人情噺がダラダラ、映画『ディープ・インパクト』

 ミミ・レダー監督映画『ディープ・インパクト(原題・DEEP IMPACT)』(1998年公開)を観た。バカ映画気味。見てもいいし見なくてもいい。
 ディザスタームービーに見せかけて、ダラダラした人情噺が散発的に描かれるだけ。彗星を最初に発見したイライジャ・ウッド、テレビ局のティア・レオーニ、大統領のモーガン・フリーマン、宇宙船のメンバーなどが各々描かれるけど、全然絡んでこないで、そのまんま終わる。ものすごく散漫な脚本。
 宇宙シーンがいまいち。宇宙船のデザインも悪いし彗星の接近も手に汗握らない。無重力(無重量)シーンは現代の映画と比べると格段に落ちる。逆に、現代の映像技術の進歩を感じる。
 アメリカのタイムズスクエアの大型ディスプレイはPanasonic。テレビ局のカメラはSONY。テレビ局のモニター(PVM-14L2か?)と家庭のテレビもSONY。日本製の家電が元気な頃だねえ。ティアが生放送中に使うモニターはclarity visual systems。PA用なのか箱型に取手が付いていて可搬性を考慮した作りになっている。clarity visual systemsは実在のアメリカのAVメーカーみたい。
 イライジャが彗星を発見してから一年が経過しているのに、アメリカ政府以外は誰も接近する彗星に気が付かなかったの?。イライジャが使っていたのは天体望遠鏡だよ。世界中の天文関係者はバカなのかな。
 過去実際に、ロシアで隕石が衝突した映像では衝撃波のために窓ガラスが割れたり、耳に障害が生じたりしたはず。隕石一個ですら凄まじい衝撃を残すのに、この映画の中では小型彗星が衝突しても見ているだけで誰も驚かない。彗星落下の細かいところを描く気ないのがまるわかり。
 今日の英単語。
 「Megrez」メグレズ。おおくま座デルタ星(Delta Ursae Majoris)の別名。「satellite」衛星。「It is.」そうよ。「It's not.」違うよ。「uncharted」地図に載ってない、未知の。「blah blah blah」なんとかかんとか、などなど。「Be good.」がんばって、と訳されてたい。be goodで、きちんとしなさい、ちゃんとしなさい。
 「Turn the camera off.」撮るのはよせ。turn offでスイッチなどを、止める、切る、消す。「E.L.E.」エリー。Extinction Level Eventの略。人類の滅亡、の意。「life goes on」人生は続く。「comet」彗星。隕石はmeteorite。「warhead」弾頭。
 「auto path」自動操縦、と訳されていた。pathで、経路、通路。「We've lost picture now.」映像が入りません、と訳されていた。中継が切れたときのティアのセリフ。「Noah's Ark」ノアの方舟。「martial law」戒厳令。「It's practically Japanese.」まるで日本式ね。家の中の家具がなくなったことを表現したセリフ。practicallyで、実際には、事実上は。
 「This is she.」はい私です。電話がかかってきた時のティアの第一声。「I'm not coming.」やめるよ、と訳されていた。イライジャが地下施設に入ることをやめる時のセリフ。「trajectory」軌道。

財務省特別捜査官、映画『アンタッチャブル』

 ブライアン・デ・パルマ監督映画『アンタッチャブル(原題・THE UNTOUCHABLES)』(1987年公開)を観た。人材発掘から物事達成までを描く。配役もドンピシャで最後まで見れる。
 映画冒頭から音楽が印象的。担当はエンニオ・モリコーネ。
 店の爆破シーン。高架下の風景、洋画によく出てくる場所。『ブルース・ブラザース』(2018/3/21掲載)にも似たような通りが出てくる。ホテルの従業員に小人がいる。洋画に小人がよく出てくる。
 爆死した女の子の母親がケビン・コスナーに挨拶に来る。ケビンがロバート・デ・ニーロと対決する動機を補強していて、脚本、うまい。
 飛行機のシーン、殺し屋の転落シーン、どちらも合成感がすごい。搭乗シーンのみを撮ったり、カットするなり、色々方法はあるはずなのに。当時はおおらか。
 パトリシア・クラークソン、浮世離れしているような、顔が魔女っぽい。映画デビューがこの作品らしい。
 警察署長?とショーンの格闘シーン。警察署長がショーンの上着を腹のあたりまで脱がせてから殴りかかる。この喧嘩スタイル、椎名誠のエッセイに出てきたはず。喧嘩慣れしている人がやるらしい。
 駅の階段シーン。今の目で見ると、流石に母親の行動が間抜け気味。赤ちゃんを先に階段上部に運び、荷物を乳母車に入れて運べば二回で済むはず。ここの階段落ちシーンは最初予定になかったらしい。映画は何がプラスに働くのか予測不能。
 ロケ地はアメリカのイリノイ州シカゴ。
 今日の英単語。
 「Wardrobe by GIORGIO ARMANI」衣装係はジョルジオ・アルマーニ。wardrobeで、洋服だんす、衣類、衣装管理部、衣装係。「Prohibition」禁酒法、と訳されていた。「illegal alcohol」密売酒、と訳されていた。「tommy gun」トンプソン・サブマシンガンの通称。他にトムソン銃、シカゴ・タイプライターなどとも呼ばれ、禁酒法時代に有名になった銃らしい。
 「Now, shoo.」今、しっし。shooは犬などを追い払う時の掛け声のしっしの意味。「It's not just a showpiece.」お座なりではない、と訳されていた。showpieceで、立派な見本、見せ所、展示物。密売酒の取締がマスコミ向けのポーズだけではないことを言っている。
 「READY ROOM」待機室。「At ease.」休め。号令の一つ。「You got a beef?」文句か?。beefで、不平、不満、苦情。「I am just a poor beat cop.」私はただのまずしい受け持ち区域をパトロールする警官だ。beat copで、地区担当の警官。「enthusiasm」熱中、熱狂。
 「Put your man down.」(狙いを)外すなよ、と訳されていた。put downで、鎮圧する、の意味か?。あなたの(狙っている)男を鎮圧しろ。「STAIRWAY」階段。警察署内のドアに書いてある。「Would you excuse us?」席を外してもらえないか?。

市街地のカーチェイス、映画『RONIN』

 ジョン・フランケンハイマー監督映画『RONIN(原題・Ronin)』(1999年公開)を観た。市街地でのカーチェイスは見る価値あり。
 大太鼓の音に深々としたホールエコーがかかっていてオーディオ的に面白い。
 フランスのニースと思われるロケ地。細い裏通りを走り回るカーチェイスは実写と思われ結構手に汗握る。逆走で走り続ける映像は長く、今の目で見ても面白い。
 アルル円形劇場が出てくる。
 武器が多数出てくる。ステラン・スカルスガルドが持っている銃はGlock 17Lみたいなんだけど、サイレンサーとホロサイト(ホログラムを使った光学照準、Bushnell Holosight 400?)が付いていてちょっと未来っぽい。ステランの腕時計はPulsarのCalculator Watchと思われる。
 スケート場で流れる曲はSarah Brightmanの「Time to Say Goodbye」。
 死者負傷者多数、交通事故多数、交通違反多数なのに、普通に街なかを出歩くロバート・デ・ニーロとジャン・レノ。警察の捜査は?。まあ、こういう映画にありがちなんだけど、もう少し緊張感持とうよ。ナターシャ・マケルホーン、小雪にちょっと似ている。
 ラストは、ケースの中身も明かされず、ロバートの氏素性もわからず、けむにまく感じ。ショーン・ビーンは前半でチームを離れる。そのまんま本当に出てこない。もう少し物語に絡ませてもいいんじゃないの?。
 今日の英単語。
 「In feudal Japan,」封建時代の日本で。「RV point」集合地点。軍事用語らしい。「They die hard.」まだ鈍ってない、と訳されていた。die hardで、なかなか死なない、頑張り抜く。「interrogation」尋問、取り調べ。「grasshopper」グラスホッパー。カクテルの名前。バッタ、の意味もあり。
 「limestone」石灰岩。「How have you been?」元気か?。しばらく会ってない時に再会しての挨拶。「explanation」説明。「You bollixed it up.」君は失敗した、と訳されていた。bollix upで、台無しにする、混乱させる。
 「the forty seven ronin」四十七士。「seppuku」切腹。ritual suicide(儀式的自殺)と説明している。「All good things come to those who wait.」待てば海路の日和あり。「Keep in touch.」またな。
 今日のフランス語。
 「ACCES INTERDIT」立入禁止。ホテルの前に置かれている移動式の立て看板に書かれている。「LA POSTE」郵便局。

色々ほどほど、映画『ヘラクレス』

 ブレット・ラトナー監督映画『ヘラクレス(原題・HERCULES)』(2014年公開)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 紀元前の物語。アクションシーンや風景などほとんどCG合成で、可もなく不可もなし。取り立ててうまくもないし下手くそでもない。あらゆる面で凡庸。なんとも正直、書くことがない。
 ドウェイン・ジョンソン、少ない仲間と城に押し入り、すぐ捕まる。王が死ぬと兵隊たち、すぐ寝返る。など、登場人物たち、行動がわりと安直。魔法に操られているとか、幻覚がみえる設定はいったい何だったのか?。回収なし。
 今日の英単語。
 「NORTHERN GREECE」ギリシャ北部。northernだとギリシャの中の北部、だけど、north greeceだと、ギリシャと接している北。つまりギリシャの外側の北。「Any longer.」ギリギリだ、と訳されていた。助けを待つ甥がドウェインに言う。any longerで、もはや。
 「I stand corrected.」私の失言だった、と訳されていた。correctで、正確な。I stand correctedで、自分の誤りを認める。「bondage」束縛、囚われの身。「buxom」巨乳、と訳されていた。豊満な、胸の豊かな。「chariot」古代の一人乗り戦車(二輪馬車)。「heartland」中心地、心臓部。「Surrender now.」今すぐ降伏しろ。

娘がバカ設定、映画『ブラッド・ファーザー』

 ジャン=フランソワ・リシェ監督映画『ブラッド・ファーザー(原題・BLOOD FATHER)』(2017年公開、フランス製作)を観た。見てもいいし見なくてもいい。
 断酒会のシーン。これまでいかに自分が酒に溺れていたかを車座の中で会のメンバーに告白する。洋画でよく出てくる。キリスト教の告解室と同じ心理なのだろうか。告白すれば罪は許される的な何か。
 メル・ギブソンの娘(エリン・モリアーティ)がバカ設定ですぐ飽きる。娘に対するメルの態度も甘すぎて、父娘関係がいまいち盛り上がらない。
 バイクと大型トラックが正面衝突するシーン。ここはすごい。メルが出ているので『マッドマックス』(2018/1/24掲載)を思い出した。本当に衝突しているとしか思えない。今の映像技術だとこいういったことができてしまうんだねえ。そりゃあフェイクニュースに騙されるわなあ。
 基本的にバイクはノーヘル。広いアメリカはいいねえ。『あぶない刑事』(2018/5/12掲載)シリーズ、舘ひろしのノーヘルとは大違い。邦画っていつまで紙芝居を作り続けるのだろう。
 メルのトレーラーハウスにあるブラウン管テレビは、SONYのトリニトロンだと思うけど、機種わからず。
 ロケ地はアメリカのニューメキシコ州ラグーナ、ラグーナプエブロ。
 今日の英単語。
 「Age of Disappearance」失踪当時の年齢。disappearanceで、失踪、消失、行方不明。「lbs」ポンドの複数形。Weightの単位。「Clothing」服装。尋ね人のポスターには他にeyes、hairの色が記されている。多人種国家ですなあ。
 「9MM AMMUNITION」9ミリ弾。箱に書かれている。ammunitionで、弾薬、弾丸、飛び道具。「50 ROUNDS」50発。raundで、弾薬一発分。「This is how you prove it.」本気を見せろ、と訳されていた。prove itで、証明する、示す。「Pull the trigger.」引き金を引け。
 「That is so first class.」とても助かる、と訳されていた。first classで、すばらしい。エリンがメルに電話して、二千ドル準備できることを聞いた時の感想。「Give me a week.」一週間(猶予を)くれ。「Walk-ins」予約無しでOK。walk-inで、予約無しで入れる、飛び込みの。
 「trailer park community」トレーラーパークコミュニティ。メルたちトレーラーハウスで生活している人々が集まっている場所のこと。「cocksucker」クソガキ、と訳されていた。卑しい人、フェラチオをする人。「I didn't see you, you didn't see me.」私はあなたを見たことがないし、あなたも私を見たことがない。
 「She ain't 21?」21歳以上か?、と訳されていた。酒屋の親父がエリンの年齢を確認するときのセリフ。州ごとに違いはあるが、アメリカでの酒の年齢制限は21歳以上が基本らしい。「ELECTRIC FENCE」電気柵。「BEWARE OF MINES」地雷に注意。beware ofで、注意する、気をつける、用心する。
 「Can you dig it?」わかったか?。digで、わかる、理解する。「Zapotec」ザポテク族。
プロフィール

FC2USER172171IPA

グブリー川平(かびら)
おすすめ映画の紹介は
毎月15日と末日
【使用機材】
プロジェクター BenQ HT2550M
スクリーン ファーストスクリーンMB-80W(ビーズ)
ヘッドフォン BOSE Quiet Comfort 25

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示