence and technology not good bedfellows.」精密機械に乱暴するな、と訳されていた。衛星電話を乱暴に扱うジェフにエディが言う言葉。bedfellowでベッドをともにする人、不倫相手、などの意味があるらしい。
 「You never keep your word.」嘘ばっかり。約束を守らないジェフに対してヴァネッサが言う。
 「Mommy's very angry.」ママはとても怒っている。MERCEDES-BENZが転がっていくのを見たジェフが言う言葉。すごく印象的で、このセリフ、覚えていた。

捨書出町、映画『ロジャー・コーマン デス・レース 2050』

 G・J・エクターンキャンプ監督映画『ロジャー・コーマン デス・レース 2050(原題・ROGER CORMAN'S DEATH RACE 2050)』(2016年米製作、日本劇場未公開)を観た。書を捨てよ町へ出よう、というラストはわかるけど、SF部分がショボすぎ。
 SF設定がものすごくしょぼい。近代的な都市は最初のワンショットだけ。群衆シーンも使いまわし。その後は普通の街が出てくるだけ。ガジェット類もしょぼい。キモとなるVRゴーグルが競泳用のメガネ風。2016年でこの小物類はいくら何でもひどすぎる。
 さらにしょぼいのが、車。レースが見せ場なのに、外観が歪な作り物自動車。特撮モノ、ヒーローモノレベルの稚拙さ。この時点でがっかり感が半端ない。撮影もひどい。早送り多め。車窓風景はほぼすべて合成。今時、ありえないレベル。
 そんな、稚拙な作りなのに、なぜかスプラッターシーンは人体損壊、内蔵どばどば、血しぶき大量、と多め。何を見せたいのかどこに力を入れているのか、よくわからない。
 駄作にありがちな、羽毛が部屋の中を舞うショットあり。低予算映画がやりがち。
 「さー、行こうぜ」という日本語が出てくる。
 良い点はというと、無駄におっぱいポロリ多め。ミネルヴァ役Folake Olowofoyekuが田舎っぽく歌うシーンはちょっと笑った。Shanna Olsonのまばたきしない喋り方は非人間ぽい。AI車がラストに絡んでくる。VRの中で過ごす人々ばかりになる未来社会はありそう。エンドロールの曲はConny Van Dykeの「I KNOW A PLACE」。
 今日の英単語。
 「combined」総計。レポーターのShannaがレースのルール説明をするとき、画面に出てくる。combinedには、結合された、化合した、などの意味があるみたい。
 「blockbuster」大ヒット作。a blockbuster sex tapeと使われている。
 「Just pipe down.」おとなしくしてろ。マヌー・ベネットがマーシ・ミラーに車内で言う言葉。pipe downで黙れ、という意味があるんだって。知らんかった。
 「Smooth as silk.」つるつるでしょう。風呂上がりのマーシがマヌーに足を見せながら言う言葉。シルクは世界共通なんだねえ。シルクロードの影響はでかいな。
 「All human evil comes from a single cause, man's inability to sit still in a room.」人間のすべての悪事は、部屋の中でじっとしていられない、というただ一つの原因に由来する。パスカルの言葉らしい。Folakeがマーシに言う。

スカイセンサー、映画『トリック劇場版 ラストステージ』

 堤幸彦監督映画『TRICK(トリック)劇場版 ラストステージ』(2014年公開)を観た。引き続き駄作。
 仲間由紀恵のチャイナドレス姿。足すら見せなくなった。どんどん後退している。何を守っているのか?。なんのために女優をやっているのか?。
 また注意書きの字幕。本当に幼稚園生、小学生レベル。
 仲間の顔、メイクしすぎ。一部、アップでテカっているのがわかる。シリーズ初めての海外ロケ。暑い南の島(ロケ地はマレーシアか?)なのでドーラン塗りすぎたのかな。
 夜なのに明るい。まあ、そんなレベルです。
 東山紀之の声がものすごいオンマイク。『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』(2018/8/11掲載)でも同じ現象が見られた。音の入れ方、シリーズ通して雑。それにしても東山、スラックスきつすぎない?。お尻に食い込んでいるけど。
 洞窟の中が地下に降りても代わり映えしない。仲間による、ガスへの着火がわかりづらい。どこで爆発するのか前フリがないので、はらはらどきどきできない。見せ方、下手くそ。
 鬼束ちひろの「月光」が流れる。条件反射でトリック見ている気分になる。
 仲間のアパートの一階に置いてあるブラウン管テレビはGahareraというロゴの入っている。調べてもデータなし。ブラフか?。北村一輝の腕時計はFORTISのCHRONOGRAPH AUTOMATICなんだけど、機種まではわからず。B-42に似ているけど微妙に違う。
 なんと、エンドロール終了間際の映像、阿部寛の教授部屋にBCLラジオ、SONY(ソニー)のスカイセンサーICF-5500が置いてある。いやー、見逃すところだった。やばっ。
プロフィール

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