2018年06月観たおすすめ映画(邦画・洋画)

2018年06月観たおすすめ映画(邦画・洋画)
 2018年06月観た邦画は2、洋画は36、計38本。

『プライベート・ライアン』監督スティーヴン・スピルバーグ、1998年公開、2018/6/6掲載。
 今の眼で見ても戦闘シーンは素晴らしいの一言。登場人物各人のキャラが立っている。特に記憶に残るのはアパム役ジェレミー・デイビス。観察者、成長する者という二つの設定が見事。

『危険な情事』監督エイドリアン・ライン、1988年公開、2018/6/28掲載。
 不倫映画の金字塔。サスペンスを軽々と飛び越えてホラーの領域へ。グレン・クローズがファーストショットから怖い。そして最後まで怖い。怖すぎ。マイケル・ダグラスがセックス中毒だったことを考えると、味わい深いなあ。

【次点】

『ゴッドファーザー』監督フランシス・フォード・コッポラ、1972年公開、2018/6/1掲載。
 言わずとしれた名作、何も書くことはない。のに次点なのはなぜか。なんかさあ、途中で画質が変わるんだよねえ。デジタルリマスターできれいな部分とフィルムノイズのある画質が混ざっていて興ざめ。
 ちなみに『ゴッドファーザー PARTⅡ』も次点。『ゴッドファーザー PARTⅢ』はつまらん。

『ビバリーヒルズ・コップ』監督マーティン・ブレスト、1985年公開、2018/6/7掲載。
 久しぶりに見たらちゃんと面白いのでびっくりした。エディ・マーフィの話芸が生かされていて(ニセの保税倉庫検査官になる)爆笑。

『ゴースト ニューヨークの幻』監督ジェリー・ザッカー、1990年公開、2018/6/21掲載。
 パトリック・スウェイジの境遇が映画の観客と同一(状況はわかるのに手も足も出ない)なので、感情移入がものすごく楽。ウーピー・ゴールドバーグ、個性強すぎて大爆笑。デミ・ムーアがかわいい。

『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』監督スティーブン・ソマーズ、1999年公開、2018/6/22掲載。
 ブレンダン・フレイザーの出世作。異国趣味、脇役(ジョン・ハナー、ケヴィン・J・オコナー)の面白さ、悪役にも事情があったりと飽きさせない。特筆すべきはレイチェル・ワイズの可愛らしさ。レイチェルの魅力全開。いやはや素晴らしい。

【次点の次点】

『デイズ・オブ・サンダー』監督トニー・スコット、1990年公開、2018/6/4掲載。
 正直ありがちなトム・クルーズの恋愛映画でストーリーに目新しいものは何もない。けど、ストックカーレースは大迫力。今の眼で見てもレースカーの走行シーンは素晴らしい。

『アメリカン・ビューティー』監督サム・メンデス、2000年公開、2018/6/19掲載。
 意外にも時々挟まれるケヴィン・スペイシーの妄想映像が光る。逃げのイメージ映像の羅列ではなく、ちゃんと作品を面白くしている。丸い皿が楕円皿になる撮影ミスあり。

『アダムス・ファミリー2』監督バリー・ソネンフェルド、1993年公開、2018/6/20掲載。
 登場人物は『アダムス・ファミリー』で済ませているので、物語に集中できた感じ。クリスティーナ・リッチが綺麗になっているので驚いた。

『将軍の娘 エリザベス・キャンベル』監督サイモン・ウェスト、1999年公開、2018/6/26掲載。
 ジョン・トラボルタの変な喋り方、軍内部の捜査官という職業、アメリカの南部の風景、となかなか見ない設定で興味をそそられる。事件の捜査中は面白いんだけど、ラストの謎解きでどっちらけ。ちなみに『告発の行方』(2018/6/29掲載)もラストの真相がひどくつまらない。

『ホーンティング』監督ヤン・デ・ボン、1999年公開、2018/6/27掲載。
 ホラー映画なのに怖がらせ映像がすごく下手。CGばかりで怖くない。ストーリーに辻褄が合わない部分多数。とまあ正直駄作なんだけど。ただ一点、霊が出る屋敷は必見。イギリスのHarlaxton Manorがロケ地みたい。内観とCG合成との統一感もあり。物語は捨てて、建物だけ見るのもありかも。

【駄作】『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』

エレン・キーツ、映画『恋のためらい フランキー&ジョニー』

 ゲイリー・マーシャル監督映画『恋のためらい フランキー&ジョニー(FRANKIE AND JOHNNY)』(1991年公開)を観た。恋愛バカ映画ではない。恋愛映画が好みならどうぞ。エレン・キーツがめちゃくちゃかわいいぞ。
 ミシェル・ファイファーの役名がフランキー。うーん、瞬間的にフランキー堺を思い出してしまう(古いか)。フランキーは女の名前にもあるんだあ、映画の最後まで馴染めず。
 電気店?、VHSビデオデッキのPOPに「VCR」と書いてある。Video Cassette Recorderの略と思われる。VTRよりも、アメリカではVCRが一般的なんだって。へー。ちなみに、ミシェルが購入するビデオデッキはMITSUBISH(三菱)のHS-U52。後に説明書が難しいとか、配線をホモのボビーにやらせるとかの場面が出てくる。
 ミシェルのアパートの前の通り。階段でたむろしている人が鳴らしているラジカセ(boombox)はLASONiCのTRC-931。このラジカセ、後にスカッシュ場にも出てくる。
 ミシェルの部屋。ブラウン管テレビ、メーカー、機種ともにわからず。FM/AMラジオはREALISTICのMTA-11。このラジオ(放送局はWMYL)から、ドビュッシー「CLAIR DE LUNE(月の光)」ピアノRALPH GRIERSONが流れる。
 アル・パチーノが就職先を決めて帰る途中歌う歌は「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー(Zip-A-Dee-Doo-Dah)」。
 ミシェルとアルが働く食堂APOLLO CAFE。店内の客が倒れる。ネックレスにタグがついていてepilepsy(てんかん)だと病名を確認する場面がある。アメリカは病人にタグをつけるんだあ。
 APOLLO CAFEのレジの女の子、めちゃくちゃかわいい。名前はエレン・キーツ(Ele Keats)と言うらしい。眼福、眼福。
 ミシェル、DVを受けた過去があり、男性恐怖症の様な状態になっている。打ち解けない、神経質そうな仕草の演技がキャラ設定のひとつになっている。それ以外に、食堂での瓶の蓋開け係が面白い。蓋の開かない瓶があると、みんなミシェルに手渡す。ミシェル、むんずと蓋を開ける。別に力が強い女という設定ではないし、なくてもかまわないのだけど、お願いされたらしかたなくやるけど、みたいな映像的表現として面白い。
 花市場の前、駐車しているトラックの後ろ。アルとミシェルがキスすると、トラックの荷台が開いて、二人の背景が花だらけになる。映画製作陣、みんなでアイディア出し合ったんだろうねえ。今だと、すぐCGかな。
 二人、ベッドに入って服を脱ぎ始めているのに、コンドームがないので目合(まぐわい)しないことに。えー、律儀すぎ。アメリカにもこんな人がいるんだあ。びっくり。
 スカッシュシーン、ボーリングシーンが頻繁に出てくる。時代だなあ。ゴミ回収車(V. MARANGI CARTING CORP.)が夜回っている。えー、アメリカってそうなの?。アメリカの歯ブラシ、でかい。
 今日の英単語「You're a free man.」。刑務所を出るとき、アルがかけられる言葉。あなたは自由の身だ。ちなみにロケ地はアメリカのカリフォルニア州にあるフォルサム州刑務所。
 「immigration」入国審査。長電話ばかりしている厨房のジョージ?を懲らしめるためにミシェルが大声で叫ぶ言葉。しかし、客の数人が突然食い逃げのように店から逃げ出すことに。で、ミシェルが「No, I was just kidding.」。ここ笑える。
 「spoon position」体位の一種、添い寝後背位のこと。アルが売春婦(hooker)のスリスティーンにさせる。
 「Not raw, runny.」生じゃなくて、半熟。卵の焼き方をミシェルがアルに説明する。
 「None of your business.」あなたに関係ない。アルから「So, how old are you?」と訊かれて、ミシェルの答え。外人も歳ごまかすってよくあるんだねえ。『ターミナル』(2018/6/17)でキャサリン・ゼタ=ジョーンズが年齢詐称してた。
 「I'm a BLT-down sort of person.」私はサンドイッチのような女よ。アルの求愛にミシェルの答え。BLTはbacon、lettuce、tomatoの頭文字らしい。ミシェルがサンドイッチを作りながらのセリフなんだけど、気づくまでに時間かかったー。映画を見ると勉強になるねえ。
 「Yeah, be my guest.」ええ、どうぞご遠慮無く。妊婦がお腹を「Can I touch?」と訊かれて、この答え。
 「Captain Ahab」エイハブ船長。バンダナを頭に巻いたアルを見たジェーン・モリスがアルを呼ぶ名前。「白鯨」からの引用と思われる。
 「tuna」マグロ、ツナのこと。沖縄ではツナ缶のことを「とぅーなー」と発音する。これはアメリカ占領軍仕込みのネイティブな発音が浸透しているため。
 「palindrome」回文。「kindred spirit」意気投合。
 ロケ地はアメリカのニューヨーク州ニューヨーク、一部の撮影でカリフォルニア州ハリウッドのRAKEIGH STUDIOS(ローリースタジオ)。

保安官が怠け過ぎ、映画『告発の行方』

 ジョナサン・カプラン監督映画『告発の行方(原題・THE ACCUSED)』(1989年公開)を観た。ラストの種明かしで、興ざめ。女優陣の演技は見て損はない。
 映画冒頭、THE MILL(酒場)の固定カメラによる外観。夜、店から若い男(バニー・コールソン)が出てくる。次にジョディ・フォスターがまろび出る。バニーは電話ボックスに駆け込み警察へレイプ事件が起こったと告げる。ジョディはヒッチハイクをしてその場から消える。
 事件の全容はこれだけ。観客に店内での出来事を見せないことで、真相がどこにあるのかを有耶無耶にしている。だからその後、明らかにされる各人の発言や態度、裁判での質問でジョディは不利になり、観客も何が正しいのかを考えるように仕向けられる。この辺、脚本や見せ方はうまい。
 店に踏み込むダンカン保安官役テリー・デヴィッド・ミュリガン、バーチフィールド郡地方検事補キャサリン役ケリー・マクギリス、同行するジョディ。店内にいたレイプ犯をすぐに捕まえない。店主になんか説明している。それなのに大学生のボブ役スティーヴ・アンティンの場合は校舎から出てきたところをその場で逮捕する。この描き方の違いはなんなんだあ?。
 ジョディ、「猛虎」と襟のところに書いてあるはっぴ?を着ている。ただし虎の中は凡の点のない文字になっている。中国語の簡体字なのか?。
 THE MILLのウエイトレス、サリー役のアン・ハーン。顔にクセがあり、覚えやすい。二番手感もうまい。アンの家、洗濯物は外に干す。これ洋画における貧しい家の視覚的表現ね。
 でまあ、ケリーが犯罪者側の弁護士と取引して、レイプ犯三人をrape one(第一級強姦)で起訴せずにランクを落としたため、ジョディとの信頼関係にヒビが入る。
 でまあ、改心したケリー、店にいてレイプを煽った男三人を起訴することにする。ここが法律に明るくないのでよくわからないところ。すでに判決が下ったので代わりに、レイプを扇動した男三人を懲らしめるということなのか?。
 だけど、刑務所の面会場面でスティーヴはバーニーが証言したら罪が重くなると言っていたよねえ。だったら今からでもレイプ犯三人の罪が問える(再審)ということではないのか?。
 なんかお話が遠回りというか的を射ていないというのか、これが賢い方法に見えないんだけど。
 でまあ、裁判を通じて事件が明るみになる。回想として映像でレイプの現場が描かれるんだけど、しばらく見ているとすごく変な点がある。
 あのさあ、目撃者はウエイトレス、執行猶予中のポリト役Stephen E. Miller、バーニーの三人ということになっていたよねえ。なのに回想のレイプシーンには周りに目撃者うじゃうじゃ。バカすぎる。
 ただ単に警察が職務怠慢で仕事をしてないだけ。こんなの他の目撃者にあたれば、すぐにわかることじゃん。ケリーも目撃者から話し聞くより、保安官の尻を叩いて仕事をさせるのが先なのでは?。
 後半までジョディとケリーの演技で面白く見ていたけど、ラストの種明かしでどっちらけ。ものすごーく白けた。
 レイプのあと、ジョディが調べられる病院。看護婦が持っているカメラはPOLAROIDのSX-70と思われる。『ゴールデン・チャイルド』(2018/6/25掲載)でエディ・マーフィが使っていたのと同じように半透明の横長フラッシュが取り付けられている。
 出てきたブラウン管テレビはジョディがウエイトレスとして働いている店にあるのがNEC、検事局?にあるのはTELEFUNKEN、バーニーが働いている食堂にあるのはHITACHI(日立)とメーカーははっきりしているけど、機種わからず。
 ラリー役トム・オブライエンがジョディの家で弾いているキーボードはCASIO(カシオ)のCZ-101と思われる。
 ジョディの家にあるダブルラジカセはSEARSのLX1 Series 21383に似ているけど、ちょっと違う。
 ケリーが警察への通報音声を聴くカセットテープレコーダーは、メーカー、機種ともにわからず。楔形、山形の無骨なデザインで見つけやすいはずなんだけど、無理だった。
 今日の英単語「I wish I knew what to say.」なんと言っていいいのか(わからない)。レイプされた後、ジョディにトムがかける言葉。
 「SXY SADI」ジョディの乗る車のナンバー。ジョディと保安官がこの車の後ろを通過するときはリアのナンバープレートはないけど、ケリーが通りかかるとSXY SADIのナンバープレートが付いている。多分、撮影ミス。
 「Expunged.」抹殺する、消す、削る。ジョディの話が調書に残ってないことについてケリーが言う。
 「I want those motherfuckers put away for ever.」二度と出て来れないようにして。ジョディがレイプ犯を罰するようにケリーにお願いする。
 「Stop dancing.」冗談はやめて、と訳されていた。条件を長々と喋る相手方弁護士の話を中断させる時のケリーの言葉。
 「No deals.」取引なし。ジョディがケリーに示す条件。相手方弁護士と取引するな、という意味。
 「needle dick」(男性器が)短小。「fifty-fifty」五分五分。
 エンドロールにはFilmed on Location in British Columbia, Canadaとある。ロケ地はカナダのブリティッシュコロンビア州かな。

イメージ映像は面白い、映画『裸の銃を持つ男 2 1/2』

 デヴィッド・ザッカー監督映画『裸の銃を持つ男 2 1/2(原題・THE NAKED GUN 2 1/2 THE SMELL OF FEAR)』(1991年公開)を観た。つまらない。見てもいいし見なくてもいい。
 とにかくべろべろばあとドタバタギャグの連打。映画的な笑いがない。つまらない。ネイティブには面白いのか?。
 殺し屋がジェーン役プリシラ・プレスリーを標的にして部屋に侵入する意味がわからない。殺す相手はフランク警部ことレスリー・ニールセンなのでは?。
 プリシラと殺し屋が一緒に歌う曲は「THE WAY WE WERE」(日本名、追憶)。その後、『ゴースト ニューヨークの幻』(2018/6/21掲載)のパロディでTHE RIGHTEOUS BROTHERSの「UNCHAINED MELODY」が流れる。
 プリシラとレスリーの目合(まぐわい)シーン。低速度撮影した花びらが開く映像、エジプト?オベリスク建設、ICBMの発射、ホットドッグのソーセージ、列車がトンネルに入る、ポンプジャック(油馬)のピストン運動、ジェットコースター、油井から石油の噴出するショット、魚雷の発射、ダムの決壊、とまあイメージ映像が挟み込まれる。普通、イメージ映像は具体性に欠けるものだけど、ここはもろ目合の連想ゲーム。ここは映画的な笑いになっていて少し面白い。
 HEXAGON WAREHOUSE NO 39と書かれた倉庫。中でエネルギー企業関係者が見ているブラウン管テレビはJVCみたいだけど、機種わからず。
 エンドロールにBased on the television series "POLICE SQUAD!"とある。日本名「フライング・コップ」と呼ばれるテレビシリーズがあるみたい。
 今日の英単語「caucasian」白人。コーカサス人という意味もあるみたい。
 「Over here.」ここよ。レストランで、プリシラがフランクを手招きするときに言う言葉。
 「Mr poopy pants」。レスリーがロバート・グーレに言う言葉。くそったれと訳されていた。調べたら、どうもアニメのキャラクターのようだけど、詳しくはわからなかった。
 「I can sum that up in three words.」ズバリ言うと。レスリーがロバートに言う言葉。ロバート・フロストの言葉で「In three words I can sum up everything I've learned about life;it goes on.」というのがあるらしい。
 「que sera sera」スペイン語?なるようになる。トランプをしているレスリーがつぶやく。
 「May I come in?」入っていい?。レスリーがプリシラの部屋に入るときに言う。
 「I guess love is like the ozone layer. You never miss it until it's gone.」愛はオゾン層と同じで、失って価値がわかる。レスリーの演説。

B面に録音する女、映画『危険な情事』

 エイドリアン・ライン監督映画『危険な情事(原題・FATAL ATTRATION)』(1988年公開)を観た。サスペンスだけどラストはほとんどホラー。不倫をしている男が見るとほぼドキュメンタリー。背筋が凍ること間違いなし。超おすすめ。
 グレン・クローズ、ファーストショットでもうすでに怖い。すごい。この怖さが、最後まで続く。すごすぎ。
 セックス依存症を宣言したマイケル・ダグラス。その後、この映画を見ると奇妙な味わい深さ。その怖がり方、女を怖がっているのではなくて、自分が怖いのでは?と深読みしてしまう。
 出ました日本人描写。立食パーティーで寿司が出ている。和服の男がSAMURAI SELF-HELPというタイトルの本を出版したらしく、ぺこぺこ挨拶をしている。それを真似るマイケルたち。完全に日本人をバカにした仕草。まあね、こうやって日本を揶揄していたのは、日本がバブルでこの世の春を謳歌していたからライバルだと思い対抗心を燃やしていただけ。落ち目になると、歯牙にもかけない。
 外は雨。マイケルがビルから飛び出して折りたたみ傘を開こうとするが開かない。やっと開くと骨組みと布地がバラバラに。それを見たグレンが「Was it made in Taiwan?」。ここは台湾製品を揶揄している。ここのセリフ、日本製を揶揄していると覚えていた。人の記憶って、すり替わるものなんだねえ。
 流し台の上ファック、駅弁ファック、エレベーターの中でのファック&尺八。いやはや、肉食獣の目合(まぐわい)は激しいです。
 グレンの部屋、MADAMA BUTTERFLYが流れる。ここでも日本の話題。本当に肉食獣はひつこい。肉食といえば、グレンのアパートは食肉センターと思われる通りに面しており、動物の肉の塊が道にぶら下げられている。住んでいるところが微妙に不気味。このあたりの設定はうまいなあ。
 楽しいはずの二人の関係に小さな歪が生じるとき。音楽から怖くなっていく。音の盛り上げ方がうまい。その後も、ここぞというショックシーンの前に音楽から怖くなる。サスペンスというより、もうこれはホラーの手法と見せ方。
 マイケルと妻役のアン・アーチャー、二人の間の娘。初見、男の子だと思った。エレン役エレン・H・ラッツィンが可愛くて自然。子供と動物には勝てないは本当。
 グレンが手首を切ったとき、水洗いするショットがある。なんでそんなことするの?。逆に出血が止まらなくなるのでは?。
 グレンがマイケルに送りつけるカセットテープ(maxell XLⅡ 90)。なぜかタイトル(PLAY ME-Alex)がB面に貼り付けられていて、録音もB面にされている。A面はシールも何もない。普通、B面から使うかなあ。何の意味があるんだろう。
 グレンの喋っている声に運転しているマイケル、その車を追うグレンの表情を交互に撮る(カットバックというのかな?)。その後、うさぎのシチュー?とエレンがウサギ小屋へ走るシーンを交互に撮る。エレンを車で探すアンとグレンと遊ぶエレンを交互に撮る。など、カットバックが増える。うさぎのシチューまでは緊張感が高まって新鮮だけど、エレン捜索シーンは若干飽きる。
 グレンのテープの続きを屋根裏部屋でヘッドフォンで聴くマイケル。妻のベスが肩に手を乗せると、飛び上がって腰を抜かしたように驚く。ここ結構笑える。わかるなあ。本当に、この映画見ている男性諸君諸兄はちむぐるぐるしているはず。
 マイケル、歯並び悪い。マイケルが飼っている犬のクインシーが番犬として全然役に立たないなあ、と思っていると、そうか、グレンの部屋に連れて行って、公園で二人と一匹で遊んだりしていたんだあ。グレンに慣れているんだあ、とわかって、脚本、ちゃんとお話を遡行して検討されているじゃん。ちゃんとしているじゃん、と思った次第。
 マイケルの家のブラウン管テレビ、RCAと思うけど機種はわからず。棚には洋画に出てくる一体型コンポ。ラジオとレコードプレーヤーと8トラックテープデッキがついているみたい。調べるとJulietteの8TR-1880/C4320に似ているけど細部が違う。メーカー、機種ともにわからず。
 グレンの部屋のブラウン管テレビはSONY、だけど機種わからず。乗っている車はVWのPassat B1と思われる。
 マイケルが新居一軒家の屋根裏部屋で使っているカセットテープレコーダーはSONYのデンスケだと思って調べたけど、メーカー、機種ともにわからず。無骨でしっかりしたデザインなんだけど、悔しい。
 エンドロールを見るとMain in Japanese Restaurant James Eckhouseとある。日本料理店主はジェームズ・エックハウスです。という意味なのか。特記するほどかつやくしたかあ?。店主なんて記憶にないんだけど。
 使用曲に「ECHIGO-JISHI and ITSUKI NO KOMO RI-UTA」とある。うーん、これまたどこで流れていたのか記憶にない。
 special thanks toにTHE PEOPLE OF THE VILLAGE OF MT. KISCO, N.Y.とある。アメリカのニューヨーク州マウント・キスコがロケ地なのか?。
 「Give me a break.」。マイケルがよく使っている。訳はなかった。寿司パーティーではぐれたときなどで言っていた。許して、くらいの意味かな。
 「Sounds good.」。レストランで、マイケルの家庭の様子を聴いたグレンが言う言葉。幸せそうね、と訳されていた。
 「We can have painting parties.」。アンが、新居の内装がまだなのでペインティングパーティーをすればいいと言う。調べるとペイントパーティーという風習が外国にあるらしい。知らんかった。映画を見ると勉強になるねえ。
 「Don't disappoint me.」直訳すると、私を失望させないで。マイケルにまた来るように言うグレン。うーん、なんか、言い回しが怖い。
 「imaginary affair」想像恋愛。マイケルがつきまとうグレンを説得する時の言葉。その後、グレンが「I'm pregnant.」。出たー、殺し文句。もう、ぐうの音もでません、マイケル。
 「Cut the shit.」(無意味なことを)やめろ。マイケルがグレンのつきまといをなじる言葉。

似非日本人、映画『クロコダイル・ダンディー2』

 ジョン・コーネル監督映画『クロコダイル・ダンディー2(原題・"Crocodile" DUNDEE Ⅱ)』(1988年公開)を観た。ほのぼの演出、見てもいいし見なくてもいい。
 一世を風靡した『クロコダイル・ダンディー』、見たはずだけど内容を忘れた。ので、『クロコダイル・ダンディー2』のみの感想を書く。
 ディジュリドゥの音から始まる。謎めいた雰囲気があってよろしい。現代楽器との組み合わせも過不足ない。ちょっと伊丹十三映画に使われる本多俊之の音に似ている部分あり。
 ニューヨーク(ワールドトレードセンター(ツインタワー)が映っている)でのポール・ホーガンの生活。ポールの能力の見せ方が若干少ないかな。このあたりは『クロコダイル・ダンディー』から継続してみていないと、わかりにくいかも。
 Colombia, South Americaのシーン。バナナ畑から写真を撮っているデニス・ボウトシカリス(使っているカメラはNikonのF2)、彼に気づいた麻薬組織?が銃撃してくるのだけど、見せ方、うまくない。組織が気がつくとき、ものすごく動きが緩慢でダラッとしている。緊張感、まるでなし。
 デニスの泊まるホテル?、いちいち交換手を経由しないと電話が出来ない。ここの設定は面白い。ちゃんとその後の展開もある。
 地下鉄ホイト(Hoyt)駅、「写真撮ってください」という日本人観光客?が出てくる。その後、メガネでカメラをぶら下げたスーツ姿の男二人(一人はRonald Yamamotoか?)が、ポールと麻薬組織の男との対決に絡むんだけど、全くこの二人関係がない。日本語も外国訛(中国語か?)で変。何のための登場なのか全くわからない。コメディーリリーフなのかもしれないけど、全然面白くない。1988年って日本人の扱いまだこんな状況だったんだねえ。
 アクションなど、編集はもっさりしている。ファミリー向けの映画?なので、ほのぼのしていてこのくらいでいいのかな。ポールがビルからロープを握って飛び降りるシーンは迫力あり。『ダイ・ハード』っぽい。
 麻薬組織のボス、リコ役ヘクター・アーバリーの屋敷。庭に白いロータス・エスプリが駐めてある。久しぶりに懐かしいスーパーカーを発見。夜、庭に侵入するポール、立ち居振る舞いが『燃えよドラゴン』(2018/1/21掲載)のブルース・リー風。
 Australiaに移動。WALKABOUT CREEK HOTELのバーカウンターに置かれているモノラルラジカセ、メーカー、機種ともにわからず。
 ポールがうなり木を鳴らす(演奏?)するシーンがある。bull roarerというらしい。もともとはアボリジニの呪具らしく、ポールは通信のために使っている。
 時々、ハエが映り込んでいる。『マッドマックス』(2018/1/24掲載)、『マッドマックス2』(2018/1/25)でもハエが映っていた。オーストラリアの乾燥地帯は大変らしい。
 今日の英単語「I gotta split.」おいらはふける。チャールズ・ダットンがポールと別れ際に言う言葉。
 「Calm down.」落ち着け。ケネス・ウェルシュがデニスに電話で言う。
 「Are you okay, buddy?」せがれよ、大丈夫か。スティーヴン・ルートが自分の男根に向かって言う。
 「Grubby little parasite.」汚い小さな寄生虫。拉致されたリンダ・コズラウスキーがヘクターに言う言葉。それに対してヘクターは「You should watch your mouth.」口に気をつけろ。
 「The car's,,,I mean, like, the wheels are out back.」。カッコつけたがるチャールズがcarをwheelsに言い直している。それがcoolらしい。
 「kemo sabe」キモサベ。木の上、Jace Alexanderがポールを呼ぶ名前。映画やドラマの『ローン・レンジャー』からの言葉らしい。未見なので詳しいことはわからない。
 『Take your bra off.』ブラを取れ。ポールがリンダにブラジャーを脱ぐように言う。リンダ、服を着たまま、袖口からブラジャーを出す。そんな風に脱げるんだあ、マジック。驚き。
 「Take your pants off.」こちらは、ズボンを脱げ。ポールがヘクターに命令する。
 「meat eater」肉食。
 余談だけど、ポールとリンダはこの映画の後に結婚。するも2014年に離婚したらしい。

エアクオーツ、映画『ミート・ザ・ペアレンツ』

 ジェイ・ローチ監督映画『ミート・ザ・ペアレンツ(原題・MEET THE PARENTS)』(2001年公開)を観た。ブラックな笑いは楽しめるけど。見てもいいし見なくてもいい、かな。
 看護師のベン・スティラー、テリー・ポロの実家を訪ねることに。結婚を申し込みたいベンはこの機会を活かそうと、彼女の両親とあうのだけど、という非常にオーソドックスなお話。
 ただし父親役のロバート・デ・ニーロの存在が特殊。元CIAで二重スパイを洗い出す心理尋問の専門家という設定なので、隠れ家のような部屋にはDiplomat 1という嘘発見器(polygraph machine)が置いてあったりする。
 これまで娘テリーの結婚相手を頑なに拒んできたロバートの信頼をベンが得ていく話なのかと思いきや、その逆。どんどん失敗をやらかしてしまい、ロバートや家族に見放されていく。
 ベンは卑屈ではないんだけど、格差を見せつけられ、ロバートの厳格さに負けて追い込まれていく感じ。テリーの妹の婚約者が医者でその父親も医者なので、ベンが職業を看護師だというと、座が静かになる。テリーの前の彼氏オーウェン・ウィルソンとの経済格差。プールの中でバレーボールをやるとテリーの妹の顔面にアタックをキメてしまい流血させる。禁止されたトイレの水を流してしまい、浄化槽が溢れ、庭は汚水に浸かり、オーウェンのトラックのせいで家族全員がクソまみれになる。屋根でタバコを吸うと火事になるし、と、静かに出来事がつながっていく静かなドタバタギャグ。
 ベンの名前の発音がファックに似ているので、娘が結婚するとマザーファッカーになるなどの言葉遊びは、ネイティブでなくてもくすっと笑える。空港のカウンターの職員がひたすらキーボードを叩き続けるとか、待合室にベン一人しかいないのに搭乗口で待たされるとか、お役所仕事を皮肉った大人な笑いは面白い。
 ラストの隠しカメラ映像は、いらないかな。
 今日の英単語「mi casa es su casa」スペイン語で僕の家は君の家。ベンが訪ねてきたときに、ロバートが言う。この言葉、『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』(2018/3/31掲載)にも出てきた。
 「OK, unless you want some privacy.」お邪魔でなければ。ロバートがTOM COLLINS(酒の名前)を買いに行くと外出しようとしているのを見て、ベンが言う言葉。それに答えてロバートは「Why would I need privacy?」。
 「Puff, the Magic Dragon」Peter, Paul and Maryの曲名。ベンとロバートの乗る車の中で流れる。ベンがこの曲はマリファナ(a marijuana cigarette)について歌っていると説明する。
 「breast pumps」搾乳器。ベンが何気なく取った雑誌?の広告に搾乳器が出ている。
 「Mr Winkie」「snake」どちらも男性器の隠語。ベンとロバートが使う。
 「air quartz」エアクオーツ、頭の当たりまで手を持ってきて、Vサインを二回曲げる仕草。ダブルコーテーションマークの意味で、強調したい言葉にこのゼスチャーを入れるらしい。テリーがベッドの上でこの仕草をする。
 「I will bring you down,baby. I will bring you down to Chinatown.」。VICTOR TALBOTS FORMALS店内でロバートがベンに説教する時の言葉。ただでは済まさん、覚悟しておけ。と訳されていた。chinatownは英語にありがちな言葉遊びか。『アルゴ』(2018/4/19掲載)には「Argo fuck yourself.」なんてのが出てきた。
 「Pamcake」。ロバートがテリーを呼ぶ時の名前。パムからの語呂合わせと思われる。外人、こういうの好きだねえ。
 「SAVA TREE」植木屋?の名前。ロバートの家を修繕する業者のトラックの横に書いてある。実在する会社みたい。
 「DILDO」張型。航空会社が持ってきたカバンの中に入っている箱に書かれている。
 「a black eye」(眼の周りの)青あざ。「No more lies.」もう二度と嘘をつくな。
 ロケ地はアメリカのイリノイ州シカゴとニューヨーク州かな。

巨大邸宅はすごい、映画『ホーンティング』

 ヤン・デ・ボン監督映画『ホーンティング(THE HAUNTING)』(1999年公開)を観た。脚本ひどい。見せ方、下手な部分あり。ただ、屋敷は一見の価値あり。
 洗濯物が外に干してある団地?。外国は洗濯物は外に干さない。貧しさの映像的なサイン。割とちゃんとしている。
 リリ・テイラーがVirginia Madsenと遺産相続?のことで口論する。ヴァージニアの夫、子供も出てくるので、てっきりこの家族といざこざが起こるのか?と思いきや、その後、この三人、全く出てきません。映画冒頭、こんなに印象的に撮る必要ある?。うーん、なんか駄作の雰囲気。
 リリの部屋、窓のカーテンが揺れる。うーん、黒沢清風。その後、HILL HOUSEに移動しても、この揺れるカーテンショットが何度も何度も出てくる。いやはや、黒沢同様、駄作はカーテン揺らしたいみたい。
 HILL HOUSE、すごい外観の巨大邸宅。ロケ地はイギリスのリンカンシャー州ハーラックストンにあるHarlaxton Manorらしい。この建築物は一見の価値あり。
 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、スタイルめちゃくちゃいい。髪をアップにしたドレス姿が超きれい。
 邸宅内部。古さとけばけばしさが同居。豪華なんだけどギラギラしている部分もある。部分的にCG合成だと思うけど、全体の統一感は悪くない。Alix Koromzayが弾くチェンバロ?や、後半、リリがバネを巻く大型オルゴールなど、内装の小物は割と凝っている。
 リリの乗る二十年前の車、独特な形なんだけどメーカー、車種ともにわからず。HILL HOUSEの庭に駐められているのは1960年モデルのアルファロメオ・ジュリエッタ・スパイダー・コンパーチブルかな。
 リーアム・ニーソンが使っているICレコーダーは、OLYMPUS(オリンパス)のボイスレコーダーD1000。階段から落としてバラバラに壊れたのに、すぐに新しいレコーダーを使っている。二台持っていたの?。
 屋敷の厨房の棚にあるアンティークラジオ(antique radio)、Akai A60010に似ている。けど、細部が違う。調べてみると同じデザインのラジオが多数出てくるし、アイコンも多数見つかる。もしかしCG合成とか?。
 ホラー映画なのにヤン、怖がらせ方、下手くそ。屋敷の中、明るすぎ。部屋のドアの壁のスイッチを押すと、普通に電灯が点灯する。押してもつかない、停電とか、懐中電灯で暗い部屋に入るとかの怖がらせ演出がまったくない。CGでおばけみたいなものが出てくるだけ。見せ方、下手すぎ。
 怪我したAlixを病院に連れて行くために車で出ていったTodd Field。二人共、全然帰ってこない。電話もない。屋敷に残った人たち、話題にもしない。うーん、脚本、バカすぎ。何のためにこの二人を登場させたんだあ?。
 後、ルーク役オーウェン・ウィルソンがリリのそばについていると言っていたのに、リリを一人にする。うーん、話の前後がつながってない。オーウェン、リリの車でゲートを突破(リリ、ふんだりけったり)、車が大破するもゲート開かず。オーウェン、車の中に閉じ込められる。ガソリンのような液体が漏れ出す。さあ、どうなる?。手に汗握ると思いきや。リアウインドウを破り脱出。その後、何もない。ガソリンみたいなものは何だったんだあ?。見せ方、下手過ぎ、バカすぎる。
 リリ、部屋に残ると言っていたのに四人で逃げたり、リリ、急に強くなったり、もう、こんな意味不明な行動ばっかり。
 屋敷におばけがとり憑いているという洋画では基本的なホラー。主人公と屋敷との関係が徐々に明かされるんだけど、前フリがないので、だからどうした?的な展開なだけ。無駄な登場人物も多いし、映画としては、正直駄作。ただ、ロケ地の屋敷は見て損はない。
 エンドロールを見ると、他のロケ地(と思われる)はイギリスのグランサム、リンカンシャー、アメリカのカリフォルニア州ロングビーチ、マンハッタンビーチのRaleigh studios。ロングビーチのクイーンメリー(客船)の名もある。
 今日の英単語「concord」。クレインの残した日記?のタイトル。意味は一致とか和合とからしい。
 「chimney」煙突、「flue」煙道。ライオンの頭のような大型振り子が出てきたのを見てリリが説明する。なぜそんなものが暖炉の中にあるのか、調べてもわからず。なんですかそれ?。
 「Oh, this is so twisted.」。案内された部屋を見てキャサリンが叫ぶ。これ異常だわ。
 「I'm worried about you.」あなたのことが心配。キャサリンがリリに言う。
 「Addams Family mansion」。変な家、怖い家の比喩としてオーウェンが使っている。
 「City people.」。ゲートに車をぶつけて壊してあるのを見た女中役Marian Seldesが言う言葉。

オチが無理すぎ、映画『将軍の娘 エリザベス・キャンベル』

 サイモン・ウェスト監督映画『将軍の娘 エリザベス・キャンベル(原題・THE GENERAL'S DAUGHTER)』(1999年公開)を観た。ラストの説明が無理すぎ。事件が解明されるまでは面白いのに、残念。
 舞台設定がなかなか見ない面白い場所と役職。ジョン・トラボルタの住むのは川沿い?海沿い?のボートハウス、すぐ近くに灯台がある。周りは沼沢地のようで、ラジオからは熱帯夜が続くと告げている。
 ジョンの職業はCID(陸軍犯罪捜査部)の捜査官。アメリカのジョージア州、フォート・マッカラム基地市街戦演習場で起こった殺人事件をサラ役マデリーン・ストウと捜査することになる。
 でまあ、殺されたエリザベス役レスリー・ステファンソンを調べてみると、あんな驚きや、こんなことも、中将の娘だったりして、などなど、才色兼備からは計り知れない過去の事件や現在の立ち居振る舞いが、どんどん明らかになっていく。と、同時に陸軍内部の秘密も。
 とまあ、ここまでは結構面白い。ジョンの口の中にものでも挟まっているかのような変な喋り方。軍人なのか、警察なのか、の微妙な立ち位置。ジョージア州の熱く苦しい風景。ハウスボートでのガンアクションは割と考えられている。ヘッドレストのない車内、バックで走行しながらジョンとマデリーンがずっと後ろを見ながら会話する奇妙なショット。軍人は弁護士を雇えないし、黙秘権もない。など軍内部の特殊事情。耳が遠い軍人は補聴器をしているし、殺人現場で採取された靴痕は型に起こして吊り下げられている。レイプ後のレスリーのメイクは結構痛々しい。とまあ、へーと感心させられる話題や、細かいところまで丁寧に描かれていたりで、面白く見れる。
 けどねえ、ラストで殺人の動機や犯人が判明するとものすごくがっかり。レスリーの動機が軍の閉鎖性と関連付けられているけど、別にただの親子喧嘩なのでは?。犯人が判明するけど、別にだからどうした?。この人、登場はするけど、物語に絡んできてないよねえ。過去のショットが短く出てくるけど、この動機と登場シーンだと別に誰でもいいよねえ犯人。とまあ、凄まじく右肩下がり。苦し紛れで無理くりくっつけたようなオチ。トホホ。映画の脚本は難しいねえ。
 あと、タイヤ交換シーンが変。ジャッキアップしてないのにタイヤがはずれたことになっている。『私をスキーに連れてって』(2014/11/8掲載)でもタイヤ交換が変だった。みんな色々適当。
 ジョンのハウスボートにあるブラウン管テレビはHITACHI(日立)のCT1302、EOD(爆発物処理班)が使っているロボットカメラを映すブラウン管モニターはSONY(ソニー)のPVM-9042Q、レスリーの軍の部屋でマデリーンが見ているブラウン管テレビはSONYのKV-20TR23、レスリーの隠し部屋のブラウン管テレビはメーカー、機種ともにわからず。VHSのビデオデッキはSHARP(シャープ)のVC-H982U。
 マデリーンが市街戦演習場で自分の声をメモしているマイクロカセットレコーダーはaiwa(アイワ)のTP-M110。ジェームズ・ウッズの弁護士が渡したと言うレスリーの声を再生するマイクロカセットレコーダーはaiwaのTP-M700。
 ジェームズの家のシーンでアナログレコードが再生される。その時の曲が「O FORTUNA」from CARMINA BURANA(CSR Symphony Orchestra)。
 映画冒頭とエンドロールで流れるChristine and Katherine Shippの「SEA LION WOMAN」は帯域を狭めたようなノイジーな音。非常に独特で味わい深い。その他、使われている曲が環境音を取り入れたような生録一発録りのような、オーディオ的に面白そうな曲が多い。
 今日の英単語「2 EACH」二個セットか?。ジョンが売りつける兵器の木箱に書いてある。M-60 MACHINEGUN 2 EACH。
 「Female on the floor.」。マデリーンが男子更衣室に入るときに大声で宣言する。
 「ultimatum」最後通牒。マイクロカセットレコーダーに録音されているレスリーの言葉。
 エンドロールを見るとロケ地はアメリカのジョージア州サバナ(Savannah)と思われる。ジェームズ・クロムウェルがいる大邸宅のロケ地はSavannah State University。

惰性、アニメ映画『シュレック フォーエバー』

 マイク・ミッチェル監督アニメ映画『シュレック フォーエバー(原題・SHReK Forever After)』(2010年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 シュレックに家族があるという設定。楽しい日常のはずが、平穏な生活にシュレックは飽きはじめている。で、ランプルスティルスキンと契約を交わし、今とは違う一日を手に入れるのだが、、。
 いわゆるIFもの。フィオナが革命戦士になっているのが、ちょっと意外だけど、それだけ。世界観もたいして変わらず、シュレックの個人的な問題に終始。別にアニメでやる必要性も、シュレックでやる必要性も感じられない。作れば見る人がいるので、ずるずる作ってしまった感じ。
 懐かしい名曲が流れる。The Carpentersの「TOP OF THE WORLD」、シュレックの口ずさむ「YOU'VE GOT A FRIEND」、Enyaの「ORINOCO FLOW」も使われている。
 今日の英単語「shooting star」流れ星。「roar」(猛獣が)吠える。
 「You need to calm down.」。化物と思っているドンキーに対してシュレックが言う、「落ち着け」。
 「origami」折り紙。ドンキーが契約書を折って秘密の言葉を見つける。
 「Pied Piper」ハーメルンの笛吹、転じて人を巧みに誘導する者。
 「Get out of my way.」。仲間を助けに行くフィオナを止めるシュレック。フィオナがシュレックに「どいて」。
 「DEAL of lifetime」生涯の契約。ランプルスティルスキンが民へ告知する。

シャーロット・ルイス、映画『ゴールデン・チャイルド』

 マイケル・リッチー監督映画『ゴールデン・チャイルド(原題・THE GOLDEN CHILD)』(1987年公開)を観た。シャーロット・ルイスがエロい。彼女が見たいならあり。
 映画冒頭、チベットのゴールデン・チャイルド(J.L. Reate)とアメリカハリウッドのエディ・マーフィを交互に撮る。この時の曲がうるさい。ショットの切り替えも頻繁すぎてがちゃがちゃうるさい。かなり粗く作られている。
 シャーロット・ルイス、超美人とは言えないけど、奇妙に愛くるしいベビーフェイス。それと対象的にスタイルが抜群。透け感のある白いワンピースが、水に濡れてスケスケに。大きめのワイシャツだけで寝たり、アクションを披露。パンチラも多数(スタントの可能性大)。マイケル、サービスショットをちゃんと準備していて、わかっている。
 アクション映画なのにアクションはもっさり。見せ方、たいしてうまくない。
 やっとシャーロットの名前がキーだとわかる。名前が出てくるの遅くない?。
 出た、エディの適当な捜査官になりすます演技。今回は美術品の捜査?。『ビバリーヒルズ・コップ』(2018/6/7掲載)では保税倉庫を調べていた。
 シャーロット、死んでいる設定なのに胸が動いている。昔の映画はおおらか。
 エンドロールを見るとロケ地はアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス、ネパール王国。
 今日の英単語「kidnap」誘拐、人さらい。「REWARD」報酬、褒美、エディが持っている尋ね人のチラシに書かれている。
 バイク野郎たちのアジトにあるブラウン管テレビ。MITSUBISH(三菱)のテレビにデザインが非常によく似ているんだけど、細かい部分で違う。カラーテレビであることを示すマーク(赤、緑、青)はPulserなんだけどねえ。「ELECTRONIC TUNE」などで検索したけどメーカー、機種ともにわからず。シャーロットの背後にある棚に置いてあるモノラルラジカセはSANYO(三洋)のMR-306に似ているんだけど、細部が微妙に違うような。シャーロットが見ているブラウン管テレビはHITACHI(日立)、なんだけど機種はわからず。
 エディが事件現場を撮影するカメラはPolaroid(ポラロイド)の690と思われる。けど、カメラ上部のフラッシュ部分。カメラの横幅に広がった透明部分にフラッシュの球が五個並んでいる。検索してもこういうアタッチメントは出てこなかった。

なぜかお菓子もホテルもRITZ、映画『心の旅』

 マイク・ニコルズ監督映画『心の旅(原題・REGARDING HENRY)』(1991年公開)を観た。記憶喪失描写が丁寧でちょっと面白い。最後まで見れる。
 病院内部の様子。警察署っぽい撮り方。人が多くてわちゃわちゃしている感じ。大部屋、ちゃんとベッドに患者がいる。普通、周りのベッドはがら空きなんだけど。珍しい。
 THE LAWRENCE REHABILITATION CENTER(ロケ地はバーク・リハビリテーション病院か?)のリハビリのトレーナー、ブラッドレー役のビル・ナン、キャラが立っていて面白い。適当かと思うと含蓄深いことを言ったりする。中盤の面白さを牽引している。
 ハリソンのキャラの見せ方もなかなかうまい。記憶喪失前。娘相手に謝らない。論破しようとする。記憶喪失後、娘がオレンジジュースをこぼすと一緒にこぼす。亀の甲羅風デザインのテーブルを褒める。など、割と細かくキャラ変化を見せていく。ここ丁寧。
 妻サラ役アネット・ベニングの浮気に気付くハリソン。法律事務所で決着を付けて?ホテルに入る。リンダ役レベッカ・ミラーが来てハリソンも浮気していたことを教えられる。ここ笑った。同じ穴の狢、ハリソン、アネットの元へ戻りめでたしめでたし。
 描き方は丁寧で面白いんだけど、食い足りない部分多め。浮気描写が手紙のみ。ハリソンを撃った事件や犯人のことがその後全然出てこない(弁護士なのに)。記憶喪失前の裁判を反省して相手側に資料を渡す(裁判で事務所に一泡吹かせるとかはない)。とまあ、夫婦のやり取りはいいから、もっとビフォアーアフターを描いてほしかった。
 娘役ミッキー・アレンはそばかすのどこにでもいそうな女子。すごく普通に見える。妻役アネットは、うーん、ミスキャストかなあ。シャロン・ストーンぽいところもあるけど、大根ぽさもあるし。ケバイか、貞淑か、どちらかに大きく振ったほうが面白かったと思うけど。
 ミッキーが入学する寄宿舎付きの学校、ロケ地はMILLBROOK SCHOOLと思われる。ハリソンがホテルTHE RITZ-CARLTONを出て池のベンチにたたずむシーンがある。池の向こうの丘の上に古城?がある。アメリカのニューヨークシティにこういう場所があるのか?。
 ドナルド・モファットが「ちょっといいですかあ」と日本語を喋るシーンがある。四人の男、立ち上がって一礼。洋画に出てくる日本人、なんだかなあ。
 今日の英単語「IN GOD WE TRUST」我々は神を信じる。裁判所の中に書いてある。
 「fireplace」暖炉、「fire escape」非常階段。パーティーでアネットが家の作りについて聞き間違えた?話をしている。
 「qui tacet consentire videtur」(ラテン語?)無言は同意の印である。英語だと「He who is silent is understood to consent.」。ハリソンがミッキーに説明する。
 「You're always working.」いつも仕事ばかり。家にいるときは何をしていたのか、記憶喪失前の行動を訊くハリソン。女中のロゼラが答える。
 「Take care of Buddy.」バディの世話をしてね。buddyは犬の名前。
 「Don't listen to nobody trying to tell you who you are.」。人の言うことは聞くな、と訳されていた。ビルがハリソンを励ます言葉。
 「QUIET」静かに。病院に貼られているポスターの言葉。
 「cheating」浮気。『ターミナル』(2018/6/17掲載)ではcheatが何度も出てきた。どちらも英語がうまく話せない人(トム・ハンクスは外国人、ハリソンは失語症?)に英語を教える場面に出てくる。

豪華だけどバカ映画気味、映画『ピースメーカー』

 ミミ・レダー監督映画『ピースメーカー(原題・THE PEACEMAKER)』(1998年公開)を観た。豪華だけど、間抜けな部分あり、バカ映画気味。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭、大臣の射殺シーン。サイレンサー付きの銃を使っているのに、一発しか撃たない。プロだと二発撃つのでは?。話が進むとテロリストみたいだけど、キャラ設定や見せ方があやふや。
 リストの中から犯人を見つけるジョージ・クルーニー、なんか話が出来すぎ。この当たりから、バカ映画ではないのか?と疑いが出てくる。
 マーセル・ユーレスがテロ予告ビデオを撮影するシーン。無骨な業務用ブラウン管モニターが出てくるけど、メーカー、機種ともにわからず。
 トルコの特殊部隊基地、ジョージが使っているのは無線機と思われるのに、話している相手はトラックに積んだ衛星電話。ジョージ、マイクのPTTスイッチを押しながら喋っているようだけど。そんなことできるの?。別な場面。橋の上。野外用無線機で喋るジョージ、ここでは固定電話の様な送話受話器を使っている。話す相手は基地にいるニコール・キッドマン。こちらはPTTスイッチ付きの無線機。うーん、最新の無線機事情に詳しくないからわからないけど、そんな通話できるんですかねえ?。『ワイルド・スピードX2』(2018/5/2掲載)ではトランシーバーと携帯電話で通話していた。映画の中の無線関係、割と雑。
 ロシア軍?のミサイル攻撃、急に山の中からミサイルが飛んでくる。狭い指揮所の内部しか映らない。発射装置も、レーダーなどの外観映像まるでなし。手抜きしすぎ。
 橋の上のトラック、ジョージとコドルフ将軍?との対決。銃を持っているのに撃たないで鉄拳制裁。うーん、展開が不自然すぎて呆れる。
 コドルフ将軍が持っているストップウォッチは「4 LAP MEMORIES」「WATER RESISTANT」などからCommodoor。IFOR(平和執行部隊)が乗る車はNISSAN(日産)のテラノⅡ。丸いフロントライトから中期型と思われる。
 マーセル、テロ予告ビデオを自宅に残しておく。IFORが見つけてテロがバレる。バカすぎる。なんで予告しなきゃいけないのかが全然わからない。事件の後に放送局なりに届くようにすればいいだけなのでは?。犯人がバカすぎ。
 更に犯行場所を突き止めて、犯人の名前も顔もビデオからわかっているのに、ジョージとニコール、マーセルを指名手配しない。だから、飛行機から普通におりてアメリカに入国してしまう。もう、本当にバカ。それなのに作戦本部のテーブルの上とか狙撃部隊はマーセルの顔写真持っているんだよ。話の作りとして辻褄が合わなすぎて呆れる。
 ニコール、ニューヨークシティに入ると茶色の襟ありノースリーブに黒っぽいズボンになる。エンドロールを見るとMs. Kidman's wardrobe provided by CALVIN KLEINなんだって。
 ジョージたちFBI、車の屋根伝いにマーセルを追いかける。必要性がまったくない。普通に道路走ったほうが速い。
 マンハッタン区東部のテューダー・シティーをさまようマーセル。ジョージに撃たれて逃げ込んだ先の教会は、CG合成らしい。普通に見ていると違和感なく街の中に溶け込んでいる。1998年でもこのくらいの仕事は出来たんだねえ。
 マーセルが死ぬと急に横にFBIが来ている。なんか展開雑。ラストもわかりづらい展開。爆弾のこと、もっと説明しておかないとこの爆発、成功したのか失敗したのか、わかりづらいよねえ。
 今日の英単語「Have a seat.」。運送会社の男がジョージとニコールに席をすすめる。
 「Get the tape out of my briefcase.」。ジョージがニコールにガムテを出すように言う。てっきりduct tape(銀色のやつね)と言うのかと思っていた。
 「Get up front.」。ジョージが、後部座席に乗っているニコールに助手席に移動するように言う。ちなみに助手席のことをスラングでshotgunと言うらしい。『キューティ・コップ』(2018/2/23掲載)に詳しく出てきましたねえ。
 「We're lit up like a christmas tree.」。ロシア軍のレーダーに捕捉されたときにアメリカ軍?ヘリの副操縦士?が言う言葉。ロックオンされると画面が明るく点滅するので、クリスマスツリーのように明るくなっている。→つまり「ロックオンされた」となるわけですねえ(たぶん)。
 「HAZMAT」危険物、hazardous materialの略。ラスト、起爆装置が爆発した後に駆けつける車の横に書いてある。日本だとHAZ-MATで化学機動中隊のことらしい。
 エンドロールには各地のクルーの名前がずらり、ニューヨーク、ロサンゼルス、オーストリア、グレートブリテン、クロアチア、チェコ、フランス、ドイツ、マケドニア、ロシア、スロバキア。ロケ地として出ているのはニューヨーク、スロバキア、マケドニア。

雪山で白い砂、映画『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』

 ロブ・コーエン監督映画『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝(原題・THE MUMMY / TOMB OF THE DRAGON EMPEROR)』(2008年公開)を観た。もう本当にどうでもいい感じ。見てもいいし見なくてもいい。
 映画冒頭、『グリーン・デスティニー』(2018/3/12掲載)に出てきた中国の河北蒼岩石が出てくる。あの、岩場にかけられた石橋?ね。
 なんと、エヴリン役がレイチェル・ワイズじゃない。ひどすぎる。マリア・ベロらしい。シガニー・ウィーヴァーに似ている。いいのか?これで。
 ウィルソン教授役デヴィッド・コールダーが蹴られるシーン。後頭部に蹴りを入れられるのだけど、足のスネあたりが当たっている。見せ方、下手くそ。
 画面がオコーネル家に移ると、途端にダレる。全然話が進まず、ブレンダンとマリアがいちゃいちゃしているだけ。マリアをエヴリン役だと印象づけるためだと思うけど、ただただつまらない。
 今時当たり前だけど、一応、中国語を話している。
 蘇りの方法が面倒くさい。そもそも不老不死と封じ込めの術?を同時にかけたのかな?ミシェール・ヨーは。
 雪山のシーン、地面の雪のはずが白い砂。撮影、雑すぎる。なんの脈絡もなくイエティが出てくる。前フリもなし。もう相当飽きる。
 シャングリラに通じる洞窟の中のシーン、長すぎ。飽きる。銅像風ハン皇帝(後にジェット・リー)とヤン将軍役アンソニー・ウォン、二人普通に洞窟の中に入ってくる。ミシェールが見張るとか言っていたよねえ。なんか、緊張感なさすぎ。
 ミン将軍が復活したのに娘のリン役イザベラ・リョンとの交流が描かれない。作品の中で重要な部分を占める登場人物二人なのに、、お話がバカすぎる。脚本、つぎはぎで適当に作っているのがまるわかり。
 アンソニーの横にいる女兵士ジェシー・メン(Jessey Meng)、なんかエロい。
 ラスト、クラブハムナプトラで歌われエンドロールにも流れるHELEN FENGの「MY SWEET ETERNAL LOVE」、なかなかいい曲。LYRICS BY ROB COHENなんだって。
 今日の英単語「trout」鱒、「absolutely」同感、「avalanche」雪崩、「decoy」囮(おとり)、「shortcut」近道、「yeti」チベット語で雪男。
 「You're not my type.」君は僕のタイプじゃない。アレックス役ルーク・フォードがイザベラに言う言葉。
 「Abominable snow-men?」avominable snowmanで雪男という口語的な言い方みたい。「The Tibetans' call them Yeti.」とマリアがブレンダンに説明する。
 「Nobody move!」崖から落ちそうになった飛行機の中で叫ぶ言葉。誰も動くな。
 「We made it!」。シャングリラに到着したとき、イザベラが言う言葉。到着した、と訳されていた。やった、とか、できた、とかの意味らしい。
 「to take your victory, to take your justice and to take your revenge!」。ミシェルがミン将軍たちを復活させる時の祝詞。語呂がよくかっこいい言い回し。
 エンドロールにSPECIAL THANKSとして上海フィルムスタジオ、上海影視楽園(SHANGHAI FILM PARK)、横店影視城(ZHEJIANG HENGDIAN WORLD STUDIOS)の名がある。

大味、映画『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』

 スティーヴン・ソマーズ監督映画『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(原題・THE MUMMY RETURNS)』(2001年公開)を観た。大味、見てもいいし見なくてもいい。
 遺跡の内部で照明は頑なに松明。これは『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』(2018/6/22掲載)から続いている。ブレンダン・フレイザーの二丁拳銃にかわりショットガンになっている。
 書棚から遺跡内部の柱の将棋倒しになっている。柱なのになぜ倒れるのか説明は無し。次作は大掛かりにしなければならないための破綻がこんなところに現れている。子役フレディ・ボースの「wao!」に幻滅。そこは「oopus!」だろう。脚本セリフ、下手。
 パトリシア・ヴェラスケス、スタイル抜群な上にインカとかアステカの血が混ざったような顔に力あり。レイチェル・ワイズ。『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』に比べ右肩下がり。母役、妻役で良さが打ち消された感じ。化粧濃いめ。残念。
 パトリシアとレイチェルの剣術対決。会場に展示されている武器をどんどん使っていく展開は若干『グリーン・デスティニー』(2018/3/12)に似ている。
 Low Bridgeに衝突した二階建てバスの屋根が削ぎ落とされるカーアクションはちょっと新しくて見入った。
 後半に入ると後出しジャンケン的展開でかなり飽きる。アナクスナムンが簡単に蘇るとか、ピラミッドに着くと腕輪を探そうとしない(偶然見つけただけ)とか、スコーピオン・キングが死ぬ際のスモッグの出方がおかしい(その形はイムホテップなのでは?)とか、結構あちこち雑。
 今日の英単語「Knock knock. Anybody home?」。男三人が遺跡に入るときに言う言葉。
 「Sucker weighs a god dang ton.」くそ重い。フレディが箱を持ち上げて言う言葉。weighs a ton(重い)に汚いスラングがついた表現と思われる。母親役のレイチェルから「Watch your language.」と注意されると「Rather weighty, this.」と言い直している。
 「DO NOT SPIT」。二階建てバスの中に書いてある。唾吐き禁止。
 「I'll be just fine.」。生き返ったレイチェルがパトリシアを前に言う言葉。まかせておいて、と訳されていた。パトリシアに頭突きを食らわせた後「That's a little something new.」。
 「I swear on the head of my wife.」。飛行船の中、ジョン・ハナーが言う言葉。I swear on my life.(命にかけて誓う)に語呂が似ているシャレなのか?。
 エンドロールを見ると、ロケ地はモロッコ、ヨルダン、イギリス、ロンドンのシェパートン・スタジオ。追加撮影はイギリスのパインウッド・スタジオ。列車の撮影はJORDAN HEJAZ RAILWAY CORPORATIONの協力を得ているよう。

レイチェル、可愛すぎ、映画『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』

 スティーヴン・ソマーズ監督映画『ハムナプトラ 失われた砂漠の都(原題・THE MUMMY)』(1999年公開)を観た。面白い。娯楽作としてよく出来ている。
 MUSEUM OF ANTIQUITIES(古代博物館)での巨大書棚の将棋倒し。カメラが回転しながら倒れる書棚を追いかける。印象的な見せ方で、つかみとしてうまい。更に、レイチェル・ワイズ。美人なのに可愛いい、その上、後半になると気品も漂う。いやー、素晴らしい女優。彼女を見るだけでもこの映画は見る価値あり。
 レイチェル、はしごの上で「t,t,t,,,」とアルファベットのtの書棚を探すシーンがある。後に同じ言葉でラクダを操っている。単なる偶然?、なんか意味があるのか?。
 カイロ刑務所内のレイチェル、めちゃくちゃかわいい。ブレンダン・フレイザーとのやり取りで、可愛らしさが五割増し。スティーヴン、女優の見せ方がうまい。
 レイチェルの兄ジョナサン役ジョン・ハナー、悪人になりきれない小悪党ベニー役ケヴィン・J・オコナー、ともに配役ドンピシャ。どちらも頼りない役柄で主人公と敵側を盛り上げる。コメディリリーフの脇役として話を面白くしている。脚本、うまい。
 砂漠に入ると黒いシースルーの民族衣装風のいでたちになるレイチェル。セクシーさが加わり一層レイチェルの魅力が増す。スティーヴン、本当にわかっている。がんぷく、眼福。
 ケヴィン、イムホテップ役アーノルド・ヴォスルーに襲われそうになると、いろいろなペンダントを出して祈りの言葉をいいはじめる。ケヴィンの節操のなさが表現されていて、大爆笑。
 エジプト風味の冒険譚としてよく出来ている。主人公に恋人、悪役にも蘇らせたい女、どちら側にも二番手の脇役の存在が活躍する、など、対になっている部分で話が膨らむ。悪役側にも事情があるので勧善懲悪でない点も見応えあり。
 今日の英単語「oops」大変。本棚をたおしたレイチェルが言う言葉。oh my godではなく、oopsを使うところが、起こった災難とのギャップがあり笑いになるということかなネイティブには(たぶん)。
 「broad」米の俗語で若い女のこと。カイロ刑務所でブレンダンがレイチェルに初めて会ったときに使う言葉。それに対してレイチェルが「I beg your pardon?」。あくまでもイギリス女性としてお上品な言葉遣い(たぶん)。
 「Americans.」「Yanks」どちらもアメリカ人のこと。若干差別的な意味合いがあるのか、言った後にブレンダンに謝っている。
 「curse」呪い、「scarab」スカラベ、「quicksand」流砂。
 「I am immune.」。ブレンダンに問い詰められたケヴィンの言葉。災難と訳されていたけど、immuneは免疫者、免除者の意味らしい。つまり、ケヴィンはイムホテップの奴隷になったので災難は免除されるという意味らしい(たぶん)。
 「Live today, fight tomorrow.」。レイチェルが連れ去られた時のオデッド・フェールの言葉。
 「Death is only the beginning.」死はすべての始まり。劇中、何度も出てくる。
 エンドロールを見るとロケ地は、モロッコとイギリスのシェパートン・スタジオと思われる。

DAVID HYKES、映画『ゴースト ニューヨークの幻』

 ジェリー・ザッカー監督映画『ゴースト ニューヨークの幻(原題・GHOST)』(1990年公開)を観た。久しぶりに見たら、ちゃんと作られていてびっくりした。おすすめ。
 パトリック・スウェイジ、この映画でしか見たことない俳優。顔がでかいのが難ありなのか?。演技も普通にちゃんとしているのに(調べてみたら出演作そこそこあり、2009年死亡)。デミ・ムーア、ショートヘアがかわいい。首の筋肉の太いのにびっくり。
 パトリックと友人のトニー・ゴールドウィンが出勤するウォール街、赤いフェラーリのテスタロッサが駐車されている。
 パトリックの仕事相手は日本人らしく、日本語(すもう?)やこばやしという単語が出てくる。日本のナシ(japanese apple pears)を買ってきたというセリフがある。
 シングルレコードをオートチェンジするジュークボックスが出てくる。『AKIRA』(2016/5/6掲載)ではCDのジュークボックスが描かれていた。
 パトリックとデミの有名な陶芸シーン。轆轤(ろくろ)に乗せた粘土を二人手を添えて成形していく。The Righteous Brothersの「UNCHAINED MELODY」でオブラートに包んでいるように見せかけて、これがもうエロエロ。ぬるぬるべたべたの巨大男根を四本の手で弄んでいるようにしか見えない。ジェリー、エロすぎ。
 パトリックが殺されるシーン、うまい。犯人追跡させてから、自分の死を知る。ここで観客の視点とパトリック(主人公)の視点が同じになる。状況はわかるのに手も足も出ないもどかしさで、ぐっと観客の感情移入を促進する。ジェリー、手練で感心する。
 ここからゴーストになることとはどういうことなのか?、が周りの人物(霊?)や物理的な行動によって説明されていく。同時並行してパトリックが死んだ原因が、仕組まれた犯罪(殺人は偶発的)だったことも描かれる。
 ここまでも十分面白いんだけど、この映画の隠れ主人公(全然隠れてないけど)登場、ウーピー・ゴールドバーグ。いやー、すごい。キャラ、たちまくり。非常に胡散臭い(spiritual adviser)のに誠実という、難しいところをらくらくと演じている(ように見える)。
 この映画の設定ミスな点。ウーピーが初めてデミのアパートを訪れるとき、1F玄関のドアは自動鍵なのか、デミを呼び出してしか部屋に入らなかった。なのに、その後、トニーやウーピーや犯人(鍵を持っている)は部屋のドアの前まで普通に入ってきている。1Fのドアは暗証番号による解錠ができて、知り合いになると番号を教えるのか?。ここ割と重要な設定で、ドアを開けるか閉めるかのドキドキ感とか、霊になったパトリックの初めての試練ドア抜けがあったり、ウーピーとデミのドア越しの会話とか、登場シーンは多い。その割に設定が雑なので、目立ってしまう。
 今日の英単語「ditto」同上。パトリックとデミの会話で何度も出てくる。
 「Stay away from her.」。パトリックが殺人犯に言う言葉。彼女に手を出すな。stay away fromにはたくさん意味があるようで、離れている、休む、留守にする、など。
 「psychic lady」。女警察がウーピーのことをこう呼んでいる。
 「Leave me alone.」ひとりにしてくれ、つきまとうな。ウーピーや電車の中の霊からパトリックが言われる。
 エンドロールを見て驚いた使用楽曲の中に「KYRIE OPENING」by DAVID HYKES, Performed by DAVID HYKES & THE HARMONIC CHOIRとある。DAVID HYKESが使われているなんて全然気が付かなかった。サンプルで確認したら男の独唱で、ハイクスを使う必要性があるのか、わかりづらい。長岡鉄男が紹介したアーティストの曲が使われている映画は『ガール・オン・ザ・トレイン』(2018/5/30)。COWBOY JUNKIES(カウボーイ・ジャンキーズ)の「I DON'T GET IT」が流れる。
 ちなみに『ゴースト ニューヨークの幻』の音楽担当はモーリス・ジャール。息子はシンセサイザー奏者のジャン・ミシェル・ジャールなんだって、知らんかった。映画を見ると勉強になるねえ。

クリスティーナがきれい、映画『アダムス・ファミリー2』

 バリー・ソネンフェルド監督映画『アダムス・ファミリー2(原題・ADDAMS Family VALUES)』(1993年公開)を観た。ちょっと面白くなっているのと、クリスティーナ・リッチがきれいになっている。
 家族構成の説明は『アダムス・ファミリー』(2018/5/26掲載)で済んでいるので、今回の作品はクリストファー・ロイドとクリスティーナに起こる出来事が同時並行して描かれる。
 クリストファーの方は、ジョーン・キューザックが悪役?に。ブロンドヘアにダイナマイトボディーという典型的なアメリカンお色気丸出しの役がぴったり。
 クリスティーナたちは、サマーキャンプに行かされる。青い空に湖(ロケ地はアメリカのカリフォルニア州セコイア国立森林公園か?)、無意味に明るいピーター・マクニコル、徒党を組みたがる女子たち、と健康的な風景や人々とのギャップが見どころ。「GARY FRANGER'S A TURKEY NAMED BROTHERHOOD」というタイトルの劇は、先住民族のインディアンが白人に逆襲するという展開になり、面白い。
 みんなで「Kumbaya My Lord」を合唱するシーンがある。後、Village Peopleの「MACHO MAN」が流れる。懐かしい。
 クリスティーナ、きれいになっていてびっくり。無理な作り笑いが怖い。
 ジョーンが寝泊まりすることになる部屋に置かれているブラウン管テレビはQuasarのWP2145XR(水色)。キュービックデザインがシンプルで素晴らしい。アップルが作りそう。調べてみると赤などもあるみたい。
 ジョーンがクリストファーが浸かっているバスタブに投げ込むラジカセ。SANYO(三洋)のM9975に非常に近い形をしているんだけど、スピーカーグリル、ツイーター、マイクのデザインが微妙に違う。調べてみたけど、機種わからず。【追記】SANYOのM9965と判明しました。いやー、苦戦したあ。
 今日の英単語「They had sex.」両親がセックスしたの。コウノトリの例えをしている女子の前で、クリスティーナの言葉。
 「nanny」乳母、「agency」紹介所。ジョーンが初めてアダムス家を訪ねたときに出てくる単語。
 「pubert」赤ちゃんの名前。字幕では発情期と訳されていた。puberty(思春期)からの造語か?。
 「I think they're like circus people.」。いけ好かない優等生女子役のメルセデス・マクナブがアダムス家族を揶揄して言う言葉。circus peopleに見世物小屋的な侮蔑が含まれていると思われる(たぶん)。
 ラスト、『キャリー』のパロディシーンがある。顔の外側に金属の支えがある歯の矯正器具が出てくる。

丸皿が楕円に、映画『アメリカン・ビューティー』

 サム・メンデス監督映画『アメリカン・ビューティー(原題・AMERICAN BEAUTY)』(2000年公開)を観た。ちょっと面白い。一応、最後まで見れる。
 妻役アネット・ベニングの不動産業設定の描き方が中途半端。個人経営、一人で住宅を売りさばいているみたい。空き家に会社の看板とオープンハウスであることののぼりを出す。名刺やパンフレットを準備。ここまではいい、アネット、急に服を脱いで下着姿。家中の掃除をはじめる。
 なんか変じゃねえ?。「I will sell this house today.」私は今日、この家を売る。と何度も自分に言い聞かせているんだよ。それなのに売り家の掃除も済ませてないわけ?。業者を入れずに自分でやるのも変(経費節約?)、更に自分でやるなら作業着ぐらい準備しろ。
 ロックウェル高校バスケットボールの試合。体育館内部、ダンスシーンの音楽に深めのホールエコーがかかる。丁寧。
 ミーナ・スヴァーリが胸をはだけるとバラの花びらが舞い散る。ケヴィン・スペイシーの妄想なんだけど、イメージ映像、なかなか面白い。ケヴィンに触れようとするミーナの腕の動きを何度も繰り返したり、そこに打楽器系のSE入れたり、映画的な遊びの映像に見入る。
 ケヴィン、普通のおじさんからロリコン気味のクセの強い男に変わっていく演技がうまい。こういう役、本当に上手だねえ。ウェス・ベントリー、高良健吾に似ている。
 1h01m頃、ウェスがソーラ・バーチにクリス・クーパーが収集しているナチスの公式晩餐会用食器を見せるシーン。ウェスが棚から取り出すと丸皿なんだけど、ソーラが受け取ると楕円皿に変わっている。ソーラが楕円皿をウェスに返すと、楕円が丸皿に変わる。うーん、別撮りなのがまるわかり。皿の裏のハーケンクロイツが重要なんだけど、ウェスの皿に裏印はないんだろうなあ。洋画、雑すぎ。
 赤いポンティアック1970年製ファイアーバードが出てくる。ウェスが使っているビデオカメラはSONY(ソニー)のDCR-PC1。
 今日の英単語「So, this makes sense.」。ハンバーガー店のドライブスルーに入ってきた車の中で、アネットとピーター・ギャラガーがいちゃついている。それを見たケヴィンの言葉。なるほどねえ。
 「I'm sorry. You got the wrong idea.」。雨の日、ケヴィンのガレージにソーラが入ってくる。ソーラが泣いているので、ケヴィンが抱きしめると、ソーラがキスしてくる。ケヴィン、そこでこの一言。悪いけど、何か勘違いしている。
 ロケ地のメインはアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス、他にワーナー・ブラザース・スタジオ。

LEXUSは格下?、映画『エリザベスタウン』

 キャメロン・クロウ監督映画『エリザベスタウン(原題・ELIZABETHTOWN)』(2005年公開)を観た。話が散漫。脚本、監督ともに下手くそ気味。見てもいいし見なくてもいい。
 靴会社(Marcury)で新商品(spasmotica)のデザイン設計?をするもfiasco(大失敗)してしまうオーランド・ブルーム。同時期に父親が死に、葬儀の準備のためアメリカのケンタッキー州エリザベスタウンに向かう。途上、旅客機内でスチュワーデスのキルスティン・ダンストに出会い、、。
 Clark FUNERAL HOME(クラーク葬儀場)に着くと、蝉の声。洋画で蝉の声のSEは珍しい。一瞬、邦画と勘違いして戸惑う。条件反射は恐ろしい。
 cremation(火葬)にこだわるオーランドの母親役スーザン・サランドン。取っ手のついたものなど、骨壷がバラエティー豊か。火葬の場合、棺桶には遺品を入れるだけ。棺桶を土葬するための昇降機がある。など、アメリカの葬式文化が描かれていてここは面白い。ただ、火葬に誰も立ち会わなくてすでに骨壷のみになる、というシーンがあるんだけど、そんなことある?。火葬シーンすら描かないのは、お話の流れとして非常に不自然なんだけど。脚本、このへんから下手くそな部分が出てくる。
 英語の曲が邪魔。後半は曲に意味があるんだけど、前半は確実に邪魔。ここも下手くそだなあ。あと、コメディ要素もいらない。正確に物語を映像で展開できない監督にありがちな、コメディに逃げる感じ。
 無駄なショット多すぎ。ダラダラした電話での会話とか、変なところでダンスするとか、結婚式場のホールで話は済んだのにまた戻るとか。明け方のドライブの末、石垣のある見晴らしの良い場所に座るだけですぐ帰るとか。正直、この監督、下手だと思う。
 車のヘッドレストがない。撮影用に取り外していると思うけど、今時、珍しい。
 テレビから映画『ローマの休日』?が流れている。映画内(スーザンのタップダンスシーン)で「ムーンリバー」が使われているからだろうか?。だけど、オードリー・ヘップバーンがムーンリバーを歌うのは『ティファニーで朝食を』(2018/6/12掲載)だよなあ。うーん、色々意味不明部分多め。
 葬式、告別式を終えると、オーランド、アメリカ南部散骨一人旅にでる。ここからロードムービー風。プレスリーの住んでいたメンフィス、キング牧師の死んだモーテル、サバイバルツリー、ルート66、南部の名所旧跡が多数出てくる。ここで流れる曲はシーンにあっている。やっぱり前半の音楽は邪魔。
 でまあ、キルスティンの手渡した地図の指示通りに動くとオーランドとキルスティンの二人が再会できる、というなんかどうでも良い展開。わざわざなんでこんな小細工をするのか理由は特になし。映画だからかな。
 オーランドの会社での失敗、父の街エリザベスタウン、キルスティンの三つが全然絡んでこない。特にキルスティンの設定がひどい。初対面のときに色々知っているので、てっきり有名人の父親関係でオーランドに近づいてきたのかと思うよねえ。これが一ミリも関係ありません。その後、オーランドの家族との接触もまるでない。会社の失敗もそのままでオーランド特に何もしない(成長が描かれない)。三つの関係が関連なさすぎて、話がつまらなすぎる。
 今日の英単語「Lexus」レクサス。結婚式場ホール、オーランドとキルスティン。MY WEDDING TOAST TO YOU HONEYとタイトルされた乾杯の言葉を読み上げるオーランド「And we will always have the twin red Lexuses」のところでブハハハと二人笑い出す。たかがレクサス二台なんて大した望みじゃない、みたいな感じで笑っている。アメリカでレクサスは格下なんだあ。BMWやフェラーリが正解なのか?。
 「boner」スラングで勃起したペニスのことらしい。スーザンが舞台上の挨拶で使う。
 「My condolences to all.」ご愁傷さまです。オーランド、父親の地元の人を前に言ってしまう。いとこ役ポール・シュナイダーから、相手から言われる言葉だと注意される。
 エンドロールに出てくるロケ地は、アメリカのケンタッキー州エリザベスタウン、ヴァーセイルズ、ルイビル、テネシー州メンフィス、アーカンソー州ユーレカスプリングス、オクラホマ州オクラホマシティ、ネブラスカ州スコッツブラフ、カルフォルニア州ロサンゼルス、カリフォルニア州オレンジ郡。
 エンドロールで流れる曲はPATTY GRIFFINの「MOON RIVER」。

変装はしません、映画『ジェイソン・ボーン』

 ポール・グリーングラス監督映画『ジェイソン・ボーン(原題・JASONBOURNE)』(2016年公開)を観た。シリーズのどれか一本を見ればいいかな。
 場所を紹介するときは街の空撮に字幕。基本というか律儀。
 ジュリア・スタイルズ、やっぱりこの人、うまい。
 ギリシャのアテネ(ロケ地はテネリフェ島?)、夜のデモシーンは迫力あり。
 マット・デイモンがUSBメモリを渡す細い男(Vinzenz Kiefer?)。なんか眼が蛇っぽい。
 1h20m頃、やっとマット、帽子をかぶる。監視カメラで追われていても変装しないのがお約束。『ミッション インポッシブル』(2018/5/1掲載)のトム・クルーズとは違う。住み分けは必要。
 ZebraのDart Tags、Canon(キヤノン)のVIXIA Mini Xが出てくる。VIXIA Mini Xは小型のビデオカメラなんだけど、スキットル(hip flask)の様な形をしていて、ぱっと見はなんだかわからない。映画内ではcovert cameraと展示されていた。
 ラスト近く、お約束のカーチェイス、アメリカのラスベガスの道路や車や建物を破壊しながら走り回る。けど、ヴァンサン・カッセルの車が渋滞で駐車中の車をどんどん跳ね飛ばしていくのはやり過ぎでコメディに見える。もうそろそろ、シリーズも潮時かな。
 『ボーン・アイデンティティー』(2018/3/19)はマットの記憶喪失が、映画を見ている観客もマットの過去を知らないわけだから、マットに感情移入できて見れたけど、『ジェイソン・ボーン』の父親の死の謎みたいなことになると、その謎、それほど気にならないし。映像的にも内容的にも、もう出尽くしたのでは?。
 今日の英単語「It matters.」。アテネ、ジュリアとマット、CIAの計画をジュリアから聞かされたマット「What's that got to do with me?」俺に関係ないっしょ、というつれない答えにジュリアが「Because it matters. It matters.」いやいや、関係あるっしょ、大ありでしょう。
 ロケ地はドイツのベルリン、スペインのテネリフェ島Santa Cruz、アメリカのネバダ州ラスベガス、ワシントンD.C.、など。

防災ラジオが出てくる、映画『ザ・シューター 極大射程』

 アントワーク・フークア監督映画『ザ・シューター 極大射程(原題・SHOOTER)』(2007年公開)を観た。お話とマーク・ウォールバーグが微妙に間抜けっぽい。銃器マニアなら見てもいいけど、やっぱり見てもいいし見なくてもいい。
 狙撃兵が主人公。なんか洋画、狙撃兵よく出てくる。例『ザ・ウォール』(2018/5/20掲載)。
 マークの山小屋。机の上のラジオは、日本で言うところの防災ラジオ、ETONのFR300が置いてある。日本の防災ラジオとの大きな違いはNOAAウェザーラジオが聴けることを謳っているところかな。デザインが無骨でなかなかいい。マークが使う風力計はKestrelの3000。『センター・オブ・ジ・アース』(2018/5/21)ではKestrelの2500が出てきた。
 主人公の見せ方が映像的に下手。山の上で犬と佇んでいるところ、を空撮。歩いているだけなんだけどスロー。二発も銃弾を食らっているのにタグボート?のロープに引かれて普通の顔で水の中。なんか、微妙に間抜けなんだよねえ。マーク、悪くないのに、緊張感に欠けるんだよねえ。
 マーク、その話に乗ると犯人に疑われる可能性あるよね(テロ準備罪みたいな)と、すごくお人好しというか間抜けな感じ。だって、エチオピアで裏切られて置き去りにされ命からがら帰国したんでしょう?。それなのにそんな話に乗るの?。
 ケイト・マーラが命の恩人で、案の定、敵側に拉致られるんだけど、駆け引きみたいな緊張感がまるでない。
 FBIの新人捜査官ニック・メンフィスことマイケル・ペーニャは役柄といい演技といい面白い。クセがあるためにできない感じ、というのがよく出ている。ただ、後半、射撃の腕が良すぎる気がするけど。あと、FBIは単独行動はだめじゃなかったけ?。『アウトレイジ・ギャング OUTRAGE GANG』(2018/4/12)とか『ワイルド・スピード MAX』(2018/5/3)もFBIが単独行動していた。いいのか?。二人でないと証拠の立証能力がなくなるのでは?。
 珍しい武器としては、TRAP T-250Dが出てくる。銃器を装着して遠隔操作で射撃できるシステム全体を指す名前のよう。
 マークが傷口に白い粉をふりかける。このショット、戦争映画によく出てくる。例『プライベート・ライアン』(2018/6/6)など。調べてみるとサルファ剤なんだって。知らんかった。映画を見ると勉強になるねえ。
 今日の英単語「spotter」観測者。狙撃手の横にいて、狙撃対象者までの距離や風速などの情報を伝える者のこと。調べてみると、広く使われる単語のようでラリーで助手席に座りコース情報を伝えるコ・ドライバー、気象観測を行う者、などにも使われるらしい。
 「no official report」公式記録はない。マークのエチオピアでの戦いを伝えるときに使う。
 「human weakness」人間の本質。車椅子の男がマークに説明するときに使う単語。
 ラスト、すごい間抜け。結局、悪役を雪山で殺しておけばいいだけなのでは?。マークがICレコーダー(OLYMPUS DIGITAL VOICE RECORDER VN-120)を焼くんだけど、わざわざ液体燃料持っていたんだあ。狙撃兵なのに?。雪山の頂上なのに?。準備がいいんだねえ。マークが犯人ではない説明があるんだけど、それが問題かあ!。この映画、推理劇じゃないよねえ。

吉野家が出てくる、映画『ターミナル』

 スティーヴン・スピルバーグ監督映画『ターミナル(原題・The Terminal)』(2004年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 空港内部に閉じ込められたサバイバルもの。閉じ込められる理由に工夫がある。物理的に封鎖されたり、身体を拘束されたりはしない。トム・ハンクスの祖国クラコウジアが政変で消滅。法制度上アメリカへの入国ができなくなり、トムはJFK空港(セット及び一部はカナダのモントリオール国際空港と思われる)乗り継ぎロビーのみが行動できる場所となる。目に見えない閉鎖空間の作り方はうまい。
 トムと税関国境保護局主任フランクとの対決、乗り継ぎロビー(transit lounge)での生活、生き残り術など、面白い部分もあるが、正直後半は飽きる。ヒロイン役キャサリン・ゼタ=ジョーンズは美人でトムとの恋の行方は気になるけど、トムの作る装飾壁とか展望デッキ?で食事とか、映像的にしょぼくてがっかり。スティーヴンにしては貧相。トムのコメディ演技もいらないかな。
 ちょっと気になったのはトムとキャサリンの会話。キャサリンが鯖を読んで年齢を言っていると告白する。へー、アメリカにも女の人の年齢詐称ってあるんだあ。外国は年齢の上下は関係なし、みたいなことが流布されているけど、ちゃんと年齢区別、年齢差別があるじゃん。
 ゾーイ・サルダナが指輪を見せるとき中指と人差し指を開いて見せていたけど、これ何か意味があるのか?。『スター・トレック』(2018/6/13掲載)でスポックが同じ手の形を見せていた。
 あと、ラストのありがちな心温まるエピソードというスティーヴンの悪い癖が全開。サインが遅れた理由が特にないとか、サインを集めるだけでジャズに興味があるわけではない、とか、突っ込みどころをすぐ思いついてしまう。
 多分、テロの影響を受けて空港内部の撮影や内部の仕組みを詳細に描くことができなかったのでは?。
 今日の英単語「What's the purpose of your visit?」あなたの訪問の目的はなんですか?。入国審査官?が飛行機からおりてきた乗客に訊ねる言葉。
 「pager」ポケベルのこと。ちなみにキャサリンが持っているポケベルはMOTOROLAのWORDlineと思われる。
 「She's a wild stallion.」。ゾーイのことをじゃじゃ馬と言っているのだけど、stallionは女性にも使うんだねえ。てっきり男性に対する種馬的な表現だと思っていた。
 「unacceptable」受け入れらない、「denied」拒否。unacceptableはセリフの中に出てきて、deniedは書類に赤い印が押される。
 「Please excuse our dust」改装中。トムが寝泊まりする67番ゲートに掲げてある注意書き。英語にしては奥ゆかしい表現でびっくり。
 「bite to eat」。ちょっとした食事のこと。キャサリンを誘うために、トムが何度も繰り返して練習する。
 エンドロールを見るとロケ地はアメリカのニューヨーク州ニューヨーク、カリフォルニア州ロサンゼルス、パームデール、カナダのケベック州ミラベル、と思われる。
 ちなみにポケベルが出てくる映画は、『UNLUCKY MONKEY』(2016/5/8掲載)、『学校の怪談3』(2016/8/17)、『最終兵器彼女』(2017/3/12)、『東京交差点』(2017/7/18)「第二話 幸福(しあわせ)」。番外として『眠らない街 新宿鮫』(2017/3/3)にポケベル型の銃が出てくる。

なんでシリーズ化される?、映画『スター・トレック』

 J・J・エイブラハム監督映画『スター・トレック(原題・STAR TREK)』(2009年公開)を観た。つまらん。見てもいいし見なくてもいい。
 宇宙なのに重力がある。その仕掛、仕組みを説明しない。宇宙から生中継が手軽に見れる時代なのに、今時の映画でありえない。作りが古臭すぎる。
 宇宙船がエアープランツ風。銃とかデザインがかっこ悪い。まあ、スター・トレックの内容を引き継いでるわけだからしょうがない部分はあるけど、それにしても、見るべきものは何もない。
 アメリカのアイオワ州での子供のエピソード。ただのバカガキなだけ。ものすごーくつまらない。
 なんと、ウィノナ・ライダーが出ている。母親役。もうそんな年なんだねえ。ちょぃ役だけど美人そう。万引き事件からの復帰、長かったねえ。
 話があちこちにとぶ。時間も空間も自由自在だから、途中で飽きる。カメラもがちゃがちゃ動いてうるさいし。途中、怪獣?が出てくるけど、全然意味なし。
 危険が迫ると転送で逃げる。ので「どうせ、転送するんでしょう」と思ってしまって、映画を見ているこちらに緊張感がまるで生まれない。
 宇宙船の操縦や攻撃が画面操作なので、映画的な動きが全く発生せず、これまた映画をつまらなくしている。スター・トレックって何が面白いんだあ?。
 今日の英単語「LOW CLEARANCE」。母艦へ向かうシャトルの中の梁に書いてある。頭上注意。
 「Kobayashi Maru」。試験の名前らしい。スター・トレックに興味がないので名前の由来がわからない。『ティファニーで朝食を』(2018/6/12掲載)に見られた、ハリウッドの適当な日本風味付けかな。
 「Either we're going down, or they are. Kirk out.」。艦内放送でのクリス・パインの言葉。倒すか倒されるか、以上。放送を切り上げるときは名前+outでいいだねえ。
 「energize」。転送と訳されていたけど、言葉の意味は活動するとか精を出すの意。技術用語だと電圧を加えるなんてのもある。

ありがちな日本人像、映画『ティファニーで朝食を』

 ブレイク・エドワーズ監督映画『ティファニーで朝食を(原題・Breakfast at Tiffany's)』(1961年公開)を観た。いろいろなところが古臭い。オードリーのキャラもわかりづらい。恋愛バカ映画気味。見てもいいし見なくてもいい。
 撮影、かなり雑。タクシーから降りるオードリー・ヘップバーンとジョージ・ペパード、ショットが変わると通行人がいなくなっている。サラダはショットが変わると量が変わっている。寝室、夜なのに明るすぎる。ジョージとマーティン・バルサムの話している背景にアジア系の女が意味深に映り込むけど、全然物語に絡んでこない。全くの無駄設定。
 上の階に住んでいるユニヨシ役ミッキー・ルーニーの設定がひどい。明らかに人種差別的発想が根底にある役作りに演出。出っ歯に丸メガネ。洋画にありがちなステレオタイプの日本人像。アパート玄関の鍵を開けさせる、警察に通報する、警察が来た時の対応、など、小うるさい住人設定。これが何か物語に関係のある伏線ならわかるけど、これまた物語に一切絡んでこない。かなりのバカ映画。
 オードリーの設定もひどい。まず、キャラ。タバコをふかす、寝るときは耳栓、瓶に水道水でいれてインスタントコーヒーを溶かして飲む。猫も雨の中に平気で捨てるし(猫ずぶ濡れ)、植物に酒をかけたりする。ファッションはキメているのに、清純なのかアバズレなのかすごくわかりにくい。そういう二面性があるという設定だとしても、オードリーでこの役は無理すぎ。そこまでの演技力はないでしょう。
 更にオードリーの設定が意味不明すぎ。まず、田舎から家族(夫と子供四人)を捨てニューヨークシティに来たことになっている。それなのに特に未練もなさそうだし、捨てた理由も示されない。バカすぎる。あと、兄の扶養義務があるらしい(だから玉の輿を狙っている)。兄は兵隊で近々除隊するらしい。あのー、兵隊なのに扶養義務があるってどういうこと?。傷痍軍人とか?。これまた理由が示されないから、オードリーの切実さが全く伝わってこない。色々下手。
 で、兄が事故死。これでしがらみも消えたはずなのに、まだ玉の輿に乗ろうとするオードリー、タクシーの中でジョージに「You're chicken.」と説教されると、急に改心してジョージとキスをする。どうして改心するに至ったのか、何がしたいのか、オードリーの行動がよくわからん。
 見るべきところは、オードリーが窓辺でギターを弾きながら歌う「Moon River」くらい。色気があるのに寂しげ。聴かせる歌声。
 オードリーの部屋に真空管ラジオ?があるけどメーカー、機種名ともにわからず。

 今日の英単語「It's useful being top banana in the shock department.」バカのほうが得することもある。ジョージの部屋に侵入したオードリーが言う言葉。
 「The one book, 12 copies of it.」。同じ本が12冊ある時の言い方。ジョージが自著を説明するときに言う。
 「Nine Lives」。ジョージの本のタイトル。『メン・イン・キャット』(2018/5/6掲載)の原題と同じ。猫に九生あり、ってやつね。だからオードリーのペットは猫なんだけど、これまた別に物語に絡んでこない。この脚本、かなり適当。
 「What do you want?」。知らない男がベンチの隣に座ったときにジョージが言う言葉。
 「Hi, doc.」。オードリーが獣医の夫を呼ぶ時の言葉。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(2018/5/17)でマイケル・J・フォックスもクリストファー・ロイドのことをこう呼んでいた。
 「I have tonight made a very serious decision.」今夜、重大決心をした。。
 「I'm very drunk, indeed.」。indeedで更に強調している。
 「So skinny.」。夫がオードリーを見て言う言葉。確かにオードリー、やせすぎ。
 「We can only afford to spend...a limited amount.」。ティファニー店内、店員にオードリーとジョージが言う言葉。購入予算が限られていることを言っている。

2702本目は、映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

 マーティン・スコセッシ監督映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート(原題・THE WOLF OF WALL STREET)』(2014年公開)を観た。立身出世部分は面白いが、ノイズが多く冗長。見てもいいし見なくてもいい。
 レオナルド・ディカプリオ、カメラ目線で語りかける。いわゆる第四の壁の破壊なんだけど、特段、意味があるわけでも効果的でもない。
 ロスチャイルド社時代の上司、マーク役マシュー・マコノヒーが面白い。胸を叩きながら歌い出すショットなど、なかなかいいのに、登場はここだけ。なんか非常にもったいない感じ。
 レオナルドが資格を取ったという話題がでてくる。映画の中ではさらりと触れるだけなんだけど、米国証券外務員資格のことなのだろうか。こういう技術的な描き込みが足りないので、正直映画として食い足りない。
 レオナルド、顔の表情や演技は面白い。なんかジャック・ニコルソンに似てきている。麻薬でラリっている時の身体障害者演技は爆笑。
 Billy Joelの「MOVIN' OUT」やThe Lemonhedsの「MRS. ROBINSON」が流れる。
 エンドロールを見るとレオナルドの服はGiorgio Armaniみたい。
 レオナルド、足に発振器がついている。『ワイルド・スピード』(2018/2/3掲載)にも出てきた。
 レオナルドが成り上がっていく立身出世部分はそこそこ面白いけど、薬物中毒(あくまでも表面的)と目合中毒のショットが多すぎて、だんだん飽きてくる。その割に株取引のスリルはほとんどなく、無条件に金持ちになるのでカタルシスなし。この内容で179分は長すぎる。
 白いフェラーリと白いカウンタックがでてくる。SONY(ソニー)のブラウン管モニターPVM-9041QMなどがでてくる。
 今日の英単語「stockbroker」株式仲介人。「commission」手数料。「harpoon」銛(もり)。
 「Choo-choo train.」。ナオミ役マーゴット・ロビーの胸の谷間に白い粉をまき、この言葉を言って警笛を鳴らす真似をする。『プライベート・ライアン』(2018/6/6)でも捕虜になったドイツ兵が汽笛の口真似をしていたはず。
 「brand new Porsche」ピカピカのポルシェ。
 「So you listen to me and you listen well.」よく聞け。「Pick up the phone and start dialing!」受話器を取りダイヤルしろ。会社内で演説するレオナルドが使うフレーズ。
 「Hilfe」ドイツ語で助けて。旅客機内でのレオナルドたちの蛮行にスチュワーデスが言う言葉。
 「Blah, blah, blah.」なんとかかんとか。スイスの銀行家役ジャン・デュジャルダンがchit chat(雑談)という英単語を思い出せずレオナルドに説明する時の言葉。
 「pay phone」公衆電話。携帯電話や自宅や会社の電話はFBIに盗聴されているので外からかけろとレオナルドが弁護士から注意される。
 「funeral」葬式。「Absolutely not.」全く違う。「sneaky」卑劣な、ずる賢い。
 「Just here?」「That'd be good.」。レオナルドが書類のサインの場所を「ここか?」と訊くと、相手が「そうしたほうがいいね」。似た表現にThat'd be great.があったような。
 「You're a sick man!」あんた、病気よ。レオナルドが麻薬ばっかり吸引しているので、マーゴットがキレて言う言葉。
 「You got a visitor.」家政婦がレオナルドに来客が来ていることを告げる言葉。
 「Sell me the pen.」。レオナルドがペンを取り出し相手に見せて、このペンを俺に売り込んでみろ、と相手のセールス能力を試すときに使う言葉。何度も出てくる。
 ロケ地はアメリカのニューヨークシティなど。

杏奈は夢遊病者?、アニメ映画『思い出のマーニー』

 米林宏昌監督アニメ映画『思い出のマーニー』(2014年公開)を観た。ジブリのレベルも落ちたなあ。見てもいいし見なくてもいい。
 しめっち屋敷のある風景がイマイチ。引きの岸浦村?の風景はきれいなんだけど、海岸?に出ると沼地のような、海岸線まで植物が茂っている。美しい風景にしたいのか、ここではないどこかの世界を描きたいのか、中途半端。日本的なのか、西洋的なのかも中途半端。何が描きたいの?。
 屋敷が出てくるまでずーつと杏奈の説明ゼリフ。特に屋敷の前で「やっぱり、誰もいないんだあ」あたりはひどい。ドアをノックして誰もいない出てこないのを見せるのが、映画でありアニメだろう。これを利用して屋敷の外観や内部構造を説明すればいいだろう。もう、なんか基本的なレベルがひどい。
 里子を引き取ってお金をもらうのそんなに悪いことなのか?。そんなことも理解できないくらい幼いのならグレるのが普通なのでは?。喘息って何?。精神病なの?。
 ずーっとマーニーと杏奈のいちゃいちゃが続くだけで、話が全然進まない。マーニーとの話が終了するときは、杏奈、倒れている場面が多い。もしかして精神病じゃなくて夢遊病者なのか?。
 でまあ、マーニーという実在の人物の過去が久子により語られ、育ての親頼子の持ってきた写真により杏奈の生い立ちが判明する。ってさあ、引き取るとき里子の氏素性ぐらい調べるだろう。それになんで同じ村に住んでいる大岩夫婦は屋敷の話をしないんだあ?。二人が話してくれればこのアニメ30分ぐらいで済むよねえ。大岩夫婦、悪人すぎ。
 杏奈の動きは独特。ときに官能的でもある。見るべきところはここだけ。あと、太っちょ豚。
 エンドロールに女の声の英語の曲。「邦画で英語の曲が流れると大体駄作」という格言があるけど、当たり。劇中「アルハンブラの思い出」が使われている。

おい、かぼちゃ、映画『パトリオット・ゲーム』

 フィリップ・ノイス監督映画『パトリオット・ゲーム(原題・PATRIOT GAMES)』(1992年公開)を観た。後半、穴多め。これまたビール片手にならどうぞ。
 テロリストのアジトにあるブラウン管テレビはSONY(ソニー)のKV-1922、ケビン役パトリック・バーギンの家にあるブラウン管テレビはSONYなんだけど機種わからず。イギリスの警察がドアの下から内視鏡を差し込んで部屋の中を調べる。その時、モニターに使っているのがSONYのVIDEO WALKMAN GV-9。家電はソニーが大活躍、時代ですな。
 ハリソン・フォードが入院する病室。大部屋だけど他の患者は一人だけ。洋画でも病室の描き方は邦画と同じ。登場人物横のベッドは空ですな。定形表現、お約束、手抜き、映画的省略。
 ショーン・ビーンの乗る車がアン・アーチャーのポルシェを追いかけようと発進すると、横断歩道の前で道を塞がれる。小学校の年長の女子(REBECCA MAYHOOKか?)が交通整理をしているのが面白い。父兄、教師は不介入。自分たちでやるんだねえ。
 IRA(アイルランド共和軍)が頻繁に出てくる。これまた時代ですなあ。今思うと、日本赤軍も頑張っていたねえ。日本が落ち目になるとテロリストも下火に。国の勢いは良いところ悪いところ構わず出てくる。
 衛星写真がフィルム。これまた時代。DATA GENERALのパソコンで画像を拡大するとき、あの「かっ、かっ、かっ」という独特のSEが流れる。『2001年宇宙の旅』(2018/1/11掲載)とかでよく使われていた音。最近、聴かないなあ。
 作戦室のような部屋。大型モニターで作戦実行の様子を観察するCIA職員。このとき寂しい曲を流すのが、なかなかいい。モニターの下にスピーカーが四本置かれている。コアキシャル(同軸)のトールボーイという珍しい形。それもデザインと色の違う二セット。なぜ、まとめて置かれているのかは謎。まあ、映画製作者がオーディオに興味ないだけなんだろうけど。
 ハリソンのキャラ設定は良い。偶然巻き込まれたテロで負傷する。二回目の襲撃ではU.S. Naval Academy(米国海軍兵学校)の守衛が犯人を射殺する。スーパーヒーローとして描いてないとこは、感情移入できる。
 雷。何か起こる前に必ず差し込まれる映画のお約束。この映画、割と律儀に脱線無しで作られているんだねえ。
 ハリソンの自宅への襲撃は穴多めで正直、興ざめ。
 まず、テロリストたちは完全武装な上、家の中の電源を落とし、暗視スコープを付けて侵入する。当然、真っ暗という設定なのに、映画の画面、ちゃんと明るめ。更にハリソンとか家族全員、普通に歩き回っている。もう、この時点でドッチラケ。シリアスに描く気ないのがまるわかり。これまでの丁寧な作りは何だったんでしょうか?
 散弾銃を持っていて弾がないという前フリがあるのに、ハリソンに弾のことを訊かないアン。話や行動の辻褄があっていない。それに散弾銃があるなら、それを使えばいいのに。行動がバカすぎ。
 ハリソンの娘役ソーラ・バーチ、屋根から滑り落ちるとき急に成長している。落ちるとまた元に戻る。
 外に出るとすごく明るい。うーん、暗視スコープの意味全然なし。テロリスト、バカすぎる。地下のスイッチを入れるとなんと電気つきます。えー、自家発電?。ブレーカー落としただけ?。なんかテロリストたちは家の中を暗くして何がしたかったの?。暗くしたら有利なのか?。かなり意味不明な行動。
 ボートで逃げるハリソン家族とホームズ卿関係者。生き残ったテロリスト三人(ショーン、パトリック・バーギン、ポリー・ウォーカー)はボートで追いかける。普通、ボート壊して逃げるだろう、バカすぎ、と思っていると先に逃げたボートにはハリソン一人しか乗っていない。
 面白くなるのか?と期待するも、ハリソン、武器を何も持っていない。これまたバカすぎる。何故か(映画のお約束だから当然なんだけど)、ショーンとハリソンの二人の格闘対決になる。うーん、ありがち、ベタ、つまらん。
 今日の英単語「Stay with me.」。怪我をして意識が遠のくハリソンにアンが言う言葉。しっかりして。
 「AMBULANCE」。救急車。イギリスの救急車のサイレンは青。
 「Hey, pumpkin.」。ハリソンが娘のソーラを呼ぶときの言葉。アメリカって、子供呼ぶとき変な別の名詞をつかよねえ。「おい、かぼちゃ」。うーん、日本語にすると喧嘩売っているとしか思えない。
 「It was,,,rage. Pure rage.」。腹が立った。心底腹が立った。テロを防いだハリソンが当時の心境を話すときの言葉。
 「LIFE FLIGHT」。ヘリの横に書いたある。ドクターヘリのことらしい。外国ではこの名称が一般的みたい。
 「Can I buy you a drink?」「No. Let me buy you one.」一杯おごろう。いや、俺がおごるよ。ハリソンとリチャード・ハリスの会話。
 「rare book」希少本。「tits」おっぱい。「Just fix it.」すぐ直せ。
 音楽はアイルランドぽい。BLENDED SPIRITSの「THE PRIDE OF OUR LAND」、CLANNADの「HARRY'S GAME」が使われている。
 エンドロールに、FILMED ON LOCATION PINEWOOD STUDIOS AND ANNAPOLIS, MD AND CALIFORNIAとある。ので、ロケ地はイギリスのパインウッド・スタジオ、メリーランド州(MD)アナポリス、カリフォルニア州と思われる。アメリカの州の名称には略語があるんだねえ。知らんかった。映画を見ると勉強になりますなあ。

CIAがWindows phone?、映画『エージェント:ライアン』

 ケネス・ブラナー監督映画『エージェント:ライアン(原題・JACK RYAN:SHADOW RECRUIT)』(2014年公開)を観た。うーん、どうだろう。ビール片手になら楽しめるかも。
 WALTER REED ARMY MEDICAL CENTER(ウォルターリード米軍医療センター)でリハビリ治療を受けるライアン役のクリス・パイン。初めて見た俳優。イケメンではないけど顔にクセはある。傷痍軍人のリハビリシーンが出てくるのは『バトルシップ』(2018/4/24掲載)がある。
 テディ役Seth Ayottが乗るバイクはDUCATIのDIAVELと思われる。クリスの腕時計はHAMILTONのKHAKI AUTOMATIC。
 DOMODEDOVO AIRPORT, MOSCOW(モスクワのドモジェドボ空港)、車での移動中、聖ワシリイ大聖堂が出てくる。このとき出迎えに来たエムビー役ノンソー・アノジーが「Ice cream top.」と言ったあとぶはは笑いをする。ただこのシーンは車と風景の合成っぽい。
 クリスの彼女役キーラ・ナイトレイがバカ女っぽい。いちいちいろんなことに口出ししてきて、クリスの邪魔をする。まあ、そういう風に描かれているから、ここまではいい。クリスのロシアのホテルまで押しかけて来て、これまでの不可解な行動について詰問。
キーラ「Just talk to me. Will you meet me halfway?」(話しましょう、歩み寄ってくれない?)。
クリス「I'm in the CIA.」(CIAなんだ)。
キーラ「Thank God. I thought you were having an affair.」(ありがとう、私、あなたが浮気していると思ってた)。
 うーん、キーラ、バカすぎ。浮気問題は解決したけど、CIAならいいのか?。もう少し驚くとか、考えることはないのか?。こんなにバカで医者が務まるのか?。サスペンス映画なのに、キーラが出てくると映画が弛緩する。
 出たあ、アメリカのガムテ、銀色のテープ。これダクトテープという名称らしい。知らんかった。とにかく洋画によく出てくるアイテム。
 クリスの持っているスマホ、画面を見るとWindows phoneぽい。プロがWindows phoneなんか使っていていいのか?。どう考えても汎用性はないし、しょぼいと思うけど。何かWindowsでしか動かないソフトがあるとか?。マイクロソフトから金でももらっているのか?。謎。
 インテリジェンス・ファイナンシャル・アナリストとしてCIAに雇われたクリス。モスクワに会計監査の仕事で赴くまではいいのだけど、その後、事務仕事を全然しない。ていうか、ビルに忍び込んでデータを盗んだり、モスクワの中をカーチェイスしたり、で、キーラを奪い返したり凄腕。ていうか、そんな近くにCIAがいるなら助けるのはクリスでなくていいよねえ。なんか、若干バカ映画気味。
 更ににすごいのが帰りの飛行機の中。クリス、CIA職員に指示を出してどんどん犯人の居場所や行動を暴いていく。うーん、これまでの10年間は何だったんでしょう。それと上司のケヴィン・コスナーの立場は?。やることなくて立っているだけ。うーん、なんか、間抜け。
 アメリカに帰ってからは、単独行動で事件を解決。またもや、ケヴィンは振り回されているだけ。この映画のテーマはもしかして、できる部下を持つと上司は辛い、ということなのか。
 今日の英単語「What's going on?」。大学内(LONDON SCHOOL OF ECONOMICS)、周りの人がざわついているので、クリスが立っている女に声をかける。どうしたの?。
 「Where are you form, Embee?」。クリスがノンソーに出身地を訊く。
 「That's a nice painting.」。クリスがケネス・ブラナーの部屋の絵を褒めるときの言葉。
 「Don't fucking sink us.」。会社の上司がモスクワへ行くクリスに忠告する。潰されるなよ。
 「cincin」。イタリア語で乾杯の意。クリス、キーラ、ケネスの三人でワインを飲んでいるときにクリスが言う。ちなみに、三人が飲んでいるワインはCHATEAU HAUT BRION 1989。
 エンドロールにロケ地としてロンドンとリバプールしか出てこないのはなぜなんだろう。アメリカが主なロケ地なのに。
 後、知らんかったけどジャック・ライアンって有名なキャラなんだあ。この作品が五作目なんだとか。うーん、それほど個性的なキャラとも思えないんだけど。

駄作、映画『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』

 橋本一監督映画『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』(2013年公開)を観た。駄作。
 北海道札幌市大倉山ジャンプ競技場。ロケ地はいいのに、大泉洋が何をされているのかがわからない。見せ方、下手くそ。コメディ要素いらないから。下手くそなのをそんなことでごまかしてもだめだから。
 ライオンビル太陽館、TOM BOYS PARTY店内。テカテカした隅々まで光の当たったテレビドラマレベルの画面。店内美術もすごく安っぽい。映画全体もそんな感じ。
 14分も経っているのに、まだ、この映画がどういう話なのかが説明できていないで、ずーっとだらだらだらだらしている。脚本、下手くそすぎ。
 この映画の中で重要事件となるゴリの殺害。その間、大泉、女遊び。この女、後に物語に絡む重要人物と思っていると、一切関係がない。もう一度書く、重要事件が発生しているときに出てきた女が物語に一切からまいない。もう、バカすぎて口あんぐり。この脚本を書いている連中は、バカなのだろうか?。
 さらにこの女遊びが、大泉のキャラクター描写にすらなっていない。その後、別に尾野真千子にちょっかい出すわけでもない。なんのための女遊びなのか?。ただただ無駄映像。時間の無駄。フィルムの無駄。今はフィルムじゃないからデジタルデータと電力と動力の無駄。原発批判がおこがましい。
 書いてしまったけど、チラチラ出てくる原発批判が、物語にこれまた何も絡んでこない。単なる付け足しなだけ。遊びで書いたのかな、この脚本。
 更に酷いのが、大泉が事件に関わる動機。ゴリの殺害事件を警察が捜査しないのは、おかしいとして調べているんだよねえ。それなのに、警察の捜査が一切出てこない。もう一度書く、後にパトカーが一台出てくるだけ。事件の捜査シーンが一ミリもない。映画製作者、バカばっかり。
 普通さあ、警察が捜査しないわけを映像で見せなきゃだめだよねえ。捜査しているけど横やりが入るとか。そういう映像が一切ないので、なぜゴリの殺人が捜査されないのかが全く示されない。更に酷いのが、映画を最後まで見ると、別に誰も警察に圧力なんかかけていない。だって、犯人別の人だよねえ。もう、話の辻褄が全然全く一ミリも一ミクロンも一ナノメートルも合っていない整合性がない。うーん、みんなバカなのかな。
 店の見せ方も下手。映画の重要拠点となるBAR KELLER OHATAなんだけど、店先の看板見せてすぐ店内のカウンターを映す。最初なんだから、ちゃんと店の構造とか外観とか説明映像取らないと。映画途中でどこの店なのか、混乱した。
 そうかと思うと、映画の最後で大泉たちが階段を降りるシーンとかコートを脱ぐシーンとかがある。こういうのを最初に持ってこいよ。下手くそ。
 『探偵はBARにいる』(2014/5/25掲載)でも書いたけど、松田龍平のいる意味がない。今回も同様にいてもいなくてもいい役割。喧嘩して車の運転して、携帯電話を持っていて大泉に取り次ぐだけ。『探偵はBARにいる』を予習復習していないのがまるわかり。邦画の関係者は精神が地に落ちているねえ。
 大泉たちをおっている団体が三団体いるとセリフで説明があるけど、具体的な描き分けがない。バットとマスクの連中、Jeepで追いかける連中、まちなかに現れた三人とか、どういう関係なのかの説明がない。それも大体後出しジャンケンで前フリ一切なし。脚本を遡って検討してないのがまるわかり。手抜き、やっつけ仕事。
 見せ方がいかに下手くそかの具体例を。
 ゴリの知り合いのとおるが働く店チヨ美容室でのシーン。大泉が美容室内の椅子に座り理髪の準備が整っている。とおると髪型についての会話。これがすごーく糞つまらない会話を二人で続ける。で、本題のゴリの生い立ちの話になると、大泉の独白で説明しはじめる。うーん、だったらさあ、糞つまらない二人の会話省いて、とおるに語らすべきだよねえ。もうなんていうのか、幼稚というか幼いというか未熟というのか、基本すら抑えてない。もうただただ飽きる。
 尾野真千子、バイオリニストという設定なのに演奏シーンなし。駄作映画にありがち。その後、尾野の家庭、貧しい兄と妹という設定なのに、バイオリンを二台持っている。うーん、もうこの脚本を書いているのは日本人なのかなあ?。この映画関係者はみんな外国人なの?。バイオリン二台も買える家庭が貧乏なのか?。この映画関係者、みんなバカなの?。
 カーアクション、車のボンネットに飛び乗った人(波岡一喜)が人形。邦画にカーアクション、期待すらしてないけど、今時、人形なんて珍しい。
 大倉山ジャンプ競技場、ジャンプ場の助走路頂点にいる大泉と減速区域にいると思われる松重豊が携帯電話で話している。なぜか松重の声は場内放送?を通じて競技場内に響いている。なんで?。説明一切なし。この競技場での演出全体が無理くり作ってあるのがばればれ。本当にあちこち適当。
 バットとマスク男役矢島健一の自白シーンもダラダラしていて長い。こういう点を見ただけで、映像に対するセンスがないなあ、とつくづく思う。一点だけ良い点を書くと、賑やかな団地が古びた現在の団地に変化する映像はうまいと思う。いいと思えたのは映画全体でここだけ。
 喫茶モンデ店内。バストショットの女の木彫り像がある。けどよく見ると首が異様に長く顎を突き出している。これチンコじゃん。胸が金玉、顎がカリ、首が竿。これ間違いなくチンコじゃん。北海道土産なのか、熊と鮭とかと一緒に売られているのか。なぞ。ちなみに男根の置物が出てくる映画は『時計じかけのオレンジ』(2018/1/17)がある。
 尾野、コンサートホール(ロケ地は札幌コンサートホールKitaraと思われる)で独奏。ちょこっとだけ演奏シーンあり。可もなく不可もなし。ただ、演奏が進むと音楽と演技がシンクロしていないし、舞台にない楽器の音も出てくる。まあ、駄作にありがちないい加減な映像と音になる。
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グブリー川平(かびら)
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