CD(wrgo SM 1065-50)を聴く。

cdartheapassages

 CD『ARTHEA: PASSAGES』(wrgo SM 1065-50)を聴いた。ⓒ1987、DDD、MANUFACTURED in Germany。録音はStudio ARTHEA, Grasse, France。
 ライナーノーツ(フランス語と英語)によると、「音楽の秘密を探求するため、20年前にARTHEA(G.Alloro、F.Bourlier、Patrick Jauneaud)を結成した。探求のため既存の音楽に関すること(音楽理論、スコア、楽器)を排除。活動していたらガムランやアフリカのリズムに遭遇。これまで前進あるのみであったが、アルバム「PASSAGES」は復帰がテーマ。音楽研究と並行して楽器製作も行っている。」ということらしい。
 三人と自作楽器?群との写真が出ている。太い竹に弦を貼り付けた弦鳴楽器(ALTAR-10 STRINGS)、凹状正方形のサントゥール風(KOTAR)、イージーライダーのチョッパーハンドルを思い出させる長い笛(CONTRE BASS NEI)。髭面ランニング姿の男が下駄を履いているのがおちゃめ。
 全8曲、聞きやすい民族音楽といった印象。ライナーノーツにあるようなこむつかしい感じはない。尺八風、インド風、鳥の声風、蒸気の音風、口琴、ハイハット、弦の前で歌うエフェクト、などなど、音色が多くカラフル。オリジナル楽器の良さが出ている。時々現代ポップスのようなメロディーが入り込んだりしている。この辺は西洋の人が東洋音楽を解釈した感じがもろに出ているけど、嫌味はない。

CD(REFERENCE RECORDINGS RR-58CD)を聴く。

cdpomppipes

 CD『POMP & PIPES! Fennell・DWS・Riedo』(REFERENCE RECORDINGS RR-58CD)を聴いた。
 HDCDと表示してあるが普通のCDプレーヤーで再生。
 ジャケット写真にパイプオルガンの威風堂々たる姿。録音場所はダラスのthe Morton H. Meyerson Symphony Center。ネットで調べると近代的な巨大なコンサートホール。そこへ鎮座するのがジャケット写真のパイプオルガンthe Herman W. and Amelia H. Lay Family Concert Organ。ライナーノーツによると、コンサートホールは1989年に完成したのだけど、パイプオルガンは1992年まで遅れたらしい。オルガンの設計、製作はグロスターにあるC. B. Fisk, Inc. のCharles B. Fiskとのこと。
 演奏はThe Dallas Wind Symphony。このホールを根城にしているらしく演奏や録音を定期的におこなっているらしい。指揮はFrederick Fennell、オルガン演奏はPaul Riedo。
 一曲目、オルガン、ブラス、パーカッションが出てきてなかなか楽しめる。2017年11月2日に聴いたCD『チャイコフスキー 大序曲《1812年》/イタリア奇想曲 他 | ドラティ』(mercury UCCD-4731)はすさまじくバリバリ鳴りまくる優秀録音だったけど、こちらは柔らかく綺麗なのにぶ厚い音。音楽としても充分楽しめる。
 二曲目、映画音楽を思わせるような雄大な曲。三曲目、オルガンが活躍。六曲目のラスト、ホールの豊かな残響が確認できる。七曲目はカラフルでオシャレ。九曲目で大団円。

CD(mercury UCCD-4731)を聴く。

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 CD『チャイコフスキー 大序曲《1812年》/イタリア奇想曲 他 | ドラティ』(mercury UCCD-4731)を聴いた。
 帯に「ルビジウム・クロック・カッティングによるハイ・クオリティ・サウンド」「録音の多くを手がけたウィルマー・コザート・ファインが自ら編集、リマスタリングを行ってCD化」「ルビジウム・クロックは人工衛星や超高精度レーダーなどに採用されており、従来のデジタル・オーディオに使用されていた水晶発振の1万倍の精度を誇ります。」と技術的な惹起が老眼には厳しい細かい文字で書き込まれている。盤面にMade in Japan P.D.やADDの表示があり、アナログ音源をデジタルマスタリングして日本でディスクを製造した、ということなのか? P.D.がなんの略なのか(Professional Disc? Pure Data? Phase Disk?)調べてもわからず。
 大序曲《1812年》やウェリントンの勝利のスコアに記載されている大砲や銃や鐘の音の効果音を真面目に生録して真面目に演奏とリミックスした、ある意味、超真面目なCD。「CDのリリースにあたって、オリジナルの3トラックの音楽と効果音のテープが改めて集められ、総合された」「オリジナルの意図を忠実に実現する」にはこのぐらい徹底的にやらないと、という良い例。それも録音日時が1955年から1960年。やる気と音質がすごすぎ。
 ライナーノーツに録音データが詳しく出ている。効果音として、ウエストポイントの合衆国陸軍アカデミー博物館にあるトロフィー・ポイントの87型大砲(ネットで調べたが現物の写真など出てこず)、リヴァーサイド教会のローラ・スペルマン・ロックフェラー記念カリヨンが使われている、らしい。トラック2のディームズ・テイラーの解説中、生録が流されるんだけど、これが実に生々しい。オケの演奏ではブラスがバリバリ鳴りまくり快感。
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グブリー川平(かびら)
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