2018年07月観たおすすめ映画(邦画・洋画)

2018年07月観たおすすめ映画(邦画・洋画)
 2018年07月観た映画は、邦画6、洋画31、計37本。

『パンズ・ラビリンス』監督ギレルモ・デル・トロ、2007年公開、2018/7/19掲載。
 映像、お話ともに素晴らしい。合成映像の巧みさ、ラストの主人公と観客にだけわかる選択と死の肯定。いやはやこんなラストがあったか!。一点だけ、気になる点が。合成は素晴らしいのだけど、合成された人物(怪物など)と主人公の視線があってない部分が散見される。ここは非常に惜しい。

【次点】

『パーフェクト・ワールド』監督クリント・イーストウッド、1994年公開、2018/7/17掲載。
 腕のある監督は子供の撮り方がうまい、と言っているのは宇多丸。たしかに。この作品に出てくる子供(T・J・ローサー)がすごく自然(に見える)。ケビン・コスナーが死ぬまで長いけど、逃走劇を最後まで見れる。

『フラッシュダンス』監督エイドリアン・ライン、1983年公開、2018/7/24掲載。
 ダンスシーンが注目されるけど、その他の撮影も個性的。特に建築現場は色や照明が独特で、こういう発想はすごい。ジェニファー・ビールス、ブレイクダンスは苦手なのか吹き替え。アメリカ女の成り上がり成長物語として楽しく見れる。

【次点の次点】

『キック・アス』監督マシュー・ヴォーン、2010年公開、2018/7/2掲載。
 ちょっとグロいけどアクションシーンは見る価値あり。最後まで性格が変わらないクロエ・グレース・モレッツはいい味出している。ラスト、手榴弾の処理が雑なのが、かなりマイナス。

『ブレイド』監督スティーヴン・ノリントン、1999年公開、2018/7/6掲載。
 車窓が綺麗だったり、映像と音楽の合わせ方がうまかったりと、監督、腕ありそう。映画冒頭、トレイシー・ローズが出ている。好事家には懐かしく辛抱たまらんかも。

『トレーニングデイ』監督アントワーン・フークア、2001年公開、2018/7/9掲載。
 情けは人の為ならず、という日本的な行動が生死を分けるくだりは面白い。けど、ラストに向かって展開がかなり雑になる。犯罪村みたいな一角の描写も適当。やっつけ仕事部分が多め。

『理由』監督アーネ・グリムシャー、1995年公開、2018/7/20掲載。
 見方によって犯人像がコロコロ変わる展開、人種差別保安官?のローレンス・フィッシュバーンや連続殺人犯役のエド・ハリスがいい味出して熱演、と面白いのだけど、主人公のショーン・コネリーがすごい違和感。ミスキャストってこういうことなんだとすごく納得する。

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』監督クリストファー・マッカリー、2018/7/21掲載。
 お話はいつものありきたりな内容で正直見てもいいし見なくてもいい。けど、アクションは面白い。飛行中の輸送機にぶら下がるとか、もうトム・クルーズ、どこへ行こうとしているのか心配になる。バイクアクションも手に汗握る。ビールのお供におすすめの一本。

『帝一の國』監督永井聡、2017年公開、2018/7/26掲載。
 意外なことに脚本しっかりしている。前フリがちゃんと回収される。男色っぽいサービスもあり。アクションシーンは手を抜かず撮ってほしい。こういうところは洋画のほうが真面目。

『バリー・シール アメリカをはめた男』監督ダグ・リーマン、2017年公開、2018/7/30掲載。
 アメリカがデタラメな国だとわからせてくれる映画。英語が話せるとそういう気持ちになるのかな。『アルゴ』(2018/4/19掲載)と合わせてどうぞ。

【駄作】『ブレイドⅢ』『クソ野郎と美しき世界』『アメリカン・サイコ』『昼顔』

みんなバカ、映画『サプライズ』

 アダム・ウィンガード監督映画『サプライズ(原題・YOU'RE NEXT)』(2013年公開)を観た。穴だらけでデタラメで駄作、なんだけど、シャーニ・ヴィンソンのキャラは面白い。
 ホラー映画なのに画面が明るすぎる。寝室も煌々と照明がついている。こういうところを手抜きするから、映画のランクが落ちるんだよねえ。映像への気配りがいまいち。
 前半、同じ曲が何度もループする(五連装?のDVD/CD/VIDEO CDプレーヤーが出てくる。Victor・JVCのXL-F503か?)。明るい曲の中での殺人という見せ方の目的はわかるけど、なんで隣人を殺すの?。最後まで見ても理由がない。脚本、デタラメ。
 シャーニ、隣の家でミルクを借りる?ことになる。『幸せのレシピ』(2018/7/16掲載)で隣人がコーヒーを貰いに来ていた。アメリカって、終戦直後の日本みたいに味噌や米の貸し借り、今でもやっているの?。不思議な国だなあ。
 でかい家なのに呼び鈴がない。そんなことある?。
 カメラ、動かしすぎ。見ているこちらの気分が悪くなる。
 敵に襲われてから駄作テイスト全開。敵味方ともに登場人物の行動がでたらめすぎて飽きる。
 まず、敵に襲われているのに、犯人を特定しようとしないで怖がっているだけ。普通さあ、犯人の動機を考えるよねえ。あと、集まっている全員がバカ設定。武器を探すとか、対策をしないで騒いでいるだけ。シャーニを目立たせるためなのはわかるけど、他の登場人物をバカ設定にしすぎ。「登場人物を低能にして脚本の穴や欠点を隠す」のは駄作の常套手段。
 急に走って玄関を出る。それもスロー。ほんと、マヌケに見える。
 屋敷の外からボーガンで襲撃されているのに普通に窓際に立っているシーンがある。緊張感なさすぎ。設定、デタラメすぎ。
 ドレイク、矢が刺さっているのに普通に歩いている。本当に、デタラメ。
 犯人が家の中にいるのがわかっているのに、犯人を探さないし怖がりもしない緊張感もない。本当に描き方も見せ方も脚本も駄作。
 結婚記念パーティーに集まった一家と恋人たちも揃ってバカだけど、犯人も相当バカ。動物の被り物で襲撃するんだけど、覆面の意味が全然ない。後半は顔出しているし。さらに覆面で視野が狭いので怪我までしている。本当に、犯人がバカすぎる。あと、犯人たち、互いに連絡をしない。連携プレーがない。もう、本当にバカ。脚本、デタラメすぎ。
 シャーニ、惨殺する場面があったのに、その後、ナイフ刺すだけ。前後の辻褄が合わない。この辺、かなり適当。
 あとさあ、なんで恋人とかが来ることわかっているパーティーで殺人事件を起こすわけ?。すぐバレるよねえ。何度も書くけど、隣の家の二人、なんで殺したの?。理由は?。脚本、でたらめすぎない?。
 本当に駄作なんだけど、一点だけ光る点が。
 エリン役シャーニのキャラ設定がすごく面白い。a survivalist compoundで子供の頃育ったという。なので、サバイバル術や護身術に長けているらしく、家の中のものを武器にしたりして、犯人たちに対抗する。これだけなら、なーんだ、なんだけど、抵抗、反抗が徹底的。残忍な犯人たちを上回る徹底ぶり。人体損壊が半端ない。とにかく何度も殴りつけて、身体を砕く、刺す、返り血浴びまくりのキャリー状態。「殺人鬼はエリン(シャーニ)じゃね?」と思わせるところが味噌。他の部分がひどいだけに、エリンのキャラ設置は飛び抜けてよくみえる。一応、エリンを見たいならどうぞ。だけど、他は本当にひどいよ。
 今日の英単語。
 「fascist」ファシスト、国粋主義者。映画の字幕では「右翼」と出ていた。
 「I was in the basement.」地下にいた。2Fで物音がした時の父親の言葉。
 「What do you do?」何しているの?。仕事を訊いている。
 「I grew up on a survivalist compound.」compoundには囲いのある場所、という意味があるらしい。シャーニはサバイバルを目的で暮らすコミニティーで生活したことがあるらしい。
 「Would you maind checking on that?」様子を見てこいよ。Would you maind 〜ingの形ですねえ。ここのthatは下の階の物音を指してますねえ。(下で物音がしたけど)調べてもらえますか?。
 「Do you have any Vicodin?」バイコディン持っている?。バイコディンは鎮痛剤のこと。
 「jummer」電波妨害器。携帯電話が繋がらない時の原因。日本語の邪魔と語感と意味が似ているところが面白い。

映画『バリー・シール アメリカをはめた男』

 ダグ・リーマン監督映画『バリー・シール アメリカをはめた男(原題・American Made)』(2017年公開)を観た。一応、最後まで見れる。
 トム・クルーズが優秀なパイロットという設定なんだけど、離着陸のシーンを見せない。手抜きなのか、テロ防止のためなのか、よくわからないけど、飛行シーンがちゃんとしているだけに(合成がわかる部分もあり)、目立つ。
 アメリカという強国のエゴを活かして、巻き込まれる形で、国際的な犯罪、または仕事に個人が参加する。かつ事実に基づいているという設定は『アルゴ』(2018/4/19掲載)を思い出させる。映画全体の印象は『アルゴ』がシリアス、『バリー・シール アメリカをはめた男』がポップな感じ。
 撮影もポップな感じ。場所や日時を示す字幕は手書き(後に理由が判明する)、自撮り風の映像あり、歴史的事件のフィルムあり、ピントを動かしたり、物陰から撮ったり、うるさくないギリギリのところでとどめているので、一応邪魔な感じはしない。
 SONY(ソニー)のブラウン管テレビが出てくる。デザインはKL-1801と似ているんだけど、イヤホンジャックとカラーテレビマークが違う。機種はわからず。
 トムの飛行シーンで機内にRay Jeffersonの680/ADFという機材が出てくる。Sメーターやジャイロアンテナっぽいものもついている。調べてみるとマルチバンドのラジオ(兼電波探知機)みたい。AMとLWを使い「自動」で信号方向を探せるらしい。ちなみにADFはautomatic direction finderの略。
 JBが乗る鮮やかなライトグリーンが印象的な車はAMC Gremlin Xと思われる。調べてみると、映画によく出てくる車らしい。知らんかった。
 アメリカのアーカンソー州ミーナに引っ越したトム。家の周りで工事が行われている。このとき大工仕事の音がサラウンドする。
 飛行機の中、トムと妻が目合うシーン。一瞬無重量になって妻が浮く。で、重量が戻りドスンと騎乗位が決まる。ここ、アイディアが馬鹿馬鹿しいけど笑える。
 飛行シーンは非常に多い。プロペラ双発機、ジェット機との追いかけっこ、住宅街への不時着、輸送機、など、広い飛行場や土地でアメリカだなあ、と思わせる。
 トム、とぼけた感じの性格。どんどん巻き込まれ仕事が忙しくなり金がたまりまくる。顔がかっこよすぎるけど、主人公のキャラとして違和感はない。なぜか、お尻を見せるギャグショットが二回ある。
 車のエンジンをかけるとき、周りの人を遠ざける。JBの前フリがあるので、ここのシーンが生きてくる。こういうところ、ちゃんとしている。
 アメリカという国家がいかにデタラメかがよくわかる。描かれている時代も近い『アルゴ』と合わせてみると面白いと思う。
 今日の英単語。
 「Based on a true story」事実に基づいた物語。
 「AUTO PILOT」自動操縦。「turbulence」乱気流。「U.S. CUSTOM」合衆国税関。「donation」施し。
 「He's brave.」無茶、と訳されていた。トムが自撮り風の映像で自分の体験を語っているときに言う言葉。braveは勇敢、などの肯定的意味が強そう。『BRAVE HEARTS 海猿』(2014/9/28掲載)とタイトルにも使われている。
 「Are your teeth open?」歯がないわ。妻がトムの顔を見て言う言葉。open teethですきっ歯の意味もあるみたい。
 「Welcome to MENA POP. 2,647」路肩の標識の文字。POP.はpopulationの略と思われる。だけどさあ、標識に人口書いてどうする。毎日数値は変わるんじゃないの?。アメリカって変な国。
 「POLY COUNTY SHERIF DEPT.」ポーク郡保安官事務所。プレハブ小屋の壁に書いてある。警察署がプレハブなんだ。保安官は選挙で選ぶんだよねえ(『ワイルド・タウン 英雄伝説』2018/5/29掲載に出てくる)。アメリカって、本当に不思議な国。
 「salud」乾杯、スペイン語か?。メデジン・カルテルのボスがトムと酒を飲むときに言う。この豪邸の壁に現代アート(キュビスム)っぽい三匹の馬の絵があるんだけど作品名、作者ともにわからず。
 「THE SALVATION ARMY」救世軍、と呼ばれる宗教団体。トムが社会奉仕活動を言い渡され通う施設の玄関に書いてある。

タクシー乗れ!、バカ、映画『昼顔』

 西谷弘監督映画『昼顔』(2017年公開)を観た。ひとの行動がデタラメ。久しぶりの恋愛バカ映画。駄作。
 ものすごく暑がっている上戸彩が扇風機にあたるシーン。急いで扇風機の前に座るのに扇風機は首振り状態。上戸、首振りを止めたりしない。ひとの行動としておかしいよねえ。ものすごく暑がっているんだから直接風を当たりたいよねえ。実は、テーブルの上のチラシを風で飛ばせたいだけの設定。脚本、下手すぎ。それとも現場で思いついた演出?。その後、こういう適当がどんどん出てくる。
 上戸、痩せすぎて骸骨みたい。病的な性格の映像的描写なのかと思ったけど、上戸、普通の性格。逆に他の人よりいい人に描かれている。ものすごく中途半端なキャラクターの性格設定。かなりデタラメ。
 百葉箱、なぜか上戸が開ける。暇だから?。英語の曲。「邦画で英語の曲が流れるとだいたい駄作」という格言があるけど、この作品はどうかな?。もうそうとう駄作路線まっしぐら。
 川で出会うまでがデタラメすぎ。辻褄が合わなすぎる。上戸は斎藤工の顔を見たくて三浜市民会館に出向いたんだよねえ。それで帰ろうと思ったけど会いたくなったので川行き(三浜自然の森)のバスに乗ったんだよねえ。あのさあ、その前に会館の前で出待ちすればいいだけだよねえ。それに、後にわかることだけど、斎藤も上戸に会いたかったわけだから、講演終わったら上戸を探せばいいだけだよねえ。なんで川であう必要があるの?。最初に、ホタルの話があったのが見え見え。そのために強引に話をでっち上げただけ。本当に、脚本、下手くそ。
 裁判で接触が禁止されているので「これは独り言」ということで、お互いに何も話さずに川デート。バスの中では窓ガラスに文字を書いて意思の疎通。うーん、バカすぎる。これが小学生ならわかるよ。大人だよ。すでに裁判沙汰にまでなった不倫カップルだよ。描き方が幼稚すぎてただただ呆れる。「登場人物を低能に描いて脚本の傷やあらを隠す」という駄作の必要十分条件があるけど、ぴったり当てはまる。
 その後、普通に会話している。本当にデタラメ。雨で遅れただけなのにもう別れ話をする上戸。バカ女すぎ。
 バス停で上戸と斎藤を見つけた伊藤歩、車のクラクションを鳴らすだけ。ひとの行動としてバカすぎる。普通さあ、裁判沙汰になったカップルだよ。どう考えても痴話喧嘩で三人揉み合いになるよねえ。そういうところを描こうとすらしない。この映画の製作陣、本当に人付き合いできているのか?。ちゃんとひとの行動を観察して脚本書いているのか?。ひとの行動がでたらめすぎて、本当に呆れる。
 駅、踏切を超えるとき、上戸、転びそうになる、斎藤もなる、さらに映画後半でまた上戸、転びそうになる。見せ方、ワンパターン。演出の引き出しが少ないのがまるわかり。斎藤、普通に電車で帰る。何しに来たんだあ?。
 上戸の独白「あのひとを私にください」というわりに映像では別れるとか言っている上戸。映画内の辻褄が合わなすぎてただただ飽きる。
 川に自転車で来ている上戸。え?。自転車で来れるの?。アパートと店と川の地理的位置関係どうなっているの?。
 目合(まぐわい)シーン。おっぱいポロリなし。首なめ問題発生。もう邦画に期待なんかしないけど、撮り方に何の工夫もない。ただただ惰性の映像。
 おはようと言って朝の設定なのに、影が短い。昼間に近い時刻に撮っている。うーん、こんなんばっかり。本当に色々適当。例『縁(えにし) The Bride of Izumo』(2016/7/17掲載)。
 大学からの資料がファクシミリ(FAX)で送られてくる。今時、そんなことある?。上戸が斎藤のスケジュールを見る場面を作りたいだけなのがまるわかり。
 平山浩行が持っているカメラはOLYMPUS(オリンパス)のSTYLUS TG-4 Tough(黒)と思われる。
 斎藤がフローリングに寝ているシーン。斎藤、股間、割としっかりもっこりしている。斎藤の真面目演技、いまいち。上戸共々ミスキャストなのでは?。まあ、この内容じゃあ誰がやっても同じか。
 伊藤、車椅子姿。ずーっと伊藤が上戸にセリフで説明。どう考えても、事件になるはず、マスコミに出るはずなのに、階段から落ちたことにしている。話が強引であくまでセリフで説明だけ。
 斎藤、大学で研究者のようだけど、川に座り込んでいるだけ。後、研究室みたいなところで顕微鏡覗いているショットがあるだけ。研究の描き方が雑で適当。
 盆踊りで髪をアップにしている上戸、さらに骸骨度もアップ。上戸、病気なのか?。事務所とか注意しないの?。洋画の女優は身体鍛えすぎバカが多いけど、邦画の女優はやせすぎバカが増えている。
 車の撮り方、悪くない。車窓も自然な感じ。だけど助手席の斎藤さあ、サイドブレーキ引くとか、何かしらあるよねえ。ただ座っているだけなの?。それに元下半身不随の人に運転させるってどういうこと?。斎藤が運転するシーンあったよねえ。本当に、本当に、人の行動がデタラメすぎ。こんな脚本が実際に映画になるんだあ。邦画、完全にナメられている。
 安置所に案内された上戸、遺体の顔を見ないで遺品は見る。なんで?。人の行動としておかしいよねえ。別の部屋に通されて、説明聞かずに部屋を出ようとする上戸を刑事?と婦人警官が阻止する。阻止の仕方がひつこすぎ。ただ部屋出るだけなのに。上戸は犯罪者、容疑者なの?。描き方がデタラメすぎ。なんか、この映画の製作陣、妄想だけで映画撮っているじゃないかと思えてきて、怖い。デタラメにも程がある。
 もうここまで来るとギャグにしか見えない。伊藤、杖をつき腕にギプス?をしているのに病院からバスに乗る。もうこの時点で映像として変だよねえ。さらにバスの後ろの席に伊藤と上戸が座りおしゃべり。で、バス降りると伊藤、転ぶ。で、急に伊藤の両親と思われる人物が迎えに来る。うーん、もう、バカすぎて口あんぐり。
 普通さあ、病院の前に迎えに来るよねえ。遅れるなら病院で待つでしょう、歩くのもやっとだよ。さらに携帯も全くでてこないから、なぜバスに乗ったのか、なぜそのバス停で待ち合わせなのかも、理由が全くわからない。怪我していて歩くのがやっとの人がバス使うか?。タクシーだろう。ただ単に、上戸と伊藤がおしゃべりする場面を作りたかっただけなのがまるわかり。はっきりいうけど、センスないよ。こんな普通の人の行動に気が付かないようじゃあ、人を描く仕事やめたほうがいいと思う。老婆心だけど。
 レールの上を歩く上戸、よたよたしすぎ。怪我したのは伊藤だよねえ?。上戸健康体だよねえ。なんでそんなによたよたしているの?。理由が全くわからない。もう言い飽きたけど「デタラメすぎ!」。
 批判ばかりでは卑怯なので、良かった点も。
 上戸が斎藤を意識したとき、手だけが現れるショットはホラーっぽくて良い。平山が上戸を批判するシーンは良い。これまで味方と思わせてのキャラの変化もあり、面白い。伊藤、ストレートの長い黒髪からの大きな目はホラーいけそう。この映画、伊藤が斎藤と上戸を惨殺しに来るサスペンスホラーにすれば面白いのに。まあ、今の邦画にそんなこと期待してもだめか。
 『映画 ホタルノヒカリ』(2015/4/18掲載)、『火垂るの墓』(2016/6/14)、『長崎ぶらぶら節』(2016/10/12)、『リメンバーホテル』(2017/2/27)、『ひるなかの流星』(2018/5/19)とまあ、ホタルが出てくる映画は駄作、または駄作気味のオンパレード。ホタルに興味がないのがまるわかり。ただの飾りなだけ。『ほたるの星』(2014/12/1)、『夏美のホタル』(2017/2/2)が普通で見てもいいし見なくてもいいくらい。見るなら『螢川』(2015/3/4)、これは珍作。

藤岡琢也に夏木勲が演技指導、映画『白昼の死角』

 村川透監督映画『白昼の死角』(1979年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 終戦直後(昭和二十四年頃)の話。東大の学生という設定の三人。学生服が似合わない。老けすぎ。昔からこういう設定あったんだねえ。
 「誰も天皇や東条たちをリンチどころか裁判にもかけられないんだからなあ」至言。戦争するなら勝て、バカ。
 セリフにすごく違和感がある。あからさまにスタジオ収録風のオンマイクの声。映像と合わない。芸者遊びの地方(じかた)の演奏にフランス語の曲をかぶせるとか、喫茶店で店内のBGMに校歌をかぶせるとか、変なことをしているけど、成功しているとは思えない。村川、音関係、いまいち。
 島田陽子、顔迫力あり。最初の目合(まぐわい)シーンはおっぱいポロリなし。後半にある。丘みつ子、おっぱいポロリあり。ただ、夏木勲との目合シーンは首なめ問題発生。ここもいまいち。
 格闘シーン、アクションシーン、昔の映画だからしょうがないけど、弱い。後半は消火器で勝ったりする。こういうところは白ける。
 藤岡琢也に詐欺の演技をつける夏木のシーンは面白い。年上の藤岡に若い夏木が演技指導している図が、現実の俳優の上下関係を考えると可笑しい。二人共演技がうまいしひつこく繰り返すので笑える。
 ちぐはぐというかいまいちなところ、突っ込みどころが散見される。
 一回目、事務所が襲われるシーン。男二人、夏木に脅されると何もしないで帰る。喋らないなら痛めつけるとか拷問とかあるよねえ。ちなみにこのとき出てくる銃は(南部)十四年式拳銃と思われる。
 木島役竜崎勝は拷問される。うーん、やっぱり話がちぐはぐ。急に窓から夏木現れる。急に千葉真一も現れる。前フリとか一切なし。雑。
 丘の自殺シーン。飛び降り自殺なのか列車への飛び込み自殺なのかがわかりにくい。ここも見せ方いまいち。
 室内シーンかなり安っぽい。終戦直後だからという言い訳もあるけど、エルバドル公使館内部は流石に貧相。
 結核なのに島田、普通に生活している。うーん、描き方が大雑把で飽きる。
 千葉、全く活躍しない。夏木のボディーガードするとか、やるべきことたくさんあるよねえ。脚本、下手くそ。最後におまけのように出てくる。証拠隠滅、替え玉がすごく適当。
 ちんどん屋と白塗りの死者が幻影として現れる。『田園に死す』(2014/4/30掲載)の影響か?。
 「アプレ」という言葉が頻出する。アプレゲールの略。戦後派のこと。若者たちを呼んだみたい。今なら新人類とか草食男子とか、意味もなくひとくくりにして思考停止する言葉。
 手形詐欺(パクリ屋?)を描いているので専門用語が頻出する。手形をパクる。手形を割る。写し手形。牙保罪(がほざい)など。後、法律の解釈。オープニングロールに法律指導のクレジットがある。時代が終戦直後なので、どもり、でく人形、ポン中、などの言葉も出てくる。
 今日の英単語「diplomatic immunity」外交特権。

断熱塗料に魂抜(たましぬ)ぎる

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 上の写真はスラブ面に断熱塗料を塗布した場所と未塗装の場所の境界を撮影したもの。
 これがねえ、断熱塗料、非常に不思議。
 普通さあ、当然、まふぁくわ(真昼)のあちぱんぱんしているときにも塗装するわけだよねえ。立って塗ると腰が痛くなるので、当然座るわなあ。すると、当然、お尻はジワーッと暑くて嫌な気分になるわな。当然、太陽光でずーっと暖められたコンクリート面なわけだから。
 一旦、五十センチの幅くらいで建物端から建物端まで塗り終える。起点に戻りまた五十センチくらいの幅を塗り進めるんだけど、その時、不思議な体験。
 まだ塗っていないコンクリート面に座るとお尻あちあちで我慢できないほど。けど、すでに塗り終えた断熱塗料の上に座ると、「暑くな〜い」、いや、はっきり言って快適。ていうよりひんやりしている。うーん、なんか感覚がおかしくなりそう。なんで太陽にずーっと照らされているコンクリートが冷たく感じるんだあ。ありえない。
 でまあ、当然温度測定です。愛用の赤外線非接触温度計GM320の登場です。

 塗装面、一回目35.1度、二回目35.0度
 未塗装、一回目42.9度、二回目エラー(温度計を太陽光の下に放置したたため正常値を示さず)

 測定を途中で中断したけど、断熱塗料の実力は数値にも出ている。いやはや恐るべし。建築業界も進歩しているんだねえ。知らんかった。

屋形船が悪趣味、映画『シャレード』

 スタンリー・ドーネン監督映画『シャレード(原題・CHARADE)』(1963年公開)を観た。オードリー・ヘプバーンが翻弄される展開やトリックは面白いけど、映画としては古臭い面も。見てもいいし見なくてもいい、かな。
 デジタルリマスターなのか画面は隅々まで綺麗。ただし色合いは若干人工的。
 幾何学模様をデザインしたイントロ。ものすごくモダンでおしゃれ。オープニングロールとしてはベスト級。
 遺体安置所、遺体を入れた長い冷蔵庫を閉めるとき、カメラは引き出しの中から撮っている。作業員の顔からの場面転換でブランピエール警部の机の引き出しへ。引き出しつながりの場面転換、結構凝っている。
 オレンジを顎と首の間に挟み、手を使わず受け渡していくゲーム。なんかエロい。
 オードリーの泊まるホテル(HOTEL SAINT JACQUES)の部屋。隣同士がドアで行き来できる。『モーテル』(2018/2/27掲載)でも隣の部屋とドアで行き来できるようになっていた。なんで?。そんな構造にするの?。どう考えてもありえないんですけど?。外国人はバカなのか?。
 格闘シーン、アクションがすごく古臭い。こういうところで昔の映画はボロが出る。というより、アクションシーンの見せ方がものすごくすすんだということなんだろうなあ。
 オードリーの映画といえばきせかえ人形、ファッションショー。この映画でもオードリーの服はジバンシィ提供らしい。
 フランスのパリロケ。ノートルダム寺院がちらっと出てくる。
 川の観光船?、屋形船のように電飾多数。車(船)窓は合成。橋の下を船がくぐるとセリフに変なエコーがかかる。川沿いの抱き合っているカップルにサーチライトを当てて、船の客が眺めて楽しんでいる。ものすごい悪趣味。
 出てくる切手は三つ。スウェーデンの4シリング切手テグラ・フィラスキリンゲン、ハワイアン・ブルー、ガゼット・モルダーバ。
 フランスの地下鉄(METRO)、赤い車両に乗っているオードリー、ケーリー・グラントが別の車両から入ろうとしてもドアが開かない。なんで?。赤い車両のドアの上にはdéfense de fumer et de cracherとある。喫煙と唾吐き、が禁止なのか?。フランス語、わたしよくわからないあるよ。
 ケーリーに地下鉄内部で追いかけられるオードリー、一応、ハラハラドキドキするんだけど、普通に地上に逃げるオードリー。最初から逃げればいいのでは?。地上に出て劇場(ロケ地はパレ=ロワイヤル劇場か?)に逃げ込むオードリー。なぜかドアが開いている。不用心だねえ。
 今日の英単語。
 「divorce」離婚。「simultaneous translator」同時通訳者。「AMERICAN EMBASSY」アメリカ大使館。「a great deal of danger」重大な危険。It's a big deal.はよく聴く。「spy」スパイ。「agent」調査官、工作員、スパイ。「yawn」あくび。「E.U.R.E.S.C.O.」という団体が出てくる。調べてみたけど全くわからない。架空の設定か?。
 「I'm very confused.」わからないわ。警部から夫の行動を訊かれたオードリーが答える。
 「VRAI GUIGNOLET」。シャンゼリゼ公園にある人形劇をやっている小屋に書かれている。
 「No sirree, Bob.」ジェームス・コバーンが電話ボックスの中のオードリーに火のついたマッチを投げながら言う。本気だぜ、と訳されてた。Bobまでが一連の慣用句のよう。とんでもない、という意味みたい。
 「I'm having a nervous breakdown.」ヒステリーを起こした。
 「Don't be piggy.」欲張るなよ。piggyは強欲な、という形容詞。
 「Like the hunchback of Notre Dame.」カジモドみたい。直訳すると、ノートルダムのせむし男みたい。カジモドは「ノートルダムのせむし男」に出てくるキャラクターのこと。カジモドは一般的ですかねえ。せむし男、は使っちゃいけないんですか?。バカすぎる。余計にわかりにくい。こうやっていいちいち調べることになる、逆差別。
 「carry on.」続けて。会話が遮られて、話を続けるようにうながす。
 「You greenhorn.」世間知らず。「You block-headed jackass.」調べても意味わからず。「You nincompoop.」馬鹿者。この三つの文章をまとめて「このマヌケのアホめがバカ大将め」と訳されていた。
 「crooked」悪党、と訳されていた。嘘つき、心の曲がった、などの意。
 「marriage license」結婚証明、結婚許可証。アメリカでは戸籍がないから。「stamp」切手。

Rajisan MK-59、映画『オールウェイズ』

 スティーヴン・スピルバーグ監督映画『オールウェイズ(原題・Always)』(1990年公開)を観た。面白かった記憶があったけど、今見るとたいしたことなかった。見てもいいし見なくてもいい。
 アメリカのコロラド州?の森林消防隊のパイロットが主人公。公務員なのか民間企業なのか、そのへんの説明はほとんどない。ので詳しくわからない。ただ、森林消防隊のパイロットが主人公というのは非常に珍しい設定。この映画以外に思い当たらない。1943年のドラマのリメイクらしい。
 ホリー・ハンターのいる管制塔にBCLラジオのRajisan MK-59が置いてある。こんな場所で邂逅するとは。ラジオが威張っているいい時代ですな。ちなみにMK-59は『リリカルスクールの未知との遭遇』(2018/4/15掲載)にも出てくる。
 リチャード・ドレイファスが燃料切れでピンチの場面は騒がしく、場面転換すると、空港は静か。こういう対比した見せ方は手練。腹のたった映像的説明が、曲がり潰されたスプーン、など、スピルバーグ印があちこちに見られる。
 ヘリウムガスによる声変わりギャグがある。リチャードのテーブルクロス引きが見れる。『幸せのレシピ』(2018/7/16)でキャサリン・ゼタ=ジョーンズもテーブルクロス引きを披露している。
 消防隊員が飲んでいる店で演奏するバンド。ボーカル兼キーボードが弾いているのはRolandのRD-300Sと思われる。「SMOKE GETS IN YOUR EYES」を歌うんだけど、イントロがものすごく「ベンのテーマ」に似ている。
 リチャードの飛行機にホリーが乗り込むとき、右エンジンのみを停止させる。ふーん、そういうことできるんだあ。
 ジョン・グッドマンのいる校長室?に置いてあるダブルラジカセはLLOYD'SのPT003。その後、頻繁に出てきて活躍する。
 ホリーの部屋、Panasonic(パナソニック)のブラウン管テレビが出てくるが機種わからず。引越し先の家に置いてあるラジカセ(boombox)はSONY(ソニー)のCFS-1000と思われる。
 ホリーが勝手に飛行機を離陸させて消火にあたる。うーん、リチャードがこの世にとどまっているのは、ブラッド・ジョンソンを指導するためじゃないんですか?。急に女性の自立の物語にすり替わったようで、話がちぐはぐ。
 霊になって直接コンタクトできないもどかしさ、印象的なオールディーズが何度も流れるなど、『ゴースト ニューヨークの幻』(2018/6/21)と似た部分がある。
 消火にあたるダグラス社のA-26は汚しなどでそれらしく見える。飛行シーン、山火事などは迫力あり。ただしコクピット内部になると合成。流石に落ちる。投下するのは水ではなくて水っぽい泥。演出なのかどうかはわからない。
 エンドロールにKOOTENAI NATIONAL FOREST、BOICE NATIONAL FOREST、SHASTA-TRINITY FOREST、BRIDGER-TETON NATIONAL FORESTの名が並ぶ。
 今日の英単語。
 「Fire Eaters」火食い男、と訳されていた。機体に書かれている。
 「fathead」消えな、と訳されていた。調べると、うすのろ、間抜け、などの意。ホリーがリチャードに言う。
 「quonset」かまぼこ型のプレハブ兵舎のこと。quonset building、quonset hutと使う。商標みたい。昔沖縄でプレハブ小屋、バラック小屋のことを「コンセント屋(やー)」と言っていたのは、このことだったんだあ。開放された米軍基地跡にたくさん建っていましたねえ。いやはや、半世紀近くして、言葉の謎が解けるとは!。映画を見るって、本当に勉強になるねえ。
 「FUEL PRESSURE」燃料圧力。飛行機の計器盤に書かれている。
 「Gosh!」美しい、と訳されていた。白いドレスに着替えたホリーを見てリチャードが言う言葉。godの婉曲語、間投詞。
 「It is my day off.」非番だ。リチャードが電話の相手に答える。
 「Don't be a pigheaded fool.」ふざけないで。ホリーがリチャードに言う。Don't be a fool.で、バカなことを言うな。pigheadedは強情、頑固。
 「AIR ATTACK TRAINING BASE」消火飛行訓練所。
 「FOLLOW ME」ついてきて。誘導車?に書いてある。
 「You laugh like a donkey.」ロバの笑い方ね。ホリーがブラッドの笑い方を見て。
 「Real Country Cookin'」料理の包装紙に書いてある。
 「wishbone」骨占い。ホリーとブラッドが鶏肉から出た骨を二人で引っ張りあう。結果、勝った負けたと言い合う。それ占いじゃなくて勝負だよねえ。調べてみると、叉骨のこと。引っ張り合いをして長い方を取ったほうが、願い事が叶うらしい。願掛けも勝負か。アメリカの肉食獣らしい。
 「cantaloupe」メロン。muskmelonのことをアメリカでこう呼ぶらしい。

絶滅危惧種、制帽、映画『帝一の國』

 永井聡監督映画『帝一の國』(2017年公開)を観た。そこそこ面白い、最後まで見れる。
 正直、菅田将暉が高校生役という時点で、また老けた俳優を集めた学園モノか、と全く期待していなかった。大型新人とか、でっかく花火打ち上げる力はもう邦画にはないのかな。
 リアリティーライン低め。糸電話とか、盗聴とか、物語に直接絡まないからいいけど、アクションはねえ。乳首攻撃とか、もう本当に低レベルでやめてほしい。あと、グラウンドでの殴り合い。撮るならちゃんと撮れ。
 生徒会内部の権力争いが描かれる。父親同士が政治家で過去の因縁があったり、飽きさせない工夫が見られる。
 菅田の幼少期の心変わり(ピアノを弾かなくなる)が適当なので、がっかりしたけど、ラストにちゃんと回収される。ここは感心した。伏線や前フリが回収されるし、登場人物多めなれど、活躍の場が与えられている。脚本、割とちゃんとしている。
 いやはや邦画で高校の制服に制帽が出てきたのは初なのでは?。これだけでもこの映画は価値があるかも。
 男子校なので一応男色要素も満載。上下関係に厳しい、靴を舐める、締め込み姿で太鼓を叩く、など、好事家にはたまらない映像かも。
 描かれている時代は昭和なのだろうか。MADISON SQUARE GARDENのバッグが出てくる。懐かしい。あと、テレビはすべてブラウン管テレビ。学校内の政見放送、大臣室?、永野芽郁の部屋など計四台出てくるのだけど、全てメーカー、機種ともにわからず。
 ラスト、これまで活躍しなかった生徒会長に重要な役割が振られる。「井の中の蛙、大海を知らず。されど、空の深さを知る」にちょっと感激。脚本、ねられている。
 刑務所の外観は甲府刑務所がロケ地と思われる。他の映画にも出てきたような既視感。『嫌われ松子の一生』(2014/9/18掲載)だったかなあ。
 ラスト近く、菅田のピアノシーン。一応、全体像を撮っている。撮影、及第点。ちなみにピアノはBechstein(ベヒシュタイン)と思われる。このメーカーが映画に出てきたのを初めて見た。
 エンドロール、永野がギターを持ってダンス。意味不明。可愛いけど、本題からずれている。不要。

落書きで済ますな、バカ、映画『アメリカン・サイコ』

 メアリー・ハロン監督映画『アメリカン・サイコ(原題・AMERICAN PSYCHO)』(2001年公開)を観た。ホラーやサスペンスをナメている。駄作。
 2001年の作品でフィルムノイズが見られる。効果なのか?。それともオリジナルが悪いのか?。
 映画冒頭、クリスチャン・ベールの仕事仲間との談笑シーン。レストランがものすごーく安っぽい。昔のテレビドラマレベル。もうすでに駄作の予感がする。その後は、普通の映像。なぜわざわざ映画冒頭にこんな安っぽい映像を使うのか?。意味不明。監督、センスが疑われる。
 お箸を使う店、日本風の室内のエステ、しあつ(指圧?)、まつだ(松田?)などの日本語が出てくる。
 クリスチャンの仕事の描き方がものすごーく適当。会社内のデスク、個人の部屋があり秘書?もいる。二人で面会などの予定を相談するだけ。それだけ、あと、仲間と仕事の話風の会話をするだけ。具体的なやり取りや映像、一切なし。主人公の描き方が下手すぎ。駄作にありがちな手抜き。それでいていい生活をしている。全く説得力がない。
 殺人鬼なのに具体的な殺すシーンがない。凶器は見せるけど、刺したり切ったりするシーンを撮らない。何が見せたいのか?。何が描きたいの?。ホラーじゃなければなんですか?。描き方が、ものすごーく中途半端。これ何映画?。
 フランク・ロイド・ライト設計のグッゲンハイム美術館が見切れる。この美術館は『メン・イン・ブラック』(2018/2/23掲載)、『メン・イン・キャット』(2018/5/6)に出てきた。
 ところどころクリスチャンの独白で説明する。脚本、うまくない。手抜き。
 殺人鬼なのに殺人が素人。指紋付けまくり、留守録に自分の声を録音。うーん、もうバカすぎて口あんぐり。さらに警察が出てきません。クリスチャン、普通に生活している。デタラメすぎ。ひどい。
 クリスチャンの部屋のテレビに『悪魔のいけにえ』(2018/5/24)のラストシーンが映っている。こういうの見せておけば異常な感じするでしょうという、ものすごーく安易な設定。もう本当にサスペンスとかホラーを舐め腐った作り。邦画関係者のふざけた連中と同じ感覚。アメリカでこんなレベルで劇場公開ができるんだあ。
 明らかに、つなぎがおかしい部分あり。真っ裸でチェーンソーを持ってカーラ・シーモアを追いかけるクリスチャン。ショットがわかると、何も持っていなくてカーラを捕まえる。カーラが逃げて、次のショットになるとまたクリスチャンがチェーンソーを持っている。画面の流れに違和感ありすぎ。もう、怖がらせ方、見せ方、下手くそすぎ。
 HUEY LEWIS & THE NEWSやGENESISなどの音楽に対するうんちくを垂れるクリスチャン。キャラ設定みたいだけど、別段、物語に絡んでこない。
 クリスチャンの部屋にはKEFのトールボーイスピーカー105/3S(と思われる)がある。壁にあるオーディオセットはプリアンプがharman/kardonのhk725、メインアンプがhk770、イコライザーと思われる機械もあるけど機種はわからず。
 とにかくひどいんだけど女優陣は良さげ。秘書のクロエ・セヴィニー、奥ゆかしい感じで好感が持てる。リース・ウィザースプーンは唯一のコメディキャラか?。カーラ・シーモアは被害者役としていい味出している。
 銃撃しただけなのにパトカーが二台も爆発する。もう、本当に描き方が適当。意味もなく別なビルに入り、警備員、清掃員を射殺する、特に意味がない。何のためにビルに入ったのかも理由がない。これまた適当。
 こんだけ殺して騒いでおいて、翌日普通に出社しようとするクリスチャン。バカすぎる。と思っていたら、謎解きが。これは、何なんだと期待すると、、。もう本当にバカすぎる。妄想なのか現実だったかも示されない尻切れトンボ。映画の観客舐めすぎ。ノートの落書きでごまかすな、バカ!。
 今日の英単語。
 「Something romantic?」デート?。クロエがクリスチャンの予定を尋ねる。
 「Because I want to fit in.」うまく適合したから。
 「grinch」白け虫、と訳されていた。しらけさせる人、のことらしい。
 「Yale thing」イエールっぽい。殺されたジャレッド・レトのことを説明するときにクリスチャンが使う。
 「People just disappear.」跡形もなし、と訳されたい。disappearは姿を消す。
 「eerie」不気味。「muders and executions」殺人と処刑。
 「I'm not supposed to, but I can make an exception.」まずいんだけど、今夜は例外よ。立ちんぼをしているカーラがリムジンの中のクリスチャンに言う。not supposed toで〜してはいけないことになっている。exceptionが除外、例外。
 「duct tape」ダクトテープ。銀色をしたアメリカのガムテ。日本のより超強力な粘着力らしい。洋画によく出てくるけど単語が出てきたのは初めただはず。
 「This tastes weird.」変な味がする。娼婦が薬を混ぜられたワイン?を飲んで言う言葉。weirdはstrangeよりももっと変な感じを言うらしい。
 「Touchy, touchy. I'm sorry I brought up the wedding.」結婚の話をして悪かったわ、その件はおしまい。touchyは気難しいの意。リースがパトリックの性格を揶揄していると思われる。たちたちのように聴こえる。重ねる表現があるのか調べたけどわからなかった。気難しい人ね、ぐらいの意味か?。
 「I have to return some videotapes.」ビデオを返しに行く。リースと喧嘩したクリスチャンがレストランを出るときに言う言葉。
 「Here, kitty, kitty.」猫ちゃん。ATMの下にいる子猫を見つけてクリスチャンが言う言葉。kittyは幼児語で猫。
 「FEED ME A STRAY CAT」野良猫を入れてください。ATMに表示される言葉。feed a stray catで野良猫に餌をやる、という意味があるみたい。
 エンドロールにA SPECIAL THANKS YOU TO CERRUTI FOR THE FINE CUSTOM MADE CLOTHINGとある。セルッティはイタリアのファッションブランドみたい。ロケ地はカナダとアメリカみたい。

ブレイクダンスはできません、映画『フラッシュダンス』

 エイドリアン・ライン監督映画『フラッシュダンス(原題・FLASHDANCE)』(1983年公開)を観た。撮影、素晴らしい。女性の成長物語としてよく出来ている。おすすめ。
 映画冒頭から曲がかっこいい。映画内で挿入される曲をほとんど知っている。いかにこの映画のサントラアルバムが売れたかということだよねえ。
 アレクサンドラ役のジェニファー・ビールス、ドロップハンドルの自転車を乗っている。『サイドカーに犬』(2014/9/8掲載)で竹内結子もドロップハンドルの自転車に乗っていた。女性の主人公で同じような自転車なのに雲泥の差。竹内はヨタヨタと乗っていた。ジェニファーはさっそうと男らしく。撮り方も、女優の鍛え方も大違い。
 MAWBY'S BARでのダンスシーン。紐を引くとシャワー、で赤い下着。髪を振ると水滴が飛び散る。非常に撮り方が印象的。この監督、腕ありそう。
 ジェニファー、雑誌ヴォーグを見ている。グラント(犬の名)、顔は怖いけど、ちょこちょこ出てくる。室内でのダンス練習シーン。黒いレオタード。肉体の見せ方がうまい。野外、寂れた街中のシーンになると『ロッキー』(2018/5/9)を連想させる部分あり。
 バレエ学校?のロケ地はCarnegie Instituteと思われる。
 ダンス教育の差を見せるために足元を撮る。うーん、うまい。下手くそな監督や脚本だとセリフでくどくど説明するんだろうけど、ショット一発で提示する。いやはや、腕ありますなあ、エイドリアン。
 路上、ラジカセ(メーカー、機種ともにわからず)を置いて、ダンスをはじめる。望遠で撮っているので観察している、ドキュメンタリーのような効果あり。ブレイクダンス風からのいろいろな技を見せる。
 MAWBY'S BARでのダンスシーン。ジェニファーの同僚らのダンス。個性的で面白く見せる。『フラッシュダンス』の中で描かれるダンスはほぼ全て個人戦。団体での調和みたいなものはない。ここがこの映画の成功した鍵かも。
 フィギュアスケートシーン。他のスケーターは落ち着いた曲なのにサニー・ジョンソンの演技で流れる曲がLaura Braniganの「GLORIA」。うるさすぎ。スケートに合わない。ここは唯一下手くそ。
 廃屋でのジェニファーのショット。暗い室内、出入り口付近にたたずむ。半身にだけ光があたりすごく陰影のある映像。絵画のよう、素晴らしい。
 ストロボの連打の様な照明。これ暗闇で見ていたらやばいかも。かなり幻惑された。
 ジェニファーとマイケル・ヌーリーが働く作業現場の撮り方も独特。背景の壁に水が流れている。トンネル風の暗い中、ライトは赤い。溶接の光や火花と、作業現場を凝った映像で表現するのは珍しい。
 ロケ地はアメリカのピッツバーグと思われる。モノンガヒラ川脇にあるDuquesne Inclineと呼ばれる赤いケーブルカーが出てくる。
 レストランでのジェニファーとマイケルの食事シーン。ロブスターをほうばりながら目合(まぐわい)や尺八を連想させるセリフを連発、二人共エロエロ。ジェニファー、男装。ジャケットを脱ぐと袖口のみ、襟首に前掛けのような形の白シャツのみ(ノーブラと思われる)。これまたエロエロ、いやはやこういうファッションがあるのか?。
 映画ラストのダンスシーン。まず足から撮る。レコードをかける時、ヘッドシェルを持つ手が震える(フルオートではない点がみそ)。一度失敗してもう一度ダンスをやり直す。いやー、間を作るねえ。脚本、緩急自在。窓から入る光が逆光、照明とか本当に手が込んでいる。
 ただ、このダンス途中の背中でスピンするショット。男性です。吹き替え多め。ジェニファー、ブレイクダンスは出来ないみたい。
 ラストは非常に短く潔い。撮影が素晴らしく、女性の成長物語にもなっている。ロッキーにも通じるアメリカ成功物語の鉄板パターンだけど、よく出来ている。おすすめ。
 今日の英単語。
 「ZIP code」郵便番号。「security number」社会保障番号。「thermos」魔法瓶、語源は商標のサーモスから来ているみたい。「apply and audition」応募とオーディション。「confession」懺悔。「All nude all the time!」脱ぎっぱなし。
 「It doesn't matter.」関係ない。仕事を休んだジェニファーを心配したマイケルに対して、ジェニファーが言う言葉。
 「You're just going to piss it all away.」君は負け犬だ。マイケルがジェニファーに言う。調べたけど、pissに負け犬の意味はなかった。けなす言葉に使われるようだけど、スラングにはあるのか?。
 「When you give up your dream, you die.」夢を諦めることは死ぬことと同じ。マイケルがジェニファーに言う。ちょっとここぐっとくる。
 「FIRE ESCAPE」非常口。オーディションの前、ジェニファーが待っている廊下の奥のドアに書いてある。
 「It's show time.」年上のダンサーが楽屋を出るときに言う言葉。『オール・ザット・ジャズ』でロイ・シャイダーの口癖だったはず。この映画もダンスシーンがめちゃくちゃすごい名作なので合わせてどうぞ。

ほぞとほぞ穴が目合にみえてくる、映画『セカンド・ラブ』

 東陽一監督映画『セカンド・ラブ』(1983年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。けど、大原麗子の喘ぎ声がたっぷり聴ける。
 撮影現場、MITCHELLの35mm?カメラが出てくる。
 大原の職業はグリーンコーディネーター。撮影用の植物、店舗への観賞用植物などを納品している。個人で個展を開き、雑誌にも取材されたりする。
 夫役が小林薫。一級建築士でHONDA(ホンダ)のオートバイVF750Fを乗り回している。小林と大原の二人乗りシーンあり。実写で吹き替えなし。昔の映画はこういうところはすごい。
 大原と小林の目合(まぐわい)シーン多数。正常位、対面座位が見られる。残念ながら大原のおっぱいポロリはなし。代わりに喘ぎ声はたっぷり聴ける。
 小林と大原の住んでいる家の居間にオーディオセットあり。アンプはLUXMAN(ラックスマン)のSTEREO INTEGRATED AMPLIFER L-560と思われる。スピーカーはJBLかな。アイ・ジョージの経営するJASS SPOTにもオーディオあり。レコードプレーヤーのターンテーブルがDENON(デンオン)のDP-80ではないかと思われる。
 建築現場でのバイクの駐め方、ひどすぎる。作業の邪魔になるだけ。小林、素人なのか?。
 山林伐採シーンあり。ロケ地は和歌山県日高市龍神村。チェーンソーで幹の半分まで切り、くさびを打ち込む(一回ハンマーで軽く叩くだけ)と思った方向へちゃんと倒れる。技術は素晴らしい。
 大原、ハスキーボイスで綺麗なのにかわいい。着物姿もある。季節が冬だけなのが残念。夏服も見たい、白いワンピースとか。だけど、もう見れない。
 小林、映画冒頭から木組みを作っている。ラスト近くになると気がつくんだけど、これ目合の暗喩だよねえ。小林と大原の目合の後に鎌ほぞの仕口のショット見せるんだもの。もろそれを連想させる。
 脱ぎ要因として中村れい子が出ている。こちらはおっぱいポロリあり。
 見知らぬ人の死体とか、大きな木の下で見える幻影とか、バイクの転倒とか、若干、イメージショットだけに走る部分あり。夫婦の問題をからめたサスペンスに話を持っていくこともできたはずなんだけど、残念。

マザコンにおすすめ、アニメ映画『銀河鉄道999』

 りん・たろう監督アニメ映画『銀河鉄道999 GALAXY EXPRESS』(1979年公開)を観た。映画としては見てもいいし見なくてもいい。けど、マザコンには大好物と思われる。
 星の海、と強調する割に列車。なんか設定がちぐはぐ。のっぺりした画で遠近感がない。昔のアニメな感じ。フィルムノイズも多め。
 キャラクターは独特。理想を定型化したような同じ顔に同じスタイルの女性たち。男は不細工からイケメンまで幅広い。こういうクセのある画やキャラが、今のアニメにはない。
 見ていると気になる点が多め。
 星野鉄郎の母親、死にそうなのに言葉でいろいろ説明。マントの下は裸。子供の頃の鉄郎は不細工なのに成長するとかっこよくなっている。メーテルと鉄郎の座る車両が貸切状態(邦画の病院の描き方と共通する)。「男の子」という表現が頻出する。宇宙なのに窓を開けたり、窓越しに銃を撃ったり、列車の窓の構造が適当。アクション場面なのに歌謡曲風の曲が流れる。時間を操る設定が全然出てこない。鉄郎、右利きのはずなのにギターは左で弾いている。鉄郎のメーテルへの告白と思われるセリフが聞き取れない。ハーロック、漁船のように船外で操舵。機械化母星メーテルの崩壊場面にムードミュージック。メーテル機械なの?人間なの?。人間の機械化って何?。
 とまあ、気になるところや突っ込みどころは多め。けど、設定はやりたい放題で面白い。
 まず、鉄郎の行動の目的が母親のかたきを討つこと。すでにマザコンです。
 さらにメーテル、年上の女性なうえになんと母親の肉体を使っているんだって。うーん、マザコン設定がエロすぎ。年上の女+近親相姦、年頃の男の子のごちそう満載。母親的な庇護も受けるし、性的願望も満足させる。いやはや、どんだけわがままな環境やねん。
 鉄郎を助ける男性陣はキャプテンハーロック、アンタレス、酒場の主人のみ。この三人以外で鉄郎を助けるのはみんな女性。それも味方の女性は恋愛感情があるし(もしくは恋人の知り合いだから助ける)、敵の女性は鉄郎の肉体を欲しがっている。いやはや、鉄郎、モテまくり。
 「私はあなたの少年の日の心の中にいた青春の幻影」byメーテル。声優は池田昌子、大人な感じでいいですな。ゴダイゴの「銀河鉄道999」が流れてEND。

邦画は時間の無駄、映画『クソ野郎と美しき世界』

 映画『クソ野郎と美しき世界』(2018年公開)を観た。オムニバス形式の全四作。クソつまらない。駄作。

園子温監督「ピアニストを撃つな!」
 ずっーと稲垣吾郎が独白で説明している。見ればわかることをくどくどセリフで説明する。本当に幼稚。この時点で飽きる。
 稲垣、ピアニストの設定なのにピアノを弾く全体像はなし。ピアノを弾いてないのがまるわかり。映画の作り全体のレベルが低いのがすぐわかる。
 祭りは何の祭りなんだろう?。実際の祭りを野外ロケする時間も予算もないのかな?。色々、本当にしょぼい。あと、園の十八番の暴力シーンも適当。殴られた相手が自分で飛んでいるのがわかる。浅野忠信、暴れると羽毛をばらまくだけ。しょぼい邦画にありがち。
 映像全体が明るすぎる。意図的に露出オーバー気味の画面を作っている。映画でやる必要があるのかな?。

山内ケンジ監督「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」
 歌を歌えない設定がデタラメ。古館寛治などが歌えなくなるシーンだと、ど忘れや記憶をなくしたような、脳や精神的な障害で歌が歌えないような素振りをしている。なのに、慎吾が歌えなくなるときは喉を押さえて歌えないという演技をしている。え?、どっちなんですか歌えない原因は?。歌喰い役の中島セナの能力はどっちなんですか?。そんなことも設定しないで映画撮るの?。バカすぎる。デタラメすぎ。
 マネージャー役の川上友里や生活安全課班長の石川彰子の脇を固める俳優が個性派で記憶に残る。この映画で見るべきはこの二人だけ。新人の中島はこの作品だけではわからない。

太田光監督「光へ、航る」
 「航る」はわたると読ませている。評価されているようだけど、この映画の中の四本の中で一番映画っぽいというだけ。
 草彅剛、尾野真千子に良いショットは確かにある。けど、尾野はオーバーアクション気味。かなり平板。
 車のシーンになると物語が停滞。邦画にありがちな物語を推進しない思わせぶりなイメージ映像。
 あと、ストーリーが全くわからない。腕の移植って何?。移植の理由とかの説明も中途半端だし、移植の相手見つけたら何?。話が意味不明すぎ。
 沖縄ロケあり。名護市の名護十字路、大中区などが出てくる。
 草彅の映画冒頭のアクションはそこそこ見れたけど、指を切断するシーンはわかりづらいし全然見せない。少なくともどういう過程や方法で指が切断されるのかを先に見せておいて、石で叩かないと、ドスを地面に立てた状態でなんで指が切断されるの?。見せ方下手くそ。
 警官の制服がなんか変。季節は夏なのか冬なのか?。警官役山城智二の制服がダラッとしすぎている。
 ニュースになると画面がブラックアウト、声のみ。レポーターとか出てこない。予算削減がひどすぎる。

児玉裕一監督「新しい詩 / A NEW SONG」
 CLUB KUSO UNIVERSE、店内シーンになると音に厚みが出る。
 「手がロボット」と叫ぶ満島真之介。見ればわかるよねえ。いちいちセリフで説明する必要ないよねえ。本当に映画として幼稚。
 稲垣のピアノ弾きまね、香取の口パクが半端ない。つまらないナレーションでやっと終わるのかと思ったら、まだ続く。金魚のフンのようにダラダラしている。

 この映画に関係している人たち、例えば、『パンズ・ラビリンス』(2018/7/19掲載)とか見て何も思わないのかなあ。やられたとか、こういうラストがあったかあ、とか。悔しく感じるなら邦画なんか撮らないか。周りではしゃいで持ち上げるバカたちと騒いで金になればいいだけか。邦画は終わってる。

ワンパターン、映画『オーシャンズ11』

 スティーブン・ソダーバーグ監督映画『オーシャンズ11(原題・OCEAN'S ELEVEN)』(2002年公開)を観た。作り雑。見てもいいし見なくてもいい。
 Berlinの「Take My Breath Away」が流れる。選曲、適当。
 UTAH COUNTY RACEWAYが出てくる。ドッグレース場が出てくる。
 ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットがいるパブ?にブラウン管テレビがある。赤いLEDによるチャンネル表示でわかりやすいデザインなんだけど、メーカー、機種ともにわからず。SONYの液晶テレビ、PHILIPSのPC用ディスプレイなどが出てくる。エディ・ジェイミソンがカジノのサーバー室?に入り監視カメラの映像を欺瞞するときに使うモニターがUHF/VHFを見れるポケットテレビ。SONYのwatchman FDL-E22Uに形は似ているんだけど、明らかに別物。メーカー、機種わからず。
 「またねえ」「ひろしま」の日本語、壁には月に『陰陽師』(2015/7/5掲載)の時代のような服を着た横笛を吹く男の絵、など日本テイストがちょこちょこ出てくる。
 30秒停電しただけなのに、ボクシングのリング上で乱闘、カジノでも乱闘。バカなアメリカの国民性が表現されていて良い。
 こういう映画はワンパターンで飽きる。まず、仕事の人集め。実行する前に現場の説明。で実行。『ミッション インポッシブル』(2018/5/1)なども同じで飽きる。『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2018/5/4)では金庫を作り模擬訓練を行うのも同じ。登場人物と主人公のキャラが多少違うだけで、ほぼ同じことの繰り返し。本当に飽きる。
 金庫破りが実際に行われると、かなり雑になる。まず、ジョージを拷問するために現れたブルーザー。結局、仲間なんだけど、前フリがないので、どうでもいい感じ。
 シャオボー・チンが金庫の中に忍び込むトリック。何度も手順を見せていたのに、実際の現場でトラブルが。さあ、どうやってこの危機を乗り切るのかと期待すると。なんと、その場面は見せない。場面が変わるともう箱から出ている。うーん、もうバカすぎて呆れる。作りが適当で雑すぎ。一番面白いところを見せない。というより、はらはらどきどきの演出を何も考えてなかったんだろうなあ。ほんとに、作りが適当。
 金庫の中、爆発しても警報がならない。欺瞞している映像なのかはっきりしないので、ハラハラドキドキしない。金庫の中、レーザーの警報装置があるはずなのに普通に床の上を歩いている。映像に疑問が多すぎて、映画への興味が失せる。見せ方が下手くそすぎ。
 お金の入っているカバンをSWATがいつすり替えたの?。その場面を見せない。ほんとうに、適当。
 結局、ぎすぎす顔になっているジュリア・ロバーツがなんにも話に絡んでこない。ただの添え物。
 ブラッド、刑務所の前。ジョージが出てくると食べかけのハンバーガーを捨てたと思われる。洋画は食べ物に対するマナーが悪いねえ。粗末にしすぎ。
 ラスト、ドビュッシーの「月の光」が流れる。選曲、本当に適当。
 今日の英単語「All reds.」。ポーカー中の男が言う言葉。そういう役がないので、ブラッドが呆れた表情をする。
 「incan matrimonial head masks」インカの婚礼用仮面。ジョージが過去に盗んだもの。
 「bluff」はったり。「vault」金庫。「goldfish」金魚。「fingerprint」指紋。「an equal share」頭割り、均等配分。「AUTHORIZED PERSONNEL ONLY」関係者以外立入禁止。「Privacy Please」入室お断り。ホテルのドアノブにかける札に書いてある。「SCAN ACCEPTED」指紋照合。直訳すると、走査結果を受け入れた、か。「Run and hide.」逃げて身を隠せ。「nuts」糞度胸、と訳されていた。nutには狂人の意味もあるみたい。
 「We got a grease man.」こいつでいこう。ジョージとブラッドがシャオボーを仲間に決めるときの言葉。調べてみたけど、このセリフの解釈は色々あるみたい。髪型から整髪料のグリース、身軽なので狭いところに入り込める油の意味のグリースなど。
 「Nice pull!」お見事!、と訳されていた。ジョージがマット・デイモンに渡した名刺に書いてある言葉。マットの得意な犯罪が万引きだからなのか?。
 「Whiskey and whiskey.」ウイスキーのストレート。ジョージがレストランで酒を注文する時の言葉。多分、酒と水の割合を言っていると思われる。ウイスキーにウイスキーなのでストレート。英語って意外に面倒くさい。
 「a pinch」。核兵器と同等の電磁波を発生させる装置。これでラスベガスを停電させる。
 「Don't screw up.」どじるなよ。screw upで台無しにする、めちゃくちゃにする、などの意味があるみたい。
 「Ex-wife.」元の妻。この表現、接頭辞ex-は洋画に頻出する。もう覚えた。
 「In your hotel, there's always someone watching.」ここでは、いつも誰かが見ているのよ。ジュリアがアンディ・ガルシアに言う別れの言葉。

断熱塗料にドゥマンギタ(びっくした)

asahipen

 これまでの復習。
 オーディオルームの天井はない方がいい→天井をなくすと沖縄では暑すぎる→ならば天井なし屋根スラブのみの建物(古い駐車場)で遮熱断熱実験→室内側スラブに断熱シート張り込み→室内温度のデータ収集→屋外側スラブにアルミコーティング遮熱ネット(園芸用)を直張り→室内温度のデータ収集。といったあたりで2017年の夏は終わったのだと思う。結果は天井ありの部屋より1〜3度高いくらいまでに迫った。
 目標は天井ありの部屋を上回る涼しさ。そんなことができるのか?。

 2018年はどうか?。新兵器の登場であります。まあ、別に量販店で何気なく見かけて何気なく買って何気なく使ってみただけの、当てずっぽう。けど、それが見事、大正解。いやはや昨今の建築技術、塗料技術の進歩に驚いた。
 今回購入したのはこれ(上の写真参照)、「アサヒペン水性アクリルペイント水性屋上強力断熱塗料」という商品。容量は14リットル。
 塗装状況と温度データは次回。

映画『ミッション:インポッシブル / ローグ・ネイション』

 クリストファー・マッカリー監督映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(原題・MISSION:IMPOSSIBLE/ROGUE NATION)』(2015年公開)を観た。ストーリーほどほど、アクションは魅せる。
 映画冒頭のロール、中国語。製作に中国が絡んでいるみたい。時代だねえ。
 プロペラ輸送機(エアバス A400Mか?)。ぼってした機体を間近で撮る。迫力あり。離陸する輸送機にしがみつくトム・クルーズ。実写みたい。すごい。トム、どういう俳優になろうとしているのか、大きなお世話だけど心配。
 Technics(テクニクス)のレコードプレーヤーSL-1200(と思われる)が登場。レコードを乗せると指令を伝えるための装置になる。うーん、わざわざ指令を聴くだけなのに面倒くさい。使い方として間違っているけど、アップで製品を出してくれているから、いいか。イギリスのレコード店にはレコードを視聴する個室があるんだねえ。
 オペラ会場のBIENNA OPERA HOUSE内部の映像。素晴らしい。豪華絢爛、これぞゴージャス。
 モロッコのカサブランカ。狭い道でのカーチェイス。バイクを使った高速走行でのアクション。ここは素晴らしい。手に汗握る。トム、本当に何になりたいのか?。
 ジェレミー・レナーがはめている腕時計はTISSOT1853のT091.420.44.051.00と思われる。腕時計に詳しくないので、企業名なのか製品番号なのか紛らわしくてわかりづらい。
 出てくる車はBMW、エンドロールにクレジットあり。
 今日の英単語「a glass box」試聴室、と訳されていた。直訳するとガラス箱だが、映画の中でレコード試聴室のドアがガラスでできているためこの単語を使っている(と思われる)。ラストに防弾ガラスボックスが出てくる。ちなみに防弾はbulletproof。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(2018/5/17掲載)、『キック・アス』(2018/7/2)などに出てきた。
 「face to face」一対一、面と向かって。「Desperate times, desperate measures.」非常時には非常手段です。
 「You know how to find me.」私を探せるわ。レベッカ・ファーガソンが別れ際、トムに言う言葉。

エド・ハリス熱演、映画『理由』

 アーネ・グリムシャー監督映画『理由(原題・JUST CAUSE)』(1995年公開)を観た。ショーン・コネリーはミスキャストなのでは?。映画はそこそこ面白いのに。
 1986年のアメリカ、フロリダ州オチョピーが舞台(殺人現場はエバーグレーズの湿地帯)。人種差別が色濃かったり、死刑制度や冤罪が絡んできたり、と思ったら真犯人がいて、と思ったら実は、、。と、観客をけむにまく展開で物語の牽引力はなかなかある。
 人種差別保安官?のローレンス・フィッシュバーンは悪そうでうまい。さらに連続殺人犯のエド・ハリスが熱演。この二人だけでも見る価値はある。
 だけどねえ、主人公がねえ。なんとショーン・コネリー。現場を離れて25年の元弁護士。今は大学で教えているみたい。けど、奥さんは若い。事件の元凶はこの奥さん(行動がバカっぽくて白ける)。とまあ、この二人のキャラ設定に違和感ありあり。最後まで見ても、主人公を老人にする必要性を感じないし、夫婦の年の差を大きくする意味もわからない。最後までこの違和感がちらつくので、見終わった印象は悪くなる。
 ちなみに子役でスカーレット・ヨハンソンが出ている。
 今日の英単語「russian roulette」。ローレンスがロシアンルーレットで犯人を脅すシーンあり。『ディア・ハンター』でロシアンルーレットという単語を覚えた人も多いはず。
 「CONTRABAND WILL BE CONFISCATED」禁制品は没収されます。刑務所の窓口の下に書いてある。
 「White pages or yellow pages?」個人別か?職業別か?。ウィルコックス刑事?が、取り調べ中、電話帳(a phone book)で暴行したのではないかとショーンから疑われて、この言葉。
 「midnight blue」暗い紺、「confession」自供、「goddamn」たまげた、と訳されていた。
 「Come on in.」乗れよ。ローレンスがショーンに車に乗るように車内からすすめる。
 「You should see your face.」顔色が悪いようだけど、と訳されていた。直訳すると、あなたは自分の顔を見たほうがいい。
 ローレンス、ショーンともにカセットテープレコーダーを持っている。ローレンスのものがSONY(ソニー)という以外は詳細わからず。
 車の写真、マーキュリーのモナークとフォードのグラナダの外観が似ているという話題が出てくる。
 電気椅子による死刑を執行した瞬間、刑務所内の照明が暗くなるシーンがある。本当にそんなことがあったのか?。調べてみたけどわからなかった。wikipediaには、フロリダ州では「特に希望があれば死刑囚が感電死を選ぶことができる。」という記述がある。
 ブレア・アンダーウッドがショーンの妻と娘を人質にとり車で逃走するシーン。妻がキーでドアを開けようとしているのに、助手席のドアはすでに開いている。うーん、意味不明なショット。初めから開いているなら妻はキーで開ける必要ないよねえ。施錠されているなら、助手席が先に開くはずないよねえ。
 ブレア、湿地帯の木の上からヘッドランプを付けたまま飛び降りてくる。ローレンスが下を歩くのを待っていたの?。犯人、暇だねえ。
 沼地、湿地帯といえば、『将軍の娘 エリザベス・キャンベル』(2018/6/26掲載)が同じような地域が舞台だった。将軍の娘はジョージア州。
 エンドロールのThanks ToにHILLSBOROUGH COUNTY WILDERNESS PARK、METROPOLITAN DADE COUNTY、CITY OF MIAMI BEACH、CITY OF MIAMIなどがクレジットされている。

前田敦子似、映画『恋人たちのパレード』

 フランシス・ローレンス監督映画『恋人たちのパレード(原題・WATER FOR ELEPHANTS)』(2011年公開)を観た。後半話が雑。見てもいいし見なくてもいい。
 サーカス(BENZINI BROS. CIRCUS)の設営シーン。大がかかりで映像的に迫力あり。大型テントを建てるショットを映画の中で初めて見た。入場時に客の列を後ろから押す係がいたり、タダ見客(沖縄方言でぬぎばい)を叩く棒、など、前半の説明映像は割と丁寧。
 主人公のジェンコウスキーという姓を聞いて、ポーランド語が話せるかと訊くシーンがある。大城、新垣、島袋などの姓を聞くと、あんた沖縄の人でしょう?と訊くのと同じなのかな。
 サーカス経営者オーガス役クリストフ・ヴァルツ、表面的には明るい紳士なんだけど、実はサディステック。雰囲気が出ていてうまい。
 主人公ジェイコブ役ロバート・パティンソン、意味不明なほどニタニタしている。最初は未熟だからということの表現かと思ったけど、その後もニタニタ。主人公というより二番手演出と演技。
 ヒロイン、マーリーナ役リース・ウィザースプーン。前田敦子に似ている。正直、こちらも二番手な感じ。ただ、サーカスシーンのアクションはスタントなのか本人なのか見分けがつかない。ここは違和感がない。
 見分けがつかないといえば、動物たち。実写なのか合成なのか、判別できない映像あり。特に象の演技は見分けがつかない。
 映画後半になると、意味不明な行動が多数出てくる。
 クリストフ、象をいじめる。意味不明すぎ。クリストフはサーカス経営の切り札、ショーの目玉として象を導入したんでしょう。それなのにいじめてどうするの?。自ら経営を危なくしているだけだよねえ。登場人物の行動がデタラメすぎ。ただ単に事件を起こしたいだけの設定なのが見え見え。脚本、下手くそ。
 公演中に象が暴れだす。暴れる原因を作るのがクリストフ。普通に歩いている象を脅しているだけ。なんでそんなことをするのかが全くわからない。これまた、脚本、下手くそ。
 さらに、その出し物を見ているロバート。象が暴れているのに何もしない、象がテントの外に逃げたのに、ぼーっと見ているだけ。ロバートさあ、象の担当者だよねえ。バカなの?。
 あとひどいのが、ロバートは獣医として採用されているのに、具体的な医療行為シーンがない。馬の足触ったり、安楽死させたり、象なでたり、象の傷拭いたり、それだけ。そんなこと獣医である必要性がない。ロバートの描き方、ものすごーく安直で適当。
 あと、クリストフ、従業員を列車から投げ捨てたり、殺したりしているのに全然警察沙汰にならない。その割に、最後に警察みたいなのが出てくる。禁酒法の時代はこんなんだったの?。なんか、ものすごーく、適当。 
 エンドロール、流れない。意外に見づらい。ロケ地はアメリカのテネシー州チャタヌーガと思われる。FILLMORE & WESTERN RAILWAYの名もクレジットされている。
 今日の英単語「jake」ジェイク。キャメルが密造酒が買えなくて代わりに飲んでいる代用酒の名前。以下、英辞郎on the WEBに詳しくあるので引用する。【ジャマイカ・ジンジャーから抽出した液体で頭痛薬や胃腸内のガス放出薬として販売された。アルコール濃度が高く、19世紀以来下層階級の間でウィスキーの代用として引用された。ジンジャー抽出液には毒性があることやジンジャーの臭いを和らげるためにメチルアルコールなどの混ぜ物がくわえられたことから、数万人のジェイクまひ患者が発生した。】沖縄でも終戦直後、メチルアルコールを飲んで失明した人が多くいましたねえ。
 「Here we go.」さあどうぞ。Charlie O'Brien the thirdがジェイコブ(老人)にお酒をすすめるときに言う言葉。
 「depression」恐慌、「prohibition」禁酒法、「veterinary medicine」獣医学、「ticket office」チケット売り場。
 ちなみにネット上に出回っているこの映画のscriptがデタラメで驚いた。全然会話を拾ってない。実際に作品を見て書き起こしているとは思えない。

トリコルニオ、映画『パンズ・ラビリンス』

 ギレルモ・デル・トロ監督映画『パンズ・ラビリンス(原題・EL LABERINTO DEL FAUNO)』(2007年公開)を観た。映像、物語ともに素晴らしい。
 スペインの荒れた自然、森の中、古い家屋、と迷宮(虚構)、クリーチャーなどとの組み合わせが非常にうまい。CGが実写の中で浮かないで溶け込んでいる。この辺のセンスは素晴らしい。
 場面転換がうまい。現実から子宮の子供の世界に入り込んでまた現実に戻ったり、立ち木などのカメラ手前の障害物をまたぐと場面転換だったりと、自由自在。カメラワーク、編集と達者な感じ。
 夜がちゃんと暗い。射撃音、爆発音が独特。後、爆発に花火が飛ばないので迫力あり。偽物っぽくない。
 巨大カエル、赤ちゃんの形をした木の根(マンドラゴラの根)、妖精に変身する昆虫、牧神?パン、など、虚構世界は凝りまくり。特に、手のひらに目を持つ怪物は斬新。
 見たことない役者ばかりだけど、みんなうまい。オフェリア役イバナ・バケロは見事なショット多数。ビダル大尉役セルジ・ロペスはいつも父親像(時計が象徴する)を気にしながら、軍事行動に邁進する冷酷な男を好演。神経質そうで、何かありそうな女中メルセデス役マリベル・ベルドゥもうまい。ビダルの部下や医者、どもり、などいい面構えの俳優多め。
 トリコルニオと呼ばれる帽子(軍服)が出てくる。変な形をしていて、映画で見たのは初めて。
 薬、鍵、ナイフなど、前フリがちゃんとしている。すぐに足を切断しない、すぐに注射しない、など間のとり方がうまい。それに比べ、暴力や射殺シーンは瞬間的。この辺の緩急も見事。ギレルモ、手練。
 ビダル大尉の部屋が質素なのがキャラ設定として不気味。軍事行動にしか興味がない。それ以外はストイック。殺しが職業、独裁的な雰囲気がよく出ている。
 ラスト、うまい。つまらない映画だと生き返らせたりするんだろうけど、ギレルモは違う。彼女の中だけで、選択の正当化、死の正当化が行われる。観客と主人公のみが納得するラスト。悲しい話だけど、うまい。
 一点だけ文句を言うと、主人公とCGキャラとの視線があっていない。微妙なとこなんだけど、CG合成が自然でうまいだけに、目立ってしまう。
 日本語訳は松浦美奈。

二股なのに葛藤がない、映画『恋愛適齢期』

 ナンシー・マイヤーズ監督映画『恋愛適齢期(原題・Something's Gotta Give)』(2004年公開)を観た。駄作気味。つまらん。見てもいいし見なくてもいい。
 テレビドラマのようなてかてかした画面。オープンカーなのに車窓が合成。なんかもう、映画にわざわざする必要を感じない出だし。
 エリカ役のダイアン・キートン、ジャック・ニコルソンとキアヌ・リーブスから好かれている。モテモテ状態なのに、二股に対する葛藤がまるでない。遊び人の尻軽女ならわかるけど、舞台の脚本家でこれまで固い生活をしてきたという設定なのに。描き方がバカすぎる。人物描写が薄っぺらすぎる。ダイアンの演技も大根に見える。
 ダイアンの家。ダイアンとジャックの二人の生活になると物語が停滞。だらだらだらだら二人の会話が描かれる。ただただつまらない。洋画で初、禁じ手だけど早送りで見た。そのくらいくだらない。
 ダイアンの娘役アマンダ・ピートがバカ。ただただ騒いでうるさいだけ。
 フランスのパリでロケしているみたいだけど、エッフェル塔のシーンは合成かな。わざわざパリまで行っているのに、なんでこんなに見せ方が下手なんだろう。
 レストランに赤ちゃんを連れて行く。そんなことする?。外国で?。
 一部良いシーンもある。ダイアンとジャックが二人、海岸を歩くシーンは、アドリブぽくてなかなかうまい。ジャック、髭面になると迫力がすごい。さすが、と思わせるものがある。
 今日の英単語「Nose and Throat Doctor」耳鼻咽喉科の医者。「Absolutely not.」絶対に嫌。「a heart attack」心臓発作。「hyperbentilation」過呼吸。「schmuck」ゲス野郎。「forces of destiny」運命の力。
 「I need a little air.」風に当たってくる。レストランでジャックを見つけたダイアンが席を外すときに言う言葉。
 ロケ地はアメリカのニューヨークとフランスのパリと思われる。エンドロールにニューヨーク州SouthamptonとEast Hamptonもクレジットされている。

父親不在、映画『パーフェクト・ワールド』

 クリント・イーストウッド監督映画『パーフェクト・ワールド(原題・a Perfect World)』(1994年公開)を観た。子役がうまくて引き込まれる。最後まで見れる。
 ケビン・コスナーとテリー役キース・ザラバッカの脱獄シーン。カーテンかシーツをつなぎ合わせたものをロープの代わりに使い、窓から外に降りる。地上に着き、ロープ代わりの白い布を引っ張ると、するする落ちてくる。うーん、そんなことある?。すぐはずれてしまってはロープの代わりにならないし、そのままにしておくと刑務所職員に見つかるし。時間稼ぎの方法としては今ひとつかな。
 緊急本部として使うキャンピングトレーラー、無線機が机に埋め込まれているけど、メーカー、機種わからず。
 パトカーに乗る警官が、ケビンの車を見つけた時の見せ方。パトカーの車体がバックしながらカメラの前を移動すると、画面奥にケビンの車が見える。ひと手間なんだけど、間をもたせる撮り方、見せ方。画面も暗い黒から明るい薄黄色に変わり、印象的。
 道路脇の建物影に隠れてパトカーをやり過ごすのは『大脱走』でスティーブ・マックインがやっていたのと同じ。
 車の中で「Old MacDonald Had a Farm」を歌う場面がある。
 DOTTIESというレストラン。ウエイトレスが客に出したと思われるケチャップを瓶に戻すシーン。場末感が出ていてうまい。
 子供を叩く親、それを見るケビン、というシーンが二回出てくる。一度目が車の中で母親が叩く、二度目は家の中で男(マック)が孫を叩く。会話がなくてケビンと子役T・J・ローサーの表情や目の動きだけで表現している。これだけでケビンの子供の頃の境遇がわかるようになっている。クリント、丁寧だし腕ありますなあ。
 ケビン、腹が出ている。役作りか?。悪人でもなく、善人でもない。微妙なところを、ケビン、うまい。さらにうまいのがT・J・ローサー。子役をうまく撮れる監督は、名監督。とライムスターの宇多丸がいっていたはずだけど、たしかに。T・J・ローサーの心細い表情が絶品。ケビンとT・J・ローサーのロードムービーとして見ていられる。
 ちなみに子役が出てくる映画で子供のとり方のうまさでいくと『幸せのレシピ』(2018/7/16掲載)がまあまあ、『アイ・アム・サム』(2018/7/15)が下手くそ。
 マックの家、バスルームにアンティークラジオ(真空管ラジオ?)があるんだけどメーカー、機種ともにわからず。
 T・J・ローサーの衣装はCasperのキャラクターが描かれた白いつなぎ。T・J・ローサーの家がエホバの証人を信仰しているために仮装したことがない。自分で盗んだ衣装を着ている。
 今日の英単語「We're Jehovah's Witness.」エホバの証人。T・J・ローサーの母親がHalloweenで訪ねてきた子どもたちと大人一人に答える断りの言葉。
 「Point it.」(銃で)ねらえ。「manhunt」犯人捜査。「top priority」最優先。「cowboy colloquialism」カウボーイ風の言い方。「bandit」強盗。「puny」ちっぽけな、小さくて弱々しい。
 「Stick'em up.」手を上げろ。emはthemの短縮形らしい。themは何を指すかというとyour handsらしい。
 「This is my ship.」とキャンピングトレーラーの中でクリントがローラ・ダーンにいう。それに対してローラは「That's anarchy.」と答える。日本語訳が独裁者になっていたけど、anarchyはアナーキー、無政府状態などの意味で、独裁者の意味はなかった。
 「number one」おしっこ。へー、こんな言い回しがあるんだあ。知らんかった。
 「RC Cola」ロイヤルクラウン・コーラ。ケビンとT・J・ローサーが車の中でずーっと飲んでいる。
 「a frog's pussy」直訳すると、カエルの女性器。FBIが「We cordoned off the area.」この地域を封鎖した、というので、完全包囲の意味で使っていると思われる。その後、ローラに対して「Sorry, ma'am.」と付け加える。シモネタを言った後に女性がいることに気づいて、この言葉。これも時々洋画に出てくる。
 エンドロールにFilmed entirely on location in Austin and CENTRAL TEXAS.とある。のでロケ地はアメリカのテキサス州中部とオースティンと思われる。
 ケビンが死ぬまでが長い。もう少し短くできない?。

テーブルクロス引き、映画『幸せのレシピ』

 スコット・ヒックス監督映画『幸せのレシピ(原題・No Reservations)』(2007年公開)を観た。可もなく不可もなし。見てもいいし見なくてもいい。
 レストラン、22 BLEECKERでシェフ(料理長)として働くキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、外見、演技など貫禄が出てきた感じ。すきを見せない女役、よい。
 厨房シーン。キャサリンの料理シーンはほとんどない。盛り付けたり指示を出しているくらい。忙しそうな雰囲気はよく出ているけど、もう少し調理する手際を見せてほしいところ。雑さや手抜きはないけど、もう一息。
 ワインセラーや冷蔵庫が、休息室や口論の場所に使われているのは、ちょっと面白い。
 病院になると急に声の音像が巨大になる。医者のバートンとか、二度目に病院を訪ねたキャサリンとか。音声収録、違和感あり。
 「おてもと」と書かれた割り箸がキャサリンの部屋のドアに貼り付けられている。その後の展開でタイ料理のための箸らしい。料理の袋に一緒に入れておけばいいのでは?。
 朝、下の階に住んでいるショーンがコーヒーを貰いに来る。そんなことある?。醤油や味噌を貸し借りした終戦直後じゃないんだからさあ、それもアメリカでコーヒーをもらったりする?。タイ料理を持ってきたのもショーンだし。ご近所の描き方、無理して描いている感じ。
 ベビーシッター役Zoë Kravitz、ヴァンパイアか、パンクロッカーぽくて印象深い登場なのに、その後、全然出てこない。脚本、この当たりは散漫。
 Lebo M.の「The lion Sleeps Tonight」が流れる。『最高の人生の見つけ方』(2018/7/5掲載)でもこの曲使われていた。アフリカだと反射的にこの曲を選ぶんだねえ。安易だと思うけど。
 アーロン・エッカートがキャサリンの部屋でピザを作り、夜、二人でティラミスを食べている。で、アーロンが帰り支度をはじめ、キャサリンの背後に手を回す。キャサリン、キスだと思いソファーに身を委ねようとすると、アーロンはマフラーを取りたいだけという、ここくすっと笑える演出。二人の距離や性格が出ていてうまい。
 キャサリンのテーブルクロス引き。うまい。テイクは何度めだろう。見事に決まる。ここちょっとびっくりする。
 今日の英単語「fishes with line」一本釣り。「bon appetit」召し上がれ、フランス語。「fish sticks」魚フライ。
 「How long ago was your last relationship?」最後に恋愛したのはいつ?。セラピストがキャサリンに質問。それに「Isn't that a little personal?」ぶしつけね。と答える。
 「How was your teacher?」先生はどう?。とキャサリンから訊かれたゾーイ役アビゲイル・ブレスリンが「Bald.」と答える。baldはハゲのことらしい。
 「I think my water just broke.」破水した。とリーアが告げるとキャサリンが「What? You're kidding me.」、リーアが「No, I'm not kidding you.」と続く。
 「Child Protective Services」児童保護サービス。アビゲイルが夜、レストランで働かされているのではという疑いをかけられる。学校の校長が報告しなければならない、とキャサリンに告げる。『アイ・アム・サム』(2018/7/15掲載)では児童保護局が出てきた。
 アメリカの児童虐待対処が度が過ぎていて笑える。銃はオッケーで子供へのビンタはだめなんだ。頭の中でこの二つが問題なく処理できるって、精神異常じゃないの?。そりゃセラピストが繁盛するわけだ。
 「mortgage」(抵当を入れて)借りた金。MONOPOLYをしているキャサリンとアビゲイル。キャサリンが勝って金を要求するときに使う。

映画『300〈スリーハンドレッド〉帝国の進撃』

 ノーム・ムーロ監督映画『300〈スリーハンドレッド〉帝国の進撃(原題・300 / RISE OF AN EMPIRE)』(2014年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 とにかくCG、村も街も戦闘シーンも陸も海もみーんなCG。室内のホコリもCG、野営地の焚き火の火の粉もCG。多分、人物もCGで加工してあるはず。実写とアニメの中間みたいな感じ。こういう方向性があるとは思うけど、すすんで見ようとは思わない。
 『300〈スリーハンドレッド〉』(2018/5/24掲載)で描かれた出来事が行われている最中、周辺部で起こっている戦い(アルテミシオンの海戦?)を描いている。続編を期待するとはぐらかされるかも。
 ラジオで聴いたのかな。映画によく出てくる、ローマ軍が着ているスカートみたいな衣装(フスタネラ?)。あれは時代考証的に間違いらしい。軍隊が着用しだしたのはオスマン帝国時代からだという。調べてみたけど、正確なことはわからなかった。
 主人公のテミストクレス役サリバン・ステイプルトン、海軍指揮官のアルテミシア役エヴァ・グリーンの招きにすぐ応じる。割とあっさり。逡巡とか葛藤とかが描かれない。うーん、安直。この将軍で大丈夫かあ?。
 サリバンとエヴァの格闘技風目合(まぐわい)、なかなか新鮮で面白い。エヴァ、キャラが立っているし、配役もあっている。
 ペルシャの王クセルクセス役のロドリゴ・サントロ、オカマぽくていいんだけど、声が加工されていて気になる。若干邪魔。
 船の上、馬が出てくると急に強くなる。だったら馬ぐらいみんな使うでしょう。なんか後出しジャンケンだし、絵空事だし、飽きる。
 あと、名前が難しくて覚えづらい。
 今日の英単語「Welcome to my humble barge.」粗末な船へようこそ。サリバンを自分の船へ招き入れるときにエヴァが言う言葉。humbleは粗末なの意。『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』(2018/7/3掲載)でインド人の大金持ちがWelcome to my humble home.と言っていた。
 「Today I want to feel Themistokles' throat beneath my boots.」テミストクレスを足蹴にしてくれる、と訳されていた。beneathが、〜の下、の意。エヴァが開戦前に言う言葉。このとき、todayを頭に付けた文章を三回続ける。『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』(2018/6/23)でミシェル・ヨーがto takeで始まる言葉を三回続けることで死者を蘇らせていた。この英語の三回同じフレーズ続ける言い回し、かっこいい。

スタバ、知恵遅れ、ビートルズ、映画『アイ・アム・サム』

 ジェシー・ネルソン監督映画『アイ・アム・サム(原題・i am sam)』(2002年公開)を観た。穴多めで雑な部分あり。見てもいいし見なくてもいい。
 ショーン・ペンが知恵遅れ役。うまいけどそれ以上ではない。『レインマン』のダスティン・ホフマンにはまだ届かない感じ。
 とにかく手持ちカメラ風のぶらぶらガタガタ揺れるカメラワークが邪魔で邪魔で仕方がない。たぶん、ショーンの精神状態を表しているのだと思うけど(後半になると揺れが少なくなる)、それにしてもカメラ動かしすぎ。酔いそう。
 ショーンがいつもと違うレストランに子役のダコタ・ファニングと食事するシーン。注文でウエイトレスともめる。ダコタ、普通にショーンの行動を見ているだけ。恥ずかしがるとか、止めるとか、助けるとか、諌めるとか、全然何もしない。ダコタがショーンの障害に対してどう思っているかを示せる重要なシーンだと思うけど、ダコタの意思表現がまるでない。脚本、下手くそ気味。
 ショーン、売春婦と喋っただけで警察に捕まる。そんなことある?。ホームパーティー開いただけで、ショーンとダコタが引き離される。そんなことある?。アメリカのことだからわからないけど、物語のきっかけがものすごーく安直。邦画だったらバカすぎ。デタラメすぎ。駄作脚本。
 弁護士役のミシェル・ファイファーのコップがでかい。キャラ設定でもなさそう。意味不明すぎ。
 裁判?で白いスーツの女が出てくるけど、何者?。全然説明がないので何のために出てきたのかわからない。
 ダコタ、結構悪い。知恵遅れのショーンをそそのかして施設を脱走する。そのためにショーンの立場が悪くなる。ダコタをどういう子供として描きたいのかがブレている。
 ローラ・ダーンの家の前、絵が洗濯ばさみで干されている。なんで?。普通の絵の具で描いていただけなのになんで干すの?。これまた意味不明すぎ。雑で適当すぎ。
 アニーという隣人。ピアノの家庭教師みたいで演奏シーンがあるけど、手元は見せない。まあ、そのくらいのレベルの映画です。
 ショーンが引っ越した部屋。ブラウン管テレビはSONY(ソニー)のKV-1512と思われる。
 「lucy in the sky with diamonds」「two of us」「across hte univers」「i'm looking through you」「strowberry fields forever」「golden slumbers」「you've got to hide your love away」「blackbird」「mother nature's son」とビートルズの曲が使われている。
 ショーンのキャラ設定は割といいけど、ダコタのキャラはいまいちよくわからない。話の進め方が雑なので、父と娘の関係が今ひとつ。あと、カメラワークも張り切りすぎて悪目立ち。映画鑑賞を邪魔している。
 実はこの映画、面白いのはミシェル。家族に問題を抱えるキャリアウーマンの弁護士が、知恵遅れのショーンの弁護を担当することになり、、、。という主人公をミシェルにして描けが面白かったのに。映画は、特に、脚本は難しいねえ。
 今日の英単語「STARBUCKS COFFEE」。ショーンが働いている店。
 「This is it.」生まれる。看護師?が赤ちゃんを抱き上げてこの言葉。
 「Because the customer's always right.」お客様は神様です。新しい店に食事に来たショーンが注文した後にウエイトレスに言う。
 「He touched me on my private place.」。警察に捕まるときにショーンが言う。股間触られた。
 「anthropod」節足動物。「Stellaluna」Janell Canon著の絵本のタイトル。
 「pro bono」弁護士が行うボランティアの活動。無料法律相談、無料弁護活動などを含む、らしい。
 「Go, for Christ sakes!」。ポルシェ?を運転しながらミシェルが言う。お願いだから進んで。「Green means "Go".」青は進め。日本では青信号だがアメリカだとグリーン。日本も最初は緑信号と呼んでいたが、その後、青と呼ぶようになったらしい。日本の信号の緑色は色度がかなり青よりなんだって。うーん、映画を見ると勉強になるねえ。
 「shrink」分析医、精神科医。「That the confidentiality will be waived.」守秘義務は免除される。
 「an outgoing message」応答メッセージ、と訳されていた。
 「You are on the air.」。留守録用の応答メッセージを録音する時、タイミングをとる掛け声。
 「Summa cum laude」首席で、最優秀な、の意。ラテン語。アニーがジュリアード音楽院の話をするときに言う。

大味、映画『スペース カウボーイ』

 クリント・イーストウッド監督映画『スペース カウボーイ(原題・SPACE COWBOYS)』(2000年公開)を観た。大味。見てもいいし見なくてもいい。
 クリント・イーストウッドと妻、ガレージの中。ちゃんと照明暗い。クリントの部屋。平行定規がある。『さまよう刃』(2015/6/21掲載)、『アルゴ』(2018/4/19)に出てきた。
 クリント、警備員に呼び止められてもすぐには振り向かない。老人の描写として細かい。車の乗車シーンは実写。四人が勢揃い。音楽うるさい。年寄り設定のエピソードはいまいち。
 NASAの協力を得ていると思われ、NASAロケはいろいろなものが見れる。疑似重力発生装置(遠心シミュレーター?)。フライトシュミレーター、無重力(無重量)内作業訓練用のプール、など。ここで飛行機による自由落下で作り出す無重力状態の映像があってもいいかな、とは思うけど、役者にやらせるのはだめなのかな?。
 急にトミー・リー・ジョーンズとマーシャ・ゲイ・ハーデンが恋仲に。前後の経緯がないので面食らう。ドナルド・サザーランドのサングラスも安直。視力をカバーするのそんなんでいいの?。
 発射台、スペースシャトルなどは実写。打ち上げシーンも実写映像を使っていると思われる。ここは迫力あり。けど、管制室はスタジオの室内感丸出し。物語上も、ほとんど役に立たないし。管制室のクオリティー低め。
 宇宙に出ると合成感高め。2000年のCG技術はこんな感じかと確認することができる。無重力表現あるも、2000年だとまだまだな感じ。
 スペースシャトル内のノートPCはAppleのPowerBook G3。有人機動ユニット(MMU)が出てくる。これ『ゼロ・グラビティ』(2018/2/18掲載)でジョージ・クルーニーが乗り回していた。
 宇宙に出てからの作業がわかりづらい。特に人工衛星アイコンの地球への落下を防ぐ作業は、説明不足で何をしているのかわからないまま終わる。管制室、ほとんど何もしない。スペースシャトル内のクリントが勝手に決めて勝手に行動する。管制室は見ているだけ。
 若い宇宙飛行士、その後どうなった?。みんな関心がない。生きているの?死んだの?。怪我したのに無事脱出できた?。大事故が起こっているのに管制室の観客静か。
 大気圏突入でボロボロになったスペースシャトルなのに、着陸(実写)になると綺麗。
 飛行機はX-15、SR-71、T-38などが出てくる。
 今日の英単語「present day」現代。「dinosaur」時代遅れ、という意味で使われている。「term」条件。「flying brick」空とぶレンガ、スペースシャトルのこと。「CAPTURE」捕獲、スペースシャトルのアーム操作画面に表示される。
 「Put a sock in it, sonny.」黙れ、坊や。クリントがイーサン役ローレン・ディーンに言う。
 「Damn good cup of coffee.」うまいコーヒーだ。ジェームズ・クロムウェルが出したコーヒーを飲んで、クリントがこの一言。damnはスラングで、くそっなどの間投詞らしい。
 「design flaw」設計上の欠陥。クリントとジェームズがこのことで口論する。
 「T-minus fifteen seconds.」打ち上げまで15秒。Tはtime。発射予定時刻の意。
 「Roll program.」。打ち上げ後、クリントが管制室に報告する。スペースシャトルの打ち上げ映像で不思議に思っていたのがこれ。打ち上げ後、すぐにロール(軸回転)する。これ、スペースシャトルの屋根面を地球側に向けるための動作なんだって。へー、知らんかった。NASAの発射台がアポロのために作られているための処置なんだとか。うーん、映画を見ると勉強になるねえ。
 「Coming up to negative return.」。ケネディ宇宙センターに戻れなくなる高度?速度?座標?のことらしい。航空機だとポイントオブノーリターンというのがあったような。

トムのひざまずき、映画『ラストサムライ』

 エドワード・ズウィック監督映画『ラストサムライ(原題・THE LAST SAMURAI)』(2003年公開)を観た。ラストがダラダラ長い。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭のタイトルは「侍 THE LAST SAMURAI」だった。「侍」はデザインなだけみたい。紛らわしい。
 San Francisco, 1876。トム・クルーズが舞台で演説(出し物)している。その時、ウインチェスター銃(Winchster 1873 Trapper)の説明をする。「four hundred yards」と言っているのに、字幕は「400メートル」となっていた。いくらヤードとメートルの差が小さいからとて、単位だけ言い換えて済ませていいのか?。
 寺(書写山圓教寺?)のシーン、ちょっとだけ声明が流れる。
 渡辺謙が英語を話せる設定になっている。なんで?。もう少し映像的な説明があってもいいのでは?。
 トムの傷、すぐは治らない。ここは良い。その間、村の生活描写がなされる。
 洋画で日本を描くと、なんちゃって日本や、なんちゃって日本人が出てくるのが定番だけど(例『クロコダイル・ダンディー2』2018/6/28掲載)、日本の描き方、割とまとも。風景はCGなのがまるわかりだけど、衣装や所作などは時代劇の中では良い方。
 池松壮亮が子役で出ている。この俳優を初めてみたのは、多分この映画だったはず。
 傷が治ったトム。部屋に和服が準備されている。ショットが変わると、部屋から出てくるトム。なんと和服をちゃんと着ている。え?、和服着るの初めてだよねえ。おかしくねえ?。ここは小雪が着付けを教えるべきチャンスなのでは?。うーん、ここ脚本、下手くそと思われる。後半、鎧を着るのを手伝うシーンがあるので、そのために取っておいたとも考えられるけど、それにしても話の辻褄が変。
 寺の中、和机に渡辺。トムと会話。ショットが変わると机と渡辺の位置が移動しているような。目の錯覚か?。
 殺陣シーン、ちゃんばら風味も加味していて、面白く見れる。真田広之、殺陣うまい。刀の所作がきちんとしているので、安心して見れる。邦画と洋画のいいとこ取り。
 トムが辻斬り(暗殺者?)四人に襲われる。アクションが一旦終わったのに、またスローで再現する。トムが剣の道に目覚めた表現みたいだけど、二度目の再現映像は不要。ただただ蛇足。
 テルモピュライの戦いの話が出てくる。『300〈スリーハンドレッド〉』(2018/5/24掲載)で描かれていた。外人、この話、好きだねえ。
 斬られ役で有名な福本清三が出てくる。なかなか斬られないなあ、と思っているとトムの盾になって死ぬ。美味しい見せ場を取って置いたわけだ。
 馬のアクションシーン多数。エンドロールを見るとスタント多数。ロケ地はニュージーランドと思われる。姫路や京都のクレジットもある。
 トム、ひざまずき、大変そう。小雪の畑仕事が似合わない。
 今日の英単語「honor」名誉。「bow」腰をかがめる、お辞儀する。「Too many maind.」雑念が多い。「No maind.」無心。「godspeed」武運、と訳されていた。「Godspeed you.」で幸運がありますように。

電飾と単調なピアノ、映画『アイズワイドシャット』

 スタンリー・キューブリック監督映画『アイズワイドシャット(原題・EYES WIDE SHUT)』(1999年公開)を観た。つまらん。見てもいいし見なくてもいい。
 トム・クルーズとニコール・キッドマンがベッドの上で議論。何でもないことで口論する。洋画を見初めの頃は「外人ってバカなのか?」と思っていたけど、脚本がひどいだけだと最近気がついた。なんか、この時点で、つまらない予感がする。
 ニコール、綺麗すぎてエロくない。裸多数、おっぱいポロリ多数。出てくるけどエロくない。あと、股間のぼかし大きすぎ。画面を壊している。アダルトビデオより技術が下手ってどういうこと?。ぼかしの技術、下手すぎ。
 郊外の屋敷の中、使用楽器が電子楽器。うーん、なんか屋敷内の雰囲気や調度品から電子楽器は似合わないと思うけど。
 映像は画角内に光源が入るショット多数。ひとつの映画撮影のテクニックらしい。けどねえ、街の中、室内でもクリスマスの電飾がぴかぴか入り込んで、逆に貧相。時々、ゴーストやフレアも映り込んでいる。スタンリー、腕落ちたのでは?。
 ステディカム映像、健在。室内、移動する人物を追いかける映像多数あり。
 夜中なのに家の中、電気つきすぎ。テレビドラマレベルの明るさ。車窓も合成感ありあり。ここまで普通の監督になっちゃったんだあ。悲しい。
 トムがSonata Cafeの隣の店に入り、店員にSonata Cafeでピアノを弾いている男の住所を訪ねる。その理由が、検査結果を早く知らせたいから。うーん、おかしくねえ?。検査に来た患者だったら連絡先はわかるよねえ。知らないほうが変だよねえ。ここのシーン、辻褄が合ってない。
 HOTEL JAS??のフロントにいる従業員の男(アラン・カミング)。オカマっぽい演技上手い。ニコール、メガネかけると顔が変わる。
 死体安置室の女、死体役完璧。微動だにしない。長回しだけど、お腹も首とかも全く動かない。もしかしてCGかな?。
 殺人まで起こりミステリアスな展開か、と期待するも尻切れトンボ。組織もよくわからないし、ただ乱交パーティーしているだけなのに、人殺すの?。動機が弱すぎ。クリスマス設定も電飾を光らせたいだけで物語に何の関係もない。ラストはトムとニコールの個人的な問題に収斂。うーん、『2001年宇宙の旅』(2018/1/11掲載)を撮った監督とはとても思えない。
 ちなみに劇中、何度も繰り返される単調なピアノはGYORGY LIGETIの「Musica Ricercata Ⅱ」。ロケ地はアメリカとイギリスのよう。
 今日の英単語「Pleasse, come forward.」前へ出なさい。「May I have the password, please?」パスワードを伺いたい。「You will kindly remove your mask.」仮面を取ってもらわねばならん。屋敷内広間、椅子に座った人物がトムに言う。kindlyはpleaseよりも丁寧な言い方らしい。ただし皮肉っぽい押し付けがましい風にも聴こえるらしい。バカ丁寧ということか?。
 「Get undressed.」「Remove your clothes.」どちらも服を脱げの意。
 「No, she's not in.」彼女はいない。トムがドアノック。中の女(サリー)が答える。「Are you expecting her back soon?」彼女はすぐに戻るかな?。expectは予期する、期待するという意味。
 「I don't quite know how to say this.」なんて言っていいのか、と訳されていた。I don't quite knowでよくわからない、の意。サリーがドミノのHIV検査の話をするときに言う。
 「Ex-beauty queen in hotel drugs overdose」ミスコンの前女王、ホテルにて麻薬の過剰摂取で死亡。新聞記事の見出し。ex-は元とか前とかを意味する接頭辞。『ガール・オン・ザ・トレイン』(2018/5/30掲載)でお勉強しましたねえ。

豊胸おっぱい?、映画『フレディVSジェイソン』

 ロニー・ユー監督映画『フレディVSジェイソン(原題・FREDDY VS. JASON)』(2003年公開)を観た。現実と虚構の行ったり来たりは結構うまい。一応最後まで見れる。
 ホラーでヒットした主人公を二人まとめて出せば、もっと面白いんじゃない?。という安易なアイディを本当に実行した作品。『プレデターVSエイリアン』も同じ発想。
 映画冒頭で裸になる女。胸が豊胸手術っぽい。まあ、当然、殺されるんだけど。もう少し人選、考えてほしい。その後出てくる若い俳優たち、なんか二流感が半端ない。まあ、あくまでも主人公はジェイソンとフレディだからいいのか。
 音楽うるさい。エンドロールの曲もうるさい。ホラー映画にラップとかいらない。
 マーク(ブレンダン・フレッチャー)とウィル(ジェイソン・リッター)が入院しているWESTIN HILLS PSYCHIATRIC HOSPITAL(ウエスティンヒルズ精神病院)の管理室?にあるブラウン管テレビはMITSUBISHI(三菱)のCS-1395と思われる。PCモニターはSAMSUNG。SPRINGWOOD LIBRARYにはCANON(キヤノン)のマイクロフィルムリーダーがある。「?ter 80」と見えるが機種まではわからず。
 とうもろこし畑の中は明るすぎ。ジェイソンに松明で火をつけるシーンは急に松明が出てくるので、見せ方、うまくない。
 現実と虚構の話に辻褄が合わない部分が見られる。マークの家をウィルとローリ(モニカ・キーナ)が訪ねるシーン。マークがフレディに襲われているのを知らないはずなのに、車を降りると二人共急いでいるし、家のドアをどんどん叩く。人の行動として変。部屋のある側に回る、窓から中を覗く、合図する、驚く、騒ぎ出すが、正解。
 同じように、夢の中のジェイソンが溺れる、ワンボックスの中のジェイソンが液体を吐く。するとすぐに人工呼吸の話になる。ここも変。ジェイソンはただ寝ているだけで溺れているかどうかは、現実側(ワンボックカーの中の三人)にはわからない。なのにわかっている設定になっている。この辺、意図的だと思うけど、変は変。
 精神病院に侵入する六人。なぜふた手に別れるのか意味不明。あと、病院内の部屋の位置関係がいい加減。薬を探しに来ているのに患者を見て回るだけ。ここも人の行動が変。階段を戻るショットが二回ある。見せ方、ワンパターン気味。
 悪そうな顔のでかい芋虫は面白い。
 倉庫?納屋?内部での一回目のジェイソンとフレディの対決シーン。画面が真っ赤。ジェイソンに水がかかると画面が緑色。ワンボックスカーの中は青色。と、イメージ映像や配色は、割と凝っている。
 フレディが湖?の中から飛び出してくるショット、かっこいい。ジェイソンとフレディの二回目の対決。ジェイソンがフレディを窓にぶつけ半身外に出た状態になる。そのままフレディの身体を掴んだまま、壁沿いに走り窓枠をどんどん破壊していくショット、ここアクションシーンとしてかなりかっこいい。
 建築現場での対決、圧搾空気のボンベ、鉄筋、セメントを流し込む大型漏斗、トロッコ、など考えた演出がたくさん出てくる。ここ、かなり頑張った感じ。
 今日の英単語「You know about feng shui.」。ふぁんしゅぇい、に聴こえる。風水のこと。
 「Right place, right time.」。SPRINGWOOD COUNTY SHERIFのスタッブスを上司が褒めるときに使う言葉。
 「You watch yourself, boy.」反省しろ、と訳されていた。ブレイクの父親がブレイクに言う。
 「Hey, turn that up, man.」ボリュームをあげろ。ウィルが病院の職員に言う。
 「This is messed up.」そんなのありえない。殺人がブレイクの仕業にされていることに対して、キーア(ケリー・ローランド)が言う言葉。
 「Wake Aid」眠気防止薬。マークが飲もうとする薬。
 「Hypnocil」ウィルやローリたちが飲まされている薬。「Used for,,,suppression of dreams.」効能は、、夢を抑制する。
 「They're in a coma.」昏睡状態。この言葉、『ブレイドⅢ』(2018/7/10掲載)にも出てきた。
 「IMOBATINE」。薬瓶にかかれている。精神安定剤、と訳されていた。調べてみたけど、架空の商品名みたい。芋虫に寄生されたフリーバーグがジェイソンにこの薬を注射する。
 「NOT FOR USE IN NEWBORNS」新生児に使用するな。IMOBATINEの瓶の注意書き。
 「CANP COUNSELER」キャンプ指導員。fuckしている男が着ているシャツの背中に書いてある。腰動かしているのに短パン履いたまま。撮り方、結構雑。
 「Christmas sweater」クリスマスセーター。フレディの着ている服をキーアがバカにするときに使う言葉。Ugly Christmas Sweaterというファッションジャンルがあるらしく、クリスマスセーターにはダサいというネガティブな意味合いが含まれているかも。
 「I am not leaving until I see him die!」死ぬのを見るまで、ここを動かない。ローリがボートで逃げずに宣言する。人間側の主人公は女性なので、ここ結構力強い。
 「torpedo」魚雷、と訳されていた。本来は水雷の意味なんだとか。魚雷が開発されたのは1866年らしい。なので、1866年以前にtorpedoという単語が出てきた場合は水雷を指しているらしい。へー、映画を見ると勉強になるねえ。
 「PROPANE」プロパン(ガス)。タンクの横に書いてある。

格闘するのにイヤフォン、映画『ブレイドⅢ』

 デヴィッド・S・ゴイヤー監督映画『ブレイドⅢ(原題・BLADE TRINITY)』(2005年公開)を観た。駄作、映像に金がかかっているので見れるだけ。
 シリア砂漠の遺跡の石の床、発泡スチロール製ぽい。怪物を目覚めさせる段取りとかが何もない。遺跡を訪れたら現れる。そんなでかい遺跡が放置されていたんでしょうか?。映画冒頭で話が適当すぎ、作り雑すぎ。
 ブラックアウトして場面転換するまでが長い。編集のテンポ悪そう。
 パーカー・ポージー、ヴァンパイア界のヤンキー姉ちゃんみたいで、いい味出している。パーカー、ウェズリー・スナイプスの殺人現場をビデオ撮影しているはずなのに、途中でやめる。なのに、その後、ちゃんと撮影されている。細かいことだけど、やっぱり作りが雑。
 ヴァンパイアのアジト。撮影した映像を再生するのはアップルのPCにSONY(ソニー)のDVCAMデッキDSR-11(たぶん)を繋いでいる。珍しい組み合わせ。ヴァンパイアは映像に関してマニアックなのか?。
 FBIのPC用モニターはBenQ、ウェズリーとクリス・クリストファーソンの隠れ家のPC用モニターはSAMSUNG。2005年だと韓国、台湾に席巻されてます。
 ウェズリーの座禅?シーンでDavid Hykesの「RAINBOW VOICE」が申し訳程度に流れる。
 ウェズリーとクリスの隠れ家、FBIが突入する。大爆発、ウェズリー逃げない。海に飛び込むとか、演出の仕方、色々あると思うけど。ただ座り込んで落ち込むだけ。作り、本当に適当で雑。
 POLICE DEPARTMENT(警察署)からウェズリーを助け出すシーン。玄関先まで逃げるジェシカ・ビールとライアン・レイノルズ、立っているだけ。緊張感が本当にない。その後もこういうシーンが多め。作り、雑。
 銃にビデオ機能があるらしい。後出しジャンケン。それにその機能、いる?。その後も無駄映像、無駄ショットがいっぱい出てくる。作り、本当に適当。
 ジェシカが外に出てヴァンパイアと戦うとき、音楽を聴くキャラ設定になっている。いちいち説明が入るし、ファイルを選んでいるショット、イヤフォンを装着するショットが何度も流れる。本当に、本当に無駄。格闘するのに聴覚遮断するってどんだけバカだよ。
 分割画面、久しぶりに見た。古臭い。ライアンのひょうきんキャラ、いらない。ギャグみたいな会話もいらない。時間の無駄。
 地下から蘇った元祖ヴァンパイアのドレイクことドミニク・パーセル。ウェズリーと出会うと戦わないで街の中を逃げるだけ。えー、なんで?。何がしたいの?。ドミニク、強いんだよねえ?。なんで強さを見せないの?。見せ方、バカすぎる。
 血液工場。警備、まったくなし。働いているのが一人だけ。なぜか、ヴァンパイアの黒髪ロングの女とブリード警察本部長ことマーク・ベリーが来ている。なんで来ているの?。前後の辻褄が全然あってない。脚本が適当、やっつけ仕事なのがよくわかる。
 ドミニクがクリスに変身して蜂の巣といわれる施設に忍び込む。ていうか、誰も警戒していない。これまた緊張感がまるでない。本当にバカすぎる。さらにクリスに変身して侵入する意味がまるでない。もう、本当に脚本がバカすぎる。
 この映画が駄作だとわかるシーン。ライアンが囚われていて、パーカーが最終兵器は何かを聞き出そうとする。で、人質のゾーイ役Ginger Broatchを呼び出す。
 パーカーがハイヒールで床をけると、後ろのドアが開きGingerとドミニクが入っていくる。ここおかしくない?。ドミニクは絶対的な力を持つ怪物だし、ヴァンパイアの頂点にいるんだよねえ。なのにパーカーに顎で使われているの?。じゃあ、映画前半のドミニクをパーカーが怖がっているショットは何だったんでしょうか?。話の辻褄が合わなすぎ。本当にいろいろ作りがバカすぎる。
 ジェシカ、アーチェリーの練習。速度を測っていて、どんどん矢の速度が速くなる。何かの前フリかと思ってみたけど、矢の速さに何の意味もない。こんなんばっかり。本当に飽きる。
 もう作品が終わりそうなのにコールダーという登場人物が新しく出てくる。もう本当に作りが適当。
 さらにめくらのサマーフィールド役ナターシャ・リオンがビデオメッセージを送ったらしいけど、それがドミニクに殺される前に自撮りしている。もう、本当にバカすぎ。殺されそうな土壇場(ビデオの中で死を意識している発言がある)なのに、ビデオ撮っているわけ?。余裕ありすぎ。人の行動として不自然過ぎ。
 ナターシャが点字ディスプレイを使うシーンがある。映画の中で、このガジェットが出てきたのを初めて見た。
 ジェシカの乗るバイクはBuell。アメリカのメーカーらしい。
 ウェズリー、小豆色の半袖アンダーシャツを着ている。後半になると長袖になっている。いつ着替えたのかな?。なんかこのシャツ着ていると、建築現場労務者に見える。
 胸の印とか、ウェズリーが引き継げとか、ストレッチャーの上のウェズリーがドミニクに変わったり、もう本当に適当、いきあたりばったりの設定でごまかしているだけ。最後の最後「WORD」の字幕は何?。ここまで来るとかなり悪質。
 今日の英単語「cuneiform」楔形文字。「ultra violet」紫外線。「criminal」犯罪者。
 「He's got a gun!」銃を持っているぞ。事故を起こして車からはいでた男が銃を持っていたので、救助しようとした周りの人が叫ぶ。
 「Like I care.」いいさ。マスコミで騒がれるのはまずいと心配しているクリスにウェズリーが言う言葉。俺には関係ない、どうでもいい。みたいな意味があるらしい。
 「FARE PAID ZONE」。駅の階段に書いてある。どうも有料エリアのことらしい。駅に改札がなく、事前に支払いを済ませないでこの場所に立ち入ると、罰金を切られるらしい。実際体験してないので、どういうことなのか想像しづらい。
 「chicky, chicky, chicky」。ヴァンパイアが女(獲物)を見つけたときに言っている。どうもはやし言葉みたい。chickyは幼児語で鶏のことらしい。
 「Scream if this hurts, chica.」。ジェシカを殴った後にヴァンパイアが言う。痛けりゃ叫びな、と訳されていた。ちなみにchicaはセクシーな女性を指す言葉らしい。
 「They exist.」彼らは存在する。取調べ中のウェズリーの言葉。
 「We're pinned down.」袋のネズミ。警察署の中で、ジェシカが言う。pin downで押さえつける、縛り付ける、などの意味があるみたい。
 「Cootchie coo.」よしよし。赤ちゃんをあやすときにウェズリーが言う。
プロフィール

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グブリー川平(かびら)
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